夏帆―The Tale of KAHO―

夏帆―The Tale of KAHO―

小説・文芸
2,860円 (税込)

14pt

私はこの世界の出口を見つけなくてはならない――。女性を主人公にした初の長編小説。「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」 26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    夏帆―The Tale of KAHO―
  • タイトルID
    :
    2256908
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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夏帆―The Tale of KAHO― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    村上節炸裂。最後の夏帆と母のやりとり泣けた。
    「あの猫がいなくなったとき、私はとても淋しかった。淋しくてつらかった」
    「そうね。私もあの子がいなくなってやはり淋しい思いをした」と母親は言った。
    ここで二人は和解したんだと思う。

    0
    2026年10月23日

    Posted by ブクログ

    ただのワールドではない奥深い何か。そこには吸い込まれる何かが潜んでいて、それは自分でも分からない何か。紡がれる文章が一つ一つ糸のように繊細に大胆に絡み合いながら解きほぐされる。次の作品も楽しみにしたい。

    0
    2026年10月16日

    Posted by ブクログ

    1人の女性が力強く生きていくコンセプトと村上春樹独特の夢遊感漂う作品の中にになっており、自然とページをめくっていた。ファンタジックな描写とリアリティのある街並みの描写のギャップが癖になる。村上作品特有の男女の関係を描くことはあまりせず、主人公の背景や抱えるありのままの悩みを描いている。村上作品を読んだことがない人でも読みやすい作品ではないだろうか。

    0
    2026年10月14日

    購入済み

    春樹噺

    初期の村上春樹作品ははっきりしない
    終わりでもやもやしてましたが、

    最近の村上春樹作品はファンタジー?
    御伽話?的なはっきりしないけど
    終わりは明確で今作も村上春樹噺でした

    新作をありがとうございました

    #エモい #シュール

    0
    2026年07月09日

    Posted by ブクログ

    面白かった、面白かったよ
    「世界の終わりと〜」の別の世界線を行き来する感じと「ねじまきどり〜」のファンタジー色を合体させた感じ
    個人的にはとても好きな物語
    一軒家の縁側の描写とか何故かすごく村上春樹味があった

    ただ、ただですよ、前作の「壁」とか「街」とか、今作の「アリクイ」とか「ジャガー」とか、人に勧めるのがとても難しいw
    なにをどう伝えても「???」にしかならんやんw

    本当に今作ほど「村上春樹の頭の中ってどうなってるん」となった作品はない

    0
    2026年10月26日

    Posted by ブクログ

    相変わらずの春樹節。 印象としては大人のためのお伽話的な印象。 まあ夏帆が絵本描いてたのもあるけどね。 シロアリの女王が誰と性的交渉を持っていたかが謎だが。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    初めての村上春樹がこの本で良かったのかはわからないけれど、とても面白かった。日常としての現実と夢としての現実と、その境界の話が生活描写でも物語としても描かれていて面白かった。夢は夢だけれど、普段生きているはずの現実よりもリアルで生々しい。
    夏帆があまりにも自分の身に起こったことをそのまま物語として書きすぎていることと、村上春樹の本は所々で性に関する描写が混ざってくることに対する疑問は残るけれど、いずれにしても、軽いタッチで読みやすくて物語として読み進められる面白いお話でした。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    久々に新刊で著者の作品を読みました。
    ここ最近の作品は、読んでいて分かりずらいところが多かったけれど、今回の作品は読みやすく著者特有の世界観も嫌にならず(苦笑)読み進めることができました。
    とはいえ、大きな感動があったかと問われれると、???ですね。
    彼もどんどん歳を重ねるし、今後はどんな方向に向かうのだろうか、とまだ期待する自分がいます。

    0
    2026年10月24日

    Posted by ブクログ

    私は村上春樹さんの「ド」がつくほどの初心者。
    中学生の頃に『ノルウェイの森』を読んで以来、
    気まぐれに数冊ほどしか読んできませんでした。

    なので、これまでの作風との比較はできないし、
    本書が春樹さんらしいのか、らしくないのかもわからない。
    それでも、ごく純粋にファンタジーとして楽しめた一冊でした。
     

    『夏帆』村上春樹

    まるで白昼夢を見ているような物語だ…!
    絵本作家の夏帆が出会う、不思議な男やアリクイの奥さん。

    パラレルワールドのようでもありながら、
    その世界がじわりと現実を侵食してくるような感覚がある。

    ✧

    そして本書の核にあるのは、
    母と娘の関係を描いた物語なのだと思う。

    母と娘って、どのような関係が理想なんだろう。
    友人のように仲の良い関係?
    それとも、夏帆とその母親のように、
    微かな距離のある関係?

    確執とまではいかなくても、
    「愛されていない」と感じることは、
    大人になった夏帆の足枷になっている。

    夏帆が迷い込んだ世界の出口を見つけることは、
    母親との曖昧な関係性に
    ひとつの答えを見つけることでもあるのだ。

    ✧

    さて、ここからは本音なのだけれど……
    「君みたいな醜い相手は初めてだよ」という言葉。

    すべてが明らかになったあとだから書くけれど、
    そんな清潔感のあるイケメン
    (しかも実は●●●●)
    に言われたら、ある意味ご褒美じゃないですか……?

    しかも言葉は容赦ないのに、
    行動がやさしすぎて、好きだ!ってなった。笑

    本当にすみません。
    少数派なんでしょうか、これ。
    同じって人、いませんか。

    0
    2026年10月24日

    Posted by ブクログ

    いつものハルキワールド
    ほんとファンタジー要素満載ですね
    ストーリーはわかりやすい
    得意のあっちの世界とこっちの世界が、他の本に比べて複雑ではないので、ハルキスト初心者には読みやすいと思う

    0
    2026年10月23日

夏帆―The Tale of KAHO― の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    夏帆―The Tale of KAHO―
  • タイトルID
    :
    2256908
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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