ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
舞台俳優・家福をさいなみ続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。村上春樹の最新短篇集。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
映画がとても良かったので買って読んだ。映画の要素が、この本の短編のあちこちから寄せ集められたものと分かった。村上春樹は初めて読んだが、「解決されない問い建て」が新鮮に見えた。
個性的で、かつ現実的に思えるような物語になっていて、そういう考え方もあるんだなと思ったし、 ゾワっとするレベルのドンピシャな比喩表現で惹き込まれた1冊でした。
村上春樹の小説は読後感がとてもいい。さっぱりした気分になれる。 木野も良かったが、シェエラザードが1番良かった。男にとって女とは、女なんて、やっぱり女。
村上春樹さん 文藝春秋2016年10月発行 短編6つ 読んだあとちょっと寂しさが残る物語 ・ドライブ・マイ・カー 専属運転手みさきの本籍地「北海道上十二滝町」って「羊をめぐる冒険」では十二滝!なんか嬉しい ・イエスタデイ 聞いたことはないけど、へんてこな歌詞がとても気になる… ・独立器官 恋煩い...続きを読むで亡くなってしまう その選択は、身近な人にはとても辛い ・シェエラザード 片思いの彼の家に、あえて留守に行ってしまうところは、ドキドキする ・木野 路地の奥の小さな酒場で、古いLPレコードを聴きながら過ごしてみたかった ・女のいない男たち なにはともあれ、電話をもらったせいで思いを巡らせる…そうでなければ、思い出さないか
(ドライブ・マイ・カー感想) 村上春樹の小説ってどうしてこんなに感想を書くのが難しいのだろうか。セックスについて語る事もままあるし、浮気(?)のようなテーマを扱う事も多い。しかしとても上品でメロドラマのような下品な感じは無い。いつも思うのだがこの人は文章から作者がどんな人物なのか掴めない。いや掴めな...続きを読むい人物だということが感じ取れる。何事もしっかり受け止めてから過去に流しているというか、落ち着き払っていて達観しているのかと思えば弱い人間を描く事も出来るのが不思議というか。雲を掴むような、霞を食らっているような文章で酷い言い方をすれば印象に残らない、のだが言外の余韻のようなものが心地よくて結局読んでしまう。読むと、一種の禅のように、自分が抱えている焦りを煙に巻いてくれるのがこの人の作品の良い点なんじゃないかと現時点で結論付けたい。ドライブ・マイ・カーの感想というよりはこれ以降の彼の作品の感想を作る肩ならしをさせて貰った。 (独立器官感想) 劣等感だとか、反権威的な感情だとかがやる気を失うくらいに上品な文章。医師の謙遜や悩みは本来唾棄すべき、神経を逆撫でされるようなもの。でもその生き方が普通でないというだけで、本来は尊敬に値する人物だということ、そのような完全に近い人物が弱みを見せているということに対して一般人の自分も親しみを覚えずには居られない。 (木野感想) 煙草の痕だらけの女とかの流石にフィクションだろうけど現実世界のどこかには存在してそう、という純文学然とした感じが好き。バーで読書するの影響されてやっちゃった。
最後の編「女のいない男たち」は、誰しもに読書を楽しいと思わせてくれるような、痛烈な村上春樹節が散りばめられていた。読んでいて気持ちいい文章。
ドライブマイカーを観に行ったことがあり、以前から読みたいと思っていた。また、彼女に振られて間もなかったのでちょうどいいと思い読んだ。 最後の章は表現が繰り返されるところがなんだか良かったなあ。 まだ大学生なのでいろんな本と女性に出会っていきたい。
映画「ドライブマイカー」が好きだと話したら、原作を貸してもらったので久々の村上春樹。 感想としては、どのお話も綺麗で魅力的な文だなと思う一方やっぱりまどろっこしくて難しい。笑 「ドライブ・マイ・カー」はまずこの短編を3時間の大作に仕上げ、見た後も深く考えたくなる余韻残る映画にした映画監督にも改めて...続きを読む感銘受けたし 本は本で短いのに、文章が濃くて読み応えあって、それなのに白黒決してはっきりさせない文調のTHE春樹節を久々浴びて楽しかった。 そして、当作の中の「シェエラザード」も映画のエッセンスになってたので映画を見た上でこの本読むと解釈深まってより楽しい。 この本は「女のいない男たち」をテーマにした短編集となってるが、共通して男の人達が惹かれているのは性に奔放で手に何を考えてるか分かりきる事のできないミステリアスな女性ばかり。 春樹にとって女性とはずっとそうなのであろう。 そういった男女の相容れない様子が多く描写されている中、 女の私も本書の内容で共感した事は、恋愛って失った後受け入れ難いくらい辛い思いをすることもあるけど"何もない日"はそれはそれで素っ気ないからやっぱ人生において必要な営みだなと。 意外と"独立器官“が面白かったな。 人を愛さず遊んでばかりだった男が最終的には恋の病で死んでく。 それでも何もない人生より良かったんではないかな。
自身、村上春樹作品2冊目 女たちに去られて孤独になっていく男とたちを描く短編集だけど、重たい話も何故かコレが村上春樹節なのか、ライトでPOPな印象をどれも受ける。暗い話なのに文体が軽いからなのか、一番最初のドライブ・マイ・カー以外子気味良く読みやすかった 特に独立器官が好き どれもカセットテープとL...続きを読むPレコードと音楽と乳房やSEXの描写が出てくるコレが村上春樹節なのかなぁとも思った笑
女にいなくなられた男たちと、彼らに纏わる女たちの話。 女は突然現れ、突然去っていく。女の登場とともに新たな世界が生まれ、その女の消失とともに世界が失われていく。そして男は孤独になる。 男女差として語るのは乱暴かもしれないが、男は恋愛を生活そのものに結び付けて捉え、女は恋愛を人生の一部として切り分...続きを読むけて捉えているように感じた。だから女性は恋愛に一喜一憂しながらも、仕事や生活をある程度継続できる。一方で男は、恋愛の状態が仕事や私生活にまで露骨に影響してしまうことがある。 もっとも、男の生活をそこまで侵食するのは、誰に対してでもではない。月並みだが、“一生に一度”のような相手に出会った時だけだと思う。渡会の言葉ではないが、色恋をそれなりに経験してきた人間ですら、その相手に出会った時の抗体は持っていない。一撃必殺の猛毒とも言えるかもしれない。 猛毒だと分かっていながら自ら口にし、気付いた時には手遅れになっている。いや、むしろその毒に侵されることすら望み、自ら渦中に留まり続けて破滅へ向かっていくのだろう。その苦しみさえ愛おしく感じてしまうのだ。 逆に、自分に強制的に蓋をしてしまえば、何か大事なものを置き忘れたような、木野さんのような状態に陥るのかもしれない。 この短編集を読んで思ったのは、結局、人は傷付く可能性を引き受けないと、本当に大切なものには触れられないということ。 とはいえ、現実的な教訓として言えるのは、「遊び相手はさておき、本命には去られない努力をしろ」という、ライフハックかもしれない。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
女のいない男たち
新刊情報をお知らせします。
村上春樹
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)
パン屋再襲撃
村上ラヂオ(1~3)合本版(新潮文庫)
アフターダーク
スプートニクの恋人
もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)
猫を棄てる 父親について語るとき
風の歌を聴け
「村上春樹」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲女のいない男たち ページトップヘ