山田宏一の作品一覧
「山田宏一」の「大人は判ってくれない」「増補新版 フランソワ・トリュフォーの映画誌」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山田宏一」の「大人は判ってくれない」「増補新版 フランソワ・トリュフォーの映画誌」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ヌーヴェル・ヴァーグを代表する監督の一人であるフランソワ・トリュフォーの長編デビュー作である『大人はわかってくれない』のシナリオ。
日本でトリュフォーの解説と言えばこの人である山田宏一、またSSWで映画音楽の作曲も手掛けている世武裕子も解説を寄せている。
フランスの映画シナリオのフォーマットがどのようなものなのか自分はわからない。
なので本著が元のシナリオをそのまんま翻訳したものなのか、それとも日本の映画シナリオのフォーマットに置き換えたものなのかは判断出来ない。
だがそれはわからないにしても本著はとてもよく出来ていた。
『大人はわかってくれない』の瑞々しさ、心に残っているシーンが頭に思い浮
Posted by ブクログ
山田宏一さんがフランソワ・トリュフォーについて語る本ということで、お堅い本なんでしょ? と思っていたのだが、全然そんなことなかった。むしろトリュフォーの映画愛に溢れるエピソードの数々がとても面白くて、あっという間に読めてしまった。
敬愛するアルフレッド・ヒッチコックとジャン・ルノワール以外にもハワード・ホークスやジャン・ヴィゴ、ニコラス・レイやマックス・オフュルスへの愛と、引用などトリュフォーの映画と見比べてみたくなる。
ロベルト・ロッセリーニとのエピソードは笑えたし、恩人のアンドレ・バザンや、友人のアンリ・ラングロワとの話も面白い。
映画ファンでもヌーヴェル・ヴァーグと聞くと、ちょっと抵抗感