エンプティスター

エンプティスター

小説・文芸
704円 (税込)

3pt

3.4

恋人の七海と別れ、山崎隆二は途方に暮れていた。成人雑誌の編集部も辞め、校正者として無為に過ごす毎日。そんななか、七海の友人で行方不明になっていた風俗嬢の可奈を見たという噂を聞き、山崎は鶯谷へ向かう。彼女には会えなかったが、やがて「助けに来て」とすがりつく電話がかかってきた。山崎は囚われの身となっている可奈を救うため、海を渡った……。透明感あふれる文体で感情の揺れを繊細に綴った、至高の恋愛小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    エンプティスター
  • タイトルID
    :
    299906
  • 電子版発売日
    :
    2015年02月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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エンプティスター のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恋愛小説なの?なんだが詩的で哲学っぽい.そして読み終えてから気が付いた.コレ,三部作の完結編!!前作,前々作を読まないと話が繋がらないとか・・・ミスった.
    以下あらすじ(裏表紙より)
    恋人の七海と別れ、山崎隆二は途方に暮れていた。成人雑誌の編集部も辞め、校正者として無為に過ごす毎日。そんななか、七海の友人で行方不明になっていた風俗嬢の可奈を見たという噂を聞き、山崎は鴬谷へ向かう。彼女には会えなかったが、やがて「助けに来て」とすがりつく電話がかかってきた。山崎は囚われの身となっている可奈を救うため、海を渡った…。透明感あふれる文体で感情の揺れを繊細に綴った、至高の恋愛小説。

    0
    2015年03月29日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの恋愛小説。アジアンタムブルーを書いた著者の恋愛小説シリーズらしい。
    最近思うに、男性の作家が書いた男性主人公の小説はあんまり好みではないかも。ハッピーエンドなのかアンハッピーエンドなのか分からない曖昧な終わり方をする。男の美学?いくつもの恋愛の上に今の自分がある複雑な作りのものが多い気がする。
    一眼好きなのは男性の作家が描く女性目線の小説。予想がつきにくいストーリーに転ぶような事が多い気がする。
    考察すると面白いかもしれないです。

    0
    2015年03月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』に続く三部作、完結編。

    山崎と七海のくすぐったい関係がすごく好きだったから、二人の別れから始まる今作は少し寂しい。
    他のレビューにもあるように、村上春樹に似てるなあと思う部分があって、アイコンや、理不尽な悪や。
    大崎善生自身、村上春樹を読み続けてるという所もあるんだろうか。

    アルコール依存症に陥った森本が語る、感性の集合体から、記憶の集合体への変化がもたらす恐怖。
    未来へと繰り広げていた毎日が、いつの間にか過去を向いていることに気付く瞬間。そのスイッチに耐えられなかった気持ちは、なんだかとてもよく分かる。

    また、山崎は、殆ど記憶の集合体として動いている。
    七海だけでなく、遡って結局は由希子から離れられずにいる。
    七海との別れに打ちのめされ、ミリョンとは健全な関係を保ち、佳奈を意識的に救うことで、「パイロットフィッシュ」だった山崎は、誰かにとって意味深い存在になったのに。
    それらは結局のところ由希子に集約されてゆく。

    多くの人を巻き込みながら、山崎が山崎を突き詰めていった結果は、由希子なんだろうか。
    まだまだ大きなものに捕らわれている感を残して完結してしまったなあ。。。

    ただ、道中に置かれた布石はクライマックスまで駆け抜けるのに上手く使われていて、面白かった。
    私としては『パイロットフィッシュ』が好き過ぎるので、その時点では由希子から解放されていたはずの山崎と七海を眺めていれば、充分(笑)

    0
    2015年02月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    途中まではまだ良かったけれども、いきなりミステリー&ハードボイルド、かと思いきや、何も解決せずに自己完結。
    エンプティスターは絶望の別名として登場させているのだと思うけれども、なぜ誰もがそろって、絶望のことを空っぽの星と表現するのか。
    そもそも大崎善生は、ミステリーだかハードボイルドだかになると、突然アラが出てくる。この作品にも、矛盾点や不自然な描写がいくつかある。
    たとえそれに目をつぶるとしても、結局、山崎は誰も救えず、むしろ被害を大きくして、軟弱なまま、今も由希子の手にすがっている。
    三部作の完結編ということだけれども、この終わり方だと、葉子とのエピソード『アジアンタムブルー』は必要なかったのではないだろうか。
    もっと言えば、三部作にせずに、『パイロットフィッシュ』だけで完結していた方が良かったのではないだろうか。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学生の頃よく読んでた大崎善生さん。
    比喩表現とか文体が相変わらず綺麗だった。傘の自由化とか、熱帯魚とか風俗嬢とかの話がそういえば多かったなーという印象だった。

    友達の風俗嬢を救いにソウルまで行ったが、その子は窓から自殺してしまう。
    悲しみや喪失の極地にある「エンプティスター」からの脱出を図るお話でした。

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このタイトルにしてこの終わり方、それもありかなとは思うが。組織に立ち向かうハードボイルドにならないところが大崎善生なのだろう。

    0
    2018年10月23日

エンプティスター の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    エンプティスター
  • タイトルID
    :
    299906
  • 電子版発売日
    :
    2015年02月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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