職業としての小説家(新潮文庫)

職業としての小説家(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

「村上春樹」は小説家としてどう歩んで来たか――作家デビューから現在までの軌跡、長編小説の書き方や文章を書き続ける姿勢などを、著者自身が豊富な具体例とエピソードを交えて語り尽くす。文学賞について、オリジナリティーとは何か、学校について、海外で翻訳されること、河合隼雄氏との出会い……読者の心の壁に新しい窓を開け、新鮮な空気を吹き込んできた作家の稀有な一冊。

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職業としての小説家(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分が小説家になろう(なれる)と思った理由はよく分からないこと言って誤魔化してるのに、小説を書くためにやっていることは結構具体的に書いているのが、誠実な感じがする。小説家という領分に対してあまり縄張り意識がないらしい。

    1
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    エッセイとか村上春樹の考え方を知れば知るほど、小説の方も好きになる。まだあんまり読めてないけど。
    難しい言葉を並べなくても良いし、人を感心させる表現をしなくてもいいんだ、というところが小説を書かない自分にとっても響いた。
    余計な言葉は足さずに、簡潔なのに心に響く文、確かにそんな表現をできるようになり

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    まだ読み終えていないのだが、とても面白い。そして、私は、彼の小説をちゃんと読んだことがない。ハマる人は、ハマるのですよね。なぜだか、数ページ読んで、やめてしまったり。文体なのか、なんなのか、わからないけれど、昔読んだときは、あまり、スーッと物語に入っていけなかった。そう、思い出したが、ノルウェーの森

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    村上春樹が自身の脳内現象を語っている本。日常的なことに至るまで語られていて、小説家云々よりも人間ってそういう生き方もできるんだと可能性を感じさせてくれた。

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    村上春樹がどのようにして小説家を志したか、どのようにして小説を書いていいのか、どう悩みどう見切りをつけ、どう心がけているのかが明らかになっていく。過去のインタビュー集に対する回答がまとまっており、読み進める中で自分の考えも整理されていき、新しいものの見方ができるように思う。もう一度、村上さんの作品を

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    小説家に対するイメージが良い意味でガラッと変わった。小説家は自堕落で破天荒な生活を送っている人、という偏見を持っていたが、長く小説を書き続けるにはある種の体力的な強靭さが必要というのは考えを改めさせられた。
    また、本、特に小説に対する著者の熱い想いというのが存分に伝わってきた。『小説というものは、物

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    本気で小説家になりたい人のバイブルです。

    公募やコンテストに参加する予定、参加する人に必須と言えます。
    「天才の言葉だから凡人や、それ以下の人間には関係ない」と敬遠せずに見本としたり、実際に真似てみると執筆がしやすくなったり、捗るようなります。

    村上先生が好きな人はもちろん、作品を読んだことがな

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    とても印象に残る本だった。
    印象に残ったパートはたくさんある。例えば、下記のような部分だ。
    【引用】
    今の時点で言えるのは、僕はそれらの作品を書くにあたって惜しみなく時間をかけたし、カーヴァーの言葉を借りれば、「力の及ぶ限りにおいて最良のもの」を書くべく努力したということくらいです。どの作品をとって

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに、村上春樹さんの本がとても読みたくなった。
    若い頃に流行りに乗って?よく読んだけれど…正直なところどれもよく分からないなぁという印象だった。
    今ならわかるところもあるかもしれない。

    分からなかったくせに…村上春樹さんの文体はすごく読みやすくて好きだなぁと思っていて、文体の謎(自分が英語で

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

     小説家になるためには、どんなことが求められるのかを著者の体験をもとに語っていく。著者によると、小説を1つ書くこと自体は簡単とまでは言わないが、誰にでも書けるという。しかし、何十年も継続して小説を書くのは困難である。これはある種の才能が必要とされる。とはいえ先ほど述べたように、小説を書くことに何らか

    0
    2024年10月24日

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