作品一覧 2017/06/09更新 影武者 徳川家康 試し読み フォロー UN-GO 因果論 試し読み フォロー 【合本版】ガンヘッド 試し読み フォロー ガンヘッド 試し読み フォロー コンクリート・レボルティオ 超人幻想 星野輝子のキケンなお見合い! 試し読み フォロー 超人幻想 神化三六年 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 會川昇の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 超人幻想 神化三六年 會川昇 史実や作品年表と一緒に 私はコンクリート・レボルティオ~超人幻想~の作品を見てからこちらを読みました。 その際小説内に年代が出てくると、コンクリートレボルティオの年表や史実ではどの様だったか、と見比べながら読んでいくと、アニメのあのときと同じ時代か!と、理解が深まるかもしれません。 本作もまた、超人の物語であり、超人でな...続きを読むいただの人の物語でもあります。 ゆきかぜ UN-GO 因果論 會川昇 TVアニメ『UN-GO』の前日譚。敗戦探偵・結城新十郎とその助手・因果に隠された過去、秘密、そして真実の物語。映画『因果論』は結局見に行けなかったため、「ノベライズが映画本編ソフトよりも先にリリース」という報を聞いて手に取ったわけだが、いやはや参った。面白すぎる。内容の奥深さ、世界観の構築、新十郎が...続きを読む抱える苦悩の巧みな書き込み。全てが渾然一体となった、強烈な知的興奮。読んでいる最中、まるで脳の錆びついた部分に上質な油を差されているかのような気持良さを感じていた。素晴らしい。新十郎はなぜ、真実を求め続けるのか。その答えはここにある。 Posted by ブクログ 超人幻想 神化三六年 會川昇 アニメのコンレボ先行でしたが、小説単体でも充分面白いです。 前日譚ということだけど、著者ご本人もジャンルはミステリかSFかなんなのか…と言っているように、大変さまざまな要素で作り上げられた深みのある物語。 昭和偽史もの……でもあるのかな。 あったかもしれないもうひとつの昭和30年代……神化36年のテ...続きを読むレビ局を舞台にした懐かしさと、時間遡行というSF要素。 超人(異能)ものとしても面白かった。 非の打ち所のない、パーフェクトに好みの物語でした。 Posted by ブクログ UN-GO 因果論 會川昇 アニメ本編のエピソード0にあたる劇場版のノベライズ作品。 アニメ本編を観た時に分からない点がいくつかあったため、劇場版アニメを後から観て満足していました。 しかしノベライズ版まで読むと、各キャラクターの心理描写が細かくてより個々の登場人物を魅力的に感じられるようになりました。特に泉ちゃん。 劇場版で...続きを読むは因果の子どもバージョンについての説明はカットされていたので、こちらでしっかりと説明されていてすっきりしました。 最後まで読みたくなる、いい作品だと思います。 Posted by ブクログ UN-GO 因果論 會川昇 今作は敗戦探偵・結城新十郎と助手・因果の捕物帳であるTVアニメ『UN-GO』(フジテレビ系列“ノイタミナ”枠で2011年10月より放送・全十一話)の前日譚にあたる映画『UN-GO episode;0 因果論』のノベライズで、文豪・坂口安吾を原作とし、謎解きのポイントはちゃんとある骨太社会派ミステリ...続きを読むに仕上がっています。 今作でも新十郎と勝海燐六の推理バトル的要素は健在ですが、本編に繋がる話ですので、ちょっとこの要素は薄いようにも感じられます。しかし、新十郎の過去と因果の存在理由について語られるこの小説は単品で味わってもいい、そんな作品になっています。 原作の発表は約半世紀前なので、文体や台詞はやや難しいかもしれません。ですが、独特のユーモアと毒舌の中に文明批評を込めた安吾を會川が継承し、卓抜な構成を魅せた小説家・會川昇としての上質な一冊になっています。 Posted by ブクログ 會川昇のレビューをもっと見る