作品一覧

  • 博多食堂まかないお宿~かくりよ迷子の案内人~
    3.0
    1巻660円 (税込)
    彼女は自分の名前も、どこにいるのかも分からなかった。目の前には『博多食堂』と書かれた暖簾がかかる。店にいた男性は、「迷子さんたちの案内人」で、自身も自分探しをしている最中だという。分かっているのは、うつしよで生死を彷徨うなにかが起こっているということだけ――。案内人・山田の料理が彼女の気持ちをほぐし、記憶が徐々に蘇ってくるが……。
  • 辻褄先生のオカルトフォトクリップ
    3.0
    1巻726円 (税込)
    老舗呉服屋の息子・三十路裄(みそじ・ゆき)は、目に見えないものは信じない主義のクールな男子高校生。入学初日に美人スクールカウンセラーの辻褄 藍(つじつま・あい)に写真を撮られると、そこには『不思議なモノ』が写っていた。以来被写体になってほしいと迫られる日々を送っていたが、ある日裄は開かずの水道と呼ばれている水道から水が流れているのを発見し、水を止めてしまう。するとその日から裄の周りで奇妙な出来事が起きるようになり――!?男子高校生と残念美人なスクールカウンセラーのオカルト青春奇譚!
  • あやかし屋台なごみ亭 : 1 金曜の夜は不思議な宴
    3.0
    1~4巻495~528円 (税込)
    『那珂川通りには、不思議な屋台がある』 成人式の翌朝、二日酔いで目覚めた浩平の部屋には、見知らぬ男性・コンがいた。戸惑いながらも、浩平はコンに連れられて中洲の屋台、なごみ亭に行く。店主のなごみと、実は神使の見習いのお狐さんだというコンの働くその屋台は、訳ありのお客とあやかしが集まる、ちょっと変わったお店だった。
  • 太宰府オルゴール堂 独身貴族の探偵帳
    3.5
    1巻528円 (税込)
    ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。そして、彼の店でアルバイトをすることになった、東京出身の女子大生、坂下茉奈。2人の周りで起こる不思議な出来事に、切れ味鋭いイケメンと天然女子大生が挑む――2015年度エブリスタ・ミステリー大賞入賞! 太宰府天満宮を舞台にした、ご当地ライトミステリー。
  • 太宰府オルゴール堂 独身貴族の探偵帳

    Posted by ブクログ

    ミステリーが成立する条件は事件と探偵の存在が必要で、その為にはどうしても人を掘り下げる必要がある。じゃあ、それを地域という特異性で装飾するとどうなるかというとこういう作品になる訳だ。個人的にはもう少しオルゴールを出してほしかった。

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    2017年04月20日
  • 辻褄先生のオカルトフォトクリップ

    Posted by ブクログ

    つま先の1センチ向こうには、境界線がある。

    突如写真を撮るスクールカウンセラーは
    張り倒していいと思います。
    いや、偶然を装ってカメラを叩き壊す?
    それはそれで、文句付けられそうですが
    そこは無視したいところ。
    それができれば、物語は終了してしまうのですがw

    目に見えないものを信じない、と言ったら視せられた状態。
    次々と知り合ってみたり、触れてみたり
    情報を得てみたり。
    それはいいのですが、写真撮りまくり~な人がちょっと。
    確かにその通りなのですが、ただの図体のデカい
    我儘な子供、としか見えません。
    これに付きまとわれる事になった主人公に
    若干道場してしまいます。
    まぁ…悪い人ではないので

    0
    2020年10月29日
  • 博多食堂まかないお宿~かくりよ迷子の案内人~

    Posted by ブクログ

    自分が何者なのか。生きてるのか、死んでるのかも分からない。そんな状況は怖すぎるけど、山田の雰囲気なのか、料理なのか、とにかく落ち着ける感じが漂っている。そんな中で、自分の居場所を持とうと山田を手伝うことにした花子の行動は理解できる気がした。何処にも所属していない状態って怖いと思うから。飄々とした山田と、周りのことを先に考えてしまうお人好しの花子。この2人が他のお客様と会うのをもっと見たくなった。

    0
    2020年06月25日
  • 辻褄先生のオカルトフォトクリップ

    Posted by ブクログ

    目に見えるものしか信じない。そんな現実主義者のはずの裄が「非現実的」なことに遭遇する。スクールカウンセラーの辻褄や神様たちに振り回され続ける裄を見ると、ちょっと気の毒になってきた。とにかく自分本意な人たち(?)が多くて。「神様に気に入られる」ってありがたいことなのかもしれないけど、この神様には気に入られたくない。と思ってしまった。

    0
    2019年09月09日
  • 太宰府オルゴール堂 独身貴族の探偵帳

    Posted by ブクログ

    アルバイトに応募した先の店主は、方言オタクだった。

    連続中編で、若干ながらも信頼関係が深まっている二人?
    人間どういう繋がりがあるか分かりません、な
    見本品のような主人公と店主です。
    最初の話は、どうなのだろう? という感じです。
    子供で、大好きな両親が相手で言い出せないのは
    分かります。
    けれどこれを仕方がない、と受け入れている彼女は
    どういう感じだったのでしょう?
    大切だから、と思っていても、これを受け入れるのは
    まだ小さすぎる気がします。
    行きたくない、という気持ちがあれば、あれですが。
    若干違和感を感じますが、良かったね、な内容でした。

    2話目は店主の過去がちらりと見えたわけですが

    0
    2018年05月08日

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