あらすじ
北海道の奥地に佇む、世間から隔離された児童施設「梟の森」。そこで暮らしていた少年・宗太は、父危篤の知らせを聞き脱走を計画。父の入院する函館に向けひとり歩き出した。監視部隊が追い迫る中、宗太は父が託した一冊のノートを巡り、隠されてきた施設の歴史や自らの過去を知ることになる。やがて函館に着いた宗太を待っていたのは、過酷な運命だった――。圧倒的なスケールで展開される波瀾万丈のロードノベルファンタジー。
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Posted by ブクログ
癒し系の話を書く作家さんのイメージがあったので、少年の冒険と成長の物語かなーとほのぼの読み始めたら、エネルギー溢れる描写と怒涛のスケールの展開に圧倒されました。
久しぶりに、ああこの本に出会えてよかったと思った1冊です。
スケール感や人知を越えた力が出てくるあたりか、ガダラの豚とかグインサーガのイメージに近くて、たぶんそういうのが好きなんだな。