あらすじ
アメリカCDCで感染症対策班を率いるヘンリーは、インドネシアの収容キャンプで発生した謎の出血熱の調査に向かう。彼の迅速な対応により、死亡率70%を超えるこのコンゴリウイルスは、封じ込めに成功した、と思われていた……感染者がひとり、 300万の巡礼者が集まるメッカへ向かったと判明するまでは。おりしもサウジアラビアとイランは一触即発の危機にあった――ピュリッツァー賞作家が送る、迫真のテクノスリラー
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Posted by ブクログ
未知のウイルスがグローバルな現代世界をパンデミックに陥れる。まるで新型コロナウイルスの惨禍を予見した、というと陳腐な表現だが、日常が少しずつ崩壊していく描写がこの先の展開として気になってしまう上巻である。