小説作品一覧

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  • 噺家が詠んだ昭和川柳 落語名人たちによる名句・迷句500
    完結
    3.0
    全1巻1,793円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 知られざる「鹿連会(しかれんかい)」の詩句にあの時代を振り返る! ★ 噺家たちの素顔が見られ、おかしみがにじみ出る。 ★ 「鹿連会」そうそうたる顔ぶれ 六代目 三遊亭圓生 八代目 桂文楽 五代目 古今亭志ん生 五代目 柳屋小三 三代目 桂三木助 八代目 春風亭柳枝 初代  桂正楽 六代目 三升家小勝 七代目 橘屋圓蔵 十代目 金原亭馬生 二代目 三遊亭圓歌 ほか ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 昭和のはじめに結成された川柳会は、その名も「鹿連会」。 昭和5年に発足した会は5、6回で自然消滅し、 戦後昭和28年に再開したあとは 10年以上続きました。 本書では、名人たちの貴重な名句・珍句から、 落語家たちの素顔や、 彼らが生きた時代を垣間見ることができます。 当時の写真のほか、 時代背景や用語解説付きで紹介します。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一幕 昭和28年・29年の鹿連会作品 * 28年 10月 松茸・競輪・紋付・情け 11月 映画・酉の市・鯛 ・・・など * 29年 3月 マッチ棒・豆腐・刃物 他 4月 お花見・草・蛤 ・・・など ☆ 第二幕 昭和30年代の鹿連会作品 * 30年 7月 鼻歌・半分 他 8月 エビ・耳・夏 他 ・・・など * 31年 1月 時計・お鍋・帯 12月 幽霊・茶・夫婦・水 他 * 32年 2月 電気・祭り・雪 他 7月 団扇・新聞 他 ・・・など * 33年 2月 相撲・天ぷら・拭く 6月 吉原 他 ・・・など ☆ 鹿連会話 * 鹿連会物語 * 川柳と落語 * 黄金時代 * 志ん生・馬生・志ん朝 * 三人三様 * コラム 会員作の川柳が広告コピーになる ◆◇◆ 編集協力者プロフィール ◆◇◆ 五代目古今亭志ん生の長男である、 十代目金原亭馬生(美濃部清)の次女として、 台東区谷中に生まれる。 叔父は古今亭志ん朝。 数十人の落語家達の中で育ち、 父、十代目馬生のマネージャー兼付き人をつとめる。 実姉は女優の池波志乃、 義兄は俳優の中尾彬、 長男は二つ目、金原亭小駒。 「心豊かに生きる」という理念に基づき、 一般社団法人日本文化推進企画を設立し、 落語会の企画など江戸落語の普及につとめる。
  • 噺家ものがたり ~浅草は今日もにぎやかです~
    5.0
    大学生の千野願は、寝過ごしてしまった就職の最終面接へ向かうタクシーの中で、カーラジオから流れてきた一本の落語に心を打たれる。その感動から就職はもちろん、大学も辞め、希代の天才落語家・創風亭破楽への弟子入りを決意。 何度断られても粘りを見せ、前座見習いとなるも、自らの才能のなさに落ち込む千野願だったが、ある日、初めて人を笑わせる快感を覚える。道が開けたように思えたそのとき、入門前から何くれとなく世話を焼いてくれた兄弟子・猫太郎が突然――。
  • 話し言葉で読める「方丈記」
    -
    1巻520円 (税込)
    日本人なら一度は読んでおきたい古典文学がある。『源氏物語』『枕草子』『奥の細道』など。それに、冒頭の「行く河の流れはたえずして、しかももとの水にあらず」の有名な一節で始まる、鴨長明の『方丈記』だ。冒頭部分は知っていても、現在の文庫本に直して数十ページしかないこの短い名随筆を、いったいどれほどの日本人が読んでいるだろう。古語の難しさ、文法の難しさのまえに、ほとんど読まれていないのが実際のところだろう。ならばいっそのこと、もし我々が普段使っている現代語で、鴨長明が『方丈記』を書いたなら、きっとこんな具合に書いただろうという、大胆な発想で「リライト」(?)したのが、本書である。読みやすさはいうまでもないが、長尾剛さんが設定した鴨長明の性格を反映した文章は、まさに傑作。「訳」ではなく「リライト」といった意味をご理解いただけると思う。無常観を述べた『方丈記」だが、それが実感できる画期的一冊。

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  • 話に聞いた近藤勇
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • 話の終わり
    4.4
    書くことをめぐる無二の長編 「翻訳の仕事をしていると、たまに「自分が今までに訳したものの中で一冊だけ自分が書いたことにできるなら何か」と質問されることがある。そんなとき、私はいつだって「『話の終わり』!」と即答してきた。それくらい私にとっては愛着の深い作品だ」(本書「訳者あとがき」より) 語り手の〈私〉は12歳年下の恋人と別れて何年も経ってから、交際していた数か月間の出来事を記憶の中から掘り起こし、かつての恋愛の一部始終を再現しようと試みる。だが記憶はそこここでぼやけ、歪み、欠落し、捏造される。正確に記そうとすればするほど事実は指先からこぼれ落ち、物語に嵌めこまれるのを拒む――「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの、代表作との呼び声高い長編。
  • 話の屑籠
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 話の種
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • はなしの話
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    -
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  • 話虫干
    3.5
    1巻1,540円 (税込)
    とある町の図書館に出没する話虫。漱石「こころ」のなかに入り込み名作はメチャクチャに。架空の物語世界を舞台に図書館員たちの活躍が始まる。
  • 《花シリーズ Vol.1》咲花
    -
    1~2巻255~396円 (税込)
    ささやかな優しさに触れられる一冊 ちょっとした偶然で、人は時として勇気を与えられる事があります。女子高生宮本明日香とストリートミュージシャンとのささやかな交流の物語。読み終えたら貴方にもきっと勇気が湧きあがります。 【著者】 夢涙月 長年夢見てきた小説出版に第一歩を踏み出す。
  • 話を戻そう
    3.0
    1巻2,310円 (税込)
    竹本健治は“奇書”しか書かん。近代化を誇る幕末の佐賀藩を舞台に、からくり儀右衛門・田中久重の孫が冴えわたる機知で不可思議な怪異に挑むが、話は横道に逸れまくり、なかなかストーリーが進まない!? 膨大な情報量で挿し込まれる史実に話は脱線を繰り返し、ついにはストーリーをも凌駕する……。脱線の先に隠された真実とは? 鍋島直正、田中久重、江藤新平、大隈重信などの傑人が活躍する佐賀愛溢れる偏愛歴史ミステリー。
  • 花銃士
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悪夢のように歪んだ童話世界を渡り歩く花銃士ヴィンデ。歪みの原因に向けられる銃口。血しぶきの代わりに咲く花は…。  「赤ずきんに捧げる花」、「ジャックと豆の樹に捧ぐ花」の二編を収録。  原作 富沢義彦「戦国新撰組」「陰陽大戦記」他  漫画 たみ「クロボーズ」「さんばか」他
  • 花園の思想
    -
    1巻440円 (税込)
    横光利一による作品。
  • 花園の思想
    無料あり
    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 花園の迷宮
    -
    1巻495円 (税込)
    第32回江戸川乱歩賞受賞作品  横浜の遊郭に2人の少女が売られて来た。飢えと不景気の昭和初期、歓楽の町に投げこまれた2人を、死と、恐るべき秘密が待っていた。  娼家を次々と襲う殺人事件、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが、巧みな展開と伏線、意表をつく結末で余すところなく描かれる、江戸川乱歩賞受賞の傑作推理長編。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 花園を荒す者は誰だ
    -
    渋谷のハチ公前に一人の貧しい青年がいた。古雑誌を売って今晩のおかず代にしようとして。そこにケーキの宣伝カーが現れ、美人のキャンペーン・ガールが登場した……。新しい時代には、金がものを言うことを今さらながら感じた青年は、犯罪に手を染めてでも……。アプレな戦後成長期の日本、そこでもがく若者たちを描いた傑作。戦争中に「糞尿譚」で芥川賞を受賞した作家の手による戦後の作品。
  • 花束
    -
    1巻891円 (税込)
    「凍りつきそうな表情の紙の上/私の心のつぶやきは/私の可愛い子供たち/誰のところへ行くのでしょうか」──溢れ出す言葉をさまざまな情景を対象に綴る。「詩集っていいな/詩集って素敵だな。」(帯文より)「どこへ行くのにも離さず、大切にしていた詩集の中には、わずかなことばと余韻がありました。いつか私もこのような詩集が出せたなら……子供心に、そう思った記憶があります」(前書きより)
  • 花束に謎のリボン
    3.3
    私、桜井智花が働く花屋には、時々不思議なお客様がやってきます。渋い色合いの花束にまるでそぐわない派手なリボンを選ぶ男性。アマリリスの歌の歌詞をたずねにきた男の子……。そんな小さな謎を一緒に暮らす小説家の嘉信さんに話すと、彼は意外な推理を語り始めるのです。それが、素直にうなずけない話ばかりで──。ほろ苦くて、でも温かい、連作恋愛ミステリー。
  • 花束の虫
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 放たれた虎
    4.0
    〈泥沼の家〉のメンバーが誘拐された。仲間の危機に落ちこぼれスパイたちの奮闘がはじまるが、事態は制御不能に。痛快スパイ小説
  • 花だいこん
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    一膳飯屋「だいこん」を知人に譲ったつばきは、父安治と母みのぶと、新たな三人暮らしを始めた。不景気風が吹く江戸の商いはどこも経営不振でどの店も苦労していた。ある日、富岡八幡宮に参拝した安治は、薬種問屋「蓬莱屋」が看板の思案を求めていることを知り、渡世人の弐蔵と講釈師で絵心のある三太郎を仲間に、巨大提灯という壮大なスケールの看板を提案する。果たして一世一代のその勝負、勝ち取ることができるのか。
  • 花田清輝論
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • はなちゃんのみそ汁 青春篇 父と娘の「いのちのうた」
    4.5
    「24時間テレビ」、映画化で相次いだ感動の声 33歳の母、千恵さんが天に召され13年。父娘はいかに悲しみと向き合ったのか。話題を呼んだ『はなちゃんのみそ汁』からの10年。 ねえ、パパ。 どうしてママは死んじゃったの。 会いたい。ママに会いたいよ。 あふれる涙が、「こんなにも 千恵のことが好きだったんだ」と 気づかせてくれた。 がんで逝った33歳の母。 僕たち親子が、悲しみの中から 見いだした希望とは。
  • 花散里
    -
    舞踏家・鹿野艶子、近代的未亡人・朝吹頼子、俳人・立川喜和……おんなの夕映えともいうべき年齢の3女性が、日常生活を律する倫理を超えた、性の神秘を経験していく過程を通じて、艶やかに人生の無常をうたう名作。
  • 花散るまえに
    4.3
    今村翔吾氏 推薦! 「たおやかな筆致で描かれる、苛烈な愛のゆくえ。この作品を書く感性をまぶしく思う」 最初に父親から教えられたのは自害の作法……細川忠興は愛を知らなかった。 玉(ガラシャ)は、妻として忠興に寄り添いたいと思う。 しかし父・明智光秀の謀反により、夫婦の運命は暗転。 謀反人の娘となって幽閉された玉は、やがてキリスト教の愛に惹かれていく。 一方、忠興は玉の心を失う孤独と恐怖から、刃を振り上げ――。 本当に大切にすべきものは何だったのか。 物語は歴史上もっとも美しいラストシーンへ。 細川ガラシャと忠興、日本史上もっとも歪んだ純愛を描いた歴史小説。
  • 花づとめ
    4.0
    現代詩の前衛にして、加藤楸邨を師と仰ぐ俳人。また、芭蕉、蕪村、藤原定家の独創的評釈で知られる古典探究者。昭和46年から48年、芭蕉の連句評釈に心魂を傾ける傍ら、二巡りする四季に寄せて万葉から現代俳句まで、秘愛の歌へのオマージュを「季節のうた」として書き続けた。俗解を斥け、鍛えぬかれた言葉で読み解く103篇の短章は、正に「秋水一閃」の達人の技を思わせる。
  • 花電車の街で
    4.5
    戦後の高度経済成長が始まった昭和30年代。碧は母と二人、名古屋の繁華街・大須で暮らしている。娯楽施設や商店がひしめき、個性的な面々が集うこの「ごった煮の街」で、アルバイトしながら足繁く映画館に通う碧の夢は将来、映画監督になること。人々が、つらいことを一瞬でも忘れるような映画を作りたい――。そんな碧の前にある日、一人の男が現れて……。街の移ろいや大人たちとの交流を通して描く、瑞々しい成長物語。 ※本作品は2018年4月に小社より刊行された『碧と花電車の街』を文庫化に際し改題したものです。
  • 花と茨―七代目市川團十郎―(新潮文庫)
    -
    〈七代目〉ほど破天荒な人生を送った役者がいただろうか――。天才肌で色男、江戸に團十郎ありと名を上げて「歌舞伎十八番」を制定する一方、その豪奢な生活を御上に睨まれ財産没収、江戸追放に。やがて奈落の底から見事復活をとげるが、思いもよらない悲劇が襲った……。大名跡の重責を背負い、たとえ茨の道でも、最後まで粋を貫いた名優を初めて描く感動作。『咲かせて三升の團十郎』改題。(解説・市村萬次郎)
  • 花とおじさん
    -
    1巻704円 (税込)
    『花と⼩⽗さん』『ヨイトマケの唄』『⼤空と⼤地の中で』など、 昭和を彩った歌謡曲とともに繰り広げられる⼈間ドラマ。 懐かしのあの時代の雰囲気がよみがえる短編⼩説集。 「おじさん。ごめんね。私の分まで幸せになって」 ⼥性とは無縁でさえない⽣活を送っていた中年男・⾼津の前に現れたのは、21歳の美⼥・華奈。 ⾼津の⼈⽣が輝き始めたその時、惹かれあう2⼈の間に悲惨な現実が待ち受ける。 表題作「花とおじさん」ほか、親⼦の絆を感動的に描いた「よいとまけな⺟ちゃんへ」 愉快でコミカルなサスペンスの「北海の⼤地にて⼥のロマンを追え」3作品を収録。

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  • 花と果実
    -
    見知らぬ大学生をホテルに誘った、美貌の中年女性。自分の行為に自信を喪失し、彼女に激励される大学生。彼の自信を回復させた、恋人の女子学生。三者の手記を通じて、開放的な若者のセックス、同性愛、近親相姦などに、大胆な照明をあて、性の思想を探った、石坂文学の真髄を示す異色大作。
  • 花と心に囲まれて
    -
    映画のこと、小津安二郎監督への想いの数々、旧制高校時代を過ごした金沢の街、人々──。焼きもの、釣り、つつじと深く触れあってきた著者が、ひとつひとつの出会いを大切にして綴りあげた、心あたたまるエッセイ集。自然が育む豊かな生の営みを、一人の人間として眺める著者の眼差しは、やさしく、そしてきびしい。
  • 花と骨群
    値引きあり
    -
    部下との浮気でノイローゼになった課長代理が入院。そこで、神経障害者や精神病患者たちの必死の形相にぶつかる。病いに蝕ばまれた心と体の苦悩と、〈健康な生〉への凄まじい執着を追った表題作。ほかに、「さ迷える魂」など、生きること、愛することの苦しみと悲しみを、極限に追いつめられた人間群像のうちに見た6編を収録。
  • ハナとタマシヒ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花、土地、人
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花と散りにし 保元の乱を詠む
    -
    1巻733円 (税込)
    ■内容紹介 平安末期、国を二分する戦いが起こった。それは保元の乱と呼ばれる戦乱であり、古代から中世へと、貴族政治から武家政治へと時代を切り拓いていく端緒となった。ここでは、この乱の原因である天皇家と藤原摂関家の内紛から崇徳院の配流という結末までの経緯を、雅やかに詠まれた創作短歌で克明に描く。 ■著者紹介 松下 正樹(まつした まさき) 1939年、鹿児島県種子島に生まれる。1968年、東京教育大学(現・筑波大学)大学院、農学研究科修了。2004年3月まで板橋区役所勤務。著書『歌集秋津島逍遥』(幻冬舎ルネッサンス、2010)、『歌集北へ漕ぐ舟』(幻冬舎ルネッサンス、2012)。

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  • 花と天使と悪魔
    -
    22歳、ウエディングプランナー藍原悠里の上司は、新婦も惑わす超イケメンエリート、星野海斗。仕事も顔もパーフェクトだけど、ポーカーフェイスときどき超ドS! 怒られるたびに心臓止まりそう…。 そんなある日、会社の飲み会で酔っ払って星野に大迷惑をかけてしまい、その代償にしばらくご飯を作ることになった悠里。「オフの時は“主任”って呼ぶな」二人きりになった時、仕事では見たことのない姿を知り、近付きがたかった彼に次第に惹かれていくが――。
  • 花と流れ星
    3.7
    死んだ妻に会うために霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛と、彼女にほのかな思いを寄せる、売れない作家・道尾。3人のもとに、傷ついた心を持った人たちが訪れる。友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。自分のせいで孫を亡くした老人……。彼らには誰にも打ち明けられない秘密があった。人生の光と影を集めた、心騒ぐ5編。
  • 花と波濤
    -
    紀代子を、秋の苔寺と広隆寺に誘った、中年紳士。ふと知り合った彼の素直で飾り気のなさに、彼女は、たちまち魅了される。2人の青年から求愛されている紀代子だが、思いは中年紳士につのるばかり。しかし、その彼を慕う女性が2人もいた。……古都を舞台に、3人の男女が織りなす愛の世界を、詩情豊かに描く長編ロマン。
  • 花とハーブに囲まれたイギリスの物語
    -
    1巻2,090円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 15編の物語に出てくる植物に焦点を当て、お話のストーリーを楽しむとともに、咲き誇る花やハーブの知識を得るのに最適な本! 中学生の高学年ぐらいから大人まで、眼で見て楽しめるよう編集し、イギリスの物語の世界を知るだけでなく、そこにある美しい自然や庭園、花の世界を共に味わう〈ちょっと変わった〉案内書。 ▶各作品の編集項目◀①あらすじ ②注目したいセリフと描写 ③関連コラム(花、ハーブ他) 目次 はじめに ■パート 1 ゆっくり読みたい物語 1 ピーターラビットのおはなし 2 秘密の花園 3 不思議の国のアリス 4 幻のスパイス売り 5 小川のほとりで(『のばらの村のものがたり』シリーズより) 6 トムは真夜中の庭で 7 グレイラビットのたんじょう会 8 さくら通りのメアリー・ポピンズ 9 プー横丁にたった家 10 床下の小人たち 11 あかつきのパン笛(『たのしい川べ』より) 12 時の旅人 ■パート2 短くてかわいいお話 1 小さいお嬢さまのバラ 2 うさぎのフローレンス はじめてのダンスパーティ 3 チューリップ畑 ■この本で扱った作品の作者紹介 ◉ビアトリクス・ポター ◉フランシス・ホジソン・バーネット◉ルイス・キャロル ◉アリソン・アトリー ◉ジル・バークレム ◉アン・フィリッパ・ピアス◉P・L・トラヴァース◉A・A・ミルン◉メアリー・ノートン◉ケネス・グレーアム ◉エリナー・ファージョン◉リス・ノートン ◉イギリスの昔話より ■注目したいイギリスのイラストレーター 1 シシリー・メアリー・パーカー 2 バーナデット・ワッツ 3 ケイト・グリーナウェイ ■あとがき/主な参考文献
  • 花と火の帝(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻356円 (税込)
    後水尾天皇は16歳の若さで即位するが、徳川幕府の圧力で2代将軍秀忠の娘、和子(まさこ)を皇后とすることを余儀なくされる。「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ岩介ら"天皇の隠密"とともに、帝は権力に屈せず、自由を求めて、幕府の強大な権力と闘う決意をする……著者の絶筆となった、構想宏大な伝奇ロマン大作。
  • 花と火の帝 上下合本版
    -
    後水尾天皇は16歳の若さで即位するが、徳川幕府の圧力で2代将軍秀忠の娘、和子(まさこ)を皇后とすることを余儀なくされる。「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ岩介ら“天皇の隠密”とともに、帝は権力に屈せず、自由を求めて、幕府の強大な権力と闘う決意をする……著者の絶筆となった、構想宏大な伝奇ロマン大作。一気に読める合本版。
  • 花と舞と 一人静
    3.3
    「芸の道か恋の道、どちらかしか選べない」そう語る母に反発心を抱く日の本一の白拍子・静。どちらも手放したりしない、絶対に――。後見人・桜町中納言への淡い想いや、何かが足りない己の舞に悩む日々の中で、静は運命の相手、源義経に出会う。それは、一途で激しい恋の始まりだった。時代の波に翻弄されながらも、いつしか義経のためだけに舞いたいと願うようになる静。襲いくる無慈悲な運命……。舞と恋を胸に、己の足で立ち上がる、切なくも美しい静御前の生涯を描く傑作時代長編。
  • 花と緑の歳時記365日
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コロナ禍がつづく今だからこそ、季節の移りかわりをしっかり感じたい。そんな需要が高まる中、日本の四季に密着した文芸・俳句のたのしみをビギナーに向けて丁寧にガイドする歳時記。「俳句あるふぁ」連載の連載をもとに、編集部による解説を追加して書籍化。歳時記は現在も数多く刊行されているが、本書は365日を一日ごとに区切り、古典から現代までのさまざなま俳句、季節の植物を美しい写真で紹介する。句によまれた草花の実際の姿を目で見ることで、俳句鑑賞の助けに。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 花とメイドと宮廷画家 盗まれた乙女の肖像
    -
     専属メイドのエイミーの主は、美貌の宮廷画家レイ。人嫌いだが完全記憶能力を持ち、アカデミーを主席で卒業した彼は、異例の若さで女王陛下に認められた天才だ。  レイの初めての展覧会が迫るなか、彼の師の初期作「乙女と四季」が盗まれる。容疑をかけられたレイと、彼を助けたいエイミーは独自調査を開始。二人は消えた「乙女」を追ううちに、ある秘められた恋の話へとたどり着く。  ――華やかな宮廷を舞台に繰り広げられる絵画の謎、そして恋物語。  魔法のiらんど大賞2020小説大賞 ファンタジー・歴史小説部門〈特別賞〉受賞作!
  • 花と夜盗
    -
    1巻1,980円 (税込)
    英娘鏖 はなさいてみのらぬむすめみなごろし 現世(うつしよ)のカオスにひそむ言葉の華麗な万華鏡(ミクロコスモス) ────谷川俊太郎 『いつかたこぶねになる日』などエッセイでも活躍する俳人・小津夜景。 田中裕明賞を受賞した『フラワーズ・カンフー』に続く6年ぶりの第二句集。 【収録句より】 漣が笑ふいそぎんちやくの朝 蟬生(あ)れて死んで愛してゐた時間 莨火(たばこび)を消して裸足の身を焦がす 香水のちがふ白河夜船かな パピルスや死後千年の音階図 君の瞳(め)を泳ぐおらんだししがしら かささぎのこぼす涙をおつまみに 露実るメガロポリスよ胸も髪も 逃げ去りし夜ほど匂ふ水はなく 後朝のキリマンジャロの深さかな 【目次】 一 四季の卵 春はまぼろし 駒鳥の隣人 ルネ・マグリット式 カフェとワイン ポータブルな休日 狂風忍者伝 冬の落書き 花と夜盗 胸にフォークを 二 昔日の庭 陳商に贈る 貝殻集 今はなき少年のための AQUA ALLEGORIA 研ぎし日のまま サンチョ・パンサの枯野道 三 言葉と渚 水をわたる夜 夢擬的月花的(ゆめもどきてきつきはなてき) 白百合の船出 【著者】 小津夜景 1973年北海道生まれ。2013年「出アバラヤ記」で第2回攝津幸彦賞準賞、2017年句集『フラワーズ・カンフー』で第8回田中裕明賞を受賞。その他、著作に漢詩翻訳つきの随筆集『カモメの日の読書』『いつかたこぶねになる日』、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者・須藤岳史との共著『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』などがある。
  • 花と龍(上)
    4.5
    1~2巻1,100円 (税込)
    女は広島の山間から、男は四国の松山から、時を同じくして裸一貫の旅に出た。日露戦争を目前に控え近代日本は興隆の頂点をめざしていた。門司港の石炭荷役に携っていた二人の若者は、運命の糸に操られるように殺伐たる九州の港を流れるなかで結ばれ、転変の人生をともに歩みはじめる。玉井金五郎の侠気とマンの心意気、その底に通いあう細やかな愛情。著者天性の雄渾なロマンみなぎる名作。
  • 花髑髏
    3.9
    名探偵由利先生のもとに突然舞い込んだ差し出し人不明の手紙、それは恐ろしい殺人事件の予告だった。指定の場所へ急行した彼は、箱の裂目から鮮血を滴らせた黒塗りの大きな長持を目の当たりにするが……。
  • 花ならアザミ
    4.0
    湯原直子がある邸から持ち帰った稀覯本(きこうぼん)は、直子の勤める古書店の客・磯部の蔵書から消えた品だった。驚いた直子がその邸を再訪すると、もぬけの殻。住人も家具も花壇もすべて、1日だけのトリックだった。誰が、何のために? 1冊の古書の謎が、やがて過去の惨劇を明るみに出す。練達の筆で描く出色サスペンス。
  • 非花
    3.0
    あとに残った薔薇の枝だけが、再会の証しだった……唐、宋、明、清――悠久たる中国史のなか、国家の狭間や民族の壁に押しつぶされず、凛と生きた女たちを鮮やかに描きだす。
  • 花に埋もれる
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    彼氏よりソファの肌触りを愛する女性。身体から出た美しい石を交わし合う恋人たち。憧れ、執着、およそ恋に似た感情が幻想を呼び起こし、世界の色さえ変容させる――イギリスの老舗文芸誌「GRANTA」に掲載された「ふるえる」から、単行本初収録となるR-18文学賞受賞作までを網羅。著者の原点にして頂点の作品集。
  • 花匂う
    3.6
    幼なじみの多津が嫁ぐ相手には隠し子がいる。それを教えてあげようとして初めて、直弥は自分が多津をずっと愛していたのだと気づく。そうであるからには隠し子のことは告げるわけにはいかない。中傷になるから…。その後の二人のたどる歳月を通し、人生の深い味わいを感動的に語りかけた表題作。ほかに「矢押の樋」「愚鈍物語」「椿説女嫌い」「蘭」「渡の求婚」など全11篇を収める。

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  • 花に隠す ~私が捨てられなかった私~
    3.5
    その欲望は決して叶えてはいけない――。不倫を続ける夫との生活に疲れた妻は、猛暑を超える暑さをもたらす灼熱の太陽を利用した完全犯罪を思いつく。その夫の不倫相手もまた、自分のものにならない男を手に入れようとして極寒の吹雪の中、男を手にかけた。殺意はまるで季節のように巡る。一線を越えるか、踏みとどまるか――。さまざまな季節に花開く、秘密と欲望を描いた短編集! 咲き誇れ、殺意。
  • 華に影 令嬢は帝都に謎を追う
    3.9
    明治三十九年、帝都東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、書生の影森怜司を供に、政府重鎮の黒塚伯爵家で行われた夜会に当主である祖父の名代として出席した。しかし夜会の最中に黒塚伯爵が何者かに毒殺されてしまう。不当な疑いをかけられた千武家の名誉のため、斗輝子と怜司は事件の真相を調べ始める。だが、その裏には身分に縛られ、ままならぬ生き方を余儀なくされる人々の大きな秘密があった。すべての真実を知ったとき、斗輝子は――。勝ち気な華族令嬢と怜悧な書生、対照的な二人による明治謎解き譚。 ※本書は2014年、幻冬舎文庫より刊行された『帝都東京華族少女』を改題し、大幅に加筆修正したものです。
  • 花に眩む
    5.0
    1巻220円 (税込)
    私の肌には赤い花が咲く。彼女と出会った夜も、彼の去った朝も――。出会った次の日、しまは私のアパートに転がり込んできた。しまといると、まっすぐに求められる。しまに求められると、なにもかもを叶えてあげたくなる……。大好きな高臣さんには、しまが来てから、一週間も電話をかけていなかった。この人におやすみを言って貰わなければ眠れなかったのに。でも高臣さんの低く甘い声を聞くと、途端に、ど、と体の内側があたたかく濡れた。かきまぜられたときのあの感覚を思い出して……独特の世界観で描かれる、第9回R-18文学賞読者賞受賞作。

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  • 花二三
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花に三春の約あり(電子復刻版)
    -
    明鏡流杖術の名手・逢魔紀魅は、死の床にある母・麻紀子から父の消息を知らされた。暗殺船〈レグルス号〉――東西両陣営に最も危険視されたクルーザー武装団のキャプテン・アキバが父だというのだ。同じ頃、暗殺船は某国政権転覆を請け負い、インド洋上にあった。そのアキバに、紀魅失踪の報がもたらされた……。血染めの海岸に凌辱の嵐ふくハードロマン巨篇。名作「峠に棲む鬼」続篇。

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  • 花に背いて眠る 大田南畝と二世蜀山人
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花に背いて眠る 大田南畝と二世蜀山人
  • 花に誓う
    -
    1巻1,650円 (税込)
    紡いだ物語への夢 四編の作品集 収められた四作には、どの一編にもそれとなく作者自身の影が映っていて興味深いが、読み込むと、それらが繋がって自ずからもう一つの隠れた物語を形成している。それはあたかも美しいレース編みを見るようで、私は何度も感嘆させられた。思うに、これは純真な少女時代に紡いだ物語への夢を曲げることなく育ててきた作者の情熱の賜物であろう。(文芸評論家 勝又 浩) 【目次】 花に誓う そよ風に乗って めぐり会い 高原のル・スタージュ 【著者】 葉山 弥世 1941年 台湾花蓮市生まれ 1964年 広島大学文学部史学科卒業 1985年 中国新聞主催「第17回新人登壇」入賞 1986年 北日本新聞主催「第20回北日本文学賞」選奨入賞 1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主催、平成8年度女流新人賞の候補作となる。 2000年 広島女学院中・高等学校退職 「水流」同人(広島市)「広島文藝派」同人(広島県廿日市市) 日本文藝家協会会員
  • 華日記 昭和生け花戦国史(小学館文庫)
    4.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「夢千代日記」「花へんろ」などの著作が描いた花の世界の華麗なる舞台と人間ドラマ。昭和の華道史を通して、戦後日本の虚像と実像、社会と文化を浮き彫りにした筆者入魂の新田次郎賞受賞作!! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 花に問え
    -
    絶対の孤独と漂泊に生きた“捨聖”(すてひじり)一遍上人と、彼に終生つき従った尼僧の超一――『一遍聖絵』に描かれた彼らの姿と内なる対話を繰り返しながら、無限の自由を求めてさまよう、京都の老舗旅館の女将・美緒の心の旅。谷崎潤一郎賞受賞作。
  • 花になるらん―明治おんな繁盛記―(新潮文庫)
    4.0
    皆が信用する、そんな逸品だけを揃えましょう――智恵も回るし手も早い、京の呉服商「高倉屋」の御寮人(ごりょん)さん・みやびが目指したのは、皇室御用達の百貨店になること、そして世界を相手に日本の工芸美術の素晴らしさを知らしめることだった。女だてらにのれんを背負い、幕末から明治を生き抜いて、皇室御用達百貨店「高倉屋」の繁栄の礎を築いた、破天荒な女主人の波瀾の人生を描く一代記。(解説・久坂部羊)
  • 鼻に挟み撃ち
    3.8
    御茶ノ水、聖橋のたもとで演説をする奇妙な男。ゴーゴリの「鼻」と後藤明生の「挟み撃ち」について熱く語るその男は、大声を出すには相応しくないマスクをしている。そしてまた道行く人々もみな同様に。なぜ誰もが顔を隠しているのか、男の演説の意図は何なのか。支離滅裂に思える内容に耳を傾けるうち、次第に現実が歪み始め――。政治小説の再来を目指した表題作の他三篇を含む幻惑小説集。
  • 花に舞う・日本遊民伝 深沢七郎音楽小説選
    4.0
    時を越え人々の日常に寄りそうもの──。 「音」に着目し選びぬいた作品九篇。 演奏家でもあった著者の音楽を扱った小説集。「南京小僧」「浪曲風ポルカ」など気高い小品や「日本遊民伝」といった骨太作品も収録。 日劇ミュージックホールでの演奏など、ギタリストとしても活動した深沢七郎。エルビス・プレスリーを愛し、ジミ・ヘンドリクスを好んで聴いた彼の小説は音楽的と評されることも多い。その中から、俗謡、洋楽曲、楽団員といった、音楽を扱った作品を精選。著者の眼差しが見えてくる一冊。
  • 鼻に基く殺人
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花盗人
    4.0
    「あなたが私にくれたものは、あの桜の小枝だけ。あなたが盗っていったものは、私のすべて」――。自立できない夫との生活に疲れた女は逃げ場を求めた。しかしそれが彼女の「脱線」の始まりだった……。表題作のほか、「最後の花束」「脱出」など、怖くて意外な結末が詰まった全10編。デビュー当時から直木賞受賞第一作まで、乃南アサの幅広い作風が楽しめる文庫オリジナル短編集。
  • 花の嵐(上)~小説 小佐野賢治~
    -
    1~2巻660円 (税込)
    戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群(ばつぐん)の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治に大きな飛躍の機会(チャンス)が訪れた。東急電鉄のオーナー五島慶太(ごとうけいた)との出会いである。五島に勧(すす)められた箱根の強羅(ごうら)ホテルの買収、これが賢治にツキをもたらした。熱海、山中湖に所有のホテルが駐留米軍の休息所に指定され、膨大な家賃が支払われたのだ。賢治は次に運輸事業へ乗り出した。
  • 花の嵐(上・下合冊版)~小説 小佐野賢治~
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群(ばつぐん)の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治。箱根の強羅(ごうら)ホテルの買収や、ボロ会社の立直しに発揮する手腕の数々。東急電鉄のオーナー五島慶太(ごとうけいた)や田中角栄との出会いなど波乱(はらん)の生涯を描く大作。
  • 花のある静かな日
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    見えない所にも花は咲いてる、静かに 『花のある静かな日』と題された角川文庫を底本にしたが、 全部で21もの掌編が収められている。 掌編同士は、まったく関連性がないようにも思えるし、 しかしところどころ、同じ名前の人物が現れたりもして さてこれを「全体」としてどう把握したものか、困惑してしまう。 それぞれの掌編の空間に、「花」という語彙とともに咲いているものもあるが しかしそのことには触れていない掌編のほうが多いのも不思議である。 それでいて、確かにどこかに花が咲いている、と気配で思わせる この静けさのトーンはいったいなにか? 【目次】 桟橋にて 午後二時三十分、会議。四時三十分まで 水を飲むだけ 空の青さ 恐怖小説の発端 あの美しいグリーンを見てほしい 雨の彼方からの手紙 男性がふたりに、女性がひとりの場合 コーヒー一杯だけ 結婚して三年 結婚することになりました、と彼は言う 私たち五人 彼女との会いかた ブルーベリーが落ちる 一杯の紅茶の、ずっとむこう ブラックベリーの冬 現在は否定されざるを得ない D・ホックニーのプール 防波堤で会話する ふたりの湖面標高 なにか気になること 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 花のいろ/\
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花のお江戸で粗茶一服
    4.0
    弓、剣、茶の「三道」を伝える〈坂東巴流〉の嫡男・友衛遊馬、二十歳。 家出先の京都から帰還するも、家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、働き口を探してこいと言われてしまう。冴えない日々の中、曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。明日が見えないあなたに贈る、笑えて泣けて元気になれる物語!
  • 花のお江戸で粗茶一服
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    弓、剣、茶の「三道」を伝える〈坂東巴流〉の嫡男・友衛遊馬、二十歳。 家出先の京都から帰還するも、家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、働き口を探してこいと言われてしまう。 建造が始まったスカイツリーの警備員に収まるが、「あそこの跡継ぎはダメだ」と後ろ指を指され、ガールフレンドとの仲も“行き止まり”。 曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。
  • 花の佳音
    3.8
    知っていますか? あなたが笑ったり泣いたりしているときに、すぐ横に寄り添って、一緒に微笑んだり涙を流してくれる存在がいることを。 それは……美しくも儚い 「花」 たち。彼らは、いつでも人間を温かく見守り、心の底から祈っています。 あなたが幸せでありますように―― と。 これは、そんな花たちの声を聞くことができる不思議な青年・草介と、心優しい花たちの、切なくも心温まる物語。 ほら、花たちに耳を近づけてみてください。思いがけない、嬉しい囁きが聞こえてくるかもしれませんよ?
  • 「花」の確立
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 華のかけはし―東福門院徳川和子―(新潮文庫)
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    家康の孫娘、和子(まさこ)は「徳川の血を引く天皇の誕生」という悲願のため、後水尾天皇のもとに入内した。二度と、江戸の土は踏めぬ――。一触即発の朝幕関係、待望した皇子の夭折(ようせつ)、夫帝の突然の譲位。次次と襲いかかる荒波を持ち前の天真爛漫(てんしんらんまん)さと芯の強さで乗り越え、彼女は両家の対立を超えた存在となってゆく。歴史上唯一、皇后となった徳川の姫の、稀有(けう)な生涯を描いた大河長編。『華の譜』改題。(解説・近藤サト)
  • 花の冠
    -
    1巻999円 (税込)
    『「嬉しいなという度に 私の言葉は花になる だから あったらいいなの種をまこう 小さな小さな種だって 君と一緒に育てれば 大きな大きな花になる」 』 朝日新聞、読売新聞などで紹介され、野田首相の所信表明演説にも引用された話題沸騰の詩人・大越桂さんの処女詩集。障害を抱えながらも、前向きに、ひたむきに生きる大越桂さんの詩には勇気と感動をもらえます。

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  • 花の季節
    -
    1巻1,320円 (税込)
    友人の氷見から薫という女性との恋仲を取り持ってくれるように頼まれた康夫。 彼が薫に会った瞬間から運命の歯車がゆっくりと動き始める。 夫である康夫との関係が微妙に変わり始めていることに戸惑う聡子。 友人に思いを寄せていた人を奪われてしまった氷見。 母親との不仲が原因で上手く女性を愛せない恭。 そんな彼を我が子のようにきにかける上司の水尾など、康夫を中心に、彼の周囲のさまざまな人たちが、 喜怒哀楽を繰り返しながら人生を歩んでいく姿を、鋭い視点と繊細な心情描写で綴った超大作。

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  • 花の木登り協会
    値引きあり
    -
    東洋某国に木登りブーム!! 彼らは協会を作り、家元制度をでっちあげ、大衆になつかしい木登りのダイゴ味を思い出させる。だが熱狂化するのがこの民族の特質、ブームに驚いた政府は危険防止をタテに禁止令を施行した。政府やマスコミをまき込んだ騒動の末は? アメリカ人著者による日本語ユーモア小説。
  • 花のき村と盗人たち
    -
    1巻110円 (税込)
    ある日、花のき村に五人組の盗人がやってきました。 だけどかしらの他は新米の盗人ばかり。かしらは村の人達から歓待され心を入れ替える。 牛を預けた子どもは誰だったのでしょう。 新美南吉の心温まる童話。
  • 花のき村と盗人たち
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花のきもの
    値引きあり
    -
    繭から糸となり布に織られ、娘の晴着となり、嫁に贈られ、時を経て蒲団に再生され、はたきとなって命数が尽きる――絹の巡る道が暗示する、女と着物のかかわりの深さと面白さ。折々の悲しみや喜びがしみこんでいる着物たち。数々の花模様の着物とそれに纏わる女たちの姿を鮮やかに描き、着物への愛着と思い出が美しく繰り広げられる、半自伝的エッセイ。
  • はなのことのは ものがたり 庭草編 かたばみのおもひ
    -
    花が大好きでちょっと不思議な男の子・優凪。 ある日、太陽と月のように正反対な二人の少女が、彼に恋をする。 可憐な美桜と端麗な梨花。違った輝きを放つ二輪の花と出会い、運命の花時計が動き出す。 初めての恋、すれ違う気持ち、そして大切な人との別れ。 抜け殻のようになった優凪を支え、隣にいてくれたのは美桜だった。 しかし、少しずつ前を向き成長していく優凪の前に、梨花そっくりの女性が現れる。 いままで抱えていた本心と向き合い、優凪が下した決断とは――。 美しい花々に彩られた、淡くて切ない恋の物語。 <目次> 第一 雑歌の章その一 鵲の橋 第二 雑歌の章その二 誰そ彼 第三 雑歌の章その三  花の顔 第四 相聞の章上その一 夢人 第五 相聞の章上その二 玉響 第六章 相聞の章上その三 影法師 第七 相聞の章上その四 蛍火 第八 相聞の章上その五 水鞠 第九 挽歌の章その一 恋の淵 第十 挽歌の章その二 泡沫人 第十一 挽歌の章その三 華美 第十二 相聞の章下その一 心恋 第十三 相聞の章下その二 心の占 第十四 相聞の章下その三 終日 第十五 相聞の章下その四 花の言の葉 第十六 相聞の章下その五 二人綾 第十七 相聞の章下その六 比翼の鳥 <著者紹介> なるかみの いかづち 明治時代の思想家であり評論家でもある先人、高山樗牛の残してくれた言の葉、『天にありては星、地にありては花、人にありては愛。これ世に美はしきものの最ならずや』に心を委ね、『天雲の八重雲隠り鳴る神の音のみにやも聞き渡りなむ』と万葉集に詠まれている如く、八重雲に隠れたまま音だけを微かに響かせて、この物語を描き鳴らしているのが作者のなるかみのいかづちの私である。

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  • 花の子ども
    3.8
    母が遺した珍しいバラを持って、僕は出発する。めざすは、外国の庭園。でも旅はトラブル続き。機内で腹痛にもだえ、森でさ迷う。当の庭園は荒れ果て、意外な客が現れる。僕と一夜だけ関係をもった女性が、赤ん坊を預けにきたのだ。父親ってどうなればいいの?
  • ハナの婚活事情
    -
    1巻110円 (税込)
    28歳の小泉ハナは28歳にもなって、彼氏もいない。合コンに参加するが今日も不発。そんなハナの相談相手はハムスターの「ジャン」だけ。そんなジャンが望みをかなえてくれるという。特訓により変身したハナは望み通りのイケメンの恋人ができるのだが……。 ●著者プロフィール● マイマイ 関西在住。中学校の教師、塾教室長を経てフリーのライターに。女性を主人公にした官能系、恋愛系の小説を手掛ける。男女のからみの描写で読者のイメージを掻き立てるのが得意。著書に「禁じられても愛しくて」「恋愛迷路で危険な香り」「濡れちゃう秘密のアルバイト」「特命OL暴かれた秘蜜」「淫欲の鎖に繋がれて」「淫獄に堕ちた女たち」「修羅の花嫁」「恥虐の罠」「女教師アンナ」などがある。
  • 花のさかりは地下道で
    -
    戦後の混乱期、上野駅の地下道に行き場もなく住みついた人たちの中に、当時グレてばくちの世界で生きていた「私」も、時折加わった。そこで一人の娼婦と出会った。数年後に再会した彼女との淡くそして深いつきあいを描いた表題作をはじめ、「私」の胸のうちに熱い思い出を残して通りすぎていったさまざまな男と女たち──人との出会いのふしぎさをみごとに描く短篇集。「赤い灯」「星の流れに」「夜明け桜」「幻について」など十二作を収録した。
  • 花の咲くころ
    -
    1巻330円 (税込)
    みすぼらしい旅僧を無下に扱った長者は八人の子供を次々に亡くしてしまう。深く後悔した長者は懺悔の旅に出るのだが……。浮気を繰り返す主人に復讐する為、妻はどうしたのか……。幻想と怪奇、人間の醜悪さや怨念を描き出す田中貢太郎の作品集。「長者」「八人みさきの話」「蠅供養」「母の変死」「母親に憑る霊」「花の咲くころ」「一握りの髪の毛」「偶人物語」「庭の怪」「鼓の音」十話を収録。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 花の咲く比
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花の詩画集ベストセレクション ただ一つのものを持って
    5.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花と詩をともに描く星野富弘の「花の詩画」。50年の間に生みだされた詩画から、特に優れた100点ほどを収めたベスト集です。
  • 花の証言 弁護士 朝吹里矢子
    -
    藪原法律事務所の居候弁護士になって三年目、朝吹里矢子は同じ事務所内ながらも独立をはたした。一か月後、最初の依頼人が訪れた。兄が自宅で死亡し、嫂が過失致死容疑で逮捕されたという。過ってブロンズ彫刻が本棚から落ちたらしい。残された一人息子を案じて、嫂の処分軽減を求めてきたのだ。里矢子には、投げやりな被疑者の態度と言葉が信じきれない。が、共働きの家庭環境の裏に事件の真相は潜んでいた。本格推理集。
  • 花の図鑑(上)
    3.0
    1~2巻792~880円 (税込)
    鉄鋼関係の会社に勤める中座啓一郎には2人の恋人がいた。ひとりは画商の千倉法子。啓一郎とは学生時代から関係が続いている。もうひとりはスナック・バーのママの田川薫。恋愛感情というよりも、彼女の肉体にひかれていた。そんな時、啓一郎は婦人雑誌の記者だという寺田麻美と知り合い、彼女にも魅了されてゆくが……。女たちの間で彷徨う男の恋愛模様を軽やかに描く。〈上巻〉
  • 花の旅路
    -
    1巻330円 (税込)
    どんどん焼きやの小母さん。今ではしがない暮らしではあったが、たった一つ、人の知らない宝ものがあった。 どんどん焼きやの小母さんは、村の人から「おあな」だの「あな婆さん」だのと軽べつしたような調子で呼ばれていた。それは小母さんがどんどん焼きをしている土間のすぐうしろの部屋で寝ている平吉じいさんが、障子ごしにおあな、おあなと呼び続け、それが買い物客に筒抜けだから。「おあな、おあな、と仲のええことじゃのう」と冷やかす客もいるが「あれが阿波屋の娘のなれのはてかい」と感慨を新たにする者もある。今ではしがない暮らしのお花さんではありますが、たった一つ、お花さんには人の知らない宝ものがありました。 【著者】 壺井栄 小説家 1899年 - 1967年 香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。 坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。 1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。 1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。 『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。 1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 花の旅人
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 疲れた心を少しでも癒すことが出来れば…そんな思いで作り上げた詩集です。
  • 花のたましい
    4.0
    映画『花まんま』の世界を広げるスピンオフ 直木賞受賞作『花まんま』から20年、映画から魂を吹き込まれた新たな感動作! 本書は映画『花まんま』(2025年4月25日公開予定)のサイドストーリー。 登場人物の背景にある「もうひとつの物語」を、 原作者ならではの視点で描き出し、映画のその先の世界へと、 読者をいざないます。 ~映画から生まれた4つの物語~ 「花のたましい」 … 見えない明日を懸命に生きる駒子と智美。はかなくも美しい友情の行く末。 「百舌鳥乃宮十六夜詣」 … 幼少期の不思議な体験を昭和の世相に重ねて描くノスタルジック・ホラー。 「アネキ台風」 … こわれかけた家族をパワー全開で再生しようとする肝っ玉アネキの奮闘記。 「初恋忌」 … 人生の終わりを予感した男の身に起こる、小さな奇跡。感涙必至の好篇! 泣いて、笑って、幸せに。
  • 花のたより
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 花の寺殺人事件
    -
    宇治平等院の藤棚の下で出会った男との結婚を夢みたハイミス。だが、彼女の前途は決してたやすくはなかった。藤、芙蓉、彼岸花、桜、菊、石楠花、月下美人、桔梗などで知られる京都の古刹を舞台にして、トリックの女王がはなやかに展開させる、本格ミステリーの出色連作集。
  • 花のデカメロン
    -
    『デカメロン』は、フィレンチェの教会で七人の淑女と三人の紳士が十日間で百話を語った物語。この古典中の古典から、エロチックな、また機知に富んだ男と女のお話しを取り出し、阿刀田流スパイスをかけました! すると……。現代風に面白く生まれ変わった恋愛の手引き。あなたも洒落た恋を味わってください。
  • 花のない葬礼
    4.5
    【花のない葬礼】――ウルフの旧友マルコが事件を持ちこんだ。ソースつくりの名人でマルコの良師が、こともあろうに殺人犯にされているというのだ。【イースター・パレード】――ある富豪が世界で唯一の珍しい蘭を創った。その夫人がその蘭の花を身に飾り、イースターの日に教会へ出むくという。この噂を耳にしたウルフは突如「羨望の発作」をおこした。そして……2編の中編傑作。

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  • 花のなかの先生
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまもなお、世界中のどこかで戦争があり、人々が殺し合ったり傷つけ合ったり、自然や環境の破壊も著しいものがありますが、私たちにはまだまだ、ゆったりと自然と向き合い、自然に親しみ、街のなかの鳥や樹や、虫たちの声に耳を傾ける自由と平和があります。私は、それを大切に生きていきたいと思います。―あとがきより抜粋―
  • 花のながれ
    3.0
    昭和40年の暮れ、上野、池之端にある江戸から続く老舗糸屋の当主・清兵衛が亡くなった。あとに残されたのは美しき三姉妹――長女として老舗を守るしっかり者の藤代、のんびり屋の次女喜久子、そして若くて活発な末っ子の桃子。下町人情の機微に揺れながら、3人の娘がたどる三者三様の愛と人生の哀歓を描く表題作ほか、2編。
  • 花の名の物語
    -
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 聞こえますか?木の声、花の声―。梨花・立葵・ホタルブクロ・節分草・野いばら・枇杷の花・トルコ桔梗・月見草・桜草・曼珠沙華・臘梅・キツネノカミソリ、そして妖精の花・狐花、14編の花の名の物語。第3回ふるさと自費出版大賞文芸部門最優秀賞。
  • 花野に眠る
    4.0
    れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館。ゆったりした時間が流れるのどかなこの図書館でも、季節はうつろい、新人司書・文子の仕事ぶりも板についてきた。そんななか、図書館のお隣の日向山から驚くようなものが発見され、大騒ぎになる。なんでここに埋められていたの? 気になって仕方ない文子は、真相究明に乗り出す。だけど、謎はそればかりではない。図書館の利用者が持ち込むちょっとした謎は、絵本にお菓子に料理に……と実にさまざま。本の力、そして頼もしい先輩司書たちの力を借りて、文子はすっきり解決! となるのやら。すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ。/解説=青井夏海

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