【感想・ネタバレ】女のいない男たちのレビュー

あらすじ

舞台俳優・家福をさいなみ続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。村上春樹の最新短篇集。

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Posted by ブクログ

村上春樹は短編が苦手と、前書きで言っていたが、本書に含まれていた全ての作品に村上春樹らしさを見つけることができた気がする。妻が何らかの理由で自分の元を離れた男の話の中には必ず、現実世界と別世界を繋ぐための夢が出てきたし、普通に生活をしてるのにどこか自分の存在に違和感を感じて生活を破壊しようとする男の姿を儚げに描き出すのはとてもお見事だった。個人的には、やはり長編小説で腰を据えてゆっくり読みたいのが村上春樹先生の作品かもしれない。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

村上春樹やっぱり好きだなぁと思った作品でした。しばらく読めなくなってて、「夏帆」を読むにあたり準備体操のようなつもりで読みましたが、ノルウェイの森が大好きなわたしにはとってもよかったです。
全員が不倫とか浮気とかセックスとかしてるのはもう作風だと思ってるので(だから苦手だ、とオットは言います)それはそれで置いておいて、出てくる人の不思議な話、もっと続きが読みたいのに、と終わるその感じとかとても面白いと思いました。シェエラザードとか、えっ!?その看護学校2年の時の話はァ!?続きお願いしまぁす!!って思ってしまったし。木野の話も、木野がまたあのバーに戻れることを祈ってしまう。
出てくるどの人も、村上春樹風なのもとても好きです。みんな、コリコリとネジを巻くように、清潔に生きている人たち。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

前書きからアクセル全快の短編集。村上春樹自身が「四〇〇字詰め原稿用紙八十枚」の長めに書いたと語るように、文量、ストーリー展開ともに分厚めの作品集です。どの作品も読み応えがありますが、一番気に入ったのは「木野」。村上作品お決まりのジャズバーで各々が読書や音楽、物思いに耽る場面はさすがの描写力だと思いますし、一人で何かに没頭することは本当に贅沢な時間の使い方だなと結婚した今思います。また、蛇の登場から始まる時間•空間の転位は『ねじ巻き鳥クロニクル』を思わせる展開。他の作品を含めて何度夜中に電話のベルがなったり、ドアがノックされたのか分かりませんが、遂にその相手の正体と真意が明らかに。なるほどと思わずにはいられない結末でした。

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2026年06月17日

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映画がとても良かったので買って読んだ。映画の要素が、この本の短編のあちこちから寄せ集められたものと分かった。村上春樹は初めて読んだが、「解決されない問い建て」が新鮮に見えた。

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2026年05月19日

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隣にいたはずの女が、いなくなった男たちのアナザートークを聞かせてもらってる感覚だった。
いろいろな事情で女のいない男になってしまった男たちは、何を考えて何を思い出してどこに向かっていくのだろう。
独立した器官を使って嘘をつく女と、独立した器官を用いて恋をした男。言い得て妙だと思う。

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

はじめの短編「ドライブ・マイ・カー」(のちに映画化され、アカデミー賞を獲得した)で扱っているテーマは、人の心理をよく考えたり臨床心理的な本を読んだりしている人にとってはとても響くと思った。そうじゃなくても、人の心理の機微というものに興味をいだくきっかけとなりうる作品ではないだろうか、と思った。

いて「イエスタデイ」。若者たちが抱える個人的な(かつ普遍的でもある)問題と彼らは真剣に向き合っている。でも深刻さとは距離を置いている。おそらく意識的に。真剣さに溺れて深刻にならないよう、ときに発せられるユーモアが弛緩を生んでいて、それが読者にとっては意識下で希求していた心理的解決と感じられるだろうと思う(過剰なまで真剣になると体に力が入り過ぎて水の中に沈んでいきます。泳ぐことにも生きることにも、すこしの「弛緩」は必要です)。登場人物たちが会話や語りにユーモアをまじえるのは、もしかすると生存本能によるものなのかもしれない。それはそれとして別のところに置いておいていえるのは、最高の短編だった、ということ。僕はこういう作品が大好物だ。余談的につけたすと、ヒロインの栗谷えりかさんは、生田絵梨花さんを想起させて仕方なかった。いくちゃーん! って想いながら読んでいた。

次の「独立器官」もそうなんだけど、登場人物が過去を回想し、それがその小説の大事な軸になっているというのがある。その回想の過程というものはカウンセリング的なものなのかもしれなくて、そこに読者は癒しを感じていやしないかなあ、と思った。読者は読んだ内容を実体験として受容しなくとも、登場人物が回想する過程を追体験することで自分の未開拓の心領域に道を見つけやしないか。

その次は「シェラザード」。女性と親密な時間を過ごすことには、現実を無効化する意味がある、との箇所が気持ちいい。そのくらい言い得ていると、個人的に感じられた。

続く「木野」については、村上春樹節という感じがした。すらすら書きあがったものではなく直しに時間がかかったようだけど、それでもそう感じられた。重要なテーマである「空虚」というものの解釈に、異化作用があった。「なるほど、そう考えるのか」と肯定的に読んでいくとモノの見え方が変わるようになっている。

表題作にもなっている、書下ろしの最後の短編「女のいない男たち」。鋭いセンスと豊かな技術で饒舌に語られる小説。腕っぷしに魅せられる読書体験。そして、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』や『街と、その不確かな壁』へつながる一角獣というモチーフと喪失というテーマ。これはこれでまた、「木野」とは別の村上春樹節なのだった。彼の実力が自然と生み出すワザのように感じられた。

というわけだが、村上春樹さんの『女のいない男たち』は、各短編の最後には、その物語的に、あるいは哲学的にというか気持ち的にというか、ちゃんと腑に落ちるというように「オチ」がついて終わる構造ばかりだった。こういう形はすっきりするのだけど、僕は近ごろ名づけようのない気持ちや状況などで終わるものに興味があって、ならばまあ自分でトライするといいのだけれど、他者にもそれを求めてしまってるような心持ちがしているのに気づいた。

また、それがステレオタイプと気づかずにステレオタイプなセリフや行動の描写に接すると、読み手にとって負荷が少なく心地よいものなのかもしれないことにも気づかされた。常套句や当たり前のように感じられる考え方などがでてくると、それはステレオタイプなのかもしれなくても、ほっとするところがある。嘘は潤滑油で本音は抜き身の刀、なんて言った著名な心理療法家の方がいたけれど、この場合の嘘ってステレオタイプに寄せる意味を持つ、という言葉だったりしないだろうか。良いか悪いかは別として、人はそれで安心するのだった。

久しぶりの村上春樹作品でしたが、存分に楽しめました。

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2026年08月14日

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タイトルの通り"女のいない男たち"の物語。
いろんな形の女のいない男が登場し、さまざまな深層心理を描いていた。個人的には恋に落ちてしまったプレイボーイの末路"独立器官"がとても面白かった。今までは上手に女性との関係性を気づいていた男が本気で恋に落ち、心を翻弄されていく様は恋愛に伴う恐怖を思い出させてくれた。とても面白かった。

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2026年07月27日

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村上春樹を一冊読むのは初めてかもしれない。
短編集で面白いものもあればそうでもないものもあった。登場人物の大半が浮気なり不倫をしていた気がするが、それは置いておこう。

面白かったのは「独立機関」。まさかの恋の病で死ぬ人の話。
面白くなかったが心に残ったのが「女のいない男たち」。2年前に恋仲だった恋人の訃報を受けた後の心情を描いたものだ。
男性の恋愛は失恋したときに始まると何かで聞いた事がある。私にも覚えはあるし凡そ同意できる金言だ。しかし昔付き合うっていた初恋の女性の死でこれほど長い物思いにふけられるとは思いもしなかった。私もいずれそういう時が来るかもしれないが、笑ってしまった。決して長い話ではないが、心情を語るだけの話としては長すぎる。

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2026年06月27日

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ドライブマイカーを観に行ったことがあり、以前から読みたいと思っていた。また、彼女に振られて間もなかったのでちょうどいいと思い読んだ。
最後の章は表現が繰り返されるところがなんだか良かったなあ。
まだ大学生なのでいろんな本と女性に出会っていきたい。

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2026年06月10日

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映画「ドライブマイカー」が好きだと話したら、原作を貸してもらったので久々の村上春樹。
感想としては、どのお話も綺麗で魅力的な文だなと思う一方やっぱりまどろっこしくて難しい。笑

「ドライブ・マイ・カー」はまずこの短編を3時間の大作に仕上げ、見た後も深く考えたくなる余韻残る映画にした映画監督にも改めて感銘受けたし
本は本で短いのに、文章が濃くて読み応えあって、それなのに白黒決してはっきりさせない文調のTHE春樹節を久々浴びて楽しかった。
そして、当作の中の「シェエラザード」も映画のエッセンスになってたので映画を見た上でこの本読むと解釈深まってより楽しい。

この本は「女のいない男たち」をテーマにした短編集となってるが、共通して男の人達が惹かれているのは性に奔放で何を考えてるか分かりきる事のできないミステリアスな女性ばかり。
春樹にとって女性とはずっとそうなのであろう。

そういった男女の相容れない様子が多く描写されている中、
女の私も本書の内容で共感した事は、恋愛って失った後受け入れ難いくらい辛い思いをすることもあるけど"何もない日"はそれはそれで素っ気ないからやっぱ人生において必要な営みだなと。

意外と"独立器官“が面白かったな。
人を愛さず遊んでばかりだった男が最終的には恋の病で死んでく。
それでも何もない人生より良かったんではないかな。

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2026年06月07日

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女にいなくなられた男たちと、彼らに纏わる女たちの話。

女は突然現れ、突然去っていく。女の登場とともに新たな世界が生まれ、その女の消失とともに世界が失われていく。そして男は孤独になる。

男女差として語るのは乱暴かもしれないが、男は恋愛を生活そのものに結び付けて捉え、女は恋愛を人生の一部として切り分けて捉えているように感じた。だから女性は恋愛に一喜一憂しながらも、仕事や生活をある程度継続できる。一方で男は、恋愛の状態が仕事や私生活にまで露骨に影響してしまうことがある。

もっとも、男の生活をそこまで侵食するのは、誰に対してでもではない。月並みだが、“一生に一度”のような相手に出会った時だけだと思う。渡会の言葉ではないが、色恋をそれなりに経験してきた人間ですら、その相手に出会った時の抗体は持っていない。一撃必殺の猛毒とも言えるかもしれない。

猛毒だと分かっていながら自ら口にし、気付いた時には手遅れになっている。いや、むしろその毒に侵されることすら望み、自ら渦中に留まり続けて破滅へ向かっていくのだろう。その苦しみさえ愛おしく感じてしまうのだ。
逆に、自分に強制的に蓋をしてしまえば、何か大事なものを置き忘れたような、木野さんのような状態に陥るのかもしれない。

この短編集を読んで思ったのは、結局、人は傷付く可能性を引き受けないと、本当に大切なものには触れられないということ。
とはいえ、現実的な教訓として言えるのは、「遊び相手はさておき、本命には去られない努力をしろ」という、ライフハックかもしれない。

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2026年05月27日

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各々が様々な理由で女を失って行く姿を見て、恋愛に対する男性の脳内、或いは異性と接する際の男性の脳内を少し覗けた気がした。全ての登場人物が相手女性との性行為の相性や思い出を語る姿から、恋愛に性行為が着いてくるのは人間の営みとして当たり前(特に男性に)であることを再確認した。
初の村上春樹さん作品だったが、これでもかって程の比喩を堪能できてくせになりそう。

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2026年03月08日

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傷つくことから、または傷ついていることから、背を向けるのは男性に多く見られるのかもしれない。
男性は強い肉体の中に自分でも把握できない脆く弱い部分を持ち合わせ(自覚していないから抱えてるいるとは表現できない)女性はしなやかな肉体の奥に、芯の強さと残酷さを複雑に併せ持つ。
概ね、そういうふうにできているのだと思わせる。
善悪で判断できない世界がある。それはもっと人の感情の根深いところに存在している。
最後の章は難しかった。

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2026年03月06日

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男は、強がっているくせに女性による抱擁に支配される情けない生き物だ。女性にフラれることは、多くの男性にとって自己存在(「異性にとって魅力的な強い男性である」というプライド)を揺るがされる出来事であるし、だからこそいつまでも過去の女性を引きづってしまう…

「女性にフラれる(フリまわされる)男性のノスタルジー」をテーマに村上春樹さんらしい世界観で描かれた短編集

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2026年03月04日

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男の人はいつまでも可愛いなと思える表現と
お祖父ちゃんの青春を語られてるような居心地悪い表現が
すごく印象的だった。読後感の余韻が長雨のようにしっとりといつまでも消えないのが流石村上春樹なんだろうと思う。

好きだったのは「木野」。
“傷つくべきときに十分に傷つかなかったんだ”

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2026年02月27日

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とりまドライブマイカーを産んでくれてありがとう

◼︎自分メモ
内的な屈折や屈託があまりに乏しいせいで、そのぶん驚くほど技巧的な人生を歩まずにはいられない種類の人間がいる。

そのような人々はまわりの屈曲した世界に、(言うなれば)まっすぐ自分を合わせて生きていくために、多かれ少なかれそれぞれに調整作業を要求されるわけだが、だいたいにおいて、自分がどれくらい面倒な技巧を用いて日々を送っているか、本人はそのことに気が付いていない。自分はどこまでも自然体で、裏細工もなく素直に生きていると頭から信じきっている。そして彼らが何らかの拍子に、どこから差し込んできた特別な陽光に照らされ、自らの営みの人工性に、あるいは非自然性にはっと思い当たるとき、事態は時として悲痛な、また時として喜劇的な局面を迎えることになる。

哀しみを簡単に正確に計測できる機械がこの世界にあるといいのだけれど。

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2026年02月26日

購入済み

映画ドライブマイカーはこの短編集のうち「ドライブマイカー」を軸にしながら「シェエラザード」「木野」あたりの短編のイメージも用いながら再構成した話になっているのかな。
男と女、男のプライド(といってもパターナルな男性像ではなく、一見するとリベラルな男性の持つある種のプライド)。男は自分の内側の傷とうまく向き合えず、それを共有する仲間も持てず、妻や友人に本当の意味で自分の弱みをさらけ出せない。そんな男性性を描いてる作品だと思った。

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2024年08月17日

購入済み

ドライブマイカーの映画が楽しみ

ドライブマイカーは絵になると言うか、情景が浮かぶ良いストーリーでした。その他のお話は独立機関、シェラザード、木野と表題作まで、女性を何らかの形で求める男の満たされない気持ちがあふれているように感じました。コロナで人々のふれあいが不自由になる中で求めていたショートピースを一個いただきました。

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2021年08月07日

Posted by ブクログ

村上春樹らしい作品が詰まった短編集です。男と女の話なだけに性描写も多いです。
めちゃめちゃ乱暴に、月並みな表現でこの一冊をまとめてしまうと、結果はどうあれ『恋愛は人生のスパイス』なんだと。自分はそう感じました。
個人的に一番良かったのは「木野」かな。村上春樹の長編小説によくある不思議な展開が垣間見えて面白かった。
最後の「女のいない男たち」は、うん、なんだかよく分からなかった(笑)

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

ドライブ・マイ・カー目当て。
ドライブマイカーは比較的さらっとしていて読みやすかったけど、女性が軸な短編集なのもあってか、全体的に女性を神格化または異生物化しすぎている部分が合わなかった

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2026年08月05日

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村上春樹の作品を初めて読んだ。
一つのことを言うのに、ずいぶんくどい表現を使うなと感じる。その反面、言いたいことはなんとなくわかるという感覚もあった。
村上春樹の長編へ挑戦するにはまだ頭の体力が追いついてないと思う。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

村上春樹の短編集は初めて読んだ。今まで一冊の世界で村上春樹の世界を見ていたが、短編集になったからといって物足りない訳でもなく、その分世界観がギュッと濃縮されたように感じた。

この村上春樹の描く、女性と私、そして私自身の内面の内奥の葛藤や表現がどうしても言語化できない所を適切に表現している。登場人物自体もそうだが、私自身も引っ張られるような感覚を覚えるのがすごいと思う。

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2026年07月05日

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初めての村上春樹作品。この人の文は無駄がない、文字に意味が詰め込まれてる感じがした。
独特な表現に理解が追いつかないところもあったが、「なんとなく言いたいことが分かる」という言語化できない納得感を得た気がする。
どこかでまた読み直したら、言いたいことが分かるようになると信じるしかない。今のところ、多分。

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2026年07月01日

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好きになりすぎないように、基本的にはネガティブなことを考えるようにします。
こんな女を必要以上に好きにはなるまいと自分に言い聞かせます。

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2026年06月04日

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自身、村上春樹作品2冊目
女たちに去られて孤独になっていく男とたちを描く短編集だけど、重たい話も何故かコレが村上春樹節なのか、ライトでPOPな印象をどれも受ける。暗い話なのに文体が軽いからなのか、一番最初のドライブ・マイ・カー以外子気味良く読みやすかった
特に独立器官が好き
どれもカセットテープとLPレコードと音楽と乳房やSEXの描写が出てくるコレが村上春樹節なのかなぁとも思った笑

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドや翻訳、エッセイが好きで、村上春樹作品をよく読んでいます。

映画にもなった、ドライブ・マイ・カーが収録されており、気になり読んでみましたが……私の苦手な村上春樹が凝縮されたタイプの一冊でした……笑

本作に収録されている短編の全て女性が、なんだかミステリアスな描写をされているのですが、まったく共感できませんでした。

これが作風なのも分かっているのですが、流石に一冊丸ごととなると、ファンでもお腹いっぱいです!!

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

初めて手に取る村上春樹作品がコレでよかったのかなーと思いつつ。もっとノルウェイの森とか、ダンスダンスダンスとか定番にしといたほうが良かったか?
とはいいつつ、文章のリズムや、生活を邪魔しない程度に優しく残る読後感など、好きになれそうな雰囲気を感じた。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

どうしてこんなにふしだらで変態質な女性ばかり出てくるんだろう。
まったく理解できないのに、引き込まれる。
物語としてではなく、隠喩や哲学的な文章に惹かれました。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

全く自分には縁のない状況や、事象なのに、
今自分に起きているようひ、自分の友人から話を聞いているように感じる。

言葉の複雑さ、文章で伝える難しさ?というか奥行きを感じた

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

映画『ドライブ・マイ・カー』の原作というのが気になって購入。まだ映画の方を見れてないけど。

強いていうなら、表題作と『独立器官』が好き。でも全体的によくわからなかった。特に、『木野』はなぜ逃げなければならなくなったのか、何から逃げてるのか抽象的。彼が自身が深く傷ついていたことに気づいたというのはわかったけれども。

本の最後まで読んで浮かんだのは「女のいない男たち」になったからといってそれがなんだというんだろう、という気持ち。

映画が絶賛されていたので大変気になる。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

アカデミー賞候補と言われて、空振りの連続 娯楽短編小説はつまらない 「女のいない男たち」を読み終えたとき行きつけのスナックの常連客を思い出し小さく笑った。そこで私は謂われている。美味しい豆腐を買いにと出かけ、妻を10年余待ち続けている男!

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

村上春樹が書く短編集はどんなものか気になり、本作を読みました。
気になった1章、2章、6章を読みました。
個人的に2章が一番面白かったです。

ただ、僕はやはり長編の方が好きかもしれない。一つの世界にどっぷり浸かりたいタイプなんだなと改めて思いました。

少し、もの足りなかった!

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2026年03月12日

購入済み

「エレベーター音楽」とは?

「喪失感」が色濃くなり円熟期をむかえた村上春樹の短編6作品。「女のいない・・・」というわりに努力しなくても女の人とかかわり、時に深く交わってしまう村上ワールド。歌詞が全部知りたくなる、そしてあるあるのイエスタデイ、思春期特有のいけないことをしてしまう話のシェエラザード、ねじまき鳥クロニクルのような夢のような不思議な展開の木野が印象に残った。そして書き下ろしの表題作では、パーシー・フェイス「夏の日の恋」を聴きながら読みました。一角獣は茗荷谷にいます。

#深い #シュール #ダーク

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2024年04月25日

購入済み

やっぱり分からん

村上春樹の小説は何作か読んだが、どの作品もスッキリさせてくれない。そこが作者の狙いかも知れないが、私はダメだ。どうでもいい事をややこしい単語と言い回しで難しげにしているだけで、内容が入ってこない。今回もやられた感が強いな〜

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2022年05月31日

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