職業としての小説家(新潮文庫)

職業としての小説家(新潮文庫)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

「村上春樹」は小説家としてどう歩んで来たか――作家デビューから現在までの軌跡、長編小説の書き方や文章を書き続ける姿勢などを、著者自身が豊富な具体例とエピソードを交えて語り尽くす。文学賞について、オリジナリティーとは何か、学校について、海外で翻訳されること、河合隼雄氏との出会い……読者の心の壁に新しい窓を開け、新鮮な空気を吹き込んできた作家の稀有な一冊。

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職業としての小説家(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分が小説家になろう(なれる)と思った理由はよく分からないこと言って誤魔化してるのに、小説を書くためにやっていることは結構具体的に書いているのが、誠実な感じがする。小説家という領分に対してあまり縄張り意識がないらしい。

    1
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    この本は村上春樹作家としてのデビューから現在までの軌跡や、小説の書き方、考え方などを語った本ですが、その内容は、どんな職業の人にも通じる普遍性があるもので、とても参考になりました。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    超有名な小説家なんて、さぞかしアーティスティックでクリエイティブな生活を送っているんだろうな、と思いきや…極めてフィジカルでプリミティブな生活を送っている。
    (海外に住んで専業作家をしている時点で浮世離れしていることはさておき)

    そんな地に足のついた、足腰土台がしっかりしている作家だからこそ、世界に共通の普遍的に愛される本が書けるんだろうなと思うなどする。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    いや〜、村上春樹さんはお名前だけ存じており、小説を読む前に自伝?である本著から入ってしまいました。それがいいことなのかわるいことなのかわからないのだけど、本著がとてもいい本であって、村上春樹さんの小説を読んでみたくなりました。名前だけ知っているとは言いましたが、名前と同時についてくる世間の風評なんかも耳にはしており、それが如何に的外れなものであるかも知ることができました。ご本人は自身の小説についてもご本人についても語りたがらない性格だそうですから、なかなか風評への弁明?の場もなかったようです。ご本人が40人くらいの聴衆を前に語るようなイメージで書いたという本著の文体はほんとうにやわらかく、とても心の優しい方なのだと思いました。ひとまずは本棚に一、二年刺さっている「海辺のカフカ」から読んでみようかな。とっても良い本でした。また読み返します。

    0
    2026年04月14日

    Posted by ブクログ

    朝活の池田千恵さんのポッドキャストで、習慣化と時間術の本だと語られてて興味を持っていたところ、神保町のブックホテルで目に留まり、読むことに。いつもの村上春樹さんとは違う文体。後書きを見ると、みんなの前で講演をするような文体にしたとのことで納得。村上春樹さんの自伝的要素もあり、小説の書き方も詳しく解説してあって面白かった。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    エッセイとか村上春樹の考え方を知れば知るほど、小説の方も好きになる。まだあんまり読めてないけど。
    難しい言葉を並べなくても良いし、人を感心させる表現をしなくてもいいんだ、というところが小説を書かない自分にとっても響いた。
    余計な言葉は足さずに、簡潔なのに心に響く文、確かにそんな表現をできるようになりたい。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    まだ読み終えていないのだが、とても面白い。そして、私は、彼の小説をちゃんと読んだことがない。ハマる人は、ハマるのですよね。なぜだか、数ページ読んで、やめてしまったり。文体なのか、なんなのか、わからないけれど、昔読んだときは、あまり、スーッと物語に入っていけなかった。そう、思い出したが、ノルウェーの森は読んだ。とても話題になったので、ざーっと読んで、映画を見てしまった。ざーっと流し読み、飛ばし読み的に読んだので、読んだと言えないのかも。

    この本を読んでから、彼の小説に対する思いがわかって、なるほどと、良い印象を受けた。彼の小説を読んでみようかなと思えた。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    村上春樹が自身の脳内現象を語っている本。日常的なことに至るまで語られていて、小説家云々よりも人間ってそういう生き方もできるんだと可能性を感じさせてくれた。

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    村上さんはなぜ走るのか…それは好むと好まざるとにかかわらず、必然的に走らなければならなかったから。長編小説作家にとって、深い井戸の中に入っていくように精神力と、長い年月をかけて書き続けるための体力を維持するためには、走ることしかなかった。そして、規則正しい生活を送ること、朝起きたら5、6時間ぶっ続けで書き続けること。書きたいことが湧き出てきても、何も思い浮かばなくても、毎日コツコツ400字詰め原稿用紙に10枚書く。改めて村上春樹の凄さを痛感。
    春樹節というか、比喩がふんだんに使われているところや、所々でつぶやいていることなど、やはり村上春樹のことが好きだなぁと思った。

    何度も何度も読み返した本であっても、パラっと開いたページに新たな発見がある。35歳を人生の折り返し地点として意識する。…私の人生の大きな喜びや、自分を律する心は、村上春樹無くしては語れない。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    自分のペースを作って、その通りにしていく。
    やりたいことがあれば、仕事でも趣味でもその通りだと思う。
    出版社、編集者、その他の人々に流されず、その時、自分の好きなことできることに没頭していく。
    手直しのしつこさや柔軟さ、頑固さ。凄いな。
    毎日のジョギングやスイミング。日々のルーティン。翻訳作業。書きたいことが溜まってきたら小説。締め切りの追われずに書く人ってどのくらいいるのだろう。
    締め切りがないと書けない人がほとんどのような気がする。そこまで自分を律して日々過ごせる人が稀なのではないかな。イチローがコツコツとした日々の積み重ねがとんでもないところに行ける唯一の方法といったようなことを言う。スポーツでも仕事でも芸術でも何でもそう。
    小説書く時に、いつのまにか何かに乗っ取られているのか、勝手に登場人物が喋ったことにより短編が長編になり筋が変わっていくと言う。自分であって自分でない。これまた、日々の積み重ねと読書のなせるものなのだろう。
    小説家にはなれない。かすりもしない自分です。

    0
    2026年09月19日

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