作品一覧

  • エンド・オブ・オクトーバー 上
    3.5
    1~2巻1,100円 (税込)
    アメリカCDCで感染症対策班を率いるヘンリーは、インドネシアの収容キャンプで発生した謎の出血熱の調査に向かう。彼の迅速な対応により、死亡率70%を超えるこのコンゴリウイルスは、封じ込めに成功した、と思われていた……感染者がひとり、 300万の巡礼者が集まるメッカへ向かったと判明するまでは。おりしもサウジアラビアとイランは一触即発の危機にあった――ピュリッツァー賞作家が送る、迫真のテクノスリラー

ユーザーレビュー

  • エンド・オブ・オクトーバー 上

    Posted by ブクログ

    未知のウイルスがグローバルな現代世界をパンデミックに陥れる。まるで新型コロナウイルスの惨禍を予見した、というと陳腐な表現だが、日常が少しずつ崩壊していく描写がこの先の展開として気になってしまう上巻である。

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    2024年02月28日
  • エンド・オブ・オクトーバー 下

    Posted by ブクログ

    あれよと陰謀論まがいな展開になってしまい凡庸なディストピアに突入していくのは如何なものか。そうではなくパンデミックにおける医科学の献身を通して社会のあるべき姿を日常に落とし込んで欲しかった。風呂敷広げるのは上手かったけど尻すぼみしてしまった典型であろう。惜しい。

    0
    2024年02月29日
  • エンド・オブ・オクトーバー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    話が潜水艦になったあたりから、雲行きは怪しいと思い始めたのですが、ギリギリ荒唐無稽な話というところを避けられているのではないでしょうか?

    なぜに主人公が、体に障がいのあるウイルス学者なのか?と言う疑問は感じますが、逆に言えば、ウイルス学者はすべからず健常者であるという事は無いので、パラリンピック開催中の今と小説の中身はシンクロしているのかもしれません。

    この凶悪ウイルスの起源が、実は、過去から存在していて、(物語中では明確には描かれていませんが)地球温暖化の影響で現代に蘇ってきたという話は、ちょっと怖いかも。シベリアのツンドラ地帯が、どんどん溶けているという話を聞くと、そういう事も荒唐無稽

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    2021年09月01日
  • エンド・オブ・オクトーバー 上

    Posted by ブクログ

    コロナ禍での出版という事もあり、現実と小説で描かれている状況の微妙なシンクロが気になりますよねぇ。

    しかも、そこに、イスラムの話が絡んでくる。ちょうど、アフガニスタンで状況が動いている状況ですが、それもまた、現実と小説で描かれている状況の微妙なシンクロを想起させます。

    とはいえ、上巻の最後の方が、ちょっと“物語”すぎる気も・・・?

    0
    2021年09月01日

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