孤独の森

孤独の森

968円 (税込)

4pt

4.0

北海道の奥地に佇む、世間から隔離された児童施設「梟の森」。そこで暮らしていた少年・宗太は、父危篤の知らせを聞き脱走を計画。父の入院する函館に向けひとり歩き出した。監視部隊が追い迫る中、宗太は父が託した一冊のノートを巡り、隠されてきた施設の歴史や自らの過去を知ることになる。やがて函館に着いた宗太を待っていたのは、過酷な運命だった――。圧倒的なスケールで展開される波瀾万丈のロードノベルファンタジー。

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孤独の森 のユーザーレビュー

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Rated 4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    癒し系の話を書く作家さんのイメージがあったので、少年の冒険と成長の物語かなーとほのぼの読み始めたら、エネルギー溢れる描写と怒涛のスケールの展開に圧倒されました。
    久しぶりに、ああこの本に出会えてよかったと思った1冊です。
    スケール感や人知を越えた力が出てくるあたりか、ガダラの豚とかグインサーガのイメ

    0
    2019年06月01日

    Posted by ブクログ

    文量も内容も非常に重たい作品でした、かなり疲れた。

    生きながらに火に焼かれる人間はいつまでが生なのか、いつからが死なのか、なぜ焼かれながらにダンスを踊るのか。
    存在とは何か。

    憎悪、虐殺、孤独。
    それと対をなす血脈、仲間。
    シンプルな構造の作品ですが、解釈が難しい散文や目を背けたくなる表現等々、

    1
    2013年02月14日

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