雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―

572円 (税込)

2pt

「女」と名のつくものはたとえ動物であろうと入れない、ギリシャ正教の聖地アトス。険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。一転、若葉マークの四駆を駆って、ボスフォラス海峡を抜け、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ一周の旅へ――。雨に降られ太陽に焙られ埃にまみれつつ、タフでハードな冒険の旅は続く!

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雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本当に村上春樹さんの紀行文は最高。
    好奇心も心も満たされる

    ちょうど読んでいたとろに、ロシアのウクライナ侵攻のことで、息子に「日本はどこの国とも地続きで国境を接していないから感覚としてわからないけれど、地続きで隣り合う国があるってどんな気持ちなんだろう」というようなことを話しかけられました。
    村上

    0
    2024年03月13日

    購入済み

    初めて村上春樹さんを読みました

    文章がおもしろくて、あきずに読めました。

    0
    2021年10月25日

    Posted by ブクログ

    アトス山の修道院ミシュランの表現がとても面白かった。時代背景は違うが自分の知らない場所がたくさん出てきて興味深かった。

    0
    2021年04月05日

    Posted by ブクログ

    ギリシャのアトス半島のギリシャ正教の修道院を巡るギリシャ編と、パジェロでトルコを時計回りに廻るトルコ編からなる紀行文。
    村上春樹の表現力は流石としか言いようがなく、あたかも自分も辺境を旅したかのように引き付けられてとても面白かった。
    自分が絶対行かないと思われる辺境への旅を疑似体験させてくれた本書に

    0
    2019年01月05日

    Posted by ブクログ

    友人がトルコに旅行に行きたいというので読んでみた。
    20年以上前のトルコの情報だけれどとても生き生きしていて、今はどうなっているんだろうなんて気持ちで旅行に行くのもいいかもしれないと思った。
    村上春樹のエッセイは本当に楽しく読めるし、旅を楽しくする。
    今度旅に出たら、自分も粋な文章を書いてみようかな

    0
    2018年04月10日

    Posted by ブクログ

    村上春樹さん 新潮社1991年7月発行

    ギリシャ・トルコの紀行文
    「ウゾー」というギリシャの焼酎は、とにかく疲労していればいるほど美味しく感じられる。
    ほど、過酷な冒険旅…お疲れさまです

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    これを読んでじゃあギリシャとトルコに行きたいらとはならないのが面白い。ギリシャのアトス半島が今も自治権を与えられた宗教地区として成り立っていることは知らなかった。トルコの話は本当にひどい、最近は旅行で行く人もよく見るが観光地以外は今もこんな感じなのだろうか。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    紀行文。もちろん春樹さんが書いているので、なんだか短編でも読んでいるんじゃないかとすら最初らへんは感じる。
    あと「そういえば春樹さんは随分年上のひとなんだなぁ」って思い出す。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    ギリシャ・アトスには行きたくなり、トルコには行きたくない(読むだけで十分)という読後。
    残念、アトスは女人禁制の島なんだった…
    状況としては深刻で冗談も通じないようなシリアスな場面でも村上春樹の描く文章は何か状況を滑稽に伝える。

    2023.3.2

    0
    2023年03月02日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の紀行文、いくつか読みましたが
    こちらがいちばんハード(かつタフ)な印象を受けました。

    日本に住んでいて想像できうる「ハードな旅行」を遥かに超越した別世界を見せてくれます。
    ギリシャ編はまだ楽しむ余裕があるのですが、トルコ編は「おお…」とちょっと引かざるを得ないような描写があります。(19

    0
    2023年02月14日

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