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Posted by ブクログ 2024年03月03日
珍しいのかどうかわからないが、社会派の赤川次郎。
権力の腐敗と暴走。それに翻弄される市民。
マスコミも警察も全く当てにならず、個人では、スルーするか長いものにまかれるしかないが、いずれにせよ、結局個人は追い詰められる。
そして権力の暴走に個人レベルで抗っても、圧倒的に不利なことが描かれる。
最後の最...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月29日
大昔、子供だった頃に世の中で流行っていた《三毛猫ホームズ》のシリーズ。
今回、何かで好意的な書評を見たので、久しぶりに手に取った赤川次郎作品。
政治的権力の部分、多様性の世の中になっても許されることのない性的嗜好。
著者には珍しく(かな?)重いテーマも扱っているが、そこはやっぱり赤川次郎。
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Posted by ブクログ 2024年02月16日
もう何十年かぶり…というほど久しぶりに赤川次郎作品を楽しんだ。
大学受験に向かう女子高生が目撃した射殺事件。
かなりの衝撃に信じられない気持ちが渦巻いているのだろうが、どうしたらいいのか…とにかくは受験校へと走る。
なすすべもなく日は過ぎていくのだが、ハッキリと目撃した犯人の顔を忘れることはなく…...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月18日
装丁のオッドアイの猫に惹かれたが、著者といえば猫だから?
さて、政治や警察ミステリーなのだが、近年の小説のようにおどろおどろしくなく、淡々と謎解きが進んでいく。なんだかんだと本当の悪人は存在せず。
今のミステリーとは異質で、それがある意味、新鮮ですらある。昔「三毛猫ホームズ」を愛読していた読者と...続きを読む
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