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元気いっぱいのこどもだった聖が、難病のネフローゼだとわかったのは、5歳のとき。 小学校にも通えず、病院のベッドの上ですごすしかなかった。 なかよしの子が亡くなることさえ、めずらしくない生活。 けれど聖は「将棋」という夢を見つけた。 「命をかけても、ぼくは名人になる!」 12歳で中国地方ナンバー1となり、13歳でプロ棋士に弟子入りした聖だったが!? 病気と闘いながら夢をおいかけた少年の物語!【小学上級から ★★★】
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Posted by ブクログ
イラストが可愛いという理由だけで角川つばさ文庫版を購入。 村山聖という棋士の人生は「驚きものの木20世紀」の頃からずっと頭の隅っこに存在していた。 勝手な想像だが彼にとって名人はもうどうでもよかったのかもしれない。 「僕は谷川さんや羽生さんに立ち向かう僕が好きなんです」とか天国から言ってそうな気が...続きを読むする。
甥っ子がなんとか本を読んでくれないかと思い、チェックの意味を込めて読みました。 原作はかなり前に読んだことがあり、感動しました。それのジュニア版ということですが、文章の作り自体は変わってないと思います。ただ、村山が「女を抱きたい」と言った部分や、酒や麻雀についての一部分がカットされています。たぶん。...続きを読む 全編にルビがふってあり、ジブリ風の挿絵もあり(ちなみに村山も、その師である森も似ても似つかぬ絵ではあります)、子どもでもおもしろく読むことはできると思います。また、村山聖自身の独特の子どもっぽさも共感しやすいでしょう。 言うまでもなく、最後は村山聖の死によって話も終わるわけで、少なくとも小学校の高学年以降あたりの年を迎えた子が読むのがいいもしれません。
自覚なくこの人と同時代を生きいていた事が惜しく感じられた。 不幸とは、魂を燃やさず生きることではないのか。その点では幸福な人だったのではないかと思った。神様から与えられたものを、余すところなく燃やし尽くして生きた人だったのだと感じた。
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角川つばさ文庫版 聖の青春 病気と戦いながら将棋日本一をめざした少年
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大崎善生
YUME
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