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Posted by ブクログ 2024年03月21日
彼の人生が決して綺麗に繕うことなく日常的に淡々と綴られているからこそ、将棋の世界で生きるということが、そして病と共に生きていかなければならない現実が、彼にとって当たり前であったのだと強く感じさせられた。「面白かった」と軽々しく言葉には出来ない。ただ、ひたすらに、彼の強い信念と人間味のある生き方に強く...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月20日
村山聖さんの病気と戦う姿、将棋への情熱、勝ちへのこだわり、純粋な人物像に衝撃を受けた。
そして森さんとの関係性にとても心を打たれた。
P.180寒い冬の深夜にばったりと会って、森さんが村山さんの手をさするシーンがとても好き。泣きそうになるくらい美しいやりとり。
村山さんのように、自分のやりたい事が...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月11日
映画を観に行って、観終わったら周りのお客さんが原作を読むべき、といってたのでなんとなく手に取ってみたけど、本当に名著だった。
文章がめちゃめちゃ上手いのと(雑誌編集の人みたいやから、作家よりもある意味読みやすく書くのが上手いのかな?)、なにより村山聖への愛が凄い。
読んでみて、この人に本当に会ってみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月27日
村山聖という将棋士について予備知識もなく、ただ、1冊の本として読んだのだけど、号泣してしまった。
なんと言っても、同じ1969年生まれということ。
私がのほほんと、人並みに育てられ、勉強して、就職して、恋愛して、結婚して、子どもを授かるという29年をすごしているまさにその時に、この壮絶な人生を平行し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月20日
天才羽生善治に対し、怪童と呼ばれた一人の棋士がいました。
幼い頃ネフローゼという難病にかかり、癌を発症してからも将棋に命を懸けた〝村山聖(さとし)〟の物語です。
父親に勧められ療養所のベッドで将棋にのめり込みます。
将棋は彼の翼になりました。
時には無謀な情熱で、真っ直ぐに名人を目指します。
親を...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月14日
A級在籍のまま29歳で亡くなる時まで、人生の最後まで、名人になるという夢に向かって、将棋を追求し、努力を続けていた、ということには、言葉がない。尊敬とか、脱帽とか、素晴らしいとか、そんな程度の言葉は軽すぎるのでは。そして、そんな風に追い求める目標を持って、努力できるのか、やらなければ、という気持ちに...続きを読む
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