切ない作品一覧
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5.0謎だらけのポストモダン小説の先駆『同時代ゲーム』はなぜ書かれたのか。自伝的要素の強い『懐かしい年への手紙』に登場するギー兄さん、『燃えあがる緑の木』の新しいギー兄さんは、なぜ「ギー」なのか。大江健三郎の全小説を精読し、柳田国男の影響を確信した著者は、大江と柳田の深い関係を探っていく。しかし、大江の謎は柳田のみならず、『万延元年のフットボール』と島崎藤村『夜明け前』との類似点へと行き着き、いつしか不思議な親和性を持つ文学者のつながりは平田篤胤へと辿りつく。これまで海外文学の影響下において読み解かれてきた大江健三郎文学に、深く根を下ろした日本文学の伝統とは一体何か。大江研究の第一人者が読み解く、知的好奇心に満ちた快著!
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3.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 江戸中期の将棋五世名人伊藤宗印は、いかにして将棋3家を守り抜こうとしたか。養子ゆえに不当なあつかいに甘んじた青年期から、実力者多出の家系を作り上げた老年期まで、当時の棋譜をまじえて波乱の生涯を描く異色の実在時代小説。現代の棋士たちも驚嘆するという実力者が輩出した江戸期の隆盛を築いた宗印の実像と、将棋に賭ける男たちの矜恃―将棋好きならずとも、その生き様と美学に心打たれる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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3.4「入れただけでこれとは…。はしたないな、姫」 故郷の村を守るため、生贄として大江山に住む鬼・酒呑童子に捧げられることになった凛。恐ろしいけれど、これも使命のため。そう思って体をこわばらせる凛の前に現われたのは、鬼とは名ばかりの美しすぎる一人の男性だった。「ぬしは、私に媚びなければ」 そうささやく彼から絶え間なく与えられる甘美な愛撫に、純白の体は蜜を溢れさせて――…。“恐ろしい鬼”と聞いていた。でも、宝物に触れるように私を抱く彼を、私は鬼とは思えない――。恋の糸が複雑に絡み合う、妖艶で絢爛な恋物語。
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3.8「入れただけでこれとは…。はしたないな、姫」故郷の村を守るため、生贄として酒呑童子に捧げられることになった凛。恐ろしいけれど、これも使命のため。そう思って体をこわばらせる凛の前に現われたのは、鬼とは名ばかりの美しすぎる一人の男性だった。「ぬしは、私に媚びなければ」そうささやく彼から絶え間なく与えられる甘美な愛撫に、どこまでも堕とされていき…。 ※この作品は「Premium Kiss Vol.1」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
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3.0名奉行といえば、第一に名前をあげられる大岡越前。だが、彼の前半生は決して人に誇れるものではなかった。元禄の悪風に染まり、水茶屋の女お袖との間に一女までなしたが、一緒にはなれない。やがて、江戸町奉行へ抜擢された時、お袖の復讐が彼を待っていた。――みずから蒔いた種をみずから裁く人間大岡越前の苦悩。戦後の混乱した世相に、深い想いを託して描いた意欲作。
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3.5対照的な二組の夫婦と復員兵の愛をめぐる心理小説の傑作『武蔵野夫人』とその創作過程に関する「『武蔵野夫人』ノート」、南方での戦争体験を元にした思索的小説『俘虜記』から「捉まるまで」等三篇、ユーモア溢れるおとぎ話の続編「一寸法師後日譚」、花柳小説の佳品「黒髪」、神話と文学の起源をさぐる評論「母と妹と犯し」、昭和天皇重篤に際して心情を綴った「二極対立の時代を生き続けたいたわしさ」など、戦争と人間の真実を、理性と知性に基づいて希求した戦後文学最高峰の多面的な魅力を示す。 解説=池澤夏樹 月報=青山七恵・大林宣彦
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3.0満開の桜の季節、一陣の風とともにリンの恋人・徳洋は忽然と消えてしまった。あれから一年。あの日と同じような桜吹雪の中、リンは徳洋の声に誘われ、気がつくと純和風の部屋に寝かされていた。起き上がって徳洋を捜そうと、時代劇のセットのようなその屋敷を歩き回るリンの前に現れたのは、怖い顔をした着物姿の女性と……お姫さま? ここは前坂加賀守の江戸上屋敷の奥。まさかトリップしちゃったとか? だが何としてでも徳洋を見つけ出さねばと、リンは奥向きの女中として働くことに。大奥生活でも自由闊達にものを言うリンは、やがて表の武士たちにも知られるところとなり、表と奥と行き来できる身になって、徳洋の姿を捜しつづける。一方の徳洋といえば……一年ほど前に前坂家の一大事に召喚の術で呼び出され、図らずもリン同じ屋敷に住み暮らしているのだった——
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3.5側室無用の恐妻家・秀忠。男色にふけり春日局を慌てさせた家光。美女50人をリストラした吉宗。54人の子をつくった家斉――。将軍には世継ぎ問題がつきまとい、寵愛と権力を求めて愛憎劇が繰り広げられる。その舞台こそが大奥であった。正室・側室を頂点とするタテ社会のなかで、3000人もの女たちが妍(けん)を競い合う。渦巻く嫉妬、めぐらされる謀りごとの数々……。天下を揺るがした大スキャンダル・絵島生島事件などのエピソードをひもとき、将軍と美女たちが織りなす「表」と「裏」のドラマを描く。[目次より]初代家康の不遇な結婚生活/側室無用将軍の意外な側面/三代家光のもつ極秘の性癖/大奥「開かずの間」の秘密/京風と江戸風の激しい戦い/将軍生母と側用人との艶聞/絵島生島事件の真相を衝く/大奥女中たちの給与明細書/美女群の解雇を決断した男/家基・家治の暗殺説に迫る/皇女和宮を大奥に迎えた日/最後の将軍の間違えた判断
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2.0「純潔の花は散ったが、女としてはまだまだ蕾だな。俺が咲かせてやろう」■「悦ばせるということがどういうことか教えてやろうか」 仕事を求める村娘コレットは、ソラトナ王国の建国三百年を祝う祭で賑わう王都ロクスを訪れ、女衒に売られそうになる。必死で逃げ出し、迷い込んだ王家の敷地で、今度は立ち入り禁止の場所に侵入した罪で捕らえられて!? だが、この出来事は、王宮仕えの占術師によって、既に予言されていたものだった。『王家と国の繁栄のための生贄の兎は、再び森へと迷い込む』――言い伝えの通り、狼の紋章を掲げるセイアッド家に生贄の兎として捧げられたコレットは、体を清められ、次期国王ジェラルドの元へと差し向けられた。言い伝えを信じないジェラルドは、コレットを冷たくあしらい、戯れに遊ぶのみ。だが、生贄としての務めを果たそうと、懸命に奉仕するコレットに、ジェラルドは次第に興味を抱き、コレットを激しく求め始める。ジェラルドの激しい愛に、身も心も傾き始めるコレットに対して、あくまで彼女を捧げ物として扱うジェラルド。擦れ違う想いにコレットが苦悩し始めたそんな折、ジェラルドの双子の弟ディオリスもまたコレットに興味を持ち始め……? 伝説と三人の想いが交錯するファンタジックロマンス!
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3.0物心ついたときから、ブランシェットは兄エドガーとふたりで森の奥深くの古城で暮らしていた。幼いころ両親を亡くし顔も憶えていないブランシェットは、エドガー以外の男性を見たことがない。しかし惜しみない愛情を注いでくれるエドガーのことを、本や図鑑に出てくる男性よりも百倍魅力的だと思っているし、早く自分を大人の女性として認めてもらいたいと密かに願ってもいる。しかしエドガーはいつまでたってもブランシェットのことを子ども扱いで、いつまでも町の買い出しに連れて行ってもらえないのだった。そんなある日ブランシェットは、城の近くで見つけたケガを負った美貌の男性を介抱のために城に連れ帰ったのだが……。【著者紹介】仙崎 ひとみ(センザキ ヒトミ)関西在住。趣味は海外旅行とバイクツーリング。いつか世界遺産を巡る旅をしてみたい。代表作:『溺愛蜜月 ~金獅子将軍と黒薔薇王女のラブいちゃ新婚生活~』『ドSな軍人王との囚われ溺愛生活』
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4.2国民の多くが「獣耳」を持つ獣人の国・ソルレイグ王国。 そんな国で暮らす修道女見習いのアリシアは、「耳なし」と呼ばれ、修道院でも差別を受けて暮らしていた。 あるとき、身に覚えのない罪で牢屋に入れられたアリシアは、罪を赦してもらう代わりに高貴な女性の「身代わり」となることを承諾する。 ――会うだけで良い。 貴族世界のちょっとした『お遊び』だと、そう聞いていたの……。 待ち構えていたのは、巨大な黒い獣。 鋭い爪と牙、黄金に輝く鋭い瞳で、無垢なアリシアに襲いかかった――。 恐怖に怯えるアリシアだったが、身体を襲ったのは、感じたこともないほどの快楽。 意識を失うほどの快楽から目が醒めると、そこにいたのは……ソルレイグ王国第二王子ジークハルトだった!! 待ち受ける「番い」の洗礼に翻弄されながらも、「番い」の呪いは二人を蝕んでいく――。
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3.0病気の妹を治療する為に、養父母にいきなり資産家と結婚させられた瑞希。 愛のない結婚などしたくない瑞希は、破談にするためにホストクラブに浮気相手を探しに行く。そこに現れた新入りホストと思われる美男子と一夜を共にするが、男はなぜかその後も瑞希を探し出し付きまとう。 実は彼はホストではなく大会社の代表を務める資産家・槙野唯一(まきの ゆいつ)だった! すでに人妻であることを伝えても「俺の女になれ!」とお構いなしの唯一。 自分勝手だが時に優しい唯一に瑞希は次第に惹かれて行く。 しかし唯一は、時に瑞希を思いやり嫉妬する姿も見せながらも、瑞希に契約結婚をしようと持ちかける。 そんな時、彼が寝言でつぶやいたのは私ではない別の「瑞希」の名前だった…
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3.7「骨まで愛してヤル、一生な!」イジワルで皮肉屋でわがまま放題の彼からの溺愛・アンソロジー!! ベッドでオフィスで新郎への絶対愛を誓います……!? ●山口ねね(表紙イラスト&SP描き下ろし1p)“おあずけ”をくらいつづけている新郎くんは我慢限界……!? ●美波はるこ 婚活で成功するか勝負だったはずなのに、腐れ縁同期と職場で×××!? ●青山りさ 外資系OLと碧い瞳の金髪社長との格差恋愛は性急でドラマチック!! ●夏生恒 忘れられない初恋の彼との貪りあうような野外&再会エッチ ●笹塚だい 無骨なカレへの結婚アピールは手作りご飯と“アレ”が効果的!? ●羽柴紀子 不器用保育士がバツイチ父兄に逆プロポーズするものの撃沈!!! ●福田りお 敏腕弁護士との“勝ち組な結婚”が決まった、あやしくヤラしいワケ ●此処田ヨー子 失恋したての処女の旦那さん候補に、ヤクザな若頭が躍り出る!?
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1.0獅子の血族であり、政治の名門として有名なレオパルディ家から羊が生まれた!? 肉食動物の間で心の拠り所を見つけられず、ひとりぼっちで生きてきた羊のルーシー。 ある日、社交パーティーで煌く銀髪と大きい耳のローマンに出会う。羊だという事実にも関わらず彼女に心を寄せるローマンにルーシーは心を開き始めるが、ローマンには秘密があった… 雑食動物の犬であると言っていたローマンは、実は肉食動物のオオカミだったのだ!結ばれない自分たちの運命を変えようとする二人のラブストーリー!
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4.2成瀬麻央(20歳)は、2年半セックスレスだった彼氏に、他に好きな人ができたといって別れを告げられた。 レスだった理由は、聞けないまま。きっと、彼はそういうことが好きじゃなかったから。 でももしかして新しい彼女とはするの…?悲しさとモヤモヤが止まらない麻央は、ヤケになってマッチングアプリで処女を捨てようとする。 なのに、アプリで出会った肉食系のイケメン・須田碧斗(25歳)は麻央と最後までしようとしない。 でも優しい碧斗にひかれつつ、連絡先を交換せずに別れたら、麻央が行きたい会社の人事ということが判明!?イケメン人事とのナイショの恋、始まっちゃう…!? 第1巻「恋の終わりとセックスレス」。
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4.0蘇える木枯しの文士“どうで死ぬ身の一踊り”を実践し、自ら破滅へと向かった大正・昭和初期の私小説家。その生涯を賭した、不屈の「負」の結晶。藤澤清造生誕一三〇周年貧苦と怨嗟を戯作精神で彩った作品群から歿後弟子・西村賢太が精選し、校訂を施す。新発見原稿を併せ、不屈を貫いた私小説家の“負”の意地の真髄を照射する。芝公園で狂凍死するまでの、藤澤清造の創作活動は十年に及んだ。貧苦と怨嗟を戯作精神で彩ったその作品群から歿後弟子・西村賢太が十九篇を精選、校訂を施す。不遇作家の意地と矜恃のあわいの諦観を描く「狼の吐息」、内妻への暴力に至る過程が遣る瀬ない「愛憎一念」、新発見原稿「乳首を見る」、関東大震災直後の惨状のルポルタージュ等、不屈を貫いた私小説作家の“負”の真髄を照射する。西村賢太登場時すでにして古めかしいと評され、冷笑視されてもいたその文体だが、当然、小説が日記やレポートの類と違うのは、それが読者に読ませるものでなければならない点にある。その上では何んと云っても文体がモノを言ってくるわけだが、清造の場合、自らの古風、かつ独自の文体をより強固に支えるに戯作者の精神を持ってきた。そこが良くも悪くも、凡百の自然主義作品とは大きく異なるところである。「解説」より
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3.1建築の勉強で遠い国に留学しにきた日本人のイオト。 留学先のエスパインは、獣人が多く住まう美しい国。 まだ友達もいない慣れない生活の中、イオトは警察官をしているオオカミ獣人のレオに声をかけられる。 やっと友達が…!と喜んでいたイオトはレオにキスをされてしまう。 肉食系の獣人の挨拶と思いながら戸惑っていると さらに抱きしめられ身体を求められ…! イオトはレオの“ツガイ”だと情熱的に口説かれて。 遠い異国の地で出会う、運命のハートフルロマンス! ★単行本カバー下画像収録★ 【電子限定で描き下ろしの6ページ漫画が収録されています。】
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4.4人間と獣人が共存する世界。 人間と獣人が共存するようになって数百年経つが、 現在も獣人に対しての偏見は未だに残っていた…。 仕事に疲れた獣人医師・桜紫狼はスーパーに晩御飯を買いに来たが、 お気に入りの茄子の惣菜を探している時にある少年に出会う。 彼の名前はユキ。声が出ないハンデを背負っていたが、 そんな境遇にもめげず、明るく元気に仕事をしていた。 たわいもないやりとりをするうちに、 桜紫狼は彼の心の声が読み取れることに気づく!? 獣人としゃべれない少年の交流を描くハートフルストーリー。 毎月第4土曜に続話が追加されます! 【電子版限定、描き下ろしイラスト1Pを収録!】
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4.5人間と獣人が共存する世界。 かつて獣人は人間に奴隷として扱われていた歴史があり、現在もその容姿から獣人に対しての偏見は残っていた。 仕事に疲れた獣人医師・桜紫狼はスーパーでお惣菜を買おうとして優しい店員のユキに出会う。ユキは親の暴力のせいで声が出なかったが、明るい笑顔で接客してくれた。獣人として差別されてきた桜紫狼はユキに励まされ彼に一目惚れ、想いを寄せる。ユキのことを思うあまり桜紫郎は夢に出てきた彼で夢精してしまう程だった。その後、桜紫狼だけには何故かユキの声が聞こえることが分かり、それをきっかけに二人の距離は近づいていく。桜紫狼の想いはユキに伝わるのか…!?
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3.810年付き合った彼から突然別れを告げられたOLの遥。失意のどん底の中、レストランで偶然出会った不遜な態度のイケメンとひょんなことから口論になり、ついビンタをかましてしまう。しかし彼の正体は自社の副社長・吉岡浩太郎だった! クビを覚悟するも、「お前が気に入った。俺のものになれ」とまさかの求婚宣言。それから彼の熱くてキケンな溺愛攻勢がスタートする。イジワルで不器用だけど実は優しい彼に、遥の心は激しく揺さぶられて…。「どんなお前も愛おしい」――惜しげもなく注がれる愛からは逃れられなくて…!?
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3.7しゃべるな可愛い! 俺をよしよししろ! 忌み子と蔑まれていた王女サフィーヤは祖父に騙され、 慕っていた狼獣人リカルドに服従を強いる腕輪をつけ隷属させてしまう。 戦争で国が滅び、離ればなれになった数年後。 マフィアの首領となったリカルドは隷属から解放されるため、 サフィーヤを探し出し殺そうとするが、 なぜか「よしよし」をねだった自分に困惑する。 憎悪を滾らせているのに、リカルドは彼女の世話を焼き、外敵から守らずにいられない。 さらには抑えきれない衝動に囚われて――。 狼獣人マフィア×薄幸の(元)王女、絶対服従の枷を壊すまでは溺愛おあずけ!? 【目次】 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 終章 あとがき
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4.5『碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-』の著者・犬童千絵の最新作! 女ふたりの砂煙舞う潜入活劇! 貧困から這い上がった女盗賊カリナと、警察署長の娘として上流社会で育ったマヤ。1983年、インドの最果てチャンバル渓谷で、交わるはずのなかったふたりは出遭う。 カリナの生い立ちや苦境を知るたびに、おとり捜査官として彼女を欺くマヤの心は揺れていく。「違う形で知り合っていたら、私たちは親友になれたかもしれない」――だが偽りの友情が本物へと変わる時、それはどちらかの「死」を意味する……! 実在した女盗賊プーランをモデルに紡がれるインド・ノワール、ついに刊行開始!
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4.5悪逆領主の娘として処刑された記憶を持ち、同じ場所に転生したシャーリー。15歳になった彼女は前世の自分を処刑し、現領主となったカイドの館でメイドをすることに……終わったはずの因縁の“恋”が、再び始まる
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4.6※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大切なひとがのこしてくれた、かけがえのない宝物 ルウさんの宝物は、ムーさんからもらった大きなお皿。家族のためにお皿いっぱいにごちそうを作り、幸せな時間を過ごしました。ある日、ムーさんが病に倒れます。ふさぎこむルウさんは、お皿をしまいこもうとしますが……。1枚のお皿がつないだ心温まる愛の物語。 作:あさのますみ プロフィール:秋田県生まれ。『ちいさなボタン、プッチ』で、第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞、『まめざらちゃん』で、第7回MOE創作絵本グランプリを受賞。絵本に「アニマルバス」シリーズ、『トイレこちゃん』(ポプラ社)、『はるってどんなもの?』(小学館)などがある。また、浅野真澄名義で声優としても活躍、多数の出演作を持つ。 絵:イシヤマアズサ プロフィール:大阪府生まれ。おいしそうな料理と温かみのあるタッチが魅力の漫画家、イラストレーター。『真夜中ごはん』(宙出版)で、料理レシピ本大賞 in Japan 2017【料理部門】コミック賞を受賞。漫画に『つまみぐい弁当』(宙出版)、絵本の挿絵に『くいしんぼうのこぶたのグーグー』(教育画劇)、『給食室のいちにち』(少年写真新聞社)などがある。
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4.2難局への対応から家庭での素顔まで 維新の指導者像を語る貴重な証言集 維新の立て役者、大久保利通の実像を伝える証言集。明治43年10月から新聞に96回掲載、好評を博す。討幕、新政府樹立、近代化への政策施行、西南戦争……。政治家としての姿から西郷への思いや家庭での素顔まで、興味深い秘話、逸話、情味溢れる憶い出が語られてゆく。強い責任感、冷静沈着で果断な態度、巧みな交渉術など多様で豊かな人間像がゆかりの人々の肉声から蘇る。 本書は、大久保利通に身近に接した人々によって語られた、いわば肉声で綴られた大久保メモリーである。『報知新聞』の記者松原致遠が、それぞれの人物にインタビューして記事にまとめたもので、時には会話体で、時にはモノローグのかたちで、大久保利通についての想い出が語られる。……『報知新聞』には明治43年10月1日から(翌年4月17日まで)、全部で96回にわたって掲載されたものである。――<本書「解説」より>
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3.0本願寺の大坂(石山)御坊の創建に始まり、豊臣秀吉によって築かれた大坂城。大坂冬の陣、夏の陣を経て、徳川政権下では将軍の城とされ、徳川慶喜もまたこの城で、各国公使と会見した。秀吉のきょうだいを名乗った者の末路や、淀殿の本当のお相手の名、豊臣秀頼生存説や、真田幸村、後藤又兵衛ら名だたる戦国武将の驚きのエピソード等、日本一のドラマティック・キャッスルの名にふさわしい歴史秘話50を紹介。
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5.0しがないサラリーマンの大川清吉と朝子夫妻、その子どもたちの久子、一郎、次郎3人の成長の物語。清吉が東京支店に左遷させられた後、子どもたちは大人たちの生き方を見て、それぞれの形で自立していく。久子は台湾人との結婚を宣言、清吉と朝子は衝撃を受けるが、一郎と次郎は受け入れる……。長門裕之、南田洋子、浅丘ルリ子らが演じてで映画化された家族物語。
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3.0グローバル化、時間効率化、働き方改革…関西企業もこの波に乗ろうとしていました。でも、そんなことをしなくても、関西には昭和感いっぱいだけど、でも着実に売り上げを伸ばし、社員や住む人を幸せにする企業がたくさんあります。自分たちの強みにまだ気づいていない大阪企業のみなさんに自信を与え、全国の企業には会社を元気にするヒントを提案する一冊。
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3.0家康謀略史観に疑問を持つ事で見えてきた、浪人やキリシタン、商人の存在。武将の活躍の陰で、彼らもまた生き残りを賭け参戦した。軍功書、首取状などの豊富な史料を提示しつつ、大坂の陣を鮮明に描写する。 〈目次〉 はじめに 第一章 関ヶ原合戦と江戸幕府の成立──徳川公儀の確立 1 関ヶ原合戦後の戦後処理と諸勢力の動向 2 江戸幕府の成立と徳川権力の進展 第二章 大坂冬の陣勃発──仕組まれた戦い 1 方広寺鐘銘事件起こる 2 大坂冬の陣前夜 3 大坂冬の陣開戦する 第三章 和平交渉から大坂夏の陣へ──豊臣家の滅亡 1 和睦交渉の経過 2 大坂夏の陣への道 3 大坂夏の陣と豊臣氏の滅亡 第四章 大坂の陣のその後──戦国終焉の舞台 1 徳川方と豊臣方の扱い 2 落人・浪人たちのその後 3 キリシタンたちのその後 4 戦国の終焉 主要参考文献 おわりに
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3.5ミステリー文学資料館は、日本の探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、研究者や一般読者の利用に供するために1999年4月に開館しました。本書は“遺産”ともいえるその膨大なコレクションより、戦前から人気作家として活躍した大下宇陀児と、トリックに執着し続けた楠田匡介のレアな長編2作を選りすぐり、さらには2人の共作も加えた傑作アンソロジー!!
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4.0「今からたっぷり愛でてさしあげます」大国の第一王子でありながら、Sub性として生まれたアンリ。それを理由に周囲からは後継者として期待されず、肩身の狭い思いをしていた。性別が解ってからは幼なじみの騎士ヴィクトール(Dom)とも距離ができ、ひとり孤独に生きる毎日。でも、ひょんなことから彼が隠していた気持ちが露わになって―!?熱っぽい顔で突然ベッドに押し倒され「今から私以外何も、考えられなくしてあげます」って甘いコマンドと熱いキス…?側近であるヴィクトールの命令に従うなんて…そう思うのに彼の声に反応してSubとしての本能に抗えない。優しい手つきでナカをトロトロにされて、熱いモノで激しく擦られたら、奥深くまで欲しくなってしまい―。Dom騎士の一途な溺愛に、もっと支配されたい…。主従逆転ラブストーリー。
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5.0健気で一途な主人公「温寂(ウォンジー)」またの名を「七影(チーイン)」。地獄の修行を乗り越え、殿下を護衛する念願の“影衛(インエイ)“となったが、そこには理由があった。 温寂は幼い頃、斉王国の世継ぎである「李苑(リエン)」と出会い、『俺のモノだという証だ、これでもうイジメられないぞ!』と“牡丹の刻印“を押される。幼い自分を守ってくれた人がいるという甘い思い出を胸に、影衛になれたことを喜ぶ温寂だが、当の本人は覚えていないご様子。 殿下は私を好いてくれているのか…それともただの気まぐれなのか…? のらりくらりと毎日を過ごす殿下と傍にいることしか望まない忠犬護衛を中心に、殿下の命を狙う様々な陰謀と共に繰り広げられる王宮ラブストーリー!
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3.7ライバルのアイツにイかせられちゃうなんて、明日からどんな顔して働けばいいの――!!!!! 政治家の父に憧れ、OLを辞めて秘書として父をサポートしたいと懇願した華。しかし父が「もっと合う人がいる」と進めてきたのは、父のライバル政治家の息子で、将来を期待されている大瀧伊智郎だった。伊智郎と同級生だった華は、当時から“親の七光り”という色眼鏡で伊智郎を見ていたが、秘書として一緒に過ごしていくうちに、人柄や仕事ぶりを知り考えを改める。そんなある日、飲み会で派手に酔っぱらってしまった華は伊智郎に「秘書をやめたい」と弱音を吐いてしまう。「辞めさせない。こんなチャンス、モノにしないわけないだろ?」クールな態度が一変、伊智郎は強引に、甘く、華の唇を奪ってきて――…。伊智郎から与えられる快楽に、頭ではダメと思ってもカラダは敏感に反応し、蜜を滴らせてしまい――…。【ヤリ手議員】×【ワケアリ秘書】仕事も恋も、駆け引き上手なアイツの思うがまま!? 誰にも言えない、秘密の恋愛攻防戦!!!
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4.3「野球の神様」ベーブ・ルース以来の二桁勝利&二桁本塁打を達成した大谷翔平。104年ぶりの快挙に世界中が沸いた。徹底解説により2人の偉業はもちろん、メジャーリーグの変遷や最新トレンドも見えてくる。
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4.3絶対先生とかも気づいていたと思う。いじめはなかったと会見開く前に真実を知るべき、知らせるべき。大人のエゴのせいでみんな傷ついた。いい加減隠さず話してほしい(全校生徒アンケートより抜粋)。子どもたちは知っていた……。「自殺の練習をさせられていた」――生徒たちの埋もれかけていた証言から事件は発覚した。いじめと自殺の因果関係を認めず、調査を打ち切った市教委の対応は、社会問題となった。事務作業や保護者対応に忙殺される教師たち。連携さえとれない現状で、はたして子どもの異変を察知することはできるのか。子ども1人に孤独を背負わせる世の中であっていいのか。私たちはいま、彼らのために何ができるのか――。大津支局記者のスクープで疋田桂一郎賞受賞。全国25紙以上に掲載され大反響となった3部にわたる連載記事をもとに、この事件の真相、そして悩ましき、いじめの構造に迫る。全校生徒アンケートの一部を本書に収録。
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3.0浅草に生まれた万太郎(1889‐1963)が,青年期までをすごしたその土地に寄せる,エレジイともいうべき2篇である.代用学校が市立の学校へ「座」を譲ろうという時代の激しい変動が,さまざまの人の上に,どう乱反射したかを活写した「大寺学校」.「ゆく年」とともに明治末の東京の一隅の特異な風土を巧みな話術で描いた作品である. (※本書は1989/1/1に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました)
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4.32017年12月、第9回日経小説大賞(選考委員:辻原登、高樹のぶ子、伊集院静)を高い評価で受賞した小説「義と愛と」を改題、作品の舞台となった戦国時代の史実をタイトルにして世に問う本格歴史小説。 本作は戦国時代の有名な武将の戦や権謀術数を巡る物語でもなければ、下克上の物語でもない。主家に仕える重臣たちの内面を通して熾烈な勢力争いを繰り広げる戦国大名家の生身の人間ドラマをあますところなく描ききった点で新しい。大型新人のデビュー作である。 物語は、天文19年(1550年)、九州・豊後(現在の大分県)の戦国大名、大友氏に起こった政変「二階崩れの変」を、時の当主・大友義鑑の腹心、吉弘兄弟を通して描く。 大友家20代当主・義鑑が愛妾の子への世継ぎのため、21歳の長子・義鎮(後にキリシタン大名として名をはせた大友宗麟)を廃嫡せんとし、重臣たちが義鑑派と義鎮派に分裂、熾烈なお家騒動へと発展する。家中での勢力争いに明け暮れる重臣の中で、一途に大友家への「義」を貫いた吉弘鑑理と、その弟で、数奇な運命で出会った姫への「愛」に生きた鑑広を主人公に、激しく移りゆく戦国の世の武将たちの生き様を迫力ある筆致で活写していく。派閥争い、裏切り、暗黙の盟約、論功行賞、誰に仕えるか……それらを「義」と「愛」を貫き、筋を通した兄弟を通して描くことで、現代の組織と人間との関係にも通じる普遍的なドラマに仕上がっている。良質なエンターテイメント作品だが、組織人が読めばビジネス小説の側面も併せ持っているだろう。
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5.0実の親を知らず里親には捨てられ、つらい少年時代を送った青年が、親の愛情を一心に受けて育ったお嬢様を誘拐してしまう『Missing』。夫の浮気を疑い子育てに疲れ、薬を過剰摂取してしまった妻が、思わぬ場所に辿り着く『朱の残像』など。『光と闇の方程式』のおおにし真が、少年犯罪、ストーカー、女の復讐などをテーマに描いた5作品を収録した感動ミステリー傑作選。※収録作『Missing』は『女たちの事件簿Vol.2』に、『残酷な日曜日』は『女たちの事件簿Vol.5』に、『殺意の果て』は『女の犯罪履歴書Vol.1』に『Prophetic』は『女たちの事件簿 Vol.9』に収録された同タイトルと同じ作品になります。
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4.0ギューちゃん復活!株屋が舞台の痛快小説! 愛媛の貧しい農家に生まれた丑之助は、富豪の令嬢・可奈子に手渡した“ガリ版刷りラブ・レター”事件をきっかけに、十八歳で家を飛び出し東京に向かう。昭和初期の日本橋、たまたま住み込んだ小さな株屋で小僧として働くうち、株の面白さに目覚めた丑之助は、独り立ちを決意、愛嬌のある性格と持ち前のカンので、相場師の道を突き進む! 不恰好な体つきに強い田舎なまり。そのうえ金好きで女好き。だけど、どこか憎めない“ギューちゃん”が、カブト町を舞台に大活躍する、ど根性サクセス・ストーリー。 書評家・北上次郎がオススメする名作シリーズ第二弾!
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4.3祝・ノーベル賞受賞! 微生物の中から2億人を救う発見をした化学者の半生。子どもから大人まで幅広い世代の心に響く感動のストーリー! 大村智先生からみなさんへ 私は人のまねは絶対にしないと自分に言い聞かせ、 いつも新しいことに挑戦してきました。 全力を挙げて一生懸命やっていると、 応援してくれる人も出てきて、いい結果につながります。 そのような私の体験をここに書いていただきました。 この本に書かれていることが、 皆さんに少しでも役立つことがあれば、 とてもうれしく思います。 第1章 「自然が友達」の子ども時代 ・ウナギとりで知った自然の不思議 ・甲府盆地の山なみを見ながら育つ ・農作業の手伝いで自然現象を学ぶ ほか 第2章 人との出会いで道がひらける ・マイスター制度ではじまった大学生活 ・自宅から大学まで走って通学 ・「人まねはするな! 」と横山先生から教わる ・社会に出てからの5年間が勝負 ・世界で通用するために英語で論文を書く ほか 第3章 「人の役に立つ仕事をしよう! 」 ・そうだ、アメリカに行こう! ・ティシュラー教授と運命の出会い ・ノーベル賞受賞者とも共同研究 ・ アメリカの企業が「大村方式」で協力 ほか 第4章 ついに発見! 2億人を救う化学物質 ・「人と違うことをしよう! 」――動物薬の開発 ・ポケットにはいつもスプーンとビニール 常にチーム全体に目配りをする ・世の中を変える微生物を発見! ・WHOも驚いたイベルメクチンの効き目 ・ストックホルムから1本の電話が! ほか
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3.5俳優志望で大手芸能事務所に入ったボクちゃん(僕田友・21歳)の最初の仕事は、朝ドラのヒロインを務めたこともある国民的女優の付き人だった! 月10万円という安月給で、送り迎えや荷物持ちをはじめ、いわれたとおりになんでもこなす日々。怒られてばかりだけれど、時々みせる女優の優しさにホロっとさせられたり、芸能人の金銭感覚や人間関係のドロドロなどに驚かされることも。365日24時間拘束され、自分を捨て相手のために生きる――そんな超ド級のブラック職業「付き人」の経験と芸能界の裏側を描いた、オール実話のコミックエッセイ!!
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 棋界の巨人・大山康晴が遺した足跡、182局収録!! 通算1433勝781敗、タイトル戦連続登場50回、A級44期・・・数々の記録を打ち立て、多くの名局、名手を残した大山康晴。本書はタイトル戦を中心とした自戦記を100局、名人戦、順位戦の解説を82局、512ページに182局を収録!!大豪木村、塚田への挑戦、終生のライバル升田との死闘、中原、谷川、羽生ら俊英との攻防。 升田に角落ちで挑んだ修行時代から、不死鳥と呼ばれた晩年まで大山将棋のすべてがここにあります。没後20年が経ってもまったく色あせない大山将棋をこの機会に是非ご堪能ください。 (日本将棋連盟発行)
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