ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

924円 (税込)

4pt

和田誠が描くミュージシャンの肖像に、村上春樹がエッセイを添えたジャズ名鑑。ともに十代でジャズに出会い、数多くの名演奏を聴きこんできた二人が選びに選んだのは、マニアを唸らせ、入門者を暖かく迎えるよりすぐりのラインアップ。著者(村上)が所蔵するLPジャケットの貴重な写真も満載! 単行本二冊を収録し、あらたにボーナス・トラック三篇を加えた増補決定版。

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ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月10日

    この本はジャズメンやアルバムに関する解説書ではない。タイトル通り、ポートレイトであり、また物語である。少なくとも自分はそう感じた。

    それにしても、ジャズに対する村上春樹氏の造形の深さを改めて感じる。単にジャズをたくさん聴いているだけでは、このような文章は書けないだろう。

    和田誠氏のジャズメンの肖...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月30日

    和田さんのジャズメンの絵の味わい深さに加えて、村上さんの的確な文体はジャズファンでなくとも引き込まれ、どうしようもなくジャズを聴きたくなってくるちがいない。ジャズピアノ専門の私も思わず触手がのびてしまう。お見事!と言いたい。

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    Posted by ブクログ 2013年08月16日

    ジャズの深い味わいがしみじみと聞こえてくるような、珠玉のアーチスト紹介です。ジャック・ティーガーデンという名前は知りませんでしたが、ぜひ一度聴いてみたくなるような美しい文章での紹介でした。寛いだ暖かい響きのトロンボーンによるバラードだそうです。!バリトンのジェリー・マリガンが麻薬に溺れていたなど、不...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月12日

    「音楽を書く」とは、こういうことかと実感させられます。
    いろいろと聴きたくなるアルバムが増えて困ります。

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    Posted by ブクログ 2010年04月30日

    あえて名「本」でなく、名「盤」と呼ばせていただきたい。

    昔ジャズ喫茶のマスターをしていた村上春樹の確かな審美眼と
    和田誠のほっこりイラスト
    説明の要らない大人の一枚

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ジャズを聴くと『ポートレイト・イン・ジャズ』が読みたくなるし、『ポートレイト・イン・ジャズ』を読むとジャズを聴きたくなる。そんな本です。

    というのも、久し振りにセロニアス・モンクを聴いていて、またこの本を読み返したからです。

    様々なジャズ・ミュージシャンが、村上春樹の文章によって、和田誠のイラス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    村上春樹がジャズの入門者のために書いた本。
    和田さんがデザインしてくれて、それぞれのジャズ・アーティストの特徴がわかる。


    ジャズバーで働いていただけの事が伝わってくる、初心者からマニアまでもカバーする一冊だと僕は思う。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    宮沢賢治を追って、な岩手旅行でお世話になったペンションで出会った一冊。面白い、何より挿絵がジャズメンの特徴をよくとらえてる!

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    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    ジャズという音楽に浸りたいと、寄る年並みのせいか(?)思うようになった時に、この本を手にした。丁度、村上春樹作品を読み耽っていたタイミングと符合した。Apple musicのプレイリストに本にあった人らの曲を放り込んで、マイリストを作り終えた。音楽を聴きながら、もう一度読み返したいと思えた一冊。

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    Posted by ブクログ 2018年05月11日

    ものすごくジャズが聴きたくなる本。
    まあ聴いたところで私が同じように感じられるとは思わないし、違う好みもあるだろうけれど(それは本人も述べている通り)、音楽をここまで映像化したり、温度を感じられる文章で表現しているのは珍しい気がする。
    まさに全身で受け止めている感じ。
    私ですら名前を知っている人もい...続きを読む

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