はじめての日本神話 ──『古事記』を読みとく

はじめての日本神話 ──『古事記』を読みとく

770円 (税込)

3pt

神話はたんなるファンタジーではない。なぜ古代の人々が見えない神々の世界を想像したのか、“自然”と“人間”の接点を舞台に読みとく。『古事記』の全容がわかる、あらすじ紹介つき。

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はじめての日本神話 ──『古事記』を読みとく のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年08月04日

    日本神話はよくわからない話が多いなと思っていたが、文化と自然、王権など当時の状況を反映していたと読めば理解できるとわかった

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    Posted by ブクログ 2013年09月24日

    わかりやすかった。
    日本は神様だらけなんだな~

    あらすじしか載ってないんだけど、神様は美女と恋に落ちすぎ
    醜女は恐れられすぎ

    「すてきな男」「すてきな女」が度々登場するんだけど、表現が素朴で可愛らしいなぁ(原文がどうなってるか分からないけど)

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    Posted by ブクログ 2021年12月14日

    人間も自然の一部であり、文明による弊害は自然に立ち戻ることで、本質的に解決できるはずだ。古代王権は見えない力を利用し、国家統合をはかった。それと同時に見えない力との関係性も見直すべきだと訴えている。

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    Posted by ブクログ 2015年02月06日

    記紀神話のあらすじを簡潔に紹介し、神話が人間にとってどのような意味を持っているのかを解説しています。

    自然の中に生い立った人間が、自然の中に切断線を引くことで文化と呼ばれる領域を作り上げてきたことが、記紀神話のさまざまなエピソードに即して解き明かされています。ただ、どうしてそのような解釈になるのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月28日

    古事記が神々をとても自然的に扱っていることを知った。親子、夫婦、兄弟、男女、などなど人間関係から生じる人の感情を赤裸々に描いているのは驚きでした。面白い。

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    Posted by ブクログ 2014年01月04日

    神宮の遷宮があるということで伊勢に行く前に読みました。
    日本神話の入門に適している感じで、面白いエピソードを抜き出して説明してくれます。ただ神様が多くて覚えるのがたいへん。ギリシア神話に似ていますね。他の日本神話の本も読んでみて理解を深めたいと思います。

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    伊勢は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月04日

    こうしてみると、まるで「ファンタジー」なんである。スペクタクルである。

    「八俣のオロチ」など、冒険活劇映画に出来そうである。(実はある?)「十戒」が映画として充分に成立するのだから、古事記もいけそうである。

    「古事記」のダイジェストと、それを生みだした古代人の世界観について、わかりやすく解説して...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月10日

    日本という国の成り立ちはいつからなのか。その根源的な問いに答えるために神の時代の物語は紡がれ、それは変わることのない絶対的過去とされた。本書は古事記の概要、人間と自然との交わりを日本書紀、風土記から読み解く日本神話の入門書である。

    君が代で「さざれ石のいわおとなりて」は「巌となりて」であり「岩音」...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年07月22日

    古事記、日本書紀の入門書として最適
    イザナギ、イザナミから始まり、推古天皇の頃までの
    重点事項を原文を適宜現代語訳しながら、解説が進む。

    古代の人の考え方や神話に対するアプローチなど
    が学べる。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年04月28日

    結婚や恋愛も、本能としては「種の保存」、あるいは性の欲望を満たすための動物的行為でしょう 人と自然との関係は、一方的な収奪の関係です。そこで人々は獲物や作物など、富みの一部を神に供えて祭りを行います 古代の祟り神は、そうした<自然>と<文化>との緊張が臨海状態に達した時にしばしば登場します

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