幻冬舎作品一覧

非表示の作品があります

  • 「少年マガジン」編集部で伝説の マンガ最強の教科書 感情を揺さぶる表現は、こう描け!
    3.0
    儲かる王道マンガのつくり方、すべて教えます。 「少年マガジン」内で“伝説の私家版" 『漫画編集者のための教科書』をアップ・トゥ・デートした完全版。橘玲氏、推薦「目からウロコの面白さ! 」 2021年、史上最高の売り上げ6759億円を記録した「最後のジャパニーズ・ドリーム」MANGA! マーチャンダイジングや権利ビジネスを含めると、もはや1兆円を優に超えると推定される。この「小さな巨大ビジネス」は、机とパソコン、アイディアさえあれば誰でも始められる。さあ、マンガ制作の世界へ、ようこそ! 〈漫画づくりの10カ条! 〉 1劣等感が不可欠。劣等感なきものは去れ! 2「そのうち【傍点4・・・・】面白くなる」連載など、ない! 3カタキ役には生身のモデルを使え! 4最終回から発想してみろ! 5キャラクターは「目」が9割! 6アイディアは口頭で伝えろ、時には体を使え! 7事実に囚われるな、嘘つきになれ! 8漫画はほとんど読むな! 9アイディア(企画)会議では先輩後輩、上下関係なく話し合え! 10部数やDL数を伸ばす方法は、必ず存在する!
  • 勝敗はバッテリーが8割 名捕手が選ぶ投手30人の投球術
    3.0
    ダルビッシュ有/菅野智之/山本由伸/大谷翔平 川上憲伸/山本昌/岩瀬仁紀/佐々木主浩 三浦大輔/吉見一起/高津臣吾/上原浩治…… 一流の投手とは? その能力を最大限引き出す 捕手の仕事の真髄とは? 球界随一の理論派が徹底解説! ●誰よりも多くの試合に出場し、誰よりも多くの投手を間近で見てきた谷繁氏が、 捕手の目線で選んだ投手30人を歯に衣着せぬ徹底分析! ●捕手として最多4度経験したノーヒットノーランの試合の裏側をくわしく解説。 ●直接受けた投手はもちろん、ダルビッシュ有、菅野智之、大谷翔平ら対戦経験のある現役投手も取り上げ、 優れた投手とは何か、その能力を引き出す捕手の仕事とは何かを論じる。 【目次】 第1章 投手にとって「捕手」とは何か 1 捕手としてのプロ野球人生 2 投手にとって最も大切なこと 3 谷繁流「配球」の定義 4 打者との駆け引き 第2章 ノーヒットノーラン達成投手 01 川上憲伸 「迫力」のあるボールをどう活かすか 02 山本 昌 日本一速く感じた左腕 03 山井大介 6年越し雪辱のノーヒッター 04 岩瀬仁紀 百戦錬磨の守護神にかかるプレッシャー 第3章 ストッパー3傑 05 佐々木主浩 歴代五指に入るフォークボーラー 06 岩瀬仁紀 前人未到の1000試合400セーブ 07 高津臣吾 「江夏の21球」から14年後の守護神 第4章 横浜時代のタイトル獲得投手 08 三浦大輔 「努力」と「外角低め」で歴代9位の2481奪三振 09 盛田幸妃 落合博満が苦手にしたシュート 10 野村弘樹 総合的な投球術で球団7人目の通算100勝 11 斎藤 隆 驚きの「45歳現役」 12 島田直也 緊急登板もOKの肩の仕上がり 13 木塚敦志 「新人ストッパー」の大役 第5章 中日時代のタイトル獲得投手 14 吉見一起 抜群のコントロールにフォークを絡める 15 チェン・ウェイン 受けた左腕で最高のストレート 16 岡本真也 四球を出して三振で抑える「自作自演」 17 浅尾拓也 太く短い中継ぎMVP 18 エディ・ギャラード 史上初、来日1年目での最優秀救援 第6章 バッテリーを組んだ投手、対戦した投手 19 上原浩治 歴代日本人投手で最高のコントロール 20 松坂大輔 170勝止まりが惜しい「平成の怪物」 21 黒田博樹 メジャーの野球に合っていた球の回転 22 藤川球児 ストレートへの意地とこだわり 23 ダルビッシュ有 対戦投手で歴代ナンバーワン 24 斎藤雅樹 沢村賞3度、平成の「ミスター完投」 25 菅野智之 「絶対球感」を持つ、パワーのある技巧派 26 工藤公康 縦割れカーブで3球団日本一 27 野茂英雄 トルネード投法から落差の大きいフォーク 28 田中将大 200勝まっしぐらの「負けない男」 29 山本由伸 捕手を楽にする150キロフォーク 30 大谷翔平 「圧倒力」を体感させたれたパワーピッチャー おわりに ●打者・谷繁が苦手とした投手 ●捕手・谷繁がバッテリーを組みたい投手 ●捕手・谷繁が選ぶ、球種別ナンバーワン投手
  • 消費税、一体いくら足りないの? 増税の真実
    3.0
    1巻942円 (税込)
    財政健全化は重要だが、その前に日本の成長を阻む根本的な問題を解決する必要がある。 国民が一生懸命働いて貯めたお金を税金として巻き上げ、ばら撒いて足りなくなったので増税するという民主党政府。予算を家計簿にしてみると、いかに切羽詰まった状態かが見てとれる。 「経済成長なんて、日本にはもう必要ない」と考える人は多いが、経済が成長しないことは当然、今まで当たり前にあったものがなくなることを意味する。 本書は、高齢化を理由に諦めるのではなく、今、日本国民に必要な危機感を促す一冊。 ベストセラー『日本経済の真実』『日本経済の不都合な真実』(共著、ともに小社)の著者が、消費税増税の裏で動いている政府の思惑を説き明かす!
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕
    3.8
    都内で起きた刺殺事件の捜査本部に現れた東京地検特捜部の検事、灰谷。一方的に情報提供を求めたうえ、自身が内偵中の野党議員の秘書を犯人と決めつけ、身柄を拘束する。警視庁捜査一課の樋口は証拠不充分を主張。だが、灰谷が逮捕に踏み切って......。常に謙虚で同僚や家族も尊重する等身大の刑事が、巨大機構の狭間で己の信念を貫く傑作警察小説。
  • 勝負できる思考と体を作る ビジネスの本質
    3.0
    時代が変わっても、「ビジネスの本質」は変わらない。今こそ「王道」を学べ! 大変化の現代で“長く活躍できる人”になるための決定版。 急速に変化し、先の見えない時代で戦うためには、「基本」こそが、最強の武器になる! ・部下を叱ることに躊躇するな ・成果だけでなく、プロセスも褒めろ ・「好かれる=信頼」ではないことに気づけ ・やたら謙遜するな ・遅刻は利益を奪うもの。時間を守れ! ・凡事徹底 ・張りのある声を出せ ・時には社長目線で仕事しろ ・「忙しい」という口癖は直ちにやめろ ・自分の市場価値を調べろ ――ほか、言葉の使い方、気配りの本質、心と体の鍛え方から、リーダーとしての立ち居振る舞い、組織で活躍するときの所作、自らを高める方法まで――。 人材育成50年のプロ・守谷雄司氏が教える55のヒント。 【目次】 第1章君よ、部下を甘やかすことなく育てよ。 第2章君よ、言葉の力をもっと味方につけよ。 第3章君よ、周囲360度に気を配れ。 第4章君よ、体•表情•声をとことん鍛えろ。 第5章君よ、誰よりも自己改革に励む男であれ。 第6章君よ、さらにオトナの領域を目指せ。
  • 勝負の極意
    3.7
    私はこうして作家になった! 苦節二十年。どうしても小説家になりたかった男は卓越した商才と博才を駆使し、ついに悲願を成就した。「二足のわらじ」を履きながらも小説を書きつづけ、競馬で飯を喰ってきたのはなぜか? それは生活の糧を得られなければ、小説に専念できず、当然デビューなど果たせないからである。痛快人生必勝エッセイ。
  • 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか
    3.6
    卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生食可。 卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の日付が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。 その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国となっている。しかも消費者は知らずに廃棄のコストを負担させられている。食品をめぐる、この「もったいない」構造に初めてメスを入れた衝撃の書!
  • 将来の安心がほしいなら生命保険をやめて東京の中古ワンルームを買いなさい
    -
    日本人は世界的に保険好きな国民。結果的に無駄な保険料をずっと支払っています。なぜ、東京中古ワンルームが生命保険や個人年金保険の代わりになるのか、「新・ライフプラン」ともいうべき考え方も本書で解説します。 第1章 どんどん募る将来への不安、あなたは大丈夫ですか? 第2章 自分の将来を自分で守るには「不動産投資」が最適 第3章 年収400万円からの不動産投資は「東京」の「中古」ワンルームを選ぶべき 第4章 不動産投資で知っておきたい基礎知識 第5章 買った後が大事。未来へ続く兼業大家の道
  • 勝利のルーティーン 常勝軍団を作る、「習慣化」のチームマネジメント
    3.5
    単調な練習を「続ける力」だけが勝者のメンタリティーを作る。96年アトランタ五輪で「マイアミの奇跡」を起こし、Jリーグ通算244勝という最多勝利記録を打ち立てた男の至高の指導論!
  • 精霊流し
    4.0
    戦後の混乱期。長崎で生まれた雅彦は、三歳の時に両親からヴァイオリンを与えられ、将来を嘱望され幼くして上京する。成長する中で雅彦は、大切な家族、友人、仕事仲間たちとの幸福な出会いと凄絶な別れをくり返してきた。ささやかだけど美しい人生を懸命に生き抜いた、もう帰らない人々への思いを愛惜込めて綴る、涙溢れる自伝的長篇小説。
  • 昭和歌謡は終わらない
    -
    昭和歌謡ブームの理由とは?社会派ジャーナリストが改めて問う「時代と歌」。ピンク・レディー、ジュリー、ちあきなおみ、松田聖子、美空ひばり、テレサ・テン、吉田拓郎、五木ひろし・・・。名曲160曲超の魅力を徹底解説 1 男と女の起承転結…… 2 ザ・昭和の愛人ソング 3 今に生きる女の強さ 昔に生きる男の弱さ 4 二人のカリスマ なかにし礼&阿久悠 5 追想「別れの一本杉」 6 汽車の別れ コラム 「なごり雪」と「ふれあい」 7 政治の季節― ラブ&ピース 8 吉田拓郎とフォーク歌謡 9 歌う大スターひばり、裕次郎、そして健さん コラム この人のカラオケ 10 逢いたいなあ ちあきなおみ、 サブちゃん いつまでも 11 歌も「東京」一極 12 百恵―聖子―明菜 13 ジュリーがいた! 14 昭和歌謡と歌詞の力 コラム 8年でこんなに変わる「22歳」 15 阿久悠とAI 16 「人生いろいろ」―歌謡曲と島倉千代子 コラム 雨と昭和歌謡 17 星空の歌 坂本九、荒木一郎 18 詞とテレサ・テン、桑田圭祐、五木ひろし
  • 昭和からの遺言
    3.7
    感動なしに人生はありえない 90歳、昭和平成の語り部が、新しい日本に贈る、忘れないでほしいこと 第一章 生身の戦争 戦争は突然始まる/昭和という時代/戦争を風化させないために/東京大空襲は焦熱地獄 ほか 第二章 感動なしに人生はありえない 良い教師は後ろから教える/戦前の手術/うなぎが消えた日/救急車は馬車だった ほか 第三章 テレビ界最後の職人 ドイツ取材で得たもの/原節子と隠遁願望/世情を把握する難しさ/月面着陸時に沈黙を守る ほか
  • 昭和三十年代主義 もう成長しない日本
    -
    「成長」が魅力を失ったいま、日本人が希求すべき生き方、それが昭和三十年代主義である――。日本人の希望と、日本が未来に生きる道を提示する、鬼才・浅羽通明の書き下ろし傑作評論。
  • 昭和の犬
    3.7
    昭和三十三年滋賀県に生まれた柏木イク。気難しい父親と、娘が犬に咬まれたのを笑う母親と暮らしたのは、水道も便所もない家。理不尽な毎日だったけど、傍らには時に猫が、いつも犬が、いてくれた。平凡なイクの歳月を通し見える、高度経済成長期の日本。その翳り。犬を撫でるように、猫の足音のように、濃やかで尊い日々の幸せを描く、第150回直木賞受賞作。
  • 昭和の凶悪殺人事件
    4.0
    金属バットで両親を撲殺、女性8人を強姦して殺害、妻をチェーンソーでバラバラに切断、教え子をソープに沈めたのち殺害......。高度経済成長やバブル景気に浮かれた昭和後期に起きた、25の凄惨な事件。著者が長年蒐集してきた警察の内部資料を基に、犯行と捜査の内幕を詳らかにする。華やかな時代の陰ではおぞましい鬼畜が跋扈していた――。
  • 昭和は遠くになりにけり
    3.8
    これ一冊で昭和史丸わかり。「芥川龍之介自殺」から「バブル経済」までの激動の昭和史を一気に駆けめぐる知的漫才を太田光が執筆。お笑いの中に真実あり。あの頃は田中にもまだ玉が二つあった!!
  • 昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃
    3.9
    昭和45年11月25日、三島由紀夫、自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹、介錯される――。一人の作家がクーデターに失敗し自決したにすぎないあの日、何故あれほど日本全体が動揺し、以後多くの人が事件を饒舌に語り記したか。そして今なお真相と意味が静かに問われている。文壇、演劇・映画界、政界、マスコミの百数十人の事件当日の記録を丹念に拾い、時系列で再構築し、日本人の無意識なる変化をあぶり出した新しいノンフィクション。
  • 職業治験 治験で1000万円稼いだ男の病的な日々
    3.5
    トータル入院日数365日、採血数900回、報酬金額1000万円。割がいいのか、悪いのか。治験歴7年。治験で生計を立てている著者が暴く、今話題の治験の裏側。絶対にオススメしないお金の稼ぎ方。
  • 職業としてのAV女優
    3.6
    業界の低迷で、100万円も珍しくなかった最盛期の日当は、現在は3万円以下というケースもあるAV女優の仕事。それでも自ら志願する女性は増える一方だ。かつては、「早く足を洗いたい」女性が大半だったが、現在は「長く続けたい」とみな願っている。収入よりも、誰かに必要とされ、褒められることが生きがいになっているからだ。カラダを売る仕事は、なぜ普通の女性が選択する普通の仕事になったのか? 長年、女優へのインタビューを続ける著者が収入、労働環境、意識の変化をレポート。求人誌に載らない職業案内。
  • 贖罪 偽りの小池都政で私が犯した過ち
    3.6
    小池劇場とはいったい何だったのか? 築地市場の移転問題や東京オリンピックをはじめとする都政はこれからどうなるのか? 2018年の始まりを迎えた現在、都政は混乱の最中にある。すなわち、2020年五輪東京大会に黄信号が灯っている状態でもある。仮に今後、市場移転が進展したとしても、延期によって生じた莫大な費用や、あるいは失われた市場関係者・五輪大会関係者の信頼を取り戻すことは困難で、都政はいま、甚大な傷を負ってしまったと言えるだろう。 なぜ、こんなことになってしまったのか? 都知事選挙の前から一貫して、小池知事を支持し、「都民ファーストの会」では初代の都議団幹事長も務めた著者。政治家としての小池百合子とは、一体どんな人物だったのか。そして小池劇場を終焉へと向かわせたものは何で、これから都政は何を為すべきなのか等々、小池知事について赤裸々に語った一冊。
  • 触診
    3.5
    「触ってください、好きなところを」鷹見クリニックを経営する女医・令子は、患者である福川隆介のインポテンツを治すため、黒いガーターストッキングの上に白衣だけを纏って診察を始めた。細い指先で滑らかな愛撫を続け、はだけた白衣の隙間から体を隆介にまさぐらせるうちに、令子自らも欲望の疼きを覚えていく。魅惑の女医シリーズ第一弾。
  • 食のほそみち
    3.5
    米の味音痴コンプレックス、鍋物豆腐不要論、女一人メシのメッカ、スタバの節回し、京野菜というブランド……。本来楽しいはずの「食べる」こと。なのに、家庭でも、レストランでも、デパ地下でも、私たちは日夜、様々な煩悩と戦わなくてはなりません。「食」にまつわる喜怒哀楽から、今を生きるということが見えてくる。誰もが共感の名エッセイ。
  • 植物図鑑
    4.3
    ※KADOKAWAから配信中の『植物図鑑』と同じ内容となっております。重複購入にご注意ください。 よかったら俺を拾ってくれませんか──。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能の植物オタクで、風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。
  • 植物図鑑 運命の恋、ひろいました オフィシャルブック
    4.3
    映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(6月4日公開)のオフィシャルブックを4月21日発売にて刊行することになりました。 主演の岩田剛典さん(EXILE / 三代目 J Soul Brothers)、高畑充希さんの秘蔵写真満載のフォトストーリーです。 樹の植物ノート&道草レシピ集やキャストインタビューなどを映画公開に先駆けて公開します。 ひとりより、ふたりが美味しい! 恋をはじめたくなる一冊です。 ◎もくじ *キャストインタビュー 岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers) 高畑充希 *製作陣インタビュー 三木康一郎(監督) 有川 浩(原作者) 渡辺千穂(脚本家) プロデューサー *樹のお弁当集 (映画のなかで樹がさやかに作ってくれたお弁当の写真と解説) *樹の植物ノート&道草レシピ集 (映画のなかで樹がさやかに書き残したノートの中身8P分を、 本書だけでお読みいただくことができます。) *ロケ地でみつけたリアル植物図鑑+ロケ日誌+ロケマップ *撮影現場レポート(堤翔:漫画家コミカライズ) *ある日、料理男子が降ってきたら (読者参加企画。一般の方々の願望・希望・妄想集)
  • 植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ
    3.8
    十分に成長できる環境が整わない限りは、うかつに芽を出さない。暑さ寒さをタネの姿で何百年も耐える。いざ芽生えたら、全体に光が当たるように、群落の端は背が低く、真ん中は背が高くなる。よりよい花粉を運んでもらえるように、色や香りの魅力を磨いて熱心な婚活を展開。同じ株の花粉では受粉しない。子孫を残したら、自ら潔く散る――どんな逆境でも与えられた命を生ききるための、驚くべきメカニズム。植物たちのあっぱれな一生を楽しく解説。
  • 植物はなぜ毒があるのか 草・木・花のしたたかな生存戦略
    4.0
    トリカブトのようなよく知られたものだけではなく、じつは多くの植物が毒をもつ。例えばジャガイモは芽のみならず、未熟な状態や緑化した状態で毒をもち、毎年食中毒被害がおきる。それらは、芽や、成長に必要な部分を食べられないための植物のしたたかな生存戦略だった。過去10年の食中毒被害データを中心に、生き残るために植物がつくり出す様々な毒と特徴を紹介。また、古より植物の毒を薬に転じてきた人間の知恵と最新の医学情報まで、有毒植物と人間の関わりを楽しく解説。
  • 職務質問 新宿歌舞伎町に蠢く人々
    3.7
    飲食店、映画館、遊戯施設、風俗店がひしめき合う新宿歌舞伎町。この街の中心にある交番にはかつて「職務質問のプロ」と呼ばれる地域警察官がいた。全裸で逃げるシャブ中ヤクザ、ホストの喰い物にされる女子高生、中国マフィアを狙うヒットマン、八十代の売春婦……。魑魅魍魎が集う巨大歓楽街で体験した事件を元警官がつづるノンフィクション。
  • ショットバー
    5.0
    六本木の路上で身元不明の女の絞殺死体が発見された。 事件直前、近くのバーで偶然被害者と居合わせた商社勤務の亜希は、唯一の目撃者として捜査1課にマークされてしまう。 外事警察も捜査に乗り出し、被害者は中国人女性・静蕾と判明。しかし彼女には腹上死事件の重要参考人という別の顔があった……。 女の人生と国家権力が交錯する傑作警察小説。
  • ショッピングモールから考える 付章 庭・オアシス・ユートピア
    -
    1巻304円 (税込)
    現代人の欲望が詰まった、ショッピングモール。先進国の都市空間の多くが、ショッピングモールをモデルに設計されている。今、ショッピングモールについて考えることは、現代人が都市空間に何を求めているかを考えることなのだ。本章は、「ショッピングモールの自然」がテーマ。ショッピングモールにある自然とは、擬木、部材のような植物、折鶴など、人間が作り出す都合のいいものばかり。そこあるのは、人間の自然に対する、身勝手で倒錯した欲望だ。ショッピングモールと都市の意外な姿が浮かびあがる! ※本作品は幻冬舎新書『ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市』に所収されている「付章 庭・オアシス・ユートピア」のみを抜き出した電子書籍です。「まえがき」「まえがき追記」「第1章 なぜショッピングモールなのか?」「第2章 内と外が逆転した新たなユートピア」「第3章 バックヤード・テーマパーク・未来都市」「あとがき」「ゲンロン版あとがき」は含まれませんのでご注意ください。
  • しょんぼり百人一首 ~それでも愛おしい歌人たち~
    -
    失敗や苦労があったからこそ、名歌が生まれた! 百人一首に撰ばれた100人の歌人たちの “ざんねんだけど愛おしい”しょんぼりエピソード集。 かるた遊びとして古くから親しまれている「百人一首」。 平安時代の歌人と聞くと、雅で華やかなイメージですが……。 じつは、失恋したり、島流しされたり、短歌をけなされたり、 百人全員が“しょんぼり”な経験をしています。 歌人たちの、笑って泣けるしょんぼりエピソードを読めば、 百人一首が100倍あじわい深くなるはず! ! もちろん短歌百首と現代語訳も収録していますので、 歌の意味を理解しながら楽しめます。 【内容例】 <花の色は>の小野小町は、キラキラ美女でも最期はドクロに!? <瀬をはやみ>の崇徳院は、兄弟げんかに負けて、島流しにされる! <忘らるる>の右近は、元恋人に天罰が下るように祈る! <めぐり逢ひて>の紫式部は、ベストセラー作家なのに職場になじめない! <ちぎりきな>の清原元輔は、みんなの前で馬から落ちて恥をかく! 【対象年齢】小学生以上 【著・天野 慶(あまの けい)】 1979年、東京・三鷹市生まれ。短歌結社「短歌人」会同人。 かるた「はじめての百人一首」(幻冬舎)考案、NHKラジオ第1「ケータイ歌人」「ラジオ深夜便」出演、小中学生向けのワークショップ、雑誌連載のほか、 『ちはやふる』(末次由紀/講談社)の93・95首目に短歌を提供するなど、 幅広い場で短歌と百人一首の魅力を伝えている。
  • 知らないこと、できないことに価値がある ノーベル賞を2度も支えた企業の「やらまいか魂」
    3.5
    赤字でも、利益が出る!! 年間売上1000億円、世界シェア90%以上。ニュートリノ、ヒッグス粒子という歴史的発見に大きく貢献した企業「浜松ホトニクス」の世界初を生み続ける経営魂とは!?
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日
    4.1
    2027年、日本がウクライナになる――。決して脅しではない。習近平国家主席が4期目を決めるこの年に、世界は大きく動くことになるだろう。ロシア、中国、北朝鮮に囲まれた我が国の危険性は、日増しに高まるばかりである。ロシアはなぜ北方領土を手放さないのか、中国が尖閣を執拗に欲しがる背景、北朝鮮のミサイル発射の脅威……。AIや衛星が主流の現代の戦争においては、海は陸地化しており、島国は安全という理屈も通用しない。元自衛官で「戦場を知る政治家」である著者が指摘する日本防衛の落とし穴。
  • 知らないと損をする! 交通事故保険金のカラクリ
    5.0
    あおり運転・暴走……危機はすぐそこに 保険会社の提示額を信じるな 1500件超を解決! 交通事故弁護士が徹底指南 保険金には二つの顔がある! 毎年40万件超が発生し、50万人超負傷する交通事故。近年は、あおり運転や、ブレーキの踏み間違いなどによる暴走なども注目を集める。どんなに気をつけていても、いつ自分が怪我や後遺症を負うような被害者になるかわからない。一方で、交通事故の保険金には保険会社が提示する額と、裁判所が提示する金額に2~3倍もの開きがあることは、あまり知られていない。そんな一般的には知られていない交通事故保険金のカラクリといざ交通事故に遭ってしまった場合の対処法を、これまで1500件以上を解決に導いてきた、交通事故弁護のプロの弁護士である著者が、丁寧かつ明快に説明する。
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断
    3.8
    三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。
  • 知られざる北斎
    3.6
    モネ、ゴッホはなぜ北斎に魅せられたのか? いまなぜ、北斎なのか? 天才画商・林忠正と、小布施の豪商・高井鴻山から日本人だけが知らない真実を解く、圧巻のノンフィクション! 葛飾北斎(1760~1849)。西洋ではダ・ヴィンチと並び称される19世紀最大の画家であり、モネ・ゴッホなど芸術家へ与えた影響も大きい。しかし日本では「子どもの鼻ふき紙」だった北斎(浮世絵)が、なぜ西洋でここまで価値が上がったのか。そこには資本主義の光と闇があった。そして北斎が晩年のアトリエとした長野県小布施には何があったのか? 林忠正と高井鴻山、二人の男から「いまなぜ北斎なのか」を解く革新的ノンフィクション! <目次より>今日のジャポン・エクスポ=150年前のジャポニスム/北斎の誕生/モネと北斎/北斎をプロデュースした男・林忠正/小布施の北斎と高井鴻山、豪商文化/北斎からまちづくりへ
  • シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか
    3.7
    シリコンバレーにはビジネスで成功し、億万長者になる人が世界一多いといわれる。14年前に日本から移住し、多くの成功者を観察してきた著者はその理由を「彼らが有機的に学んでいるからだ」という。大学までは熱心に勉強するが、社会人になった途端学ばなくなる日本人に対し、シリコンバレーの成功者は「学び」をやめない。社会人になってからも知識・情報をインプットし続け、新しい体験による生きた勉強をし、付加価値を高めていく。20~50代までの年代ごとに必要な勉強とは? 成功のために絶対不可欠な体験とは? シリコンバレー流の学び方を身につければ、生涯現役まちがいなし!
  • シリコンバレーの一流投資家が教える 世界標準のテクノロジー教養
    3.6
    2021年を逃せば、日本企業は百年に一度のチャンスを失う。SaaS、リテールテック、ロボティクス……。トップエリートたちが世界と戦うビジネス戦略を徹底解説! 2020年初頭、新型コロナウイルス感染症が世界を襲った。未曽有の危機に立ち向かうため、各企業はテクノロジーで応戦。コロナは世界におけるテクノロジーの進歩を加速させた。 一方で、対応に失敗した日本企業は世界との差を広げる結果に。コロナの流行から最初の二カ月で世界と日本の差は二年開いたと言われ、その後も格差は広がる一方だ。 2021年は日本企業が復権する最後のチャンス。「東大卒×元米ニューヨーク金融機関×ハーバード大学院理学修士×元グーグル×現ベンチャー投資家」という経歴を誇る著者が、世界で活躍する八人の精鋭の知見を紹介し、とるべきビジネス戦略を解説する。 トップベンチャーキャピタルファンドDNX Venturesの精鋭、米スタンフォード大学気鋭の学者、「DXグランプリ2020」受賞企業……。トップエリートが日本再興への道を示す。 【目次】 第一章 DXの浸透と黒船の襲来 第二章 SaaS ものづくり時代のおわり (倉林陽氏) 第三章 リテールテック 体験としての売買 (前田浩伸氏、中垣徹二郎氏) 第四章 フィンテック データが創る新しい経済(北村充崇氏) 第五章 ロボティクス 人と機械の共生(Q・モティワラ氏) 第六章 DX デジタル化の本質(櫛田健児氏) 第七章 DXの成功例 世界で戦う日本企業(冨樫良一氏) 第八章 スタートアップ 最新テクノロジーを取り入れる(野村佳美氏) おわりに 日本の希望
  • しるしなきもの
    4.0
    文学賞4冠を達成しデビューした著者、待望の新刊。父と子の人間ドラマを描いた、一気読み必至の王道エンターテイメント! 母さんが弔われるその日に、ぼくの父さんは祝言をあげた。 そして、ぼくは父さんを殺すことにした。 日本一のヤクザ組織の長・早田征城。その愛人の息子・桂介は、母の死をきっかけに、組に入ることを決意する。母を捨てた父を抹殺し、穢れた早田の血脈を絶つために。裏切り者であること、そして、決して知られてはならないもうひとつの秘密を抱えながらも、桂介は着々とのし上がっていくが――。
  • 白いシャツは、白髪になるまで待って
    3.0
    できないことを許し、できることを楽しみ尽くす。 第一線を走り続けたファッションジャーナリストによる、年齢を重ねてからの、毎日使える「おしゃれ」のヒント80。 「60代になって、びっくりするほどおしゃれが自由に、楽しくなった」 そう語るファッションジャーナリスト・光野桃が綴る、年齢を重ねてからの、毎日役に立つ80のお洒落のヒント。 長財布を持たない日/着回しをやめる/服を決めて、着続ける/デニムを死ぬまで着る/ダウンコートを着ない冬/デニムの品性は足元に出る/時々、ベージュに戻る/ベージュには黒/ピンクはいまの方が似合う/色に迷ったら、マスタードイエロー/元気がない日は、赤/トレンチコートは色香と老いが似合わせる/大人をきれいに見せるボーダー/あえてノースリーブを着る/変わりたいとき、メガネを変える/枯れた手をセクシーにするリング/傘は全身映る鏡で/先の人生を思い描き、腕時計を買い替える/リーディンググラスはアクセサリー/まずは白のスニーカーを一足/レインブーツをやめる/耳をみれば年齢がわかる/シンプルな塩美容/試着をあきらめる/自分らしさを花にたとえる/トレンドを遠ざけない/値段を感じさせない装いをする etc.
  • 白い手の残像
    -
    最大手のデベロッパーが倒産した日、新聞記者・広瀬と謎の老人・山室は、料亭の経営者が墜落死した現場に遭遇する。死は自殺と断定されるも、不審を抱いた二人が真相を追い始めると、料亭とデベロッパー、大手銀行の黒い関係が浮かぶ……策謀渦巻く金融界の裏側を抉り出したノンストップミステリ! 第1回ダイヤモンド経済小説大賞・優秀賞作品。
  • 白い館の惨劇
    -
    白い館で、斧による一家惨殺事件は何度おこったのか? 推理作家・亜麻崎智英はなぜ妻を殺害せねばならなかったのか? 絶好調、倉阪鬼一郎の本格ミステリ・ホラー。これが最終探偵小説だ!
  • 知ろうとしないことは罪だ
    -
    ノンフィクションには「真実を描く」という絶対的な制約がある。 100パーセントの裏付けがなければ、真実として報道はできない。 一方で、そこからこぼれ落ちる膨大な「書けないこと」を切り捨て、 なかったことにしてしまって、果たしてよいのか。「書けないこと」に 潜む重要な事柄に、私たちはもっと目を向けるべきではないか。 そんな問題意識から、2冊の小説『尖閣ゲーム』『潔白』が生まれた。 作者は元テレビ東京記者。仕掛人は、昨年「文庫X」として全国の書店を席巻した『殺人犯はそこにいる』の著者でジャーナリストの清水潔である。 わからないことをわからないままにしないで、少しでもこの世の本当の姿を問うために、二人はタッグを組む。 ※本作品は三部構成です。パート1は2016年7月に「ノンフィクションの限界。フィクションの可能性」として、パート2は2016年8月に「世の中はわからないことだらけ。それを知ろうとしないのは罪だ」として、パート3は2017年7月に「死刑が誤りだった時、国は全力で真実を隠蔽する」として、幻冬舎plusにそれぞれ掲載したものを加筆修正したものです。
  • 深愛
    4.7
    父に託された演歌歌手への夢を胸に15歳で単身上京、憧れの堀越高校芸能コースへ入学。未来は明るいと信じていた。だが、東京では厳しい現実が。決まらないデビュー、食事にすら事欠く生活、さらに最愛の父が病に倒れて……。どんなに苦しくても笑われても、私は夢を信じ続けていた――。熱狂的な支持を受ける水樹奈々が全てを綴る、感動の自叙伝!
  • 神様長屋、空いてます。 新大江戸もののけ横町顛末記
    -
    妖怪だけが棲む「もののけ横町」のはずれにひっそり佇む「神様長屋」。住人は呑んだくれで引きこもりのダメダメ神様ばかりで、管理人である商売繁盛の神様・福助は頭を抱える毎日。とうとう長屋を追い出された面々は流れ着いた江戸・神田で寂れた通りの町おこしを手伝うことに。そこへ謎の「黒い招き猫」が現れ――。もののけ横町・神様編、開幕!
  • 新・おぼっちゃまくん
    4.3
    1~2巻899~916円 (税込)
    小説幻冬2018年4月号より連載を開始した「おぼっちゃまくん」。 書き下ろしを加えた全7編をまとめました。忖度、セクハラ…現代社会を風刺するよしりん節、炸裂! 『おぼっちゃまくん』の新連載!地味な小説誌にド派手に乗り込むぞ!(小林よしのりブログより)
  • 新・おぼっちゃまくん(全)
    完結
    5.0
    超巨大財閥の御曹司・御坊茶魔は、城のような豪邸で父と暮らす超富裕層小学生。月の小遣いは1500万円だが口止め料、賄賂、宇宙旅行などでいつも足りない。一方、超貧困層の生活が珍しくて、つい心ときめかせる……。格差と分断の現代を生きる究極のヒーロー茶魔とライバル貧ぼっちゃま。傑作ギャグ漫画、令和版「おぼっちゃまくん」のすべて。
  • 深海散歩 極限世界のへんてこ生きもの
    4.0
    1巻1,144円 (税込)
    深海をのんびり歩いてみれば、きっと彼らが寄ってくる。 最新研究でわかった、生きる工夫をわかりやすく解説 ●びっくりすると光る液を吐くエビ ●目立たない色は赤・黒・銀・透明 ●深海ザメの目はなぜ緑色なのか ●ピンポン玉みたいな肉食カイメン ●4年半、卵を抱き続けたタコ ●深海にはジャンプするナマコがいる ●赤、オレンジ、青と3色の発光器を備えた魚 ●日本の人魚伝説のモデルは深海魚!? ●世界最重量のイカ・幻のダイオウホウズキイカ ●水深5000mで背泳ぎしていたシダアンコウ ●卵をネックレスのようにして守るヒラカメガイ
  • 新解釈 現代語訳 法華経
    3.3
    人生をより良く生きるための 知恵と哲学の宝庫。 数千年もの昔、お釈迦様が自ら実践し、人々に説いた最高の教え、「法華経」。 28品からなる全文を独自の解釈により現代語で完訳! 法華経の各章にはそれぞれ深く大きな意味合いがあって、全巻を繰り返して読めば、お釈迦様が来世の極楽とか地獄とかそんなことではなしに、今生きているこの現世をいかに生きれば涅槃という安らかな境地を得られるかを説いていることが分かるはずです。 人生の中で悩みや迷いを持たぬ人間がいるはずはありません。そうした悩みや迷いから解放してくれるのが法華経です。法華経だけが生きている間に自分自身で己れを救う術を説いているのですから。(「後記」より) 悠久のロマンに満ちあふれた「法華経」を 物語を読むように理解できる画期的入門書
  • 深海生物学への招待
    4.8
    光のまったく届かない、数千メートルの深海にも生物がいた! 著者が「しんかい2000」で初めて深海に潜り、青い異世界に触れた時の驚きから始まる、大冒険と大研究の記録。科学界のインディ・ジョーンズの呼び名で人気の科学者が、地球の不思議と、偉大なる生命の輝きを描き切った。科学の本であると同時に、美しい筆致で描かれたエッセイ。
  • 深海のとっても変わった生きもの
    3.4
    1巻1,144円 (税込)
    深海ファン必携! 国立科学博物館の特別展「深海」でも展示されたJAMSTEC研究者・藤原義弘の写真を85点掲載。研究者である著者が深海調査船で、また自身の研究室で撮影した、生きたままの深海生物写真のみを載せている。地上で生存させることが難しく、標本撮影に頼ることが多かった深海生物の奇妙で美しい素顔とともに、最先端の深海情報をわかりやすく解説。一読すればあなたも深海生物のとりこに! 暗闇なのに派手なハゼ/たった3ミリの吸血ウミクワガタ/虹色のウロコをなぜ落とす/ヌタヌタした“鬼ババ魚”/背中に光感知センサー搭載!/内臓も卵もアシに詰め込む/重さ2キロの巨大ダンゴムシ など
  • 深海の人魚
    -
    各界のVIPが蝟集する渋谷の会員制クラブ「ステンドグラス」。 その隠れた魅力は、ママの小弓が選り抜きのホステスを駆使して演出する特殊接待。 それは時に政財界の極秘交渉や国際問題の工作を後押しし、店に大きな利益をもたらした。 だが、小弓が期待を寄せる新人ホステスが巻き込まれた意想外の事件が、小弓と店の運命を大きく変え始める――。
  • 真贋力 金閣寺・銀閣寺住職が教える目利きの力
    4.0
    デマや詐欺、文書の改竄、フェイクニュースに溢れる現代社会で、もっとも必要とされるのが本物/偽物を見抜く力=真贋力だ。拡散されている情報は本当に真実か、取引相手は信用に足る人物か――社会の情報化が、かえって真贋を見極めることの難しさに拍車をかけている。相国寺・金閣寺・銀閣寺住職である著者は、幼い頃から書画や骨董に親しみ、国宝や重要文化財を多数収蔵する美術館を開いた目利きの達人としても知られている。ローマ教皇フランシスコをはじめとする「真実の人」との出会いや、禅で最重要視される「体験」を通して培われた鋭い真贋力は、現代の私たちに迷いなく生き抜く術を教えてくれる。
  • Singer Song Lovers
    3.2
    恋人の凜と、世界でただ一種の青い薔薇・ブルーヘヴンを育て、ささやかな幸せを感じているミヤビ。ある日、そのブルーヘヴンが萎れかけ、二人の関係にも微妙な変化が表れるが……(くるり「ばらの花」)。 Salyu、アヴリル・ラヴィーン、Mr.Children、尾崎豊。思わず口ずさみたくなる名曲をモチーフに紡がれた、胸に響き渡るラブストーリー。
  • 新企画 渾身の企画と発想の手の内すべて見せます
    3.8
    放送作家・鈴木おさむがヒット企画を生み出す全ての手の内を明かした衝撃の一冊! 全ての業界で応用可能な驚くほど実戦的な「手法」と「心得」。 良い企画が思い浮かばない方はこの本を手にとってみてください。 【本書で紹介する55の企画術の一部抜粋】 ●器を変えるだけでありふれたものが生まれ変わる ●自分に興味を持ってもらうことが「企画」の第一歩 ●福神漬けにこだわったカレーライス!? ●[近いもの]×[遠いもの]で新鮮さを演出 ●タイトルは「ネガティブ×ポジティブ」が基本 ●「鼻につく」>「記憶に残らない」 ●「保険」を作っておく重要性 ●遠慮があると中途半端な企画にしかならない ●ポイントは一回バカになれるかどうか 【特別対談】 ×Netflix株式会社 代表取締役社長 グレッグ・ピーターズ 「テレビ後の新時代に求められるコンテンツとは」
  • シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る企業と人の条件
    4.1
    二〇二〇年代、AI(人工知能)は人間の知性を超え、二〇四五年には、科学技術の進化の速度が無限大になる「シンギュラリティ」が到来――現在、あらゆる技術は未曽有のスピードで進化し、同時に、これまで富を生んできた多くの技術が「非収益化」し、人間もAIに仕事を奪われる危機に晒されている。そんな中で飛躍的成長を遂げるビジネスとは何か? 企業はどう組織を変革し、人はどんな思考・発想で動くべきか? シンギュラリティに向かう時代のビジネスチャンスを読み解く、必読の一冊。
  • シンクロニシティ
    3.4
    富士の樹海で出会った自殺志願の大学生コウイチと、十二歳の少女・瑠璃。 歳の差を超えて惹かれ合う二人は、安らかで甘い時を過ごすが、突然コウイチが姿を消してしまう。 七年後、風俗で働く瑠璃の前にコウイチと同じ刺青の男が現れ……。 愛を失い、灰色の世界で生きる瑠璃は、もう一度誰かを信じることができるのか?
  • 新・剣客春秋 吠える剣狼
    -
    神田豊島町にある千坂道場は道場主・彦四郎の飾らぬ人柄と熱心な指導、女剣士だった妻・里美の子供たちへの稽古が評判で人気を博していた。折も折、稽古帰りの門弟が何者かに斬られる事件が続発、そのあおりで門弟が激減してしまう。悩める彦四郎が始めた執念の探索で炙りだされた下手人、呆れるばかりの犯行理由とは? 人気シリーズ、再始動!
  • 新国立競技場問題の真実 無責任国家・日本の縮図
    4.5
    計画全体の白紙撤回という前代未聞の展開となった新国立競技場問題。建設費は当初の1300億円から倍近くまで高騰し、仕様も大きく変更された。問題点は早くから指摘され、関係者もそれを認識しながら、計画は暴走。数々の歴史が刻まれ、戦後復興の象徴とされた旧競技場は既に解体され、神宮外苑の、東京を代表する美しい景観も失われようとしている。なぜこんな大失態となったのか。新計画に問題はないのか。「帝国陸軍を彷彿させる壮大な無責任体制」に、緻密な取材で斬り込む。
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 「個と公」論
    4.0
    いま考える。「国民である」とは、どういうことか? 小林よしのり『戦争論』が提起した〈個と公〉論争に終止符を打ち、ついに〈公〉の本質をさぐりあてた、超問題作!
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 靖國論
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    これが噂の「読む参拝」! 首相が参拝しようがしまいが、日本人なら常識として知っておきたい「靖国」だ! ここに、靖国をめぐる日本人の〈論理と感情〉が言い尽くされている。
  • 辛酸なめ子の現代社会学
    3.0
    辛酸なめ子のフィールドワークは、犯人の足取りを追う老獪な刑事のごとし。正体を突き止められまいと足掻く「現代社会」を、軽やかな妄想と味わい深い漫画を駆使して追い詰めていく。モテ、純愛至上主義、スローライフ、KY、萌え……「ブーム」の名で艶やかに仮装した現代の素顔とは? 前人未到の分析でニッポンを丸裸にした圧巻の孤軍奮闘。
  • 心中探偵 蜜約または闇夜の解釈
    3.7
    死にたい。でも一人じゃ死ねない――。並外れた美貌と知性を兼ね備えながらも心中を渇望する華影忍が理想の女性と巡り会い、遂には闇夜に服毒心中を敢行。だが翌朝、自分だけ目覚め、死んだ相手は見知らぬ財閥の令嬢に成り代わっていた……。殺人疑惑がかけられる中、忍は盟友の若き大学教授、通称〈黒猫〉の助けも借りて事件の真相を探り始める。
  • 新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか
    3.8
    元カリスマホストの歌舞伎町・名物経営者が描き出す 「人間をすべて飲み込む街」の知られざる姿 挫折も、孤独も、欲望も、 人間のすべてを飲み込む――。 〇新型コロナ感染をめぐる新宿区長とホストクラブの連携 〇渋谷で暴動が起きて、新宿では起きない理由 〇歌舞伎町にはわかりすく、美味しいお店がなぜないのか 〇出自を問わず、源氏名で生きるから、誰がどこの国の人間か気にしない 〇歌舞伎町で長く働くと人に頼ることの大切さを覚える 〇誰もがいつか歌舞伎町に救われるかもしれない 戦後、新宿駅周辺の闇市からあぶれた人々を受け止めた歌舞伎町は、アジア最大の歓楽街へと発展した。黒服のホストやしつこい客引きが跋扈し、あやしい風俗店が並ぶ不夜城は、コロナ禍では感染の震源地として攻撃の対象となった。しかし、この街ほど、懐の深い場所はない。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるのだ。十九歳でホストとして飛び込んで以来、カリスマホスト、経営者として二十三年間歌舞伎町で生きる著者が<夜の街>の倫理と醍醐味を明かす。
  • 神聖喜劇 第一巻
    完結
    4.3
    驚異の記憶力を持つ東堂は昭和十七年一月、対馬の要塞重砲兵連隊へと配属。そこでの三カ月の教育期間に彼が体験したものは何か?漫画化絶対不可能と言われた日本文学の金字塔ついに出現!
  • 新選組、敗れざる武士達
    4.0
    ロック世代の小説家の旗手・山川健一が独自の視点から幕末・明治維新の歴史を提示したしエッセイ集。 新選組の面々は、先祖代々のうのうと家禄を食んできた身分としての武士階級ではなく、自らの意志をもって立った日本で最初の思想集団だった。上からの押し付けではない自らの規律を作って、隊の全体を律した。薩長の志士達に十分に拮抗し得る思想を、戦いの日々の中で育んでいったはずだ。  短い時間のなかで刻々と変わっていった新選組の思想とは何だったのだろうか? 近藤勇や土方歳三、沖田総司や山南敬助、藤堂平助や伊東甲子太郎を犬死にさせないために、ぼくら一人ひとりがそれを考え抜かなければならないのだと思う。それを、本書で探ってみたい。(『新選組、敗れざる武士達』前書きより抜粋)
  • [新装版]嫌われ松子の一生(上)
    -
    1~2巻700~742円 (税込)
    東京で大学生活を満喫していた川尻笙は突然父から、かつて失踪した伯母・松子の存在を聞かされる。しかも彼女は数日前、小さなアパートで何者かに殺されていた。松子は三十年以上、どこで何をしていたのか。そして警察が容疑者として追う、元殺人犯の男とは何者なのか――。累計120万部を超える感動のベストセラーを、令和新装版として刊行。
  • 新装版 ゴルフはインパクトの前後30cm
    -
    普通のビジネスマンが1年でパープレーを達成した超メソッド。スコア90~110前後を抜け出す秘訣は、インパクトの前後30センチを整え、スイングを最適化すること。6月に出版したマンガ版の元本を再編集。 【PART1】 ゴルフで最強のソリューションは「インパクト」を整えることである #1 「インパクト」を基としたスイングの最適化でゴルフのあらゆる問題は解決される #2 スイングが最適化されていくインパクト・ドリル10 #3 さらに精密なインパクトに変わるクラブごとのテクニック 【PART2】 普通のビジネスパーソンでも1年で「70台」が出せた14の取り組み ・<インパクトの前後30センチ>を通過するまで「目線軸」をキープ ・1球ごとにクラブを替える「クラブローテーション・トレーニング」 ・ライとの対話はしても「フライヤー」は計算しない etc.
  • [新装版]血と骨(上)
    4.0
    1~2巻826円 (税込)
    一九三〇年頃、大阪の蒲鉾工場で働く金俊平は、その巨漢と凶暴さで極道からも恐れられていた。女郎の八重を身請けした金俊平は彼女に逃げられ、自棄になり、職場もかわる。さらに飲み屋を営む子連れの英姫を凌辱し、強引に結婚し……。実在の父親をモデルに、業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く衝撃のベストセラー。
  • [新装版]華の下にて
    -
    国際生花シンポジウムの開催地・京都で雑誌記者が謎の死を遂げた。五百年の歴史を誇る華道家元の座をめぐり、様々な思惑が絡み合うなか、第二の犠牲者が。連続殺人の裏には伝統と格式ゆえに明かされない秘密があった。桜が咲き乱れる古都で、名門一家の哀しき暗部に挑む浅見光彦。昭和、平成を代表する旅情ミステリー作家の名作が令和に蘇る。
  • 新卒はツラいよ!
    3.8
    大不況に翻弄された就職活動をくぐり抜け、晴れて社会人の仲間入り! ヒヤヒヤの研修、ドキドキの配属、地獄の長時間通勤を経て、一人前になったかと思ったら強制異動!? やる気をなくしてすっかりマンネリ、新天地を求めて転職を決意、退社の意志を伝えたら社長にクビを言い渡され……。働くあなたを応援する、共感必至のコミックエッセイ。
  • 新卒はベンチャー企業へ行きなさい AI共存時代の「稼ぐ力」の磨き方
    -
    AI共存時代は、ベンチャー企業で「稼ぐ力」をつけよ!! 「ブランド力がなくても実績を作る裏技」「商機を捉えるセンスの磨き方」など、実践技術を多数紹介! 無能な上司、突然の異動、くだらない会議のオンパレード。大企業で働くメリットはもう無くなった!? 「商談の雰囲気をコントロールするテクニック」「ブランド力がなくても実績を作る裏技」など。 AI共存時代の「稼ぐ力」はベンチャー企業でつけよ! 【目次】第1章:会社に就職する前に考えておくべき社会の大変化/第2章:大企業に就職しても3年で辞めていく若者たち/第3章:ベンチャー企業にこそチャンスが転がっている/第4章:ベンチャー企業で伸ばせる稼ぐ力/第5章:あなたを幸せにするベンチャー企業の見つけ方/第6章:ベンチャー企業に向いている人、向いていない人/第7章:これからの時代に身に付けておきたいスキル
  • 新築マンションは9割が欠陥
    3.5
    社会を震撼させている欠陥マンション問題。国内有数の大手デベロッパーやゼネコンが手がけているにもかかわらず、なぜ欠陥はなくならないのか。ずさんすぎる現場の実態に業を煮やした建築検査のプロである著者が、事件の裏に潜む不動産業界の病理をついに告発。昨今の事例を元に、複雑に絡み合った欠陥の要因を明らかにしていく。また、資産価値が高く品質の良いマンションを購入する心得や、欠陥が見つかった場合の対処法など、住まいの安全を死守する方法を紹介。欠陥マンションという負債を人生に持ち込まないための警告と救済の一冊。
  • 神童
    4.0
    将棋のプロ棋士への最終難関、奨励会の三段リーグ。十二歳の取海は子の最終戦で親友の相場に辛勝し、最年少プロに。相場は棋界を去るが、二十年後、意外な形で再開する。トップ棋士の取海に立ちはだかる将棋ソフトの制作者が、AI研究で注目を浴びる相場だったのだ。因縁の対決、再び! 勝るのは将棋を続けた者の誇りか、捨てたものの維持か?
  • 震度7の生存確率
    4.0
    巨大地震発生!その瞬間、どうすれば生き残れるか? 「机の下に隠れる」と助からないって知ってましたか? 東日本大震災、熊本地震、そして先日の鳥取地震。巨大地震が続き、首都直下地震や南海トラフ地震の信ぴょう性が日に日に高まっている。 いざ、巨大地震が起きた時、生き延びる妨げになっているのがこれまで教わった地震対策や地震教育の間違いだ。震度7を超える巨大地震では、学校で教わる「机の下に隠れましょう」は通用しない。机が凶器となってものすごい速度で教室やオフィス内を暴れまわるからだ。 では、発災の瞬間、どんな行動をとるのが生き延びられる道なのか? 第1章では18のシチュエーションで巨大地震が起きた時、どの行動が助かる道か三択から選ぶクイズ形式。読み進むうちに、「何がキモか」が理解できる仕組みになっている。他にも、発災時の生存確率を高める、目からウロコの日常の備えを紹介したり、もし、南海トラフや首都直下地震が起きたら、その直後から始まるかもしれない、想像をはるかに超える悲惨極まりない状況も紹介。 一家に1冊。家族で共有したい「我が家の巨大地震対策教本」になること間違いなし!
  • 信念をつらぬく
    3.6
    経産省在籍中に大胆な「公務員制度改革」を進めようとしたが、途中ではしごを外され退職。その後は大阪府の「エネルギー戦略会議」で活動するも、2012年9月にいきなり会議打ち切り命令が出るなど、さらなる不条理を経験。仙谷由人に恫喝され、橋下徹など時の権力者とも真剣勝負。その闘いの真相とは? 無職になっても私利を顧みず巨悪と闘い続ける原動力とは? 改革派元官僚が初めて明かす覚悟と哲学。
  • 真の指導者とは
    4.4
    政財界、教育界、芸術の世界で一時代を築いた傑物に見られる普遍の資質。それは「指導者としての自負」「世界観と長期ビジョン」「哲学」「戦略性」「旺盛な行動力」「日本固有の価値基軸としての『武士道精神』」の有無にある。現代社会の停滞と混迷を打開するには、我々一人一人が21世紀を生きる指導者たらんとする自覚を持たねばならない。そのための思考、行動様式とはいったい何か。先達の叡智、言動、知られざるエピソードをもとに、具体的かつ詳細に説き明かす究極のリーダー論。
  • 〈新版〉夜明けを待ちながら
    3.5
    「この本は答えを出す本ではありません。旨いやりかたや世渡りの技術を伝授する本でもありません。ぼくと同じように、夜と朝との狭間に、ひたすら自分との対話を繰り返すような人への、目くばせの合図のようなものです」(「開幕のベルにかえて」より)。自殺の問題、生きる意味について、病苦、老い、死への不安、将来や人間関係の悩み......読者の手紙にこたえるかたちで書かれた新しい人生相談形式のエッセイ。命がよみがえる、生きる羅針盤。新装版で復活!!
  • 心配しないで、モンスター
    3.0
    丘の上の馬鹿(フール・オン・ザ・ヒル)みたいに超然と老いたいのに、じたばたするばかりの金森カナエ(59)。舟唄ばりの不倫にどっぷりな桑原カオル(32)。ピンク・レディーのコスプレにはまった落合光弘(26)……。さえない、うまくやれない自分だけど、背中を押すテーマソングがある。軽妙なシニカルさと温かい視線が描き出す、9人の物語。
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ
    4.2
    自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。
  • <新版> 相続はおそろしい
    -
    「相続」の恐怖が、さらに多くの人を襲う――。2015年1月1日より相続税が大幅に増税。妻と子供二人で夫の財産を相続する場合、税金のかからなかった8000万円というこれまでのラインが、4800万円まで下がる。4%しかいなかった対象者は40%まで広がる試算もある。加えて、人間の本性がむき出しになる遺産分割も避けられない。不動産を兄弟の共有名義にしたことで始まる悲劇、親の死後に判明した異母兄弟との争い、子供がいない夫婦の末路――。生前の準備不足が兄弟姉妹を絶縁へと追い込む。会計のプロが増税のポイントと争いを生まない相続の基本を指南。
  • シン・養生論
    4.0
    「あす死ぬとわかっていても、するのが養生」。世界は疫病や戦争など心萎える日々の連続で、ふだんの健康などどうでもいいような気もふとしてくる。それでも耐用年数の過ぎたこの貧弱な体を、なんとか維持していかねばならないのだ――。長年、「体が発する信号=身体語」に耳を傾け、不具合を治めてきた〝体感派〟作家によるフリースタイル養生論。「歩行は10本の足指をフルに使って」「誤嚥を防ぐ嚥下のコツ」「ボケの始まりは〝見る、聞く、触る〟の遮断から」…齢90を越えて進化し続ける、心と体の整え方。
  • 信頼できる法律の専門家の探し方
    -
    暮らしや仕事に潜む法律トラブルを円滑に解決してくれる法律専門家=士業とは? 士業の活用を知ることは「転ばぬ先の杖」なのです。関西で絶大な人気を誇る浜村淳氏特別対談収録  この書籍では一般に馴染みの薄い「士業」を、わたしたちの身の周りに起こる様々なトラブルを解決してくれる専門家として紹介し、どのようなトラブルの時にどの種類の士業に相談すればいいのかを紹介します。  私たちが遭遇する可能性があるトラブルは、その内容によって選ぶべき専門家が多岐にわたります。また相談事の内容次第でも、どの士業に依頼するのかは変わってきます。相続、離婚、起業、特許、セクハラ、借家借地、交通事故……。本書は誰もの身近に潜んでいるトラブルを解決してくれる法律の専門家を、一般の読者がどのように探していくのが良いのかを伝えます。士業の活用の仕方を知ることは「転ばぬ先の杖」なのです。  書籍の中では実際に関西で開業されています士業の事務所も紹介します。
  • 審理炎上
    3.6
    新人弁護士・水戸裕介のもとへ、事故死した夫の巨額の損害賠償を求める妻が訪れる。その額なんと2000億円。訝りながらも弁護を引き受ける水戸だが、やがてその妻に夫殺害の疑いがかかり……。法廷を舞台に渦巻く陰謀、緻密な頭脳戦、あぶり出される巨大損保の闇。奔走した水戸が辿りついた許されざる真実とは? 現役弁護士が描く、迫真の本格リーガル・サスペンス。
  • 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話
    4.1
    心の働きを微細に観察し、人間の真理を追究した釈迦の仏教。自然法則の発見を通して、宇宙の真理を追究した近代科学。アプローチこそ違うが、この世の真理を求めて両者が到達したのは、「人生の目的はあらかじめ与えられているものでなく、そもそも生きることに意味はない」という結論だった。そのような世界で、人はどうしたら絶望せずに生きられるのか。なぜ物事を正しく見ることが必要なのか。当代一流の仏教学者と物理学者が、古代釈迦の教えから最先端の科学まで縦横無尽に語り尽くす。
  • 心霊コンサルタント 青山群青の憂愁
    3.5
    次々起きる怪奇現象を解決してもらうため、貧乏女子大生・花は、心霊コンサルタント・群青を紹介される。長髪に藍染めの袴姿、ブルーのカラコンをした群青は、超感じ悪いけど、腕は確か。洗面台一杯の鶏の頭、血染めのライブ会場などの謎を“降霊”して次々解決! しかしその陰を帯びた瞳に、花は何か哀しい秘密があることを感じていた――。
  • 新老人の思想
    3.2
    日本はいま、とんでもない超老人大国に突入しようとしている。長寿がお荷物にすらなるこの世の中で、かつての老人像とまったく違う〈新老人〉の思想が必要なのだ。未来に不安と絶望を抱きながらも、体力、気力、能力は衰えず、アナーキーな思想を持った新しいタイプの老人たちである。彼らに牽引され、日本人は老後の生き方の大転換を迫られている――。「若年層に頼らない」「相互扶助は同世代で」「単独死を悲劇としない」等、老人階級の自立と独立を説いた衝撃の思想。
  • SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる
    3.5
    絶望の底から救ってくれた君との世界が、ずっと続くと信じてた――。漫画家の真治に、映画化の話が舞い込む。だが、突如病に倒れ「このままでは視力を失う」と医者に告知される。漫画家が見えなくなったら終わり、とベランダから身を投げようとするが、生まれつき聴覚障害をもつ女性・響に助けられる。二人の不思議な共同生活が始まるが......。
  • J 寂聴最後の恋
    -
    二人が出会った時、Jは八十五歳。有名作家であり尼僧。人生最後の恋の相手は、母袋晃平、IT企業を経営する三十七歳。Jは二十代で夫と娘を捨て出奔。男性作家と浮き名を流し、次々と問題作を発表。五十歳をすぎて仏門に入るも創作活動はより勢いを増した。老いてこそ身体も心も業火のごとく燃える愛。〈老いの自由〉を描く痛切な純愛小説。
  • GENESIS
    3.5
    二つの国籍を持つ明日香は自分の居場所を見つけられない。 いつも冷めている恋人ヒデともうまくいかず、他の男とのSEXで寂しさを紛らわす。 やがてヒデには精神病院に入院している弟がいることが分かり、バイト先から大金を盗んだ二人は、彼を病院から連れ出す――。 逃亡の果てに辿り着いた場所とは? 愛と自分を探して疾走する傑作小説。
  • 時間に支配されない人生
    4.2
    「すべてに時間を均等に配分することは、人生に対する冒涜である」。 あなたは、ただ忙しく生き、自分にとって本当に大切なことを見失っていないだろうか。 19歳で母国・韓国を離れ、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、そしてまた新たな天地へと、つねにアウェイで挑戦を続ける著者が語る1分1秒を自分の大切なことだけに費やす生き方。 ベストセラー『媚びない人生』に続く、待望の新刊。
  • 事業承継プラットフォームⓇ なぜ我々は5000社の承継を目指すのか
    -
    少子高齢化の影響で、後継者がいないために、中小企業127万社が廃業するといわれる。著者はその危機を救う全く新しい「事業承継プラットフォーム」を考案・起業。「長期投資としての承継」という画期的な策を、日本の事業承継問題の現状把握と合わせ紹介する。 序章 中小企業の大廃業 このまま進むと日本はどうなる? 第1章 なぜ「事業承継」は難しいのか 第2章 みんなに安心と幸せを! 「6WIN」の事業承継 第3章 「創業者」に提供する安心の永久承継 第4章 「承継者」には、負担は軽く、機会は多く! 第5章 「支援者」には、社会貢献しながら運用する機会を提供 終章 なぜ我々は5000社の事業承継を目指すのか
  • 事件でなければ動けません 困った警察官のトリセツ
    3.5
    困って相談しても、警察は人が死ぬような大きな被害が出るまで対応してくれない――市民のそのような警察不信は根強いが、警察は本当に「事件にならないと動いてくれない」のか? 警察の表も裏も知り尽くした元警察官が、被害者の訴えを無視し続けて悲劇を招いた桶川事件や最近の太宰府事件を検証しながら、その実情を分析する。110番・相談・被害届・告訴など警察を動かすツールの使い方から、不良【ゴンゾウ】警察官にあたってしまったときの対処法まで、被害に泣き寝入りせず身を守るための方法も徹底レクチャー。
  • 次元上昇日記
    3.7
    毎日のようにセレブやスピリチュアルな現場を取材し続け、どうやったら「次元上昇=アセンション」できるのかを考え続け、「小難しい本を読むより、猫を5分間撫でている方が真理に近付ける」と認識、善行というマイレージを貯めることこそが、個人の次元上昇を達成する方法だと気づく。そのおそるべき試行錯誤、抱腹絶倒の日常記録です。
  • 次元上昇日記 ベストセレクション50
    -
    「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。 では、「アセンション」とは何か――? 辛酸なめ子さんにとっては、日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。 本書は、そんな次元上昇をめざす一人の女性が、イベント、パーティ、買い物、仕事……と毎日足を運び、霊的な何かが見えたり、癒されたり、反省したり、試行錯誤する抱腹絶倒の記録です。 この世界の次元は一つじゃない――。 よりすぐりのベスト50をお楽しみください。 <内容> 2014年6月1日 代々木フェス 2014年12月26日 エンジェルパーティ 2013年12月28日 宇宙に思いを……。 2013年12月16日 パン以外食生活 2015年6月1日 今昔セレブ 2014年1月7日 足難の日 2014年8月3日 イルカ降臨 2014年6月8日 劇団四季の歌のパワー 2014年4月13日 大江戸霊異記 2016年4月6日 ついにiPadを…… 2014年5月20日 セブ島より帰還 2014年4月29日 へんないきものたち 2014年4月6日 しめやかに京都 2014年9月2日 臨死トリップ 2014年8月28日 超能力と残暑 2014年1月10日 ザクロパワー 2014年10月29日 バブル再来 2014年7月24日 久しぶりの家内制手芸 2014年8月12日 キャラの濃い50代男子 2014年5月29日 背徳サイト 2014年4月17日 不穏な街 2014年8月7日 アイドル系ライブ 2016年3月1日 脱貧乏性を目指して ほか ※本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp)の連載「次元上昇日記」で2013年11月~2016年4月にかけて公開した記事の一部を抜粋し再構成したものです。
  • ジゴロ
    -
    1巻305円 (税込)
    「こいつら金の卵だぜ」会社を起こしたばかりの若い男二人は、新人ロック・バンドに一攫千金の野望を託す。出会った女をモノにし、ギラつく欲望にまかせたギャンブルのような狂乱の日々。ミュージック・ビジネスの世界で、優しさゆえに深い欲望の世界へ溺れていく男と、そんな彼らを愛してしまう女の赤裸々な姿を描いた傑作官能小説。
  • 自殺プロデュース
    3.4
    深夜のビルの屋上に、管弦楽の演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる……。白川琴音が所属する大学の極秘サークルは、自殺する者を何人も、音楽で見送ってきた。がある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、美人指揮者の真理乃が豹変。演奏を聴いた者は死なねばならない!?
  • 自粛するサル、しないサル
    4.0
    新型コロナ危機では、人々の間で「自粛派」と「反自粛派」の対立が起きた。サル学の見地によれば、自粛派は生物の本能として感染症を怖がる「サル的」で、反自粛派は理屈で恐怖感を抑制できる「ヒト的」。「ヒト的」のほうが進化形だが、「サル的」のほうが命を守るうえでは合理的ともいえる。この対立は、中世ペストのときも江戸時代の感染症危機でも繰り返されてきた。なぜ「自粛する、しない」の相違は生まれるのか。「永遠の敵」のようにも見える両者は、果たしてわかり合えるのか。サル学者によるコロナ文化論。
  • 自信過剰な部下が言いがちなNGワード
    -
    「じゃあ、分かりやすく説明しますね」 なぜか自信過剰な部下のひとこと。あなたはどうやって指導しますか? 新入社員が言いがちなNGワードを紐解くと、効果的な指導の仕方が見えてくる! 本書は、イマドキの新入社員を10分類したうちの1タイプ「自信過剰な部下」が言いがちなNGワードと指導の考え方を徹底解説。これまでにない画期的な新入社員育成の指南書です。
  • 自信という最上のドレスの手に入れ方 それは小さな積み重ね
    4.3
    日本女性の美意識は世界一。足りないのは自信だけ――。他人と比べる癖をやめることから始まる自信のつくり方。世界基準の美をつくるカリスマによるメンタルから輝くための53の秘訣。
  • 爺いとひよこの捕物帳 七十七の傷
    3.7
    三年前の大火で父親が行方不明になり、叔父の下で岡っ引きの下働きをしている喬太。下手人が川を歩いて逃げたという殺傷事件を調べている最中、数多の戦火を潜り抜け、体中に傷痕をもつ不思議な老人に出会う。人は水上を歩けるのかという疑問に、老人が語った「水蜘蛛」なる忍者の道具。その時、喬太の脳裏に浮かんだ事件の真相とは――。

最近チェックした本