ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
小説 2位
14pt
私はこの世界の出口を見つけなくてはならない――。女性を主人公にした初の長編小説。「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」 26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
三年ぶり長編小説という見出しに惹かれて読みました。 登場するアリクイ夫婦などキャラクターも不思議な惹きつけられる設定が良いです。 また、一つ一つの言葉が考え考えて選ばれたものと感じ、日本語表現の豊かさを再認識しました。 著者のシリーズをまた読み返したくなりました。
イッキ読みしました。 家族の試合がありしかも雨が強くって車中で約半日近く待機中に村上作品を読みました。 強い雨音が車を叩きつくるなか読むから夏帆の冒険に拍車をかけてくれました。 夢か現実かの境界線が曖昧になる。いつのまにか本の世界や夏帆の中にはいるから不思議な感覚になる。 いつ先にかいなくなる...続きを読む…白く広い広場に階段がありその上に立ち景色をみている自分がいるイメージが脳内に広がった…いつか自分もいなくなり階段となり、次の世代がまた階段をつみあげる。 今回も村上春樹先生ワールドを堪能しました。 次回作も楽しみに待ちます ぜひ〜
比較的ファンタジー色が強くて、今までの作品のような、読んでるうちにうっかり自分も現実と虚構の世界が入り混じってしまいそうになる危うい感覚は少なかった。 でも、読み終えて、自分の人生を振り返り、別の視点から捉え直すような感覚になった。
旨味が凝縮していました。 自分からしか見えていない世界の曖昧さと、その世界を訪れる訪問者たち。普遍的なお話です。モチーフがどれも可愛らしいので、緊張感のあるシーンであっても落ち着いて見ていられました。これは悪いことではないのです。本当に。 そうならないように意識してみたのですが、やはり村上春樹の文章...続きを読むを読むとそれに似た文章になってしまいますね。それもまた一興でしょうか、それはさておきどうしてもこの物語のモチーフたちの可愛さを知ってほしいのです。まず、アリクイのご夫婦です、彼らは頼りがいがあって物語がどの方向へ向かうか指示してくれます。そして、ジャガー。ジャガーはどうやら凶悪らしいのです。がしかし、何か悪いことをしたわけではなくジャングルの嫌われ者という扱いです。それより何より夏帆を最も戸惑わせるのはシロアリの…どうん、どうん、どうん、どうん 伝えたいことは沢山あるのですがこれ以上は控えておきましょう。モーターサイクルの男がやってきましたから。
村上春樹は文字で絵本を描いてしまった。 非現実的な側面と現実的な側面。それらは決して交わることはないが、全く関係がないともいえない。村上春樹節である壁や井戸の表現を、夏帆では絵本に変えて表現されている。おそらく、物語には終わりがあるということを伝えたかったのだと思う。女性視点での村上春樹は新鮮で面...続きを読む白かった。
とても面白かった。 村上春樹の中でも、かなり好きな作品。 起承転結がしっかりしていた。 アリクイやジャガー、シロアリの女王、牛柄の猫など、出てくる動物達がかわいい。 後半、母親との確執の話、それを乗り越える話なんだとわかった。 夏帆の性格も好き。 落ち着いていて、慎重なんだけど、勇気もあって。...続きを読む 絵本の内容が、第1章の顔の話も、アリクイの話も、ミソラの話もすごくよかった。
春樹噺
初期の村上春樹作品ははっきりしない 終わりでもやもやしてましたが、 最近の村上春樹作品はファンタジー? 御伽話?的なはっきりしないけど 終わりは明確で今作も村上春樹噺でした 新作をありがとうございました
#エモい #シュール
この小説の発売に先立って、朝日新聞で村上春樹のインタビューが掲載されていた。彼はもう77歳だそうだが、いまだに老人を主人公にした小説は書けず、26歳の女性目線でなら書けるらしい。すこしきもちわるい気もするけど、そうらしい。だけど、ほんとうにそうなんだろうか。 本作は村上小説っぽさが存分に振りまかれて...続きを読むおり、ほとんど自家薬籠中の物としてセルフオマージュのような作品になっているが、過去作品と振り返って明確にちがうのは性的なイメージの位置付けだろう。 村上の小説はかなりマッチョな性質がある。これはむかしにさかのぼればさかのぼるほどそうなるし、批判されがちな点である。本作は村上の長編小説で初の女性主人公らしいが、しかしそれはそのような批判を意識してのものではないと思う。 本作ではセックスシーンは出てこない。 これは前作でもそうだった。そして本作では、もはや性的なイメージは悪のイメージと結びつけられて登場する。 古い村上小説では、ほとんど男性登場人物を慰撫して空虚な気分にうっとりするためだけにセックスシーンがあり、それは前述の村上のマッチョさにもつながっていた。 さらにいえば、過去の村上小説のセックスにおいては妊娠のイメージは希薄だった。というかそもそも親子関係を描くこと自体が少ない。 それは村上小説における性的なイメージが前述したような意味合いを持つせいであり、村上にとってのセックスは動物的なものではなく(繁殖という明確な目的のためではなく)、人間的なものとして捉えられているからだろう。 そのため、本作の悪辣とした性的なイメージには、母娘関係が導入され、動物的なイメージまでも含まれてくる。そこに人間的なものはない。 ただ、これらは村上のマッチョな点への批判を意識してではなく、単に老齢によるもので、村上本人が年齢的に性的不能となったせいではないかと思う。本作を読めばわかるとおり、村上にとっての性的なイメージは非リアルな側に属するものと化している。老人の主人公は書けないというが、この小説自体は明確に老人にならなければ書けないものだと思う。 そう考えると、本作が女性主人公になっているのもうなずける。村上にとってのセックスはそもそも男性的なものだったのであり女性のためではない。本作の夏帆が妙に処女っぽさがあるのも、そのせいではないか。26歳の絵本作家はなかなか。
小説とはこういうので良いんだよ、と言っているかのように感じる作品。肩の力が入れられてない軽妙さを伴った不思議な非日常が彩られており、読者を小説の世界へ誘う。これは村上作品全般に言えるかもしれない。 本作は境界線が曖昧で淡い。主人公は母親と価値観や考え方が大きく異なる。容姿や勉学などに向上心は無く、自...続きを読む分の得意な絵を描くことに重きをおく。しかし、母親はそんな娘を評価せず、嘆きすらする。互いに良い点、悪い点の評価が真逆といっていい。価値観が異なることで親子という関係でも人間関係に歪みが生じる。初めは小さな歪みが、やがては大きな事態へと変貌する。 これは社会人にも当てはまるだろう。他人の価値観を重んじるのは重要だが、理解できないあまり距離をとろうとする。距離をとってやがては無関心となる。そういった無関心はやがて人間関係に亀裂をもたらす危険性を帯びている。 そういった人間関係の複雑さや脆弱性を象徴しているように本作では受け取った。かなり歪んだ見方かもしれない。もちろん、この解釈は他の方が読めば大きく異なるであろうし、著者の主張の本流ではない端の端の支流ですらないかもしれない。ただ、こういった解釈の余地が大きいのが小説の愉しさなのだろう。そう思わせてくれる。
誰もが思い描くような空想の世界がより濃密になることで現実が変わるのだろうと思う あらゆる人に善き物語とスカーレットヨハンソンを
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
夏帆―The Tale of KAHO―
新刊情報をお知らせします。
村上春樹
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
街とその不確かな壁(上下)合本版(新潮文庫)
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)
ねじまき鳥クロニクル(第1部~第3部)合本版(新潮文庫)
1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)
ノルウェイの森
街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)
ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)
海辺のカフカ(上下)合本版(新潮文庫)
「村上春樹」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲夏帆―The Tale of KAHO― ページトップヘ