【感想・ネタバレ】夏帆―The Tale of KAHO―のレビュー

あらすじ

私はこの世界の出口を見つけなくてはならない――。女性を主人公にした初の長編小説。「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」 26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。

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感情タグBEST3

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ネタバレ

単行本まで待ちきれず、、、。
初の女性主人公っていうけど、1Q84の青豆も、女性主人公なのでは、、、?とは思った。
構成としても伝えたいことも、1Q84と同じ雰囲気を感じで嬉しかった。 村上春樹作品としてはかなり読みやすいのでは??
現実か夢か、覚めなければいけないのか否か、出口を探さないといけないのか、母親像とはなんなのか、決断とは、守護天使について、とかたくさん考えたいことがあって楽しい。
絵本に沿って続いていく感じも良かった。
理解をするのではなく、感じる、何を伝えたいのか考えて噛み砕く、分からなくてもいい、こんな風に読書が楽しめることを教えてくれる村上春樹に感謝!!

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2026年09月27日

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村上春樹の本は以前に挫折した事があったのだけど、本の装丁がシンプルで可愛かったので買ってみた。
アリクイとジャガーのシールがついてきた。
可愛い。

アリクイが出てくると安心する。
後半は出てこなくなって、少し寂しいような気がした。

不思議の国のアリス感があって、読みやすかった。
好きなタイプのお話しだった。

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2026年09月26日

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現実か夢か、真実か嘘か…。不思議な感覚でどんどん先が知りたくて、あっというまに完読。村上春樹作品は難しい印象があったけど、読みやすかった。

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2026年09月23日

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面白かった!女性が主人公ということもあり、いつもの村上春樹テイストとは一風違う雰囲気を持った作品だと思った。新境地という感じだが、すごく良い。
現実か夢か、不思議な境界を越えてしまう主人公の夏帆だが、ストーリーが予測つかずぐいぐい惹き込まれた。
このストーリーの独創性というか、発想と読みやすさは本当にすごい。登場キャラクターも魅力的。ありくい、シロアリの女王、ジャガーなど。村上春樹が書くと、これらの不思議な生き物たちも違和感なく動き始め、武蔵境が舞台など絶妙にリアリティがあるのが本当に巧い。最後までこちらもドキドキハラハラして読んだ。ひょっとして村上春樹作品の中でも1、2くらいの完成度では。

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2026年09月23日

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ファンタジーの物語として読みやすい作品。確かに、2度目のデートに男がモーターサイクルでやって来て後ろに乗らないか、と言われたらドン引きする。ありくいが味方で、シロアリの女王やジャガーがヒール役というのは、ある意味都合のいい一面的な解釈なのでは?という疑問も残る。アリクイはシロアリの巣を女王だけ残して空っぽに食べてしまうような生態なのだから。シロアリからするとたまったものじゃない。現実と夢、善と悪、普通と特別、破壊と再生のような対比を感じさせられた。

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2026年09月21日

購入済み

春樹噺

初期の村上春樹作品ははっきりしない
終わりでもやもやしてましたが、

最近の村上春樹作品はファンタジー?
御伽話?的なはっきりしないけど
終わりは明確で今作も村上春樹噺でした

新作をありがとうございました

#エモい #シュール

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2026年07月09日

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ネタバレ

村上春樹らしさのある作品でした。

決してオチが強い作品ではないですが
自分は村上春樹らしさに惹かれて一気読みしました!
・メタファーを取り入れた現実と非現実の融合
・独特な言い回しがアクセントで
・強くないけど、強く生きようとする主人公の生き様

⚫︎好きなフレーズ
p209
私はその中から受容していいものと、拒絶するべきものとを素早く的確に選り分けなくてはならない。でもそれは簡単なことではない。まったく簡単ではない。なぜならすべての事物は、目に見えるままのものではないからだ。

→自分の人生においてもそうだと感じました。

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2026年09月27日

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ネタバレ

ページを開いた最初の2行で色々ぶっとばしてくるのは笑いましたw あー、世にダメンズ好きなどというのがいるのがよくわかる。。。

この2行が素晴らしい。夏帆という作品を語る上で避けられないとこだと思う。とか言ってる私はきっと女にモテないだろうなぁ。

そんな序章に始まり、自身の母親と向き合うことになる終章へ。

世間では「親殺し」とか叩いてる人もいるらしいが、夏帆の世界観においてそういう解釈は大きくズレているように思う。

ここで著者が伝えたかったのは「母親は完全な存在などではなく、よくいる普通の女であり不完全な存在でしかない。その事実を大人になった自分は受け止めてあげれるか?」という問いかけだったのかな。そんなふうに感じました。

自分は好きな作品でした!
まぁ村上春樹の代名詞「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」には及びませんが。。。積み上げたものがないと書けない物語だと思います。

余談ですが、作品内の佐原は自分の脳内でハンターハンターのヒソカのイメージで補完しとります。なんかヒソカっぽいんですよねぇ。

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2026年09月27日

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ファンタジー感が強く、読むのが遅い方の私でもあっさり読み進められた。
逆に、このファンタジーに隠された本当の意味は何か?ということを読んでるうちにひたすら考えた。しかしその答えは得られず…
冒頭のルッキズムの話や、親子の愛情、猫との別れ。守護天使。
現実と妄想?想像?の境目とは何か。
妄想や理想の破壊は手放すことと等しく、それは寂しいことなのか、喜びなのか。
初めての村上春樹作品。堪能。

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2026年09月26日

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やっと読んだ~。いつもの感じだけどだいぶ春樹節が抑えられている。女性主人公は初めてらしい。(短編はあるし、よく考えたら1Q84も一部そうだよね)
最近の作品の中ではだいぶ読みやすいのではないかと思いました。

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2026年09月26日

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ファンタジー!
村上春樹のそれは大好物です。

御伽話や印象派の絵画のようにアンニュイな空気を纏ってて、
ふと気づくと自然にその世界に入ってるような読書体験だった。
プツッと訪れる終わりが、静けさを誘って、
余計に不思議の国体験(?)だった。
ディズニーのシンドバットに乗って、現実に戻るような、、、非常にエンタメでした。

武蔵境に住んでるので親近感も増しまして。
ブックカバーも静かで素敵。
ワクワクしながら手に取りました。

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2026年09月26日

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全く予想していなかった世界に連れて行かれる体験。
人それぞれに守護天使がいるっていうのは、メタファーとしてとても納得がいった。そう思えば強く行き抜ける気がした。非現実(ファンタジー)は辛い現実から軽やかに避難させてくれるけど、今作の非現実は少し違って現実の深い所に潜り込んだとこにたまたま発見した非現実という感じ。

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2026年09月25日

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読者をグイグイと作品に引き寄せていく文章でありながら、ストーリーとしては難解、突如として気づいたら非現実世界へと誘われている
これが村上春樹の魅力であり、文学の魅力ではないだろうか
このキャリアにして文章力の刃がますます研ぎ澄まされているように感じた
まだまだこれからも村上春樹の作品を楽しみたい

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2026年09月23日

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ネタバレ

面白かった。村上春樹の長編作品にしては、割とボリュームも内容もポップで軽いような気がした。舞台も、だいたい東京と埼玉で完結している。過去作では戦後の満州に行ったり、内面世界に深く潜ってむしろそちらが現実みたいになったり、春樹の作品ではそういったことが日常茶飯事だからこそ、こぢんまりとした印象を覚える。

村上春樹の作品を読むのは5年ぶりくらいなので、彼の柔らかい文体の中に急に突飛な存在が入り込んでくる感じが久しぶりすぎて笑ってしまった。こんな訳わかんなかったっけ?笑 ありくいの旦那さんが、引っ越し先を勝手に決めるところの描写が特にウケる。

この作品は、村上春樹の特徴である夢や内的世界のようなものが現実にまで影響を及ぼし始めてしまうということを、苛烈ではない形で描いてたので、文体の柔らかさが際立っててよかった。性的な描写も、暴力的な描写も少なめなので誰もが読みやすいのでは。

ただひとつ気になったのは、ボリュームが少ないからなのか、展開が性急だと思ったこと。あえて説明をしてないというより、それに至る動機がキャラクターに芽生える描写が足りてない、言葉足らずだと感じる場面もなくはない。

村上春樹の才能を、他でもよく言われることだが僕は短編に感じていて、それは前述の“突飛な存在”“現実ではあり得ない出来事”というものが説明し切らないで、象徴的に作品に響くのが短編だと思うからだ。だから僕は村上春樹は長編を描く際大長編になりがちなのだと考えていて、それは短編で持ってた象徴性を、大きな物語の筋として展開する際に、描写とか言葉を増やして補う必要性があるからだと思う。今回みたいな短めの長編はいちばん苦手なんじゃないかな。まあでも『田崎つくる』は面白かった記憶があるから、この作品ではそこまで成功していないと僕が感じただけなのかもしれない。
ストーリー展開に関しても、もっと風呂敷を広げられるのではと感じたが、そこは意図的に削ってる部分なのかなとも思う。

テーマに関しては、村上作品ありがちな“理由のない悪”みたいなものが、もしかしたら自分が作り上げたものなのかもしれない…となり、それと対決するといういつものお決まりの展開なので目新しいところはないと感じたけど、ラスト近くの太字の箇所、実際に私は母親を殺してしまったのかもしれないという部分は、あまり今まで見たことないかもと感じた。夏帆は母親を助けるために、やらねばならぬことをしたはずだが、それでもこの母親の一部分を実際に殺してしまったのかもしれないという、なんていうか罪悪感みたいなものを明確にラスト近くに置くのって、短編ではよく見たけど長編では初めてかもと思った。けど僕がただ単に忘れているだけなのかもしれない。

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2026年09月24日

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最初から春樹すぎた。そこからはじまる?というはじまり。
モーターサイクル、アリクイって村上春樹ワールドすぎる。
熱帯低気圧と秋雨前線のしめじめにあうのは村上春樹が一番だ。その間の快晴の日に読み終わり。
終わりも春樹すぎた。
よきよき。

ググった言葉。
ヴァルター・ベンヤミン
スカーレット・ヨハンセン
ジャック・ケルアック
メタファー←またでてきた 笑
シロアリの生態←気持ち悪くなった 笑

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2026年09月22日

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村上春樹を初めて読んだ!
空想的でファンタジーで独創的。
生き物たちが出てきてとても面白かった。
しかし、自分の読解力の問題か、着地がいまいちよく分からなかった。

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2026年09月22日

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ネタバレ

 村上春樹を読んだのは、『ノルウェイの森』以来2作目。この作品も、現実なのか幻なのかよくわからないフワフワした感覚で終始した。
 主人公の夏帆は、最終的には母と和解することで、心の引っ掛かりが解けたのだと思う。ただ、誰かに背中を押してもらわない限り動けない、周りへの依存からは最後まで抜け出せなかった。夏帆には、物語の語り手である村上春樹の救いの手が差し伸べられたが、現実世界の、人生という名の、自分が主人公の物語においては、いったい誰が救いの手を差し伸べてくれるのだろうか。そんなことを考えながら、この本を読み終えた。
 発売日近くに購入し、時間をかけてゆっくり味わいながら読みました。一読しただけでは掴みきれないなと思いました。

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2026年09月21日

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村上春樹の熱狂的なファンではないが
ファンです。出された本はほとんど
読んでいて、今作も村上春樹らしくて
面白かった。

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2026年09月21日

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久しぶりの村上春樹作品を読みましたが、面白かったですね。現実と虚構が入り混じる世界観でどんどん引き込まれます。
冒頭は、世にも奇妙な物語の様な、現実にちょっと違和感が入ってくるレベルでしたが、徐々に虚構の強度が増してくる感じで、まさに絵本の様な話にどんどん移行していく過程が楽しめます。
くるみ割り人形の絵本の様に、ネズミと闘い、くるみ割り人形の王国に招待され、目が覚めるとベットの上で、結局あれは夢だったのか?現実だったのか?みたいな。
現実と虚構どちらだったのかはさておき、主人公が抱えていた親との確執みたいなモヤモヤしたものが、この異質な経験を通じて解消されたのは良かったんだと思います。善き物語。

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2026年09月20日

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よかったのでは?みんな何かを求めすぎ。この世界観に浸れる感じが、流石だなと思います。自分も気づいたら迷い込んでいそうな、遠いようで近くにある物語。いつも以上に寓話的な印象を受け、どこかやさしくあたたかい気持ちにもなれました。たしかに、筋書きはシンプルで、予想通り。何かありそうで、何もない。現実はそんなもの。ん?現実?めちゃ非現実な話だけど。夢と現実の狭間で揺蕩う、素敵な文章です。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まるでジブリのような世界観を想像しながら、
楽しんで読めた。

ありくいもジャガーもシロアリの女王もどこかキャラが立っていて愛らしくてほっこりした。

読み終わった後でいろんな解説を流し見ながら、
やれ娘と母の確執だの、理想の母の概念を殺すだのあったけど、そのあたりの感情の移ろいは私的にはあんまりリアルを感じなかった。

なので猫の恩返し風世界観と思えばとても楽しかった。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

村上春樹ワールドに引き込まれた。
村上春樹にしてはわかりやすい文章構造であった。
他の作品に比べて文章量も少なく読みやすい。
内容は不思議だが、先が気になり一気に読んでしまった。
過去作品も読んでないタイトルもあるため読みたいと思った。
最後明確なわだかまりの解消となると思ったが、明確とまでは言えず、
勇気を持って行動を起こす事で物事が解決するという訴えかと思いながら読んでいたが、すっきりさせない考えさせられるものであった。
村上春樹ワールドらしい不思議な魅力満載の物語。

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2026年09月24日

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「女性を主人公とした初の長編小説」

が

脳内で勝手に

「女性を主人公にした恋愛小説」

に置き換わってたので

中盤から

「どう着地するの」

と勝手に思ってた


普通なら

「なんじゃこりゃ」

となりそうだけど

長年積み重ねてきた
【春樹ブランド】の威力はさすが

なんだかんだスルスルと最後まで
行ってしまいました

ただね〜
「武蔵境の狸」が伏線だと思っていた
俺の期待を裏切ったのは罪深い

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2026年09月23日

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 初めて読んだ村上春樹作品。

 前半はミステリアスな雰囲気が漂っていて、後半のストーリーに期待を持たせられるような演出が多くあったと思う。とても楽しく読むことができた。

 しかし後半では、夏帆の心情描写の割合が多いにも関わらず、あまりそれを深ぼっているわけでもないよな〜と思うような、文体のくどくどした感じが個人的に少し気になったかも?終わり方もあんまり釈然としなかった...
 
 ただ、「村上さんの作品ってなんとなくハードル高そう」って思っていたけれど、この作品は全体的にとても読みやすかったので、他の村上作品も読んでみようっていう気持ちに自分をさせたきっかけ的な本になると思う。
 

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2026年09月23日

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読後、表紙の「夏帆」という字がどうしてもアリクイに見える
コーヒーを飲む、それだけの場面にも妙に惹かれてしまう
情けないほど私はもうこの世界が好きらしい

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2026年09月27日

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読みやすくてファンタジー感満載でした。
主人公が女性なので、もっと女性の生き方や価値観を重視した社会性があるのかなと構えましたがそんなことはなく、大アリクイが出てきたり、なんだか大人のおとぎ話みたいな長編小説です。

『ノルウェイの森』があまりにも有名で、村上春樹はそのような作家(男女間の諍いが多め)という固定概念を覆される作品です。長編小説の割に登場人物が少なくて、ストーリーがわかりやすい。

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半のルッキズムに対する切り込み方には
思わず唸ってしまった。

のだが、展開が進むにつれて

「…これは何のメタファーだ…」と

考え始めるとドツボにはまる…

(すぐ解釈したがる悪い癖)

流石難解ですわ〜て感じなのだが
不思議と手は止まらず読みやすかった。

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2026年09月22日

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村上春樹氏の作品の中ではそこまでハマらなかったかな。アリクイやジャガー、シロアリに翻弄される不思議なお話。

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2026年09月20日

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ネタバレ

26歳、絵本作家の夏帆が、自分の身の回りに起こる不思議な出来事に立ち向かう物語。

新宿の本屋で手に取ったが、
なんとも、書き出しが最悪。

デート相手の男が夏帆に言う「これまでいろんな女性とデートのようなことをしてきたが、正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」という、ディスリからのスタート。

この男が、村上春樹の悪いところの上澄みというか…なんというか、おしゃれで薄っぺらい男すぎて、「読んでられない」と思って、そこで買うのをやめた。

数日後に、やっぱり気になって
(まんまと)改めて買ってしまった。

一気に読むと、その男は憎たらしくも、悪いやつじゃなくて、むしろ主人公の「守護天使」という。

そのほか、ブラジルから来た「ありくい」の夫婦や、母親に取り憑く「シロアリの女王」など、すっとんきょうなキャラクターと奇妙な出来事が、絵本作家の仕事(作品)と混じり合いながら、重層的に展開される。

村上春樹らしい、夢と現実の間をさまよう、引き込まれる描写。日常から半歩ずらした世界は相変わらずとても魅力的な作品。

その一方で、主人公が女性となると、自分が感情移入しやすい分、少し物足りないなと思ってしまう。

特に、最後の母と娘の関係性の描き方は、(本物の)母親との本音の対話や、もっと深く抉り取るような深みが欲しかった。うむ。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつの間にか境界線を越えてしまったらしい夏帆。ブラインドデートで出会った不躾な守護天使、白昼夢(?)で現れるありくいの夫婦に導かれるようにして邪悪なジャガーと白アリの女王を倒し日常を取り戻す話。
―――
村上春樹としては話の流れが直線的で迷子にならずに読めると思った。あと女性が主人公と言うことで、女が消費されてない(いつもそんな感じがしてしまう所が好きではなかったので)点は他と異なる。ただ、その代わりに村上春樹の良さである日常とファンタジーの境界が溶け合う感じは弱まったようにも感じる。母娘の関係の変化っていうのはよくあることだと思うけど、「やっぱり殺してしまったのかもしれない」と思う夏帆の感想は興味深かった。父、叔父、佐原にしろ存在感があるようでなくて、なんとも衛星っぽかったのが逆に印象的。なんで女性を主人公にしたのかな、なんで「夏帆」にしたのかな、とか色々考察したいところが残った。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

ファンタジーでした。
絵本作家 夏帆が、作中で絵本を仕上げていくけど、途中からこの本全体が絵本なのでは?と錯覚しながら読み進めていました。
ジブリ作品の様でもある。

結末がどうなるのか知りたくて、一気に読めた。
けど、おじさんの謎とか、モーターサイクルの男の事が気になって、夢か現か…と言った感じ。
あと、ブラインドデートって何?
知らない言葉だった…笑

学生の頃『ノルウェイの森』を読んで以来、数作読んでは挫折を繰り返していた村上春樹。
読み終えることができて良かった(笑)

きっと、沢山読み込んでいくと、この作品の深さや、比喩表現もまた感じ取れるようになるのかなあ。
文章や言い回しが、やはりキレイですね。

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2026年09月20日

ネタバレ 購入済み

愛と感謝

いったい、なんの意味があって女性が母親の性的な姿を思い浮かべねばならないのだろう?
読みながら「母親」という言葉から自分の母親を想像してしまったのは私だけではないのでは?
村上春樹は大勢にそんなことを想像させたかったのだろうか?
途中から本と自分の世界を切り分けて読んで、客観的に映像を見るかのように読み進めたものの、
なぜ、娘が母親の乳房を観察しなくてはならないのか?と少々不愉快だった。生理的に不愉快だった。
寝てたらどんなに形の良い乳房でもふっくらはしない。

女性には描けない物語だったろう。

読むんじゃなかった。
それともどこかに高尚な解釈でもある?

子供が山で置き去りにされるところも、なぜ多くの日本人が(村上春樹の読者は少なくない)少女が山で1人きり…ってイメージを想像することになってしまうのか。潜在意識で大勢がイメージしたことって現実になりやすいのに。

まして、読者は何回、キリのような刃物を寝てる他者の胸に刺すことを脳内で再生させられただろう?

ディズニーが買い取ってからのスターウォーズみたいに、大切な私たちのヒーローが息子によって殺されるのとおんなじような不快感と残念さだった。

娘が母親を殺すのはなんのメタファーなの?
どんな意味がこの物語にあるの?

作家に倫理を求めるわけじゃないけれど、どうして村上春樹がこれを書いたんだ?シロアリの女王が彼に書かせた?

読み終わった全ての読者の心に愛と温もりが訪れますように。

#シュール #怖い #ダーク

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2026年07月10日

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