あらすじ
私はこの世界の出口を見つけなくてはならない――。女性を主人公にした初の長編小説。「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」 26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。
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村上春樹さんの作品はこれまで多くが「男性」主人公だったように思う。女性の主人公「夏帆」が、母親にたいして抱いていた感情に共感できる。
「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」まさにその通り
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するする物語に引き摺り込まれてあっという間に読んだ。
シロアリの女王が、ありくいの奥さんが言うほどに邪悪なやつに思えなかったけれど、きっと巧みに偽ってそう思わせていたのだろう。
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「ブラジルに棲むアリクイの夫婦」や「母に憑依したシロアリの女王」、助言を与える「守護天使」など、独特な幻想的メタファー(象徴)が多数登場。
現実の出来事なのか、彼女の潜在意識が描く物語なのかがあいまいな世界観で物語が進む。
母と娘の葛藤と自立(再生)、母に対する恐れや愛着、葛藤を幻想的な戦いや儀式を通して乗り越え、自分自身を取り戻していく「心理的な自立と再生」が描かれている。
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絵本作家として、まずまず生活できるようになった夏帆は、絵本の主人公が直面する問題を次から次へと解決していかなければならない。わたしは現実と非現実の融合を満喫しました。アリクイはシロアリの巣のシロアリを舐め尽くすのにシロアリの女王だけは残すという本能的な知恵に関心しました。夏帆が描いたアリクイの絵本を読んでみたいです。
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一章までの感想:
夏帆→これまで恵まれてきたと言いたいような記載だけど、普通に物語開始時点で26歳にして絵本で身を立ててるからヤバいんだよな
佐原→キモすぎる。最悪。頭いいだけの馬鹿は社会に出てくるな。東京のキモい高学歴高収入低身長イケメンの最悪詰め合わせセット。言ってることもありがちだし、つまんないから消えてくれていいですよ
町田さん→上の二人を引き合わせたのどうかしてる、っていうか編集者ならちゃんと佐原を見抜けよ
二章までの感想:
おっ、面白くなってきたんじゃない?
アリクイの言われるがままに引っ越すし密輸するし人(の形をしたもの)を殺すし。おかしいはずなのに、なぜだかそうしてしまうの分かるよ(分かんないけど)
密輸してもらうときは少し申し訳なさそうなのにジャガー殺してほしい時は強気なの草生えた
三章までの感想:
なんか害があるかもよく分からんし、別に放置しとけばいいんじゃないかという気も
これまでのなんとなくの居心地の悪さは、「昔からそこに居たの?」が答えだったのか?
四章までの感想:
うーん、よく分からなかったな
結局、母親との関係性の回復?
母親とはあんま仲良くないとずっと書かれてたけど、いざ浦和に行ってみると母親が体調悪すぎてその感じがまったく分からなくて草
いや、体調悪いとそういうことってあるよな…普段ならこんな穏当にやりとりできないはずなのに…ってことは
あの守護天使の人はなんだったんですかねえ
やり方があるだろうよ
引きを強くするためだけにキモい男出すのやめなさいよ
猫とか象の卵とかいまいち消化できてないなあ
まあ、猫は一足先に一線を越えた存在ってことか
象の卵は謎。なんか踏み潰されてるし
あと、なんでスカヨハなんですか???
なんというか自分の人生の出口を探す?とか宣ってるわりに、夏帆ってやつに思いの外主体性がない話だったので、そういう線で読み解くのが良いのかなあ、と
こう人生で色々と片付けないといけないことは、なんかこう周りがアシストしてくれていい感じに収まるのだ、みたいな印象を受けたな
そういう感覚は俺にも分かる
春樹噺
初期の村上春樹作品ははっきりしない
終わりでもやもやしてましたが、
最近の村上春樹作品はファンタジー?
御伽話?的なはっきりしないけど
終わりは明確で今作も村上春樹噺でした
新作をありがとうございました
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自分全く文学を読んだ経験がないのですが、村上春樹作品を初挑戦。
現在半分くらいまで読みましたが、とにかく読みやすく感じました。
絵本作家の女の子の話と聞いていましたが、シロアリ、ジャガーがでてきて驚愕。
面白くて読む手が止まりません!結末が楽しみです。
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始まりが痺れた、すらすら読めた(読めてしまった)
生々しい性描写がなく、ある意味で村上春樹らしくなかった
本作に限らず村上春樹は眠りに落ちる描写が好きです
※原因と結果は等価、A→Bではなく、A=B
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村上春樹さんの長編は全て読んできたが、今回はだいぶあっさりだという印象でした。いつも感じる主人公のサブカル感や粋な感じもなく、割と地味目な女の子が主人公。
いつものように、現実と非現実が混ざり合う進行ではあるのだけど、夏帆に課された使命が明白だったから、こんなにあっさりだったのだろうか。
とはいえ絵本の物語とか、そもそもアリクイ達やBMWの男はなんのメタファーなのかとか、考察すればもって複雑になっていくような気もする。母と夏帆の関係性はリアルで共感できたし、女性主人公はぜんぜんあり。(1Q84も女性の主人公でしたよね?)
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何かを象徴的に表す感じが村上春樹がよく出てるなと思う。
新たな自分に変化していくための1種の通過儀礼的なものを感じた。
何か困難を乗り越えた先に得るもの…そんなものも感じ取れた。
物語としては村上春樹的にはライトな感じだと思う。
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性描写もなくてほんとに全年齢対象の村上春樹ワールド全開の物語だった!自信を持っていろんな人に勧められる作品で嬉しい。最初はひどい言葉をかけた男との恋愛物語とかなのかなと思ったけど、読み進めるうちにどんどん不思議な世界に迷い込むいつもの村上春樹ワールドでぶわーーと一気に読んでしまった
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久しぶりに読み切ることが出来た。
女性の語りだったからか?
?と思うところも多いけど、
何か思うところがある
もう一度読み直すと また違う読みが出てきそう
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書き出しもおもしろくて相変わらずの没入感、若干物足りなくてもう少し長くてもよかったかな。連作短編というよりガッツリ長編で展開しても良い内容だったけど、大病されたようだし難しかったのかな。
刹那的で各キャラクターとの出会いと別れが、とても惜しく感じてよかったです。(アリクイの夫婦やとぎやの主人)
母と娘を取り上げるのは著者的に初めてかと思うけど、解像度的にはどうかな?と思う。母と娘はもっと両極端です。もっと激しい感情のぶつかりあいか、お互い空気のような存在か。母と娘の確執の深さはこんな風に冒険的に、前向きに解決するかな?と思ったり。(経験談的に)
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初めて村上春樹さんの本を読みました。
とても読みやすくて、文章をスラスラと目で追えて、頭にもスラスラと入ってくる感じでした。
そして、独特な表現も多くて勉強になりましたし、知らない日本語もあったので検索しながら楽しんで読むことができました。
今まで読んだことのないジャンルのお話で、とても不思議でした。
ゾワっとする瞬間もあり、ワクワクしながら読めました。
とにかく世界観が不思議です!
不思議だけど、現実離れしすぎているわけでもないので、ファンタジーだけどファンタジーだと思えない節もあり、ほんと不思議でした。
読後はどういう話かを自分なりに理解したくて思い出すのですが、上手く説明できない自分にモヤモヤして整理できないのが残念です。
色々な本に出会えるのはほんと楽しいですし、初めて村上春樹さんの本を読めて達成感もありました。
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不思議な話だった。オチも、もう一つの世界での登場人物が暗示しているものも今ひとつ分からなかったけれど、個人的には従来の村上春樹作品と異なり、最後まで読めた。ファンの方に怒られそうだけど、「ぼく」の村上作品の女性や性に関する描写が苦手で嫌悪感があったので、初の女性視点の長編ということで読みやすかったのかも。何かを求めて読むと言う作品ではなく、のんびりと夏帆の心理的葛藤を第三者の立場からともに見守っているような、そんな作品だった。
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これは母と娘の物語で良いのだろうか。
で、シロアリさんとジャガーさんは何なのだろうか。
いろいろな「?」が解決されぬまま、当然のように物語は幕を閉じる。伏線とかトリックとか、そういうものを楽しみながら気楽に読書している人間なのでどうしたらよいのかわからなくなる。仕方がない、村上春樹だもの。
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大人のお伽話なのかな。
難しいことは考えず、物語の世界にすっと入り込める小説だった。
主人公の夏帆はフリーの絵本作家。母親との精神的な葛藤を抱えながらも、それに向き合い、和解していく。でも、それは決して一人だけの力ではなく、助けてくれるアリクイの奥さんや、初めは良からぬ人にみえたけと、実は、まるで白馬に乗った王子様…いや、大型モーターサイクルに乗った男性もいる。
主人公が徹底的な孤独の中に置かれていないことに、読んでいてほっとした。
何かと生きづらい今の時代だからこそ、こんな大人のお伽話があってもいいんじゃないかと思う。
タイトルの 『夏帆 The Tale of KAHO 』の tale も印象的。story よりも、寓話やお伽話のような響きがあり、この作品の雰囲気によく合っている。
私は村上春樹の小説はほぼすべて読んできたけれど、本作は比較的読みやすいと思う。村上春樹を初めて読む人にもオススメです。
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村上春樹は全て読んでいるが、近年の駄作?と比べ、年齢相応欲張らずに血に足のついた感じで、近年の中では良かったと思う。ねじ巻き鳥や眠りのようなシーンを想起させる部分もありつつ、アリクイやシロアリを使って上手く話を展開していた。ただ、現実と非現実の交錯という村上春樹らしいストーリーではあるものの、特に最後らへんは雑というか、回収しきれないものを色々と夢オチに落とした雰囲気を感じ、もう少し丁寧に組み上げて欲しかった感あり。
あと、小説内小説の手法って記憶の限り村上春樹ではあまりない気がして、ポール・オースターの雰囲気を感じた。
なお、連絡手段が電話だったり、服装のセンスだったりは、リアルじゃないと言うか、やはり時代と合ってない感あり。
「人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じる」というのは、今回の小説における一番のパワーワードだと思う。
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今まで読んだ村上春樹さんの作品と比べて随分と読みやすくて拍子抜けした。いつも、村上作品を読む時は、よっしゃー読むか〜と意気込まなくては読み始められないのに、するすると読めた。
ただ、やはり他の作家さんと違うのは、一文字も飛ばして読むことがないこと。なぜか全文字を丁寧に読んでしまう。頭の中が乗っ取られたようになってしまう感覚がする。
ずっと前から思っていることだが、やはり村上春樹さんは宇宙人だと感じる。オバマさんも。
読んでいる間ストーリーに集中しつつも、現実と非現実の境界が曖昧で、自由に行き来できていいなと羨ましく思うことが多々あった。その曖昧な世界で色々な不思議なものの力を借りながら、自分で進めていくことができることへの羨ましさ。現実の、生活苦、日々の生活での人との軋轢、うまくいかない仕事などなど、現実としてドーンと立ちはだかるものが、制約が、ない世界、いいな〜と思ってしまう。そういう世界観だからこそ、頭の中が乗っ取られたように感じられ、それが心地よいのかも知れない。
読み応えはやや薄めだったが、アリクイが妙に馴染んで好みだった。
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ストーリーが一本線で他の作品より単純に感じてしまった。
自分について対して興味のない主人公だからか、本人の描写がもっと欲しかったかもしれない。
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私の知ってる(読んできた)村上春樹じゃなかった。スルスル読めたらいけないのに 読めたのが もやっとする。ステッカーのおまけは ありがたくいただくけど(笑) ハルキストの おじさまが「春樹も歳をとったんだよ」と言ったのが 全てかなぁ。
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出てくる言葉や人物や表現、どれがメタファーだったのか
なにが現実で何が非現実だったのか
何が善で何が悪なのか
有用性があるのかないのか
はっきりとした答えがない
というのが答えな気がしました
変わったのは、自分なのか相手なのか
ミソラの物語、夏帆の物語はこの先どうつづいていくのか
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誰が味方で誰が敵なのか、誰が嘘をついてて誰が真実を話してるのか、誰が善きもので誰が悪きものかわからないまま話が進行する。誰かを悪と描かず、それはある一面性であるにすぎないというメッセージ。善悪だけでなく、「判断できない」という側面。
それは現実世界でも同じこと。一方で村上春樹だから、ということでそこに解答は得られないんだろうなという諦めのような感覚で読み進める。
ミステリ的な雰囲気を漂わせているだけに、解答が結局得られないのが残念。
主人公の心理描写が村上春樹にしては細かく、一般感覚からの乖離も少なく、感情移入できないまでも理解できるし、ラストの夏帆の混乱と諦めは村上春樹の新境地。タイトルが名前であるように、人物像の構築が向上。
読み物として一定水準以上に面白いが、カタルシスが得られないし、村上春樹の真骨頂である喪失の感覚が少ない。みんな無責任に消えてった。
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村上春樹作品はほとんど読んでないのだけれど、何となく読んでみた。
意味を掴ませない作りなのかなという所はなんとなくわかった気がする(気がするだけ)
わからなさを抱えながら読み切った感は凄いけど
「善き物語とは必ず何かしらの有用性を含んでいる」
という一節を作中で引用していたのが妙に残っていて、この物語に何かしらの有用性に気が付いた時、今感じている理解出来なさにも意味が生まれるのかもしれない。
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村上春樹の作品は、どこか「異世界」的なところがある。この場合の異世界とは、都市伝説における異世界、パラレルワールドのことだ。有名なのは「きさらぎ駅」である。
この異世界は一見すると現実そっくりだが、何かがおかしい。はじめは小さな違和感に過ぎないが、そのうち奇妙な出来事に巻き込まれたり、危険な目に遭ったりして、気づいたときには日常から完全に切り離されている。
この異世界と現実世界のあいだには特定の出入り口のようなものがあって、われわれはその「境界」を越えることによって迷い込む。そして異世界には独自のルールや法則があり、現実世界の常識は一切通用しない。
村上春樹の代表的作品『羊をめぐる冒険』や『ねじまき鳥クロニクル』も異世界的だが、その特徴をよく備えているのは『スプートニクの恋人』だろう。最近の作品では『1Q84』『騎士団長殺し』がパラレルワールド的だ。「異世界もの」は都市伝説の中でもとくに人気のあるジャンルだが、これも村上作品が読者を惹きつける理由のひとつなのかもしれない。
異世界ものの怖いところは、現実に戻ってきたつもりでも、じつは完全に帰って来れたとは限らないところだ。あるいは、自分がいない間に、現実が少しだけ前とは変わってしまっている。もしかすると、自分はまだ異世界にいるのかもしれない。はたして夏帆は、本当に元の世界に戻って来れたのだろうか。
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「好きな作家は?」と聞かれたら「村上春樹」と40年以上前から答えてきたが、好きなのは「ノルウェイの森」あたりまでかな。その後の、妙に暗示的・象徴的な作品はどうも好きになれない(理解できない)。それでも文体が好きなので読み続けてきたが。
この「夏帆」も何が言いたいのかやはりわからない。母親殺しの物語だから、現代版・女性版のオイディプス王の話かと思いながら読んでいたが、夏帆がそれほど母親の支配を受けていたとも思えない。あるいは、エレクトラ・コンプレックスを抱くほど父親を愛しているとも思えない。母親殺しに何の意味があったのか全く理解できなかった。
また、同時進行する絵本の物語(ミソラの物語)も全然魅力的でなく、「こんな絵本、売れるわけないだろ。」と思ってしまい、それもこの小説を評価できない一因となった。
村上春樹の作品(を読むことができた)だから、星3つの評価とするが、他の作家ならせいぜい星2つだな。人にも薦めようとは思わない。
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1Q84辺りから疎遠になっていましたが、
評判が良さそうだったので読んでみた。
うーん。。。
なんだろう、村上作品にストーリーは期待していないので、
ストーリーについてはまぁ別に気にならない。
じゃあ何が駄目なのか?よく分からない。。。
「僕」が主人公じゃないからかなぁ
愛と感謝
いったい、なんの意味があって女性が母親の性的な姿を思い浮かべねばならないのだろう?
読みながら「母親」という言葉から自分の母親を想像してしまったのは私だけではないのでは?
村上春樹は大勢にそんなことを想像させたかったのだろうか?
途中から本と自分の世界を切り分けて読んで、客観的に映像を見るかのように読み進めたものの、
なぜ、娘が母親の乳房を観察しなくてはならないのか?と少々不愉快だった。生理的に不愉快だった。
寝てたらどんなに形の良い乳房でもふっくらはしない。
女性には描けない物語だったろう。
読むんじゃなかった。
それともどこかに高尚な解釈でもある?
子供が山で置き去りにされるところも、なぜ多くの日本人が(村上春樹の読者は少なくない)少女が山で1人きり…ってイメージを想像することになってしまうのか。潜在意識で大勢がイメージしたことって現実になりやすいのに。
まして、読者は何回、キリのような刃物を寝てる他者の胸に刺すことを脳内で再生させられただろう?
ディズニーが買い取ってからのスターウォーズみたいに、大切な私たちのヒーローが息子によって殺されるのとおんなじような不快感と残念さだった。
娘が母親を殺すのはなんのメタファーなの?
どんな意味がこの物語にあるの?
作家に倫理を求めるわけじゃないけれど、どうして村上春樹がこれを書いたんだ?シロアリの女王が彼に書かせた?
読み終わった全ての読者の心に愛と温もりが訪れますように。