検索結果

  • 文藝春秋2025年12月号
    NEW
    -
    【総力特集】高市早苗総理大臣の人間力 ◎サナエ式人材登用法と気になる石破似の性格 中北浩爾 田崎史郎 ◎親族が明かした高市家のヒストリー 家庭的な父と働く母の愛娘 甚野博則&本誌取材班 ◎維新は吉村イズムを貫徹しろ 橋下徹 ◎メシ友・遠藤と心友・木原の逆転劇 赤坂太郎 ◎日本の地下水脈【最終回】大衆よ、ファシズムに呑まれるな 保阪正康 ◎アサヒ供給マヒ 会社はAIで守るしかない 北村滋 ◎裏読み業界地図 9 トランプ関税対策は日米チョコ戦争に学べ 大西康之 ◎日本の顔 インタビュー 筒井義信 経団連会長就任直後の重たい知らせ ◎大成建設の天皇、大いに語る 森功 安倍外交団で見た世界一悲惨な建設現場 ウラジオストク ◎彬子女王と母信子妃 決裂の瞬間 三笠宮家分裂の凄まじい内幕 娘は訴えた「母は皇族にふさわしくないから父と離婚させてください」 秋山千佳&本誌取材班 ◎『香淳皇后実録』最大の読みどころ 原武史 ◎秀吉と秀長【第3回】 磯田道史 ポスト信長は土木・情報・スピードが決めた ◎伝統の妙技「土俵築」土を叩き固め、神を宿す 立呼出 克之 ◎2025年ノーベル賞受賞者インタビュー 坂口志文 ユーレイ学者から高齢者希望の星へ 北川進 3つの言葉が発見につながった ◎歳末寄席スペシャル・トーク 自分の地図は自分で作ろう 神田伯山 沢木耕太郎   ◎女流作家に憧れた私たち 山田詠美 江國香織 川上弘美 【特別企画】驚きの成功から学ぶ 素晴らしき哉、第二の人生! ◎二つの人生を上手に生きるコツ 清水建宇 生島淳 ◎アナウンサーからタミヤ顧問 松井康真 ◎プロ野球選手から保育士 高澤秀昭 ◎エンジニアから将棋棋士 瀬川晶司 ◎広告代理店から海女 上田茉利子 ◎こわい性格診断「MBTIブーム」 小塩真司 ◎第73回菊池寛賞発表 【新連載】飲食バカ一代! 2 松浦達也 九州じゃんがら 下川高士 ◎成田悠輔の聞かれちゃいけない話 9 ゲスト 仲里依紗 主役ってできればやりたくない。みんな“いい人”だから 【連載】 ◎ディープな地経学6 マット・ポッティンジャー ◎ミスター円、世界を駆ける【最終回】 神田眞人 ◎ゴルフ春秋10 ◎言霊のもちぐされ14 山田詠美  ◎地図を持たない旅人20 大栗博司 ◎有働由美子対談83 水野良樹(ソングライター)……ほか

    試し読み

    フォロー
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)
    4.8
    1巻1,760円 (税込)
    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。 ※当電子版は新潮文庫版『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』上下巻をまとめた合本版です。
  • 海辺のカフカ(上下)合本版(新潮文庫)
    4.8
    1巻2,145円 (税込)
    「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。 ※当電子版は新潮文庫版『海辺のカフカ』上下巻をまとめた合本版です。
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)
    完結
    4.0
    全6巻693~825円 (税込)
    1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
  • ノルウェイの森
    4.3
    十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができるーー。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみーー37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心をかき乱されていた。時代も国境も越えて読み継がれる世界的名作、ついに電子書籍に。
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)
    完結
    4.0
    全3巻880~1,155円 (税込)
    「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)
  • 1Q84(BOOK1~3)合本版(新潮文庫)
    4.5
    1巻4,774円 (税込)
    1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。 ※当電子版は新潮文庫版『1Q84』BOOK1~3の全6冊をまとめた合本版です。
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)
    4.1
    和田誠が描くミュージシャンの肖像に、村上春樹がエッセイを添えたジャズ名鑑。ともに十代でジャズに出会い、数多くの名演奏を聴きこんできた二人が選びに選んだのは、マニアを唸らせ、入門者を暖かく迎えるよりすぐりのラインアップ。著者(村上)が所蔵するLPジャケットの貴重な写真も満載! 単行本二冊を収録し、あらたにボーナス・トラック三篇を加えた増補決定版。
  • 羊をめぐる冒険
    4.5
    「羊のことよ」と彼女は言った。「たくさんの羊と一頭の羊」「羊?」「そして冒険が始まるの」 故郷の街から姿を消した〈鼠〉から〈僕〉宛に、ある日突然手紙が届く。同封されていた一枚の写真が、冒険の始まりだった。『1973年のピンボール』から5年後、20代の最後に〈僕〉と〈鼠〉がたどり着いた場所は――。野間文芸新人賞受賞の「初期三部作」第三作。
  • ダンス・ダンス・ダンス
    4.3
    『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の町から「僕」の新しい冒険が始まる。羊男、美少女、そしていくつかの殺人ーー。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで、「僕」は奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら、暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)
    完結
    3.7
    全4巻605~825円 (税込)
    一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ!
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)
    4.0
    第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった……。表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、清新な新訳でおくる。
  • 翻訳夜話
    4.2
    roll one's eyes は「目をクリクリさせる」か? 意訳か逐語訳か、「僕」と「私」はどうちがう? 翻訳が好きで仕方ないふたりが思いきり語り明かした一冊。「翻訳者にとっていちばんだいじなのは偏見のある愛情」と村上春樹。「召使のようにひたすら主人の声に耳を澄ます」と柴田元幸。村上が翻訳と創作の秘密の関係を明かせば、柴田はその「翻訳的自我」をちらりとのぞかせて、作家と研究者の、言葉をめぐる冒険はつづきます。村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳した「競訳」を併録!
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
    4.0
    多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。 何の理由も告げられずに――。 死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。全米第一位にも輝いたベストセラー!
  • 1973年のピンボール
    3.9
    「電灯のスイッチを切って扉を後ろ手に閉めるまでの長い時間、僕は後ろを振り向かなかった。一度も振り向かなかった」東京で友人と小さな翻訳事務所を経営する〈僕〉と、大学をやめ故郷の街で長い時間を過ごす〈鼠〉。二人は痛みを抱えながらも、それぞれの儀式で青春に別れを告げる。『風の歌を聴け』から3年後、ひとつの季節の終焉と始まりの予感。「初期三部作」第二作。
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)
    4.2
    デビュー小説『風の歌を聴け』新人賞受賞の言葉、伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」(日本語全文)、人物論や小説論、心にしみる音楽や人生の話……多岐にわたる文章のすべてに著者書下ろしの序文を付したファン必読の69編! お蔵入りの超短篇小説や結婚式のメッセージはじめ、未収録・未発表の文章が満載。素顔の村上春樹を語る安西水丸・和田誠の愉しい解説対談と挿画付。
  • 村上朝日堂(新潮文庫)
    完結
    3.9
    ビールと豆腐と引越しとヤクルト・スワローズが好きで、蟻ととかげと毛虫とフリオ・イグレシアスが嫌いで、あるときはムーミン・パパに、またあるときはロンメル将軍に思いを馳せる。そんな「村上春樹ワールド」を、ご存じ安西水丸画伯のイラストが彩ります。巻末には文・安西、画・村上と立場を替えた「逆転コラム」付き。これ一冊であなたも春樹&水丸ファミリーの仲間入り!?
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)
    完結
    4.3
    全2巻825~935円 (税込)
    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
  • アフターダーク
    3.5
    「エリは今、眠っているのよ」とマリは打ち明けるように言う。「とても深く」「みんなもう眠ってるよ、今の時間は」「そうじゃなくて」とマリは言う。「あの人は目を覚まそうとしないの」真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。4人の男女はそれぞれの場所で、夜の闇のいちばん深い部分をくぐり抜ける。村上春樹の転換点を示す長編小説。
  • 女のいない男たち
    3.8
    舞台俳優・家福をさいなみ続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。村上春樹の最新短篇集。
  • 一人称単数
    3.7
    人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。 ――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化! ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。 同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。 鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。 スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。 そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。 「一人称単数」の世界にようこそ。 ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • パン屋再襲撃
    4.0
    堪えがたいほどの空腹を覚えたある晩、彼女は断言した。「もう一度パン屋を襲うのよ」。それ以外に、学生時代にパン屋を襲撃して以来、僕にかけられた呪いをとく方法はない。かくして妻と僕は中古のカローラで、午前2時半の東京の街へ繰り出した……。表題作のほか「象の消滅」、“ねじまき鳥”の原型となった作品など、初期の傑作6篇を収録した短編集。
  • やがて哀しき外国語
    3.8
    F・スコット・フィッツジェラルドの母校プリンストン大学に招かれ、アメリカでの暮らしが始まった。独自の大学村スノビズム、スティーブン・キング的アメリカ郊外事情、本場でジャズについて思うこと、フェミニズムをめぐる考察、海外で深く悩まされる床屋問題――。『国境の南、太陽の西』と『ねじまき鳥クロニクル』を執筆した二年あまりをつづった、十六通のプリンストン便り。
  • スプートニクの恋人
    4.1
    「すみれがぼくにとってどれほど大事な、かけがえのない存在であったかということが、あらためて理解できた。すみれは彼女にしかできないやりかたで、ぼくをこの世につなぎ止めていたのだ」 「旅の連れ」という皮肉な名を持つ孤独な人工衛星のように、誰もが皆それぞれの軌道を描き続ける。 この広大な世界で、かわす言葉も結ぶ約束もなくすれ違い、別れ、そしてまたふとめぐりあうスプートニクの末裔たちの物語。
  • 回転木馬のデッド・ヒート
    3.8
    「それはメリー・ゴーラウンドによく似ている。それは定まった 場所を定まった速度で巡回しているだけのことなのだ。どこにも行かないし、降りることも乗りかえることもできない。誰をも抜かないし、誰にも抜かれない」人生という回転木馬の上で、人は仮想の敵に向けて熾烈なデッド・ヒートをくりひろげる。事実と小説とのあわいを絶妙にすくいとった、村上春樹の8つのスケッチ。
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)
    3.8
    秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった……。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。
  • 若い読者のための短編小説案内
    4.0
    「小説って、こんな風に面白く読めるんだ!」。村上春樹が小説家としての視点から、自らの創作の秘訣も明かしつつ、吉行淳之介、安岡章太郎、丸谷才一といった戦後の日本を代表する作家六人の短編小説を読み解いた“私的な読書案内”。
  • TVピープル
    3.7
    ある日曜日の夕方、「僕」の部屋にTVピープルたちがテレビを持ち込んできたことで、すべては始まった――表題作「TVピープル」。男にとても犯されやすいという特性を持つ美しい女性建築家の話「加納クレタ」。17日間一睡もできず、さらに目が冴えている女「眠り」。それぞれが謎をかけてくるような、怖くて、奇妙な世界をつくりだす。作家の新しい到達点を示す、魅惑に満ちた6つの短篇を収録。
  • マザー・グース1
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おもしろくってくそまじめ、ナンセンスまた奇怪千万、ユーモア、ペーソス、どたばたにやり……。あらゆるおかしさがひしめきあうへんてこりんな世界。いまや全地球的財産になった「マザー・グース」の軽妙絶妙の訳に、たのしい挿絵がついた。この巻にはハンプティ・ダンプティ等が登場して全96篇。全4巻。
  • 村上さんのところ コンプリート版 試し読み
    無料あり
    4.8
    《試し読み》は各テーマから厳選した23問を収録!村上作品に関する素朴なクエスチョンから、日常生活のお悩み、ジャズ、生き方、翻訳小説、社会問題、猫、スワローズ、そして珍名ラブホテルまで――。期間限定サイト「村上さんのところ」に寄せられた37465通の質問・相談メールに、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、3716問! そのすべてを完全収録し、ウェブサイト掲載時と同様の横組みスタイルで再現。単行本8冊分の愉しみを、スマホやパソコン、タブレットや電子書籍端末にダウンロードして、手軽にたっぷり楽しめるコンプリート版!

    試し読み

    フォロー
  • ICT“超かんたん”スキル ー教師のこんなことしたい!を実現できる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・授業の導入で子どもたちを集中させたい ・クラス全員に意見を出してほしい ・誰もが役割を果たすグループ学習を実現したい ・子どもの質問にはすべて答えたい 私たち教師は、誰もがこんな「願い」をもって、日々の教育活動に取り組んでいます。しかし、理想とは程遠く、授業についていけない子どももいれば、学級会やグループ活動の大多数は一部の子どもの意見だけで進み、さらに、教師も忙し過ぎて子どもと向き合う時間がなかなかとれないという現実もあります。改善したくても、これまで通りの授業をするのに手いっぱいです。 しかし、こうした悩みを一気に解決し、教師の「願い」を実現する方法があります。それは、「ICT」を使うことです。こう聞いて、「機械は苦手」「新しいことなどやっている余裕なんてない」と感じた先生も少なくないでしょう。気持ちは分かります。本書の執筆陣は、2021年10月時点で日本に約40人しかいないGoogle for education認定イノベーターなどを含むICTの達人たちですが、私を含めた全員が最初はもちろん初心者でしたから。この本は、そんな私たちが、ICTに不慣れな人でもすぐに取り組めて、授業や校務を劇的に改善できる「超かんたんスキル」を紹介するものです。 ―執筆者代表 和田誠
  • 愛蔵版 お楽しみはこれからだ
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストレーター・グラフィックデザイナーとして活躍し、さらにエッセイスト・映画監督・作曲家など多彩な顔をもつ和田誠(1936–2019)の代表作にして、映画エッセイの名著が愛蔵版で復活! 書き下ろしエッセイ=村上春樹 記憶に残る〈映画の名セリフ〉をイラストレーションとともに紹介する本シリーズは、「キネマ旬報」で1973年から23年のあいだ断続的に連載され、全7巻の単行本にまとまり長年映画ファンに愛されてきた。今回オリジナルのまま再現した本体を函に入れた特別仕様で復刊、各巻に書き下ろしエッセイを掲載した栞を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 青豆とうふ
    4.0
    ひとつの時代を築いたふたりのイラストレーターが、互いの文章と絵をしりとりのようにつなぎながら紡いだエッセイ集。愛する映画や音楽について、旅や身辺のできごとなど、「お題」に導かれて思いがけず飛び出した多彩な話のかずかず。カラー画満載の贅沢な一冊。〈文庫版のおまけ〉村上春樹
  • あめだまをたべたライオン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一吠えでどんな動物も震え上がってしまうような声の持ち主のライオン。ある日、空から落ちてきた黄色い玉を飲み込んでからライオンの生活が一転し…。ライオンと、ライオンを取り巻く動物をユーモラスに描いた作品。

    試し読み

    フォロー
  • アンダーグラウンド
    4.4
    「それらを通過する前とあととでは、日本人の意識のあり方が大きく違ってしまった」1995年に起きた阪神淡路大震災、そして地下鉄サリン事件。日本の戦後史の転換期を狙い澄ましたかのようなこの二つの悲劇は、地下--「アンダーグラウンド」から突如噴き出した、圧倒的な暴力の裏と表だった。魂の最奥部を見つめ続けてきた作家が、62人の関係者への丹念なインタビューを通じて浮かび上がらせる現代日本の、そして人間の底深い闇。強い祈りをこめた、渾身の書き下ろしノンフィクション。
  • アンデル 2018年12月号
    -
    最終号にして、松家仁之さんと本多孝好さんが初登場です。 ■連載長編小説 温又柔「魯肉飯のさえずり」(第7回) 松田青子「持続可能な魂の利用」(第11回) ■短期連載小説 山下澄人「小鳥、来る」(第4回) ■短編小説 泉 麻人「テレビ男」(後編) 本多孝好「なんでもない休日」 松家仁之「卒」
  • 意味がなければスイングはない
    3.9
    音楽は書物と同じくらい人生にとって重要なものという村上春樹が、シューベルトからスタン・ゲッツ、ブルース・スプリングスティーン、Jポップのスガシカオまで、すべての音楽シーンから選りすぐった十一人の名曲を、磨き抜かれた文章とあふれるばかりの愛情を持って語りつくした、初の本格的音楽エッセイ。
  • 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―
    3.9
    「女」と名のつくものはたとえ動物であろうと入れない、ギリシャ正教の聖地アトス。険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。一転、若葉マークの四駆を駆って、ボスフォラス海峡を抜け、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ一周の旅へ――。雨に降られ太陽に焙られ埃にまみれつつ、タフでハードな冒険の旅は続く!
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)
    完結
    4.0
    全2巻1,045~1,100円 (税込)
    「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
  • エプロン手帖
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私の料理の原点は、やっぱり母の味でした―― 子ども時代の味覚の記憶から、両親や夫・和田誠さんとの料理にまつわるおいしい思い出まで。食材への敬意があふれるエッセイ集。自らスタイリング&撮影した写真とともに、53品のオリジナルレシピも収録。土井善晴氏、推薦!
  • おいしい子育て
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今までに食べた最高のごちそうは、長男出産後の産院のおにぎり。 はじめて母になった幸せのおいしさだったんです―― 幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方やレミさん流の料理哲学まで、子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピに加え、上野樹里さん、和田明日香さんとの「和田家の嫁姑鼎談」も収録。
  • 大いなる眠り
    3.8
    私立探偵フィリップ・マーロウ。三十三歳。独身。命令への不服従にはいささか実績のある男。ある午後、彼は資産家の将軍に呼び出された。将軍は娘が賭場で作った借金をネタに強請られているという。解決を約束したマーロウは、犯人らしき男が経営する古書店を調べ始めた。表看板とは別にいかがわしい商売が営まれているようだ。やがて男の住処を突き止めるが、周辺を探るうちに三発の銃声が……。シリーズ第一作の新訳版
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)
    4.2
    「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない――。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽……。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる、一年間にわたったロング・インタビュー。
  • 風の歌を聴け
    3.9
    「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風に生きている」1970年8月、帰省した海辺の街。大学生の〈僕〉は、行きつけのバーで地元の友人〈鼠〉と語り明かし、女の子と知り合い、そして夏の終わりを迎える。過ぎ去りつつある青春の残照を鋭敏にとらえ群像新人賞を受賞した、村上春樹のデビュー作にして「初期三部作」第一作。
  • 家族の味
    3.6
    結婚は、わたしの料理の腕を上げました。子どもが生まれたことは、食べ物を真剣に考える糸口になりました―― 平野レミさんがはじめて料理を作った思い出から、和田誠さんとのなれそめや子育て方針まで、家族と料理への愛情がぎゅっと詰まったエッセイ集。29品のオリジナルレシピに加え、夫・和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談も収録。
  • 哀しいカフェのバラード
    4.0
    さびれた南部の町で暮らすアミーリアは、言い寄る男に見向きもせず、独身で日用品店を営んでいる。ある日彼女のもとに背中の曲がった小汚い男が現われた。町中が噂するなか、どういうわけか彼女はこの小男に惚れこみ、同居してカフェを始める。そこにアミーリアの元夫が刑務所を出て帰還。奇妙な三角関係の行方は――。
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)
    3.9
    1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。
  • カンガルー日和
    3.8
    「ねえ、あの袋の中に入るって素敵だと思わない?」…表題作/「ねえ、もう一度だけ試してみよう。もし僕たち二人が本当に100パーセントの恋人同士だったなら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」…「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」村上春樹が「毎月一篇ずつ楽しんだり苦しんだりしながら産みだしてきた」、都会の片隅のささやかな18篇のメルヘン。※電子版はテキストのみです。
  • 騎士団長殺し(第1部~第2部)合本版(新潮文庫)
    4.5
    1巻2,948円 (税込)
    一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ! ※当電子版は新潮文庫版『騎士団長殺し』第1部~第2部の全4冊をまとめた合本版です。
  • 教師のためのChatGPT ホントに使えるプロンプト-授業・校務の大革命!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ChatGPTを授業や校務で活用している教師らがプロンプトの実例を紹介。教育における効果的で安全・安心なAIの使い方が分かる。 AIを活用している教師たちのスゴイ実践例が満載! ◎AIから人に質問させて自分の考えを整理する ◎AIをグループ活動のメンバーに入れる ◎無限に英単語クイズを出題させる ◎雑務をAIに任せて教師は本業に集中する! ■17のスキルを収録■ 超実践的なAIの教育利用を紹介します。 「個別最適な学び」を実現する / 「深い学び」につなげる / 生徒の「多様な学び方」をサポートする /「働き方改革」に活用する これを読めば教師の仕事はもっと面白くなる! ■ 私たち教師は子どものためにAIを「自分事」として捉える責任があります 私たち教育関係者が認識したいのは、これは「未来」の話ではなく、「今」の話だということです。AIは、次代を担う子どもたちにとって、身近なもの になることは確実でしょう。今、AIを他人事と捉えるということは、教育界においては「無責任」であると断言してよいレベルだと私は考えます。 ■ AIを扱うための「言葉」をイメージする力が必要です 専門知識の代わり重要なのが、どのような言葉を使えば何ができるのかという「基礎的なイメージ」をもつことです。 本書では、ChatGPTの基本的な活用方法、その授業への転用、さらには仕事での応用まで、具体的な例を用いて解説しています。 2024年度以降、GIGAスクール構想の第二幕は、より深いICT活用が求められるシーンとなっていくことでしょう。ぜひ、本書を片手に、ChatGPTとチャットを交わして、読者のみなさまのスキルアップのお役に立てればと願っております。教育への情熱や深い知見をもつ先生方とともに、子どもたち一人ひとりに最適な教育を提供できる世界を一緒に創っていくことができれば、うれしく思います。 2024年2月 田中善将 (本書P.2-P.5 "はじめに"より抜粋)
  • 教師のためのChatGPT ホントに使えるプロンプト2 カスタムインストラクション編 授業・校務の大革命!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■ 大好評の「教師のためのChatGPT」シリーズ第2弾  『教師のためのChatGPT ~ホントに使えるプロンプト~』の続編です。前作では、ChatGPTを使いたい全国の先生方に、生成AI全般で使えるプロンプト術を、実例をもとに紹介しました。今回は、読者の皆様にさらに一歩深いChatGPTの活用術をお届けします。  ざっくりと本書の内容を要約すると、AIは「トレーニングさせて」使うものというそもそもの原点に立ち帰り、いかに「私たちのニーズをトレーニングさせるか」についてのエッセンスを修得していただける内容です。 ■ AIを使って教師としての自分を「自己複製」する!  人口減少社会で教育が飛躍できるかは、私たちが今どれだけの情報を後輩の教育者に伝え、どれだけの経験を共有するかにかかっていると申し上げても過言ではないでしょう。そこで活用できるのが、ChatGPTやGoogleのGeminiといった人工知能です。AIで、私たちが蓄積してきた教育の技術や経験を、「誰でも参照可能な形」で共有することができるのです。  本書では、このようなオンライン上での知的成果物の保存および活用を「自己複製」と称し、実例とともに紹介します。自己複製により、自分の能力や知識、価値観をデジタル化し、それを他の人に伝えることができます。これにより、一人ひとりの教員の貴重な知識やノウハウが次世代に継承され、教育現場で活用され続けることになるのです。これは「ヒューマンデジタルツイン(HDT)」という概念に近いものです。  HDTは、人間の現在および過去のデータを収集し、デジタル環境で解析することで、健康状態の予測や行動を提案する技術です。例えば、HDTで教師の教え方や生徒の学習スタイルを解析し、またとある生徒のHDTを利用することで、より効果的な教育方法を見つけることが可能になります。 ■ ChatGPTの「カスタムインストラクション」機能はめちゃくちゃ使えます!  前作の刊行後、実はこうした使い方にぴったりな機能がChatGPTに実装されました。「カスタムインストラクション」です。前作の読者から、このようなご意見を頂戴したことがあります。  「プロンプトによってChatGPTを制御できることはわかったけれど、毎回大量のテキストを記述しなければ、よい成果物はできないのですか?」  教員の仕事を「授業」「校務分掌」「担任・クラブ顧問業務」などに大別すると、おおむねChatGPTに依頼するタスクは、似たものになってくるでしょう。その際、いくら効果的なプロンプトを知っていて、使いこなせたとしても、毎回同じ指示文を打つのが無駄に感じる人も多いはずです。  カスタムインストラクションは、ユーザーのニーズをChatGPTに理解させるための機能です。一度入力すると、ずっと設定が反映されるため、細かい指示を毎回出さなくても、よりユーザーが求める回答が出力されやすくなります。  本書では、このカスタムインストラクションをフル活用したChatGPTの使い方をお届けします。忙しい中でも濃い仕事を達成したいという熱意溢れる先生方に向けて、「プロンプト記述のコスト」を解決するノウハウを収録していますので、ぜひご活用いただければ幸いです。 ー本書「ーはじめにー」より抜粋
  • 虚言の国  アメリカ・ファンタスティカ
    3.4
    虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が 仕掛ける奇想天外なロードトリップ―― ピュリッツァー賞候補作家が放つ長編小説、待望の全訳!   オブライエン(著)×村上春樹(訳) ある理由で一流ジャーナリストからフェイクニュースの王に転落した中年男ボイド。 カリフォルニアの田舎町でデパートの店長をしている彼は地元銀行の窓口係アンジーに 銃をつきつけ、奪った8万1千ドルと彼女を連れ逃避行に出る。 仕切り屋で喋り通しのアンジーに閉口しつつアメリカを縦断するボイドと、 彼をとりまく大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者――追う者追われる者が入り乱れ、 嘘と疫病に乗って全米を疾走するが……。 ティム・オブライエン、20年ぶりの長編小説。
  • 空中都市008 アオゾラ市のものがたり
    3.0
    夢のタイムカプセルを開けてみませんか  ノーベル化学賞をとった田中耕一さんが、子ども時代に愛読し科学者を志すきっかけとなった傑作SFジュブナイルです。ユーモアたっぷりの“未来”小説です!
  • 草の竪琴
    5.0
    1940年代アラバマ州の田舎町。母を亡くした少年コリンは遠縁にあたるドリーとヴェリーナの老姉妹に引き取られる。ドリーは妹との諍いを機に、コリンとメイドのキャサリンを連れてツリー・ハウスで暮らし始めるのだが……。初期の名作「草の竪琴」のほか、「最後のドアを閉めろ」「ミリアム」「夜の樹」の短篇3作を収録。
  • 人生のちょっとした煩い
    3.9
    村上春樹翻訳・至高の女性作家の第一作品集。アメリカ文学の伝説はここから始まった! 村上春樹と、アメリカ文学の生きた伝説、グレイス・ペイリーのコラボレーション。 「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏は語る。キッチン・テーブルでこつことと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな短篇集。巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。世紀を超えて輝く傑作10篇収録。 ※この電子書籍は2005年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • GoogleアプリのICT“超かんたん”スキル ーハッピーな学級経営が今スグできる!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■超かんたんなICTスキルで、ハッピーな学級経営を今スグ実現しましょう! 今や「グローバル・スタンダード」と言ってもよいICT。 しかし、これまで問題なく仕事をしてきたのに、なぜ急にやり方を変える必要があるのか、なかなか足を踏みだせない教師も少なくないようです。 もちろんICTを使わなくても、教師の仕事はできます。 でも、ちょっとこれまでの学級経営を想像してみてください。 どんなに力のある教師でも、忙しい朝に欠席の理由を電話で聞き取る余裕がない、学級目標がなかなか浸透しない、子どもの忘れ物が減らないなどといった、ちょっとした「ストレス」を抱えてきたはずです。 そして、「こんなことできればなあ」という願いを抱えながらも、多忙で実現する方法を考える余裕もなく、仕方なくこれまで通りのやり方を続けてきたという人も多いのではないでしょうか。 実は、そんな教師の願いを「超かんたん」にかなえる方法があります。 それは、Googleのアプリ(正確には「Google Workspace for Education」)を使うことです。 Google Workspace for Educationは、今やGoogle社以外の端末でも使われるほど、世界中の教育現場で浸透しています。 なぜ、これほど浸透したのでしょうか。私は、この理由について、「協働」ができるからではないかと考えています。Googleのアプリの最大のメリットは、導入すると「子どもと子ども」、「子どもと先生」、「先生と先生」、そして「学校と保護者」が、端末さえあればどこででもつながることができるようになるのです。 この本では、そんなGoogleのアプリを使って、学級経営における悩みを解決し、教師も子どもも、そして保護者もハッピーになるICTの「超かんたん」スキルを紹介します。どれも、初歩的ではありながらも積み重ねることで、子どもの学習効果を高め、教師の時間節約につながるものばかりです。 スキルを紹介するのは、世界共通認定資格である「Google for Education 認定トレーナー」をもつ教師8人の教師たち。まったく使い方が分からない先生方はもちろん、少し活用してきた先生方でも、手に取っていただければ、「こんなアイデアがあったのか」と、思わずニヤリとするスキルがいくつもあるはずです。 いろんなGoogleのアプリを使いますが、特に「Google Classroom」を軸にした学級経営に注目してください。このアプリを軸に、ほかのアプリを連携・統合して運用することで、学級経営は劇的に変わり、教師人生そのものも、もっと充実したものになるはずです。学級経営とGoogleアプリコラボレーションの極意を楽しんでもらえれば幸いです。
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)
    4.4
    1930年代末、恐慌の嵐が吹き荒れるアメリカ。南部の町のカフェに聾唖の男シンガーが現れた。店に集う人々の痛切な告白を男は静かに聞き続ける。貧しい家庭の少女ミック。少女に想いを寄せる店主。流れ者の労働者。同胞の地位向上に燃える黒人医師――。だがシンガーの身に悲劇が起きると、報われない思いを抱えた人々はまた孤独へと帰っていくのだった。著者23歳の鮮烈なデビュー作を新訳。
  • 国境の南、太陽の西
    4.2
    あの日なら、僕はすべてを捨ててしまうことができた。仕事も家庭も金も、何もかもをあっさりと捨ててしまえた。――ジャズを流す上品なバーを経営し、妻と二人の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた僕の前に、十二歳の頃ひそやかに心を通い合わせた同級生の女性が現れた。会うごとに僕は、謎めいた彼女に強く惹かれていってーー。日常に潜む不安と欠落、喪失そして再生を描く、心震える長編小説。
  • ことばの波止場
    3.0
    読んだらすぐに試したくなる、大人が楽しいことばの遊び 戦時中の替え歌、和歌や落語、 しりとり、回文、アナグラム。七五調や韻の妙。 マザーグース、不思議の国のアリス、クマのプーさん。 和田誠さんが長年かけてこつこつ集めた 〈ことばのトリビア〉を紹介します。 ほのぼのする挿絵入り
  • さよなら、愛しい人
    4.0
    刑務所から出所したばかりの大男へら鹿マロイは、八年前に別れた恋人ヴェルマを探して黒人街にやってきた。しかし女は見つからず激情に駆られたマロイは酒場で殺人を犯してしまう。現場に偶然居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、行方をくらました大男を追って、ロサンジェルスの街を彷徨うが…。マロイの一途な愛は成就するのか?村上春樹の新訳で贈る、チャンドラーの傑作長篇。『さらば、愛しき女よ』改題。
  • サンタクロースの冒険
    値引きあり
    4.0
    だれもが知っているサンタクロースには、だれも知らない物語がありました。それを知るには、妖精たちが住む不思議な森のことからお話しなければなりません…… 『オズの魔法使い』の作家ボームによる驚きの物語が、詩人・田村隆一の翻訳と、和田誠のイラストレーションで復活。 あのサンタクロースにも、少年時代があったことを知っていましたか? 赤ん坊のときに、森の妖精に拾われて育てられた少年は、どんなふうにしておもちゃを作り、世界中の子供たちに配るようになったのでしょう。どうして靴下をつるすようになったのでしょう。なぜトナカイのそりがつかわれるようになったのでしょう。そして、どうしてサンタクロースは、いまもおもちゃを配ってくれるのでしょう…… 『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームが、サンタクロースの人生と冒険を語ります。
  • シネマッド・ティーパーティ
    3.0
    胸騒ぐあのスター、あのシーン! シネマッドが絵とエッセイで綴るシネマグラフィティ――「不思議の国のアリス」のあの帽子屋ならぬ、「シネマッド」和田誠が主催するマッド・ティーパーティへ、あなたをご招待。懐かしのスターたち、極めつきのシーンの数々……映画への熱い想いをこめたエッセイと、大向こうをうならすイラスト。映画狂も胸ワクワクの「ザッツ・シネマグラフィティ」。
  • 職業としての小説家(新潮文庫)
    4.3
    「村上春樹」は小説家としてどう歩んで来たか――作家デビューから現在までの軌跡、長編小説の書き方や文章を書き続ける姿勢などを、著者自身が豊富な具体例とエピソードを交えて語り尽くす。文学賞について、オリジナリティーとは何か、学校について、海外で翻訳されること、河合隼雄氏との出会い……読者の心の壁に新しい窓を開け、新鮮な空気を吹き込んできた作家の稀有な一冊。
  • 新版 平野レミの作って幸せ 食べて幸せ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 和田家を支えてきたとっておき料理の数々 そのレシピ集が復刊しました。 「料理は楽しく作ればおいしくできる!」 レミさんの料理と暮らしの話もたっぷり収録 1999年に刊行された「作って幸せ・食べて幸せ」という この本のタイトルは、平野レミさん最愛の夫であり、 イラストレーターであった和田誠さんが考案したものでした。 そして、イラスト・袋文字・デザインまで和田さんが手がけた、 夫婦共作の貴重な一冊です。 巻頭では、本の中の料理の誕生秘話や 和田さんや子供に人気だったレシピをご紹介。 思い出を交えながら、平野レミさんの 料理、仕事、暮らしについてを振り返ります。 そして、20年以上前に作られたとは思えない、 国際色豊かなレシピを、108品も収録。 仕事に子育てに奮闘しながら考案した手軽な料理は、 現代の共働き家族にもぴったり。 今回の復刊にあたって、より手軽に作れるよう改良を加えました。 美味しくてカラフルで豪快で、元気をもらえるレシピ集です。 【contents】 復刊に寄せて/平野レミの暮らしと家族と料理のこと はじめに ~ようこそ私のキッチンへ~  ・野菜たっぷり元気おかず ・豚肉はみんなと仲よし  ・レミ流中華・エスニック  ・ボリュームたっぷりイタリアン  ・巻き巻き&コロコロメニュー  ・おいしさ保証つきのごはんもの  ・パーティをおいしく  ・とっておきデザート ほか 平野 レミ(ひらのれみ):料理愛好家・シャンソン歌手。主婦として家庭料理を作り続けた経験を生かし、「料理愛好家」として活躍。“シェフ料理”ではなく、“シュフ料理”をモットーに、テレビ、雑誌などを通じて数々のアイデア料理を発信。また、講演会、エッセイを通じて、明るく元気なライフスタイルを提案するほか、特産物を使った料理で全国の町おこしなどにも参加し、好評を得る。また、レミパンやエプロンなどのキッチングッツの開発も手がける。著書に「わたしの和だし」(ナツメ社)など多数。ツイッターでの140字レシピも人気。 和田 誠(わだまこと):1936年生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。59年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。68年からフリー。77年より「週刊文春」の表紙を担当して現在に至る。74年、講談社出版文化賞ブックデザイン部門受賞。84年、映画「麻雀放浪記」を初監督。現在まで4本の監督作品がある。89年ブルーリボン賞、94年菊池寛賞、97年毎日デザイン賞、15年日本漫画家協会賞特別賞ほか、受賞多数。本書では絵とともに装丁・デザインも担当。2019年秋に惜しまれつつ逝去。
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本国際児童図書評議会「おすすめ!日本と世界の子どもの本 2025」選定図書 第十二次世界大戦が起きた世界。文明は破壊され、町も都市も、森も林も消え去った。残された人間たちは、ただそのへんに座りこむだけの存在になりはてた。ある日、ひとりの若い娘がたまたま世界に残った最後の花を見つけます。その花をひとりの若い男と一緒に育てはじめます。すると……。なぜ人間は戦争を繰り返すのか? 第二次世界大戦開戦の直前に描かれた、平和への切実な願い。世界的ロングセラーを村上春樹の新訳で復刊。
  • 装丁物語
    4.3
    星新一から村上春樹まで――かくも愉しき装丁今昔 洗練と温かみを両立させたそのデザインの源泉は、 幅広い好奇心と書物への愛着。 依頼を受け、ゲラを読み、絵を描き、文字を配して、紙を選ぶ。 描き文字の工夫、レイアウトや配色の妙、 画材あれこれ、紙の質感にも心を配って、 一冊が出来上がるまでのプロセスを具体的に紹介。 数多の装丁を手がけた和田さんが、惜しみなく披露する本作りの話 〈電子版は和田さんの装丁をカラーで満載〉
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、われわれの人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする……。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 高い窓
    3.9
    私立探偵フィリップ・マーロウは大邸宅に住む老女主人から呼び出される。貴重な金貨を持ち逃げした息子の嫁を探して欲しいと言うのだが……だが彼の行く手には脅迫と、そして死体が! 待望の新訳版
  • たかが映画じゃないか
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 残る思い出は映画だけ──稀代の映画ファン和田誠の驚くべき映画的記憶を、友人である映画評論家山田宏一がとことん聞き出した伝説の名対談集、大幅増補版でついに復活!  *追加収録対談・鼎談 〈大いに苦しみながら楽しんで翻訳した「ヒッチコック/トリュフォー」〉  山田宏一 和田誠   〈観客の椅子・監督の椅子〉和田誠 山田宏一   〈最新の技術と名人芸がかみあった映画、それが「怖がる人々」だ〉  和田誠 前田米造 山田宏一  〈ジャズと映画と…〉和田誠 山田宏一  1971年、山田宏一の最初の評論集『映画について私が知っている二、三の事柄』の装幀を和田誠が手がけて以来、『友よ映画よ〈わがヌーヴェルヴァーグ誌〉』』や『トリュフォー最後のインタビュー』などの山田宏一著作の装幀、さらにはローレン・バコール自伝『私一人』や対談本『ヒッチコックに進路を取れ』など二人のコラボレーションで数々の傑作映画本がつくられた。 『たかが映画じゃないか』は1978年に刊行され忽ちベストセラーとなった和田誠・山田宏一による初の対談本である。定本となる本書は、オリジナル単行本を元に山田宏一訳『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』と和田誠監督『麻雀放浪記』『真夜中まで』に関する対談と、和田誠監督『怖がる人々』について撮影監督の前田米造をまじえて行なった鼎談を増補した決定版となる。

    試し読み

    フォロー
  • 旅の絵日記
    4.0
    日記はレミさん、挿絵は和田さん。 1989年夏、フランス発スペイン経由、ゴールはイタリア。 楽しき家族の夏の思い出。 初めての文庫化。 「夫はいつも通り知らない料理に挑戦している。メニューの適当なところを指すのだ。(中略)あんまりおいそうじゃなかったけど。子どもたちはマカロニ・イタリアンスタイル。私も一口食べてみたらおいしかった。食べ慣れた味。これがいちばん正解」(8月4日グラナダ)
  • 中国行きのスロウ・ボート
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    夏の芝生、雨の午後。その手触りは決して褪せることがない―― 〈これが記念すべき、安西水丸さんとの初仕事〉 村上春樹の最初の短編小説集を当時の装幀のまま単行本で復刻。 復刊に寄せて、著者による序文を新たに収録。
  • デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界
    3.8
    村上さんが愛してやまないジャズ・レコードについて語る極上のエッセイ 「僕の大好きなジャズ・レコード188枚のことを書きました」 チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイ、スタン・ゲッツ……ジャズの黄金時代に数多くのジャケット・デザインを手がけた伝説的アーティスト、デヴィッド・ストーン・マーティン。彼がデザインしたレコードを敬愛し蒐集してきた村上さんが、所有する盤すべてをオールカラーで紹介。 手にとって見ているだけで素敵な音楽が聞こえてくる、極上のジャズ・エッセイ。
  • 東京奇譚集(新潮文庫)
    3.8
    肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方
    3.8
    たいしたもんじゃないけれど、くちゃくちゃ噛んでいるうちに味が出てくるのでは……なるコンセプトをもとに結成された「東京するめクラブ」。村上春樹隊長、以下、都築響一隊員、吉本由美隊員の3人が好奇心のおもむくまま、「ちょっと変な」ところ見てまわる。魔都・名古屋で名物喫茶メニューに挑戦し、熱海のホテルショーに潜入、江ノ島でローマ風呂を体験、清里でペンションをめぐり、さらに日本を飛び出してハワイ、サハリンにまで……。驚天動地のトラベルエッセイ!
  • 遠い声、遠い部屋
    4.0
    新鮮な言語感覚と幻想に満ちた華麗な文体で構成された本作は、1948年に刊行されるやいなや、アメリカ中で大きな波紋を呼び起こした。父親を探してアメリカ南部の小さな町を訪れたジョエル少年の、近づきつつある大人の世界に怯え屈折する心理と、脆くもうつろいやすい感情とを描いた半自伝的なデビュー長編。
  • 遠い太鼓
    4.3
    ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。その音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ――。40歳になろうとしていた著者は、ある思いに駆られて日本を後にし、ギリシャ・イタリアへ長い旅に出る。『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』を書き上げ、作家としての転換期となった、三年間の異国生活のスケッチブック。
  • 日曜日は歌謡日
    3.0
    思わず歌いだしてしまいそう! 和田誠流パロディ風味の歌のエッセイ。60人の歌手の絵もついて、ますます快調! ニッポンの文化を流行歌から見れば! ――美空ひばりと「東京キッド」、野坂昭如と「黒の舟唄」、井上陽水と「心もよう」、襟裳岬,リリー・マルレーン……イラストレーターの和田誠が、まな板にのせたあの歌手この歌60曲。お得意のパロディ風味に仕上げた歌のエッセイ。つい歌い出したくなる楽しさです。微妙なニュアンスを絶妙にあぶり出すイラスト。さらに歌謡曲の不易と流行を見事に捉えたといわれ、お楽しみは3倍!デス。
  • にっぽんほら話
    3.0
    ぜ~んぶ手口の違うショートショート25話――うははのへ、太郎とキツネ、うちのニャロメ、恐竜の声、シノプシス、おさる日記、サウンド・オブ・ミュージック……童話あり、SFあり、落語あり、そしてホラーありと、ぜーんぶスタイルの違う仕掛の、小意気な25のショートショート集。全篇万化、和田誠の世界。
  • 猫を棄てる 父親について語るとき
    3.8
    各紙誌で絶賛! 村上作品の原風景がここにある 村上春樹が自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。 父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。 ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。 寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。 中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。 子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。 いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。 村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、 自らのルーツを初めて綴った、話題の書。 イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌―収集群風―』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。 ※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ねじまき鳥クロニクル(第1部~第3部)合本版(新潮文庫)
    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より) ※当電子版は新潮文庫版『ねじまき鳥クロニクル』第1部~第3部の全3巻をまとめた合本版です。
  • 走ることについて語るときに僕の語ること
    4.4
    走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール。
  • はじめて話すけど…… 小森収インタビュー集
    3.0
    各務三郎に海外ミステリの魅力を、皆川博子に本に溺れた子ども時代を、三谷幸喜に理想の〈作戦もの〉とは何かを、法月綸太郎にバークリー作品の真骨頂を、石上三登志にヒーロー論での読み解きを、松岡和子に戯曲を翻訳することの困難さと楽しさを、和田誠にアメリカ文化に触れる喜びを、それぞれはじめて話してもらいました――〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をW受賞した評論家による他に類を見ない贅沢なインタビュー集が待望の文庫化。本書では新たに、北村薫に「良き読者」であり続ける秘訣を訊ねています。/【目次】各務三郎「ミステリがオシャレだったころ」/皆川博子「皆川博子になるための136冊」/三谷幸喜「理想の作戦ものを求めて」/法月綸太郎「本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?」/石上三登志「札付きファンのミステリの接し方」/松岡和子「戯曲を翻訳する幸せ」/和田誠「バタくささのルーツを探る」/北村薫「良き作品の良き読者であるために」/あとがき
  • 発達障害の子どもをサポートするICT”超かんたん“スキル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ICTを活用し発達障害の児童生徒の困りごとを解決し、成長させている教師たちの実践を紹介。教師向け大好評シリーズ第5弾! ICTを使って多様な子どもが多様に学べる環境を実現しましょう ■ICT を使って子どもたちの選択肢を増やしましょう 一人の教師が同時に何十種類もの個別対応をおこなうことは現実的には難しいと思います。 だけどそれでも、可能な範囲で、教師がいろんな学びの選択肢を出せるようにしていきたいのです。 違いに対して寛容な子どもたちが育つのは、みんなが自分に合った学び方をしてる教室環境だと思うからです。 ■大切なのは「スキル」ではなく、子どもたちを「理解すること」です 一人一人の子どもの、適切なアセスメントに基づいて、目標を設定し、どのような方向性でどのような支援をしていくのか、見立てをおこないながら実践していきます。 本書の執筆陣の多くは、特別支援教育に携わっており、ICT を活用した支援を日々実践しています。 その中でも「これはかんたんに取り組めて子どもが学びやすくなった」というスキルを紹介しています。 ■「UD」とは障害の当事者だけでなく、すべての人に役立つものです 「この子の困難さを軽減するために」と狙っておこなった支援が、実は別の子にとって嬉しい支援となることもあります。 発達障害の子どもをサポートするユニバーサルデザインの授業は、実は発達障害の子どもだけでなく、誰にとっても嬉しいものになることが多いからです。 多様な子どもたちがいるんだから、先生のほうも多様な学び方を保障できるようになりたい。 そのためには先生が学び方の選択肢をたくさんもっていて、クラスの子どもたちの実態に応じて、ICT 活用を含めた複数の選択肢を提示できるようになりたい。 そんな思いを込めて本書を送り出します。全国の子どもたちと先生方の、笑顔と安心につながることを願っています。 執筆者を代表して 鷲尾すみれ ((本書P.2-P.5 "はじめに"より抜粋)
  • 日出る国の工場(新潮文庫)
    3.8
    ある時は牛に蹴飛ばされそうになりながら「牧場」を歩き、またある時は新郎新婦になりきって「結婚式場」を取材する。その他、「人体標本工場」「消しゴム工場」「コム・デ・ギャルソン工場」「コンパクト・ディスク工場」に「アデランス工場」と、好奇心で選んだ7つの〈工場〉を、自称ノン・ノンフィクション作家、春樹&水丸コンビが訪ねます。イラストとエッセイでつづる、楽しい〈工場〉訪問記。
  • 表紙はうたう 完全版 和田誠・「週刊文春」のカヴァー・イラストレーション
    5.0
    和田誠さんが描いた40年分の「週刊文春」全表紙を一冊に。 眺めるだけで、当時の記憶がよみがえる。こんな表紙、あんな表紙もあったなあ。 没後1年、追悼出版。 2008年に「週刊文春」創刊50周年を記念して刊行された和田誠さんの表紙絵画集『表紙はうたう』に未掲載分(2008年10月2日号~2017年7月20号)を追加した完全版。 画集前半には、犬、猫、鳥、映画、スポーツ、星座、外国の旅……など、和田誠さん自らがカテゴリに分けて厳選した表紙の原画600枚を本人による作品解説付きで収録。 後半には、和田さんが描いた全表紙カタログ(1977年5月12日号~2017年7月20日号)を掲載。 絵の裏側がわかり、毎週の「週刊文春」の発売がますます楽しくなる一冊です。 永久保存版!
  • フィッツジェラルド10 傑作選
    3.8
    この一冊で見渡す作品世界――。 若くして洞察に富むデビュー期の輝き、早すぎる晩年の作ににじむ哀切。 二十年でついえた作家としてのキャリアの中で、フィッツジェラルドが生み出した幾多の小説から、思い入れ深く訳してきた短篇を村上春樹が厳選。「エッセイ三部作」を加えたベスト十作を収録。
  • フィリップ・マーロウの教える生き方
    3.0
    巨匠チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウの至言をテーマ別にチョイス。村上春樹の翻訳で贈る珠玉の名言集が文庫化
  • 古くて素敵なクラシック・レコードたち
    4.0
    1~2巻2,400~2,600円 (税込)
    村上さんはこんなふうにクラシック音楽を聴いている こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。
  • プレイバック
    3.3
    私立探偵フィリップ・マーロウは、高名な弁護士から若い女の尾行を依頼される。だが、この仕事はなにかきな臭い気配がするのだった……村上春樹新訳〈フィリップ・マーロウ〉シリーズ第7作。
  • 辺境・近境
    4.0
    久しぶりにリュックを肩にかけた。「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町……。NY郊外の超豪華コッテージに圧倒され、無人の島・からす島では虫の大群の大襲撃! 旅の最後は震災に見舞われた故郷・神戸。ご存じ、写真のエイゾー君と、讃岐のディープなうどん紀行には、安西水丸画伯も飛び入り、ムラカミの旅は続きます。電子版特典!『辺境・近境《新装版》』に掲載された、松村映三カメラマン撮影のカラー口絵写真を追加収録!
  • 辺境・近境 写真篇
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エイゾー君が撮った、もうひとつの「辺境・近境」。ハルキさんが中国の動物園で抱いた虎の子も、草原の狼も、打ち捨てられた戦車も、ゴールドラッシュの夢の跡も、エイゾー君が石を投げられたメキシコの村も、みんなここにあります。「裏庭で太い薪をごつごつと割る鉈みたいな」写真が、村上春樹のタフでファンキーな旅の全て、文章とは一味ちがう作家の旅の醍醐味を見せてくれます。※当電子版は、単行本版に新潮文庫版の「補遺」を追加したもので、収録範囲は新潮文庫版と同様です。固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 街とその不確かな壁(上下)合本版(新潮文庫)
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、“街”について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。〈古い夢〉が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。 ※当電子版は新潮文庫版『街とその不確かな壁』上下巻をまとめた合本版です。
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)
    完結
    4.0
    全2巻935~990円 (税込)
    十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、“街”について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。〈古い夢〉が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。
  • みつばちぴい
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なまけもののみつばちぴいは、みんなが働いている間も、寝てばかり。そんなぴいがある日、森の中で迷子になってしまいまい…。

    試し読み

    フォロー
  • 水底【みなそこ】の女
    完結
    4.2
    私立探偵フィリップ・マーロウは化粧品会社の経営者ドレイス・キングズリーのオフィスに呼ばれた。彼の妻はどうやら男と駆け落ちしたようだ。マーロウは妻の安否確認を依頼され、その足取りを追うことに。だが、たどり着いた湖の町でマーロウが見つけたのは、別の女の死体だった――。旧題『湖中の女』の新訳版
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)
    4.4
    ようこそ、村上さんの井戸へ――川上未映子はそう語り始める。少年期の記憶、意識と無意識、「地下二階」に降りること、フェミニズム、世界的名声、比喩や文体、日々の創作の秘密、そして死後のこと……。初期エッセイから最新長編まで、すべての作品と資料を精読し、「村上春樹」の最深部に鋭く迫る。十代から村上文学の愛読者だった作家の計13時間に及ぶ、比類なき超ロングインタビュー!
  • 村上さんのところ コンプリート版
    2.5
    村上作品に関する素朴なクエスチョンから、日常生活のお悩み、ジャズ、生き方、翻訳小説、社会問題、猫、スワローズ、そして珍名ラブホテルまで――。期間限定サイト「村上さんのところ」に寄せられた37465通の質問・相談メールに、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、3716問! そのすべてを完全収録し、ウェブサイト掲載時と同様の横組みスタイルで再現。単行本8冊分の愉しみを、スマホやパソコン、タブレットや電子書籍端末にダウンロードして、手軽にたっぷり楽しめるコンプリート版!
  • 村上T 僕の愛したTシャツたち
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 村上春樹の つい集まってしまったTシャツが 本になりました!       僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。 『ポパイ』連載のエッセイが一冊になりました!  ロックT /レコード系/マラソン完走Tシャツ/企業もの/ビール関係/ノヴェルティ……。村上春樹の段ボール箱で積み上がった膨大なTシャツコレクションをもとに、Tシャツをめぐる18篇のエピソードと108枚のお気に入りTシャツを掲載。また村上春樹と野村訓市によるTシャツにまつわるスペシャルインタビューも収録。写真:戎康友
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく
    3.9
    村上春樹が語るアメリカ体験や1960年代学生紛争、オウム事件と阪神大震災の衝撃を、河合隼雄は深く受けとめ、箱庭療法の奥深さや、一人一人が独自の「物語」を生きることの重要さを訴える。「個人は日本歴史といかに結びつくか」から「結婚生活の勘どころ」まで、現場の最先端からの思索はやがて、疲弊した日本社会こそ、いまポジティブな転換点にあることを浮き彫りにする。
  • 村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今読むべき2篇の名作を奇跡のマンガ化――世界で愛される村上春樹の恋愛短篇「螢」と、G・オーウェルが超管理社会到来を予言したディストピア長篇「一九八四年」!解説・柴田元幸

最近チェックした作品からのおすすめ