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「アイドルとして自分たちの出来ることをやろう!」。AKB48グループの被災地訪問活動は2011年5月から現在まで、毎月1回、一度も欠かすことなく続けられている。即席のステージで行われるミニライブや握手会に参加したメンバーの数はのべ450人以上…。彼女達はそこで何を感じたのか? アイドルの知られざる活動の記録。[カラー写真多数]
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Posted by ブクログ
NHKエンタープライズのプロデューサーでもあり、たくさんの番組を作られた石原さんが、AKB48とともに、被災地訪問をしたときのことを書かれた本。 AKB48が東日本大震災の被災地を訪問し、そのなかで地域の人々と触れあって感じること、考えたこと。AKB48のメンバーも若く多感な時期で、だからこそ...続きを読む感じられることもあったでしょう。 それが石原さんの視点で書かれています。 AKB48がパフォーマンスを届けることで、励ましに行ったのに、逆に励まされることもあったようです。 定期的に被災地を訪れ、AKBメンバーも感じるところがあったのではないでしょうか。 岩波ジュニア新書で対象となるのが主に中高生でしょうが様々な人が読んで、被災地へ思いを寄せることができたらと思います。
その規模も名声も実力も、まさにビッグな、 「国民的アイドルグループ」とすら呼ばれるAKB48グループが、 2011年の5月からずっと毎月一度続けている 東日本大震災の被災地訪問活動の様子を記した本です。 読んでいると、じんわりとこころが震えてくるんですよね。 AKBの子たちの献身的な行動も理由だろ...続きを読むうけれど、 困った人たち、かわいそうな人たちがいるんだから、 そういう人を見捨てておけるはずがないというような、 より根源的な気持ちを感じるんです。 峯岸みなみさんが小さな女の子からもらったシロツメクサの花束。 そのときの写真も掲載されていて、 ああいう気持ちと気持ちのふれあいは本当だなあと 感じられるものとなっていました。 主要メンバーは忙しいから、 あまり知名度のないメンバーばかりでやっているのかな、 なんて、思っていましたが、 知名度の高いメンバーも忙しさの間を縫って、 応援の為に現地に駆け付けている。 北原里英さんなんて、メンバートップの14回だそうな。 みんな5時前起床だとかの文句も言わずに、 力になろうと頑張ってるんですよねえ。 それで、やっぱりそういう行為に「売名」だとか ケチをつける輩がいるそうなんですが、 スタッフはもはや気にせずに、 これには絶対意味があるというようにわかっていて、 活動しているわけです。 これは美しいし、人間的な行為だとぼくは思いますし、 多くの人はそう感じるのではないでしょうか。 もう卒業したけれど、 ぼくの好きなメンバーの松井玲奈ちゃんのエピソードも 心を打つというか、しっかり前を見るひとだよねやっぱり、 という気がしました。 あの時、テレビでものすごい津波の様子や火災などを見て、 刻々とその惨状が明らかになっていく様子を見ていました。 それでも、どこの町でそんな被害が、という 細かいところまでは知らないんですよね、恥ずかしながら。 壊滅した地区だとか、 100名超の児童のうち、70名以上が亡くなった小学校だとか、 あっ…と息をのんでしまいました、もう5年もたってるのに。 原発事故についていろいろ本を読んだけれど、それでも、 東北のことをわからないことに、恥ずかしさを感じます。 3.11は多くの人たちの命日にあたると書かれていて、 そうだよなあと、今年は明後日が3.11ですが、 ひとり黙祷しようと決めました。 支援っていうものも難しいものなんですが、 AKB48グループは成功したなあという感想です。 すばらし。
軽い気持ちで手に取ったのだけれど、本当に優しい気持ちになった。 あまり知られてはいないけれど、2011年からずっと継続して被災地支援をしている48グループ。 売名行為と言われようとも、偽善だと罵られても、自分達にもできることがあると信じて被災地に行き、 そして彼女たちにしか持ちえない力で、本当に...続きを読む元気や勇気を与え続けている。 きっと難しい話は分からないメンバーが多い。 でも、彼女たちは心の底から共感しようと努力し、 寝る間を惜しんで過酷なスケジュールの中、被災地訪問を続ける。 専門家が長い時間かけてもいやせない傷を、場合によっては1人のアイドルの言葉がきっかけで回復に向かったりする。 アイドルってすごいって思った。 もちろんメンバーだけの話ではなく、それを支えるスタッフ、ファン、ボランティアの方々みんな含めてですが。 何だろう、この世界の希望って、こういうところにあるんじゃないかって本気で思ってしまう。
NHKでも時々彼女たちの被災地訪問の様子を紹介しているのでその活動については知っていたけれど、2011年5月から毎月続けているとは知らなかった。大したものだ。とやかく言う人もいるようだが、彼女たちが被災地の子供たちに楽しみと元気を与えていることは間違いない。これからも頑張ってこの素晴らしい活動を続け...続きを読むてほしい。
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