暗黒のスタートライン

暗黒のスタートライン

小説・文芸
682円 (税込)

3pt

杉原爽香、二十三歳の秋。大学を卒業して古美術店に勤めている爽香に、元BFの明男から突然の電話。在学中から付合っていた中丸教授夫人・真理子が、ホテルで密会中に殺されたという。無実だと言う明男を信じてかくまう爽香だったが、隠れ家から明男が姿を消した直後、第二の殺人が! 登場人物が一作ごとに年齢(とし)を重ね、成長していく人気シリーズ第9弾!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    杉原爽香、二十三歳の秋。大学を卒業して古美術店に勤めている爽香に、元BFの明男から突然の電話。在学中から付合っていた中丸教授夫人・真理子が、ホテルで密会中に殺されたという。無実だと言う明男を信じてかくまう爽香だったが、隠れ家から明男が姿を消した直後、第二の殺人が!登場人物がリアルタイムで成長していく人気シリーズ第9弾。

    令和元年12月4日~5日

    0
    2019年12月05日

    Posted by ブクログ

    爽香も遂に卒業し社会人として働き出しました!1巻から読んでいると感慨深いですね~。今回は、明男が殺人の容疑者として手配されます。困った明男はまた爽香を頼ってきて、爽香も断れずに手を貸してあげます。サクっとよめるこのシリーズですが、最後はどんでん返し!驚きました。そこまで爽香は首を突っ込まなくてもいいのに。普通に幸せな生活を送ってほしい。最後の手紙に爽香なりの覚悟がみえました。タイトルの暗黒のスタートラインはこれからの事を言っているのかと思うと怖い。次の巻を早く読みたいです。

    0
    2016年01月24日

    Posted by ブクログ

    結末を知ってから読んだのでなければ、もっと衝撃を受けたであろう。よくデザインされている。
    ただ、最後にもう少し明男の心理を描いて欲しかった。爽香の深い悲しみも。惜しい、四点。(笑)

    0
    2013年06月11日

    Posted by ブクログ

    これ迄の9巻の中で、最も面白かったです。全巻の伏線が効いていたように感じます ( ´ ▽ ` )ノ
    最後の手紙のところまでに、タイトルの意味を理解できなかったのは、悔しかったかな ( ̄ー ̄)

    0
    2010年12月30日

    Posted by ブクログ

    とても暗黒ですな
    そうまでして明男をかばう理由はあるのか!?
    最後はいのちまでかけるし・・・
    若草から明男はダメンズだと思ってたさ
    でもそれでもいいとこもある
    優しいあまりにっていうのが
    赤川次郎の男性像だったのだけれど
    爽香シリーズはとてもリアルに作られているので
    こんなもんなのか
    と思ってしまったね

    0
    2010年08月15日

    Posted by ブクログ

    杉原爽香シリーズの中でも一番ダーク、一番辛い話になります。タイトルの通り暗黒であり、でもそこがスタートラインなんですよね。

    読んだ誰もが明男に憤りを覚えると思います。私は中丸教授よりも強くそれを感じました。
    母親思いのあまりに、母親が爽香に攻撃していても止めない挙句に中途半端に別れも告げずに、母親の気に入っている女と付き合い、そしてやっぱり別れも告げず、中丸夫人と不倫に陥っていくという。そんな事をしながらも爽香に連絡するとはどういう事だと。
    結果から言えば殺人を犯しておいて、あいつなら何とかしてくれるって思って頼っていったんでしょう。殺人まで隠してくれるとでも思ったのか。
    もし最初混乱していただけと言っても一人でマンションにいれば冷静にもなるでしょうし、誰に迷惑がかかるのかも自分が何をしでかしたかもわかるだろうに、女遊びまでする始末。
    挙句に罪をかぶってくれる人がでればそれに乗じる…ひどい男だなぁ。なのにそんな男がいいんですよね。

    あと次に腹が立つのが祐子。
    元彼にあたる犯罪者から連絡がきて困るのはわかるが、態度とか言動とか信じられない。しかも中丸にほいほいついていくし…自分のことを悲劇のヒロインとでも思っているのか、自分を守ることに必死であざとさが気に入らない。

    そんな中で爽香には今日子っていう友人がいてよかったなと思います。親も理解のある人で、厳しい話ですがここだけは和みました。
    一番辛かったのは最後の爽香から明男にあてた手紙。
    彼が殺人を犯したと知っていて見逃すなんてできなかった。でも彼が自分を選んでくれるという自信もなかったのだろうなぁと思う。だから手紙という手段を選ぶしかなかったんだと。
    爽香がおきるまで待っていた時間、明男は何を思ったんだろう。
    でもこれをきっかけに彼は凄く変わることになるので、罪を償う形でよかったです。気が弱いから一生背負うなんて無理でしょう。

    最後に、兄充夫と則子はこのまま絶縁でいいんじゃないかなと。
    そんな遠い縁でいじめられたりなんてしないよと、困った時だけくるなと、いらだつ夫婦ですね!

    0
    2010年04月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学にいがちな「色々とアレな先生」は『緋色のペンダント』で終わりだと思ったら…。中丸教授は筒井助教授以上のゲスさでしたね。次の巻では出ないことを祈ります。

    それから、爽香ちゃんに意外と敵が多いということにも驚きました。これまでの巻で、則子さんはそれほど嫌っていただろうかと疑問に思うところもありますか、爽香ちゃんにどう影響していくのかがこれからの巻で気になるところです。

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    爽香シリーズ第9弾、杉原爽香、23歳の秋。大学を卒業した爽香は古美術店に勤めることになる。彼女に元BF明男から突然の電話。在学中から付合っていた中丸教授夫人・真理子が明男と密会中にホテルで殺されたという。明男の無実を信じて、爽香の親友を巻き込み隠れ家にかくまうが、そこから明男が姿を消した直後、第二の殺人が…。爽香シリーズで一番重たい気分になる作品、ある意味で裏切った明男を、見切って捨てる場面があってもおかしくなかった。1996年9月11日発売。

    0
    2013年03月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実際には犯罪行為となるようなことが、小説で書かれていることにやや違和感があります。
    いくつかの殺人事件をめぐる犯人隠匿。

    男の甘えは、ちゃんとした女性が指示をしないと何ともならないのか。
    女性の指示が、男の甘えを助長しているのか。
    とても考えさせられる作品です。

    いいかげんな人間が、ちゃんとしたことができるためのきっかけと、
    ちゃんとした人間が,いいかげんなことをしてしまうきっかけが、
    1つのことかもしれないと感じました。

    杉原爽香の英断で、結末を迎えます。
    どこから、ここまでの構想が涌いてきたのか不思議な話です。

    杉原莢香の物語で,一番深刻な巻なので、色は「暗黒」なのだということがわかります。
    スタートラインは巻末なのでしょう。

    0
    2011年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    爽香の周りにどんどん嫌な人間が増えてくる。明男は嘘を言ってまで爽香に頼り、祐子は明男に愛想を尽かしたかと思いきや自分勝手な言動が目立ってくる。極めつけは爽香の義姉の則子。夜分に杉原家を訪ねてきたかと思いきや爽香を実家から出ていかすように要求。その理由も勝手極まりないものであり、爽香の父:成也に一喝される。
    あの場面は読んでいて、爽香の両親の性格が良く表現されており、気持ちの中で拍手していた。

    0
    2022年12月31日

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