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Posted by ブクログ
シングルモルトには、それぞれきりっとしたパーソナリティーがあり、アロマによって生産地が特定できるという。海藻香のアイラ島のシングルモルト。生牡蠣と合うらしい。ラフロイグのマネージャーイアン・ヘンダーソンの「おいしいウィスキーを時代にあわせてうまく造ることを目指しているんだ。」いつも新しいやり方を模索している。進取の気性。ベッシー・ウイリアムという女性が陣頭指揮をとり、大胆に新しいやり方を持ち込んで、ラフロイグの業績を伸ばしたそうだ。イアンは、「頭であれこれと考えてはいけない。能書きもいらない。値段も関係ない。多くの人は年数の多いほどジングルモルトはうまいと思いがちだ。でもそんなことはない。年月が得るものもあり、年月が失うものもある。エヴァポレーション(蒸発)が加えるものもあり、引くものもある。それはただの個性の違いに過ぎない。」ボウモアのジム・マッキュエン氏の口にしたアイラ哲学。「みんなはアイラ・ウイスキーの特別な味について、あれこれと細かい分析をする。確かにこの島では上質の大麦がとれる。水も素晴らしい。ピートも潤沢で、よく匂う。それは確かだ。でもそれだけじゃ、ここのウィスキーの味は説明できない。いちばん最後にくるのは、人間なんだ。ここに住んで、ここに暮らしている俺たちが、このウィスキーの味を造っているんだよ。人々のパーソナリティーと暮らしぶりがこの味を作りあげている。それがいちばん大事なことなんだ。」アイラ島行きたい。
Posted by ブクログ
お酒はほぼ飲めない私が、島の名前に惹かれてたまたま古本屋で手に取ったこの本。
ぱらぱらと開いてみると、そこから何かがひらりと落ちた。拾ってみると地元酒屋の世界のウィスキーフェアのチラシ切り抜きだった。フェア開催日は2015年。10年以上前にこの本の持ち主の方が、「このエッセイを読んだらきっとウィスキーを飲みたくなるだろうよ」と言わんばかりに託してくれたメッセージに、なんだか心が温かくなった。結局古本を購入して、チラシと共にオーストラリアまで大切に持ち帰ってきた。
村上春樹氏のエッセイの言葉選びが好きだ。ウィスキーの味を、音楽や文学に例える村上氏特有の表現も読んでいて心地良い。一緒に旅をされた奥様の撮った写真が数ページおきに村上氏の文章と共に出てくるのも素敵。
いつかこの島にこの本を持って旅行に行き、ウィスキーを少しでも嗜めてみたいな。
Posted by ブクログ
私事ではございますが、投稿が500冊となりました。
これからも日々、本のある生活を過ごしていきたいと思います。
自分の三大欲求は「食欲・睡眠欲・性欲」ではなく、「本欲・筋トレ欲・コーヒー欲」ですが、コロナのせいでその一角が崩れてしまいました。筋トレです。
幽遊白書でいうと雷禅です。
コロナのせいで完全に弱りました。
その中で、猛烈にランクを上げてきたのがウィスキーです。
もうウィスキー愛が止まりません。
著書に書かれているウィスキーは一通り飲みましたが、飲んだだけでアイルランドやスコットランドに行ったような気持ちになりました。
ただ、個人的には水が肌に合うのか、日本のシングルモルトが1番好きです。
「村上春樹×ウィスキー」、言葉でウィスキーの良さが伝わるのと、実際飲んで味で良さが伝わるのとダブルパンチで最高です。
毎晩、良いウィスキーを飲みながら、読書する生活が加わってしまい、筋トレは何処に…。
このコロナ渦が収まったら、筋トレを含め、4大欲求として続けていこうと思います。
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小説・文芸
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