中国行きのスロウ・ボート

中国行きのスロウ・ボート

1,980円 (税込)

9pt

夏の芝生、雨の午後。その手触りは決して褪せることがない――

〈これが記念すべき、安西水丸さんとの初仕事〉
村上春樹の最初の短編小説集を当時の装幀のまま単行本で復刻。
復刊に寄せて、著者による序文を新たに収録。

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中国行きのスロウ・ボート のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すでに読んでいた短編もあったけど、安西水丸さん復刻版なのでやっぱり買ってよかった。
    そして、最後のシドニーグリーンストリートは初読みで、羊男が出てきてにんまり。
    羊男が出てくる話は、どれも本当に好き。

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    長編は好きで読んでますが、今まで短編がわりと苦手意識ありましたが、今作(彼の初期作品)はとても好きだった。特に、という必要がないくらい、全て良かった。長編だと何かが始まりそうな不思議な前章、異世界との継ぎ目が見えてくるあたり、の感じがずっと心地よく続いていた。あなたが結末を求めていない時、これはとて

    0
    2024年06月23日

    懐かしいです

    電子化されていなかったのでしょうか…
    とても大切な一冊です
    多感な時期に読んで欲しいです

    私も読み返します(*^^*)
    表紙は紙と同じ…?
    懐かしいです🐸🌿

    #深い #シュール #共感する

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    中国行きのスロウ・ボート
    2025.08.09

    主人公が出会う3人の中国人。彼らはみな淡々と語り、どこか寂しく感じるようなふるまいをしている。ゆっくり読まないと気付かないようなさりげない空気感で描写していた。物語の最後には居場所のない中国人と自分を重ね合わせ、現状から抜け出して居場所を求めたいとい

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    村上春樹が初めて出した短編集である。
    80年代の春樹の短編たちは、どこか
    今と違い瑞々しい印象を受けました。
    言い回しがキザなのは今も昔も変わらないです。どこか抽象的な文章もたまらないです。
    オススメは「シドニーのグリーン・ストリート」で、オーストラリアなシドニーにあるグリーン・ストリートで私立探偵

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    短編7作
    受け止める自分によって捉え方は変化する
    行間に隠れているものを探した頃もあったけど
    スッと消えてもモヤモヤ残りでも納得いかなくても
    それはそれ
    本を手に取り、読む
    それでいいのだと思ったことを、思い出した

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    新装版だというので20数年ぶりに再読。
    「村上春樹が好き」というより「村上春樹を読む自分が好き」だった若い頃を思い出して、なんだかもぞもぞゾワゾワした。そういう時代があった人きっとわたしだけじゃないはず。文体も雰囲気も今の自分にはもう合わない。でも懐かしかった。
    この本の装丁はほんとに大好きで文庫版

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    村上氏初期の短編集。タッチがとても軽くて、1日で読んでしまった。
    もちろん、ところどころに村上氏でなくては書けない描写は健在であるが、それほど村上くさくはない。彼の小説にありがちだが、ここの短編はすべて日本人の青年の一人称で語られる。
    最後のシドニーの作品が良かった。設定がばかげているのだけれど、妙

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    今年、復刻版の作品。久々の村上春樹氏。久々に読むとやっぱキザと言うかおしゃれと言うか。文章が綺麗です。比喩なのかそのまま鵜呑みにしていいのか、相変わらず迷うけど、そこまた村上春樹氏の良いところ。最後のシドニーグリーンストリートが1番好きかな。

    0
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    著者の初期の短編集。自由に書いているなあ。恐れを知らない感じがした。
    それぞれ全く違うタイプの作品で読み応えはあった。

    0
    2024年10月15日

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