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深夜のビルの屋上に、管弦楽の演奏が響き、男がそこから飛び降りた。内臓の飛び出た死体に、演奏していた女たちが群がる……。白川琴音が所属する大学の極秘サークルは、自殺する者を何人も、音楽で見送ってきた。がある日、自殺志願者が「やっぱり死ぬのをやめる」と言った途端、美人指揮者の真理乃が豹変。演奏を聴いた者は死なねばならない!?
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Posted by ブクログ
テーマはタイトルの通り自殺。自殺の原因も方法も様々。その自殺志願者を見つけ出し、その人が希望した音楽を奏でて死出の旅を見送るというもの。いわゆる自殺幇助というものだ。初めのうちはうまくいくものの、やはりというか当然自殺を辞めてしまう場合も出てくる。
さて、自分の思い通りに事が進んでいる時は問題ないが、思わぬトラブルが起きた時どのように対処するか。それがグループにとってどのような影響を及ぼすか。現代では意外なほどあっさりと人間関係が崩れてしまい修復困難な状態に陥りやすい。それだけに人間関係は希薄ということ。そのあたりも本書ではそれも伏線となっている。本書では、まさかのどんでん返しが待っているが、それは読んでからのお楽しみである。
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