新たな作品一覧

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  • 恐喝山脈 顔のない刑事・極秘行
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    谷川岳の一ノ倉沢で宙吊りで発見された男の遺体。それが事件の発端だった。男──岩崎は特捜刑事・香月功の高校時代の山仲間だったのだ。不審死に恐喝と殺人の臭いを嗅ぎ取った香月は、相棒の今日子と共に極秘捜査に乗り出す。一方、失踪した新宿柏木署長の娘の捜索を命じられた香月は、娘が出演していたというAVを手がかりに暴力団を捜査。しかし直後、新たな殺人に遭遇し……。大人気警察小説シリーズ第10弾!
  • 密葬海流 顔のない刑事・内偵指令
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    盛夏の津軽海峡に、新宿署の赤瀬刑事の死体が浮かんだ。自殺に見られたが、特捜刑事・香月功は独自に捜査を開始する。香月は事件の背後に謎の女と暴力団の存在があることを掴むが、新たな事件が起こり……。
  • 科学社会学の理論
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    原発事故、オゾン層破壊、資源の枯渇……深刻なリスクと隣り合わせの現代社会の中で、科学技術とともに幸せな生を送るには? 「社会」という視点を欠落させてきた科学者や技術者とも、科学技術を「社会」の現象として考察してこなかった社会学者とも適切に距離を保ち、「科学社会学」という新たな知を立ち上げる。第一人者が福島原発事故に先立って公にした予想を踏まえ、豊富な具体例とともに明快に説く。
  • 鍵がドアをあけた 日本語の無生物主語他動詞文へのアプローチ
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝統的な日本語では用いられにくいと論じられてきた、「コピー用紙が、私の手を切った」「あの事件は、彼を驚かした」のような、無生物主語の他動詞文。現代日本の文学作品と新聞社説から豊富な用例を取り出し、中国語との対照も視野に入れて、タイプや特徴を分析。現代日本語における無生物主語他動詞文に関する現象に、新たな研究成果をもたらした書。
  • 核がなくならない7つの理由
    3.0
    これが核を巡る現実だ。「核があれば大物扱いされる」「核の傘は安くて便利な安全保障」「オバマ大統領に面従腹背する核保有国」――「核なき世界」構想を阻む全情勢を、七つに切り分けて徹底解説。被爆国日本が原発ビジネスに参入した理由、米国を豹変させた「核テロ」の現実性、温暖化で進む新たな核拡散とは? この一冊で核問題が丸ごと分かる!

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  • 覚醒する大円高
    4.0
    株式市場や為替市場が2015年末からにわかに風雲急を告げる様相となり、乱高下するなど大荒れとなっている。 そのようななか、大胆な予測を次々と当てて豪快に勝つことから、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)時代より「ゴッドハンド」といわれ、現在も国内外の投資家から絶大な人気を誇っている若林栄四氏が、2016年とそれ以降の相場の行方を詳細に予測する! 後付けの経済評論ではなく、これからの相場の行方について「その時期と水準」を明示する若林氏。これまでも、『勝ち残りのFX(エスカルゴムック236)』(2007年11月)で「2011年までに75円になる」と予測して的中、『デフレの終わり』(2011年7月)で「2012年が最後の超円高」と予測して的中、『不連続の日本経済』(2012年12月)で「2013年からそれまでと不連続で垂直的な株価上昇に入る」と予測して的中、『富の不均衡バブル』(2014年6月)で「米国ダウは2015年が大天井」と予測して的中させている。 その予測の元になっているのが、長年の研究によって確立した黄金分割とペンタゴンチャートによる相場解析である。「相場は神意である」とする若林氏が、2016年の相場予測に加えて、2022年までの新たな長期予測を大公開。果たしてその内容は?
  • 書くだけで自分が9割変わる
    3.9
    1日7分。 今日の行動を紙に書き出すだけで、 いま「やるべきこと」が見えてくる!自分が生まれ変わる! ●やりたいことが見つからずに焦っている人 ●忙しくて自分の足許を見る余裕がない人 ●解決策がわからずに現状を打破できない人 ●何かと自分に言い訳して、行動しない人 ──1つでも当てはまる人は、本書の通り、 毎日、1日の行動を紙に書きだして振り返るだけで、人生が変わるはずです。 “日報コンサルタント”の中司祉岐氏は、経営日報の赤ペン指導で、 中小企業のオーナー、講演会の参加者など、 これまで3,000人以上のビジネスマンの業績を向上させてきた 「紙に書き出して自分を見つめなおす」メソッドの専門家。 著者が新たなクライアントを指導するときに、最初に用意してもらうのは紙とペンだけ。 ヤル気はあるけれど、何から手をつけていいのか分からずに悩んでいる人こそ、 書くだけで目の前の壁を乗り越えられます! 【目次より】 ■はじめに: ・「書く」ことをきっかけに、家出生活や挫折から脱却 ・1日7分。ただ書くだけで自分が変わる ■1章:紙に書き出して、1日7分集中する ・集中力は七分しか持続しない ・記憶がなくならないうちに書き出す ・毎日考えるから、いいアイデアを生み出せる ・1日7分なら、すきま時間にできる ■2章:何を書くか? どう書くか? ・書き出すのはプライベートに切り替わる前に ・紙に書くから客観的な分析ができる ・アナログだから、問題意識が深くなる ・自己評価と第三者評価の差を埋める ■3章:書いた紙を見ながら、カイゼンする ・「WHY」から「HOW」へ視点を変える ・解決策1つで満足してはいけない ・「思う」のではなく「考える」ことが大切 ・自分だけのデータベースをつくろう ■4章:見つけた解決策を実践する! ・「行動」を変えないと何も始まらない ・やる気よりも、「いつやるか」が大事 ・時間の見積もり力を磨く ・撤退条件を決めれば、前に進む勇気が! ■5章:毎日振り返れば夢も見つかる! ・自分はビジョン型か、実践型か ・「夢に向かって一直線!」の罠 ・夢はボトムアップでつくっていく ・夢は朝8時55分に確認する ……
  • 格安スマホの仕掛け人たち(日経BP Next ICT選書)
    3.5
    イオン、楽天、TSUTAYA――格安スマホを引っ提げて、新たな通信事業者(MVNO:仮想移動体通信事業者)が携帯電話市場に一大旋風を巻き起している。 MVNOはいかにして生まれたのか。その知られざる誕生の経緯と、市場に君臨する3大キャリアとの苦闘をドキュメンタリー形式で描く。 <目次> ■序章:店頭に異変、第4の勢力に浮上した格安スマホ ■第1章:「おまえ日本人だろう」、MVNOを生んだ一言 ■第2章:仕組みを変えた、インターネット屋からの挑戦 ■第3章:ものづくりの常識を変えたSIMフリー市場の到来 ■第4章:「通信で儲けない」、続々参入する異業種たち ■第5章:端末調達から運用まで、躍進を支える黒衣たち ■第6章:安倍首相発言で激震、値下げ迫られる大手キャリア ■終章:格安スマホからIoTへ、MVNOが促す地殻変動
  • 陰山メソッド英語への挑戦
    値引きあり
    -
    奇跡の小学校・土堂小が英語に挑む実践記録。 「僕には絶対できない。これ以上ない理想型」―すらすらと英語の長文を暗唱する子供たちを見て、あの陰山英男先生が、そう感想をもらしました。陰山メソッドの新たな展開、英語。これを完成させたのは、ある「ふつう」の小学校教師でした。NHK教育で紹介されて一躍脚光をあびる、藤井弘之先生の実践を追います。
  • カサブランカの夜に
    -
    世界各地に飛んで医療活動をおこなう“★空飛ぶ病院/ジエツト・ホスピタル/”。外科医のカサンドラは、あらゆる国で人々を救うその組織に参加した。この医療チームが医師として新たな人生を踏み出す第一歩になる。カサンドラは希望に燃えて、マドリッド空港で仲間を待っていた。でも、まさかチームのリーダーが、よく知るあの男とは思わなかった。ヴィダル――十三年間、私の家族を利用しつづけ、逃げ出した男。恵まれない家庭で育った彼を、父が引き取り、医師にまでしたのに、ある日、カサンドラの前から姿を消した、彼女のヒーロー……。いいえ、今は高額な美容整形で大儲けをしている卑劣な冷血漢!その彼がなぜここに? 不意にカサンドラの胸に、十六歳のときの、忘れられないパーティの夜の出来事がよみがえった。■ディザイアでも人気のオリヴィア・ゲイツ。イマージュでは彼女の医療現場を描いたロマンスをお届けしています。
  • 「賢いココロ」の法則 「自分に合った人生」への13のヒント
    -
    1巻1,200円 (税込)
    「明日は今日よりもよくなる」という人生観が通用しなくなった現代において、「人生に成功する」ということは、イコール「金持ちになる」ということを示すようになった。巷にあふれる「成功本」も、カネのことばかりを説き、価値観をさらに一元化させ、日本人の人生を窮屈なものにしている。本書では、それへのアンチテーゼとして、「人生に成功するということは、より自由に生きているということだ」と、新たな価値観を提示し、その実現に近づくための13のヒントを示す。確かに、いくらお金があっても、不自由な人生は幸福ではないだろう。著者は、「自分に合った人生」の構築が一番大事であると説く。著者自身、若い頃から、かなり自由度の濃い人生を歩み、しかも、社会の最先端で仕事してきたという経験を持っている。常識に縛られず、発想を変えれば、より実り多い生き方が得られることを教える、異色の人生論。

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  • 火星甲殻団
    4.0
    人間と機械の共生社会、火星に復讐の炎が燃え上がる!  24世紀後半の火星。地球文明の疲弊によって頓挫した惑星改造計画により、火星に取り残された植民団の末裔たちは機械との共生社会を築き上げていた。人間と人工知性/自動機械……両者は支え合うことで火星に適応していった。そして知性ある機械生物ともいえるそれは〈ヴィートル〉と呼ばれ、人間と互いに助け合い、深く結びついて生きていた…。 〈ヴィートル〉ローテ・ブリッツは不注意のために、共生関係にあった人間の相棒を盗賊団に殺されてしまう。ブリッツは復讐を誓い、新たな相棒ノルド・ヴェストとともに盗賊団に攻撃を開始する。  オブジェ製作・横山宏、ジオラマ撮影・高瀬ゆうじ。国産SF小説の名作が電子書籍でついに復刊! ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
  • 風と旅とオートバイ
    -
    1巻495円 (税込)
    自由を求めて走るだけが旅じゃない、自分を求めて走る心の旅もあるのだ 「オートバイ乗りは見慣れた風景のなかを走っているのに、どこか違う世界に迷いこんでしまったような感覚で、今日も自ら風を起こして風景のなかを走り抜けていく」「束の間、日常生活から離れ、独りの旅人になることで心の扉が開かれる」  本当の自分を求めて彼らが繰り返す小さな旅の終わりは、より大きな新たな旅の始まりなのだ…。心の旅をテーマにした珠玉の短篇12篇を収録。 ●斎藤純(さいとう・じゅん) 小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
  • 風に吹かれる砂のように
    -
    サディーはロンドンでも指折りの金融機関に就職した。だが喜びも束の間、半年後には不当解雇の憂き目にあい、職を求めてやってきた遠い異国のアラブの地では、雇主の横暴により失業、帰国の旅費もなく途方に暮れていた。そんなとき、彼女に仕事を提供しようという人物が現れる。雇主の家で一度すれ違っただけの男性――ドゥラックスだ。しかも驚くべきことに、彼は隣国のシークだという。本当かしら?まるでアラビアン・ナイトの夢物語だわ。そう疑いつつも、彼の魅力に抗いきれずに承諾したのだが、“仕事”の中身が、彼の双子の兄の花嫁となることだったなんて……。★ロマンス小説の第一人者ペニー・ジョーダンが、アラブの地を舞台に筆をとりました。魅力的なシークとの魔法のような情熱のひとときを味わい、現代によみがえる新たな千夜一夜の物語をご堪能ください。★
  • 風の神様(電子復刻版)
    -
    秋山正紀はバイク・小型車の販売会社〈シェイク〉の社長。バブル景気で競走馬を所有するまでになった。新たな馬を求めた北海道の牧場で、馬好きのOL矢崎ユカリと知り合う。積極的で肉感的なユカリは秋山の秘書兼愛人におさまり、秋山もユカリに溺れてゆく。さらに北海道で手に入れた馬がダービーを制し、秋山は絶頂の時代に酔う。だが、破滅はその栄光の輝きの中にあった! 巨匠が書下した“天国と地獄”。

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  • 風の大陸 氷の島1 黄金の夜叉
    4.0
    氷の島。それは、大陸の北東部に位置する辺境の大地。外洋交易の中継点である港町に、気品に満ちた一人の異邦人が降り立った。コルフィ・ターク―。アドリエ王国の元将校である若者は、母国で傷ついた心を癒すため、あてどない旅路の途にあったのだ。そんな彼の視野に飛び込んで来たのは、不思議な少女ティラと、彼女を通行人に売り飛ばそうとしていた美麗な青年アスリィだった…。氷の島を舞台に繰り広げられる、呪術と戦いに彩られた奇妙な冒険。新たな「風の大陸」世界を開く、ファン待望の新シリーズ。もう一つの旅が始まった―。
  • 風の谷の約束
    -
    有能な看護師としてキャリアを積んできたエラが、つかのまの休息地として選んだ場所はサウスカロライナの美しい田舎町だった。水と緑に囲まれた小さな家で、新たな雇い主となるハリス・ヘンダーソンは幼い娘を看病しながら野鳥の保護に明け暮れている。彼は鳥たちの傷ばかりでなく、娘の心も顧みるべきだ―父娘の問題を即座に見抜くエラだったが、近い将来を予見することはできなかった。この父娘との出会いを境に、大きく変わりゆく自らの運命を。
  • 家族上手に生きる
    値引きあり
    -
    “家庭人”高橋英樹の魅力満載の初エッセイ 俳優の高橋英樹氏は、「桃太郎侍」をはじめとする時代劇で有名だが、最近では、バラエティ番組にも出演し、新たな魅力を発揮している。常に好感度タレントの上位にランクされている彼が今年、還暦を迎え、愛娘もフジテレビのアナウンサーとして社会への一歩を踏み出すという人生の転機を迎えて、初めて書き下ろしたエッセイが本書である。本書のテーマは、ずばり「家族」。著者は知る人ぞ知る愛妻家であり、「趣味は家族」と公言している。本書では、自らの半生を振り返りつつ、著者の妻、娘、そして両親への想いを素直に綴っている。また、石原裕次郎、吉永小百合など俳優同士の交遊録も読みどころのひとつとなっている。“家庭人”高橋英樹の素顔に触れるエッセイと言えよう。

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  • 片隅からの自由
    -
    限りなく異常の度を加えつつある現代世界の中で正気を保つためには、もはや「正常(ノーマル)」であるだけでは不十分であり、「超正常」な生き方を実現することが急務となっている。そのため、典型的な超正常者としてのクリシュナムルティの歩みを、まず初期から第二次大戦後にかけておこなわれたいくつかの代表的トークによってたどる。次に、一九七〇年前後のトークに傾聴することによって、彼の教えの核心に迫る。そして最後に、「学び」の可能性を様々な角度から模索することによって、超正常な生き方の実現に不可欠の気づき・観察・洞察・理解・注意・知覚力を磨くための手がかりをつかみ、新たな学びの精神を培うことをめざす。

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  • 語られざる中国の結末
    3.7
    「米国・中東も知る宮家氏の複眼的な分析力を信頼している」……内閣総理大臣 安倍晋三本書は「伝説の外交官」といわれた著者がものした初の外交評論である。経済成長とともに未曾有の規模で軍拡を続け、周辺国を脅かす中国。しかしそもそもなぜ、中国は沖縄の領有権にまで触手を伸ばし、「第一、第二列島線」なる概念で、米国の影響力を排除しようとするのか。著者はそこにアヘン戦争以来、「西欧文明の衝撃」から逃れられない巨大国家のトラウマをみる。いま中国が地球規模で米国と張り合わずとも、ユーラシア大陸の東半分と西太平洋で勢力圏を回復できればよい、と考えるなら、東アジア、西太平洋における米中衝突の可能性は消えない、というのがその見立てだ。すでに目にみえない「サイバー戦」というかたちで衝突は始まっている。戦線が拡大し、米中が正面から激突する「第二次東アジア戦争」が起こったとき、その敗者はどちらになるのか。その後、中国はいかなる変容を遂げるのか。そこで描かれるのは「中国統一・独裁温存」から「中国漢族・少数民族完全分裂」という7つの精緻なシナリオだ。著者はいう。「東アジアのパワーシフトを強かに生き残り、新たなる国際秩序の主導権をわが国が握ったとき、真の意味で第二次大戦は『歴史』になる」。はたして日本はこの変化を千載一遇のチャンスにできるのか。そのために行なうべきは何か。日本の中国専門家たちが誰も語らなかった衝撃の中国論。

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  • 勝手に選別される世界
    3.7
    ソーシャルメディア、ビッグデータ、クラウド、シェアリングエコノミー……次々と勃興する新たなテクノロジーとサービスがもたらす「評判」がすべての世界で、私たちの仕事、財産、人間関係はどう変わるのか?世界初のレピュテーション・マネジメント会社創業者とオンラインプライバシーに精通した弁護士が語りつくす!
  • 勝海舟が絶賛し、福沢諭吉も憧れた 幕末の知られざる巨人 江川英龍
    4.0
    11年に及ぶ江川文庫総合調査で目録に掲載された7万点の資料のうち、なんと4万点弱が重要文化財に指定された。本格的な分析はこれからだが、これまで知られていた事実の評価の見直しや、新たな幕末像が見えてくることは間違いない。知る人ぞ知る幕末の俊英であった江川英龍だが、幕末・維新の偉人たちが評価してやまない巨人であったのだ。国防からの韮山反射炉・お台場の建設、奇兵隊に先駆けて農兵を組織、近代軍隊の様々な施策(なんと軍用携帯食として初めてパンを焼き、パン祖とも言われる!)。そして、精緻かつ多数の絵画を残す風流人でもあった。今回の総合調査と韮山反射炉の世界遺産推薦をきっかけに、脚光を浴びる江川英龍の最新の研究結果が今ここに明らかになる。
  • 勝海舟と明治維新
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代の末期,浦賀沖に現れたアメリカの黒船の開国要求に揺れる日本。幕府と新勢力の薩摩や長州の対立がさけられない情勢になったとき,「国内が一致して外国に対抗しなくてはいけない大事なときに,内乱など起こしてはいけない」と,自ら負けを選んで江戸城を無血で明け渡したのは,幕臣の勝海舟でした。では,幕府の中にいながら,なぜ勝海舟は,そのように広い視野に立った判断を下すことができたのでしょうか?  これまでの「勝海舟の伝記」では見落とされてきた新たな視点に立ち,歴史の中から海舟像を浮かび上がらせることに成功した画期的な評伝! ★★ もくじ ★★ はじめに  江戸時代の社会とその変化 第一章  勝海舟=麟太郎の生い立ち 第二章  先見の明を育てるもの 第三章  新しい時代のはじまり 第四章  開国か,勤王攘夷か 第五章  人びとの意見を変えた「攘夷の実験」 第六章  「江戸城」無血開城へ 第七章  不思議な革命,明治維新 あとがきにかえて  世界で通用する日本人,勝海舟 付録  勝海舟 年図

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  • 角川インターネット講座3 デジタル時代の知識創造 変容する著作権
    3.5
    電子化による集積がすすむ人類の知は、新たな創造を刺激する開かれた情報資産となりうるのか? 図書館、出版、電子メディア、そして著作権制度の視点から、情報共有と知的生産の行方を問う。 ■執筆者情報 《第一部 知の共有と著作者の権利》 序章 知識・情報の活用と著作権  長尾真(元京都大学総長、前国立国会図書館館長、京都大学名誉教授) 第1章 インターネット時代の著作権制度  中山信弘(明治大学特任教授、東京大学名誉教授、弁護士) 第2章 万人が著作者の時代  名和小太郎(情報セキュリティ大学院大学セキュアシステム研究所特別研究員) 第3章 デジタルアーカイブのオープン化と著作権の新時代  岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー) 《第二部 出版と知識創造の未来》 第4章 電子書籍とは何か?  萩野正昭(株式会社ボイジャー取締役) 第5章 情報共有時代の社会制度  歌田明弘(大正大学表現学部教授) 第6章 ウェブと電子書籍は、作品と作者をどう変えたか  仲俣暁生(文芸評論家、編集者) 第7章 デジタルアーカイブとは何か  杉本重雄(筑波大学図書館情報メディア系教授) 第8章 メタ複製技術時代の〈世界脳〉  遠藤薫(学習院大学法学部教授) 第9章 デジタルの衝撃と文化のサスティナビリティ  吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授、東京大学副学長、東京大学文書館副館長) ※本文に記載されている「購入者特典」には期間が限定されているものがあります。あらかじめご了承ください。
  • 角川インターネット講座7 ビッグデータを開拓せよ 解析が生む新しい価値
    -
    天文学的な量のデータが集まるインターネットビジネスでは、その活用が大きなビジネスチャンスを生む。ビッグデータをどのように解析し、新たな価値を創造していくのか。具体的事例を交えながら基礎を解説する。 ■執筆者 《第一部 データが社会を駆動する》 序章 ビッグデータの挑戦  坂内正夫(国立研究開発法人情報通信研究機構理事長、東京大学名誉教授) 第1章 ビッグデータの実像  佐藤一郎(国立情報学研究所教授) 第2章 データ科学をビジネスに結びつける  古谷知之(慶應義塾大学総合政策学部教授) 第3章 ビッグデータで儲ける3つの原則  矢野和男(株式会社日立製作所技師長) 第4章 ソーシャルデータを活用する交通システム  桑原雅夫(東北大学大学院情報科学研究科教授、東京大学名誉教授)  今井武(株式会社アマネク・テレマティクスデザインCEO) 第5章 データに語らせる科学  上田修功(日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員) 第6章 データの住まうところ  松本直人( さくらインターネット研究所上級研究員) 《第二部 技術と社会制度の均衡》 第7章 パーソナルデータとビッグデータ  佐藤一郎 第8章 IDとプライバシーの問題  森 亮二(弁護士(第一東京弁護士会所属)、米国ニューヨーク州弁護士、情報セキュリティ大学院大学客員教授) ※本文に記載されている「購入者特典」には期間が限定されているものがあります。あらかじめご了承ください。
  • 角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代
    3.3
    インターネット時代の新たなカルチャーとは。非リア、炎上、嫌儲、コピーの4つのキーワードでネットの精神風土を解説。日本最大のネットメディア「ニコニコ動画」の川上量生が語るネットカルチャーの本質。 ※本文に記載されている「購入者特典」には期間が限定されているものがあります。あらかじめご了承ください。 ■執筆者情報 《第一部 日本のネット文化と精神風土》 序章 ネットがつくった文化圏  川上量生(株式会社KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長、角川アスキー総合研究所主席研究員)監修者・代表監修者 第1章 日本のネットカルチャー史  ばるぼら(ネットワーカー、古雑誌蒐集家、周辺文化研究家) 第2章 ネットの原論空間形成  佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト) 《第二部 ネット文化を支配する原理》 第3章 リア充対非リアの不毛の戦い  小野ほりでい(ライター) 第4章 炎上の構造  荻上チキ(評論家) 第5章 祭りと血祭り 炎上の社会学  伊藤昌亮(愛知淑徳大学メディアプロデュース学部准教授) 第6章 日本文化にみるコピペのルール  山田奨治(国際日本文化研究センター教授) 第7章 リア充/非リアの構造  仲正昌樹(金沢大学法学類教授)
  • 角川インターネット講座6 ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化
    4.0
    人々の知恵がネットワーク化され、「集合知」として可視化されつつある現代。新たな知の試みは、硬直化した専門知の閉塞を打ち破ることができるのか。科学、哲学、社会、文化など、多様な視点からその可能性を問う。 ■執筆者 《第一部 ネット集合知に何ができるのか》 序章 知能増幅としてのネット集合知  西垣 通(東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京大学名誉教授) 第1章 集合知とは何か  武田英明(国立情報学研究所教授、工学博士) 第2章 ユーザー参加型芸術の歴史と集合知研究  江渡浩一郎(独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員、ニコニコ学会β実行委員長) 第3章 心とネット 結界を破るもの  浅野 誠(桜並木心療医院院長) 第4章 想像界とネット界  河本英夫(東洋大学文学部哲学科教授) 《第二部 変容する人間と社会》 第5章 インターネットに「ユーザー」はいるか?  西川アサキ(東京大学情報学環助教、早稲田大学非常勤講師) 第6章 情報の哲学としてのサイバネティクス  ドミニク・チェン(NPOコモンスフィア理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者) 第7章 SNSは人を変えるか?  平野啓一郎(作家、『日蝕』により第120回芥川賞を受賞) 第8章 ネット社会における正義  西垣 通  大澤真幸(思想月刊誌「THINKING『O』」主宰、社会学博士)  鷲田清一(大谷大学教授、せんだいメディアテーク館長) ※本文に記載されている「購入者特典」には期間が限定されているものがあります。あらかじめご了承ください。
  • カナエの星
    3.7
    世界には二つの『未来』がある。『新たに見出す可能性』へと進むか――『誰知らず降りる破滅』に沈むか――。 なんでも直感的に行動する少年・直会カナエ。とある相談を受け、古い校舎へと踏み入った彼は突如、謎の『星』へと飛ばされてしまう。そこで一人、待っていたのは『星平線のそよぎ』と名のる謎の少女。彼女は軽いノリで告げる。 「ズバリ、世界を救ってもらいます!!」 カナエは、新たな可能性の象徴『半開きの目』に選ばれ、世界を破滅に導く『ハインの手先』を止めなければならない……らしい。 同じ頃、彼を慕う少女・一条摩芙も、何かを感じ、悩み、決断していた。「『あれ』が動き出したら……私も、やらなきゃいけなくなる」 世界の『未来』を懸けた運命の戦いが今、始まる――!
  • 神奈川県民も知らない地名の謎
    4.0
    文明開化の発祥地・横浜、古都・鎌倉、サザンオールスターズに歌われる茅ヶ崎、駅伝と温泉で有名な箱根……。新しいものから歴史まで様々な顔を持っている神奈川県。本書では、保土ヶ谷の「ホド」の意味は? 七里ガ浜は七里もない!? 川崎の「川」はどこの川のこと?など、身近な地名の意外と知らない不思議をクローズアップ! 地名の由来から、新たな神奈川の魅力が発見できるかも!? [歴史と自然に彩られる神奈川県の地名]崖を意味する「ノゲ」が由来の野毛町、岬の形が稲藁を積んだように見えたから稲村ガ崎、水流がドウドウと鳴り響く様に起源をもつ等々力、境川のよどみを指す「淵沢(ふちさわ)」が転じて藤沢、古東海道の宿駅「いさま(夷参)」の「い」が落ちて座間、木材の集散地であった「アツメギ」が転じて厚木、地滑りによって巨石がゴロゴロ転がっているから強羅

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  • 金沢を歩く
    3.4
    兼六園の雪釣り、泉鏡花、鈴木大拙、西田幾多郎など日本を代表する文豪や思想家、友禅や金箔、和菓子づくりなど代々受け継がれてきた職人技術、そして金沢21世紀美術館など新たな文化の発信地……。金沢で生まれ育ち、まちづくりに長年携わってきた著者が、金沢のまち、歴史、文化を歩きながら、その奥深い魅力を余すところなく伝える。

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  • 悲しみセラピー
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大切な人が亡くなったときに私たちを覆い包むすべての感情は、私たちが持っていたつながり、私たち自身の必要性、生命の意味、神のいつくしみの神秘など、より大きな気づきへの第一歩となります。しかし、そこに到達するまでの道は、また多くの時間がかかるのです。 すべての感情は、立ち直りへのステップであることにまちがいありませんが、その道は「通っていく」以外に方法はないことも事実です。悲しみを体験することによってのみ、超えていくことができるのです。 「超える」とは、――いままでの生き方や、かつて「普通」であったことに戻るのではなく、傷を否定するのでもなく、うらみやつらみに向かうのでもなく――失われたものを生活の中に完全に統合して、より豊かな理解、新たな目的、深い祈り、そして生まれ変わることです。その大切さを本書が教えてくれるでしょう。

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  • かなわぬ恋 孤独な兵士 VII
    4.0
    今からこの身に起こることに、果たして耐えられるだろうか。手足を縛られ、服を乱暴にはぎ取られたキャリーは恐怖と恥辱にうち震えていた。久しぶりに会った義兄のマイカから、麻薬王ロペスに狙われていると警告されたけれど、本気にはできなかった。男たちにさらわれ、ロペスの屋敷に連れてこられるまでは。ロペスは手下たちに、わたしを好きにしていいと言った。そして今、一人の男がナイフを持って近づいてくる。最初で最後の男性経験は、おぞましいだけのものに終わるだろう。四年前のあの日、マイカに拒絶されてさえいなければ!男がまさに襲いかかろうとしたとき、窓ガラスを打ち破って、覆面をした男が入ってきた。彼は新たな敵なの…。
  • 彼女のトカレフ
    3.0
    新宿・歌舞伎町のビルから飛び降りて亡くなった母親の形見を整理していた女子高生の摩耶。荷物を探るうちに彼女が見つけたのは、ずっしりと重い、黒光りする拳銃。 トカレフ。 やはり母は、なにか事件に巻き込まれたのだ――。 そう確信した摩耶は母の死の真相を探ろうと、トカレフを手に歌舞伎町へと向かい、ヤクザ抗争に巻き込まれる。 不条理なルール、納得できない暴力――立ちはだかる様々な困難に心折られながらも、歯をくいしばり、死にものぐるいでぶつかっていく摩耶。 そして彼女は、新たな人生を歩き始める……。
  • 「下半身」を鍛えれえば人生は必ずうまくいく
    3.7
    650万年分の人類の叡智を活用した、現状を打破する驚異の生活週間術「日の出ウォーキング」。 この驚くべき習慣術の内容はいたって簡単で、「日の出」とともに起きて、毎朝歩くだけ。たったこれだけを5年間続けた著者が手に入れたものは以下の通り、昇進と年収アップ、集中力、タイムマネジメント力、段取り力、知識欲、新たな人脈、チャレンジ精神、腰痛の激減、素敵な笑顔、心の余裕、家族・同僚との良好なコミュニケーション、体重の10kg減、規則的な生活パターン、「ゴールデンタイム」と呼ぶべき出勤前の空き時間などなど。あなたも「日の出」とともに起きてウォーキングで「下半身」を鍛えるだけで、こんなに手に入ってしまうのです!

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  • 鎌倉-ソウル 2328キロを歩く 定年退職、新しい自分に出会う旅
    -
    定年は、人生のゴールではない。毎日歩けば歩くほど、新しい道が見えてくるように、前進し続ける人生には新たな道、環境、「現場」が見えてくるはずだ。そこに年齢は関係ない。旅を通じて得た実感である。――忘れがたき出会いに満ちた旅への誘い。徒歩の旅の装備や見知らぬ街の上手な歩き方も紹介!!
  • 鎌足
    -
    「倭」から「日本」へ大化の改新を実現し、日本の「国家」としての礎を築いた中臣鎌足の生涯を、新たな視点で描く歴史大河小説。

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  • 鎌池和馬10周年企画 文庫未収録作品集 殺人妃とディープエンド/殺人器とネバーエンド
    4.7
    国に認定された“殺人鬼”が起こした事件はもはや通常の法では裁けない。 死体を前に立つ少女と、死ぬに死ねない少年。二人は深夜の公園で出逢い、そして悪夢の幕が開ける(殺人妃とディープエンド)――。 禁令殺人鬼指定事件の生存者の少女と、彼女を保護する心理学者。やがて二人のもとに、新たな殺人鬼が訪れ……(殺人器とネバーエンド) 鎌池和馬の文庫未収録短編シリーズが電子書籍版で復活!
  • 神様がくれた涙
    4.2
    1巻484円 (税込)
    映画「Life 天国で君に逢えたら」の原作である『天国で君に逢えたら』続篇。「今日、神様が俺に、天国においでって言ったと思ってくれると俺は嬉しい」そう遺してノブさんは逝った――。ガン患者の想いを代筆する手紙屋・純一の元には、今日も様々な人が訪れる。自らの無力を呪う医師、病に怯えるサッカー少年、そして1パーセントの生存確率にかける頑固者ヨットマン・ノブさん……。絶望の底に沈んだ彼らに新たな希望を与えたのは、小さな勇気と大きな嘘だった――自身も末期ガンであった著者が最期の力を振り絞って綴った愛と勇気の物語。

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  • 神との対話 25のコア・メッセージ
    -
    数千ページにおよぶ「神との対話シリーズ」の智慧を、1冊に凝縮。 あなたの今日を変えれば、世界の明日が変わる。 日本でもシリーズ100万部を超えた世界的ベストセラーを日常に活かす、こころの実用書。 著者のニール氏が仕事、家庭、人間関係などあらゆる面で行き詰まり、 人生がうまくいかず、その理由は何なのかという問いを綴ったとき、答えてくる声がありました。 その声とのやりとりをまとめて始まったのが「神との対話」シリーズです。 このシリーズは全世界の多くの人々の共感を得、生きる指針となりました。 本書は、この「神との対話シリーズ」で語られたエッセンスを25のコア・メッセージとしてまとめ、 その解説を行うとともに、日常で実践できるようにしています。 *目次より ○役立たずの信念 ○窓ガラスに衝突する虫のように ○神は「すべて」ではないのか? ○霊的な外科手術 ○人類が直面する最大の課題 ○「正邪」についての古いルール ○神を切り捨てたのはわたしたち ○すばらしい新たな方向 ○「分離の神学」の創造 ○「神との対話」は真実か? ○決めるのは、あなた
  • かむかむウオーキング しっかり噛めると、脳とカラダがめざめる
    -
    ガムを噛みながら動くと、運動効果がアップ! 噛むことで、足の筋力が強くなる。 下あごの位置を正しくすると、高齢者も転倒しない。 いい噛み合わせと咀嚼が、認知症を予防する。 噛むことの効用は、口周りだけでなく全身の運動機能にも影響を及ぼしていることがわかってきました。 例えば、ものをしっかり噛むと“咀嚼筋(そしゃくきん)”が活動し、大脳の咀嚼に関する部位の興奮を促しますが、その刺激は体を動かす筋肉、骨格筋を支配している脳の他の部位にも伝わり、結果、全身の筋肉(骨格筋)をウオーミングアップの状態にしていることが解明されています。 さらには、噛む動作が平衡感覚、動体視力も高めているという報告もあります。スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいるのも、リラックスのためだけではないのです。 “噛むこと”には、まだまだ解明されていない身体効果が隠されていると考えられています。 中高齢者をはじめとし、私たちの「健康」は今、自らの努力でつくる時代となりました。本書は噛むことが全身に与える効用を解明する研究最前線を探り、それをわかりやすく解説するとともに、ウオーキングなどのスポーツと連動させる新たな健康づくりへの応用とその可能性も考えます。
  • 仮面の町
    -
    ◆姿なき犯人はなぜ無垢な命を狙うのか――その答えを知る時、あなたは戦慄する……。平和な町を震撼させる猟奇殺人事件。◆郊外の小さな町で地元高校生が殺害された。メッタ刺しのうえ体の一部が切断されるという猟奇的な手口に町中が怯えるなか、別の少女が瀕死の状態で発見される。内臓には著しい損傷、肉を噛みちぎられた痕――被害者らが息子と同じ高校に通う生徒だと知った監察医のベンは、事件を調べるうちにしだいに心を蝕まれてゆく。やがて新たな死体が発見され、意外な人物が犯人像に浮上するが……。
  • 加耶と倭 韓半島と日本列島の考古学
    -
    謎多き古代日韓関係を韓半島側から検証する。任那日本府はなかった。韓半島に存在する倭人前方後円墳の意義とは。藤ノ木古墳になぜ新羅産馬具が副葬されたのか。韓日考古学の成果を総合し、加耶から百済・新羅に至る古代韓日交渉史を新たな視点で読み直す画期的論考。(講談社選書メチエ)
  • 空手・合気・少林寺 その徹底比較技術論
    -
    科学の力なしに武道を知ろうとすることは、もはや天動説を信ずることに等しい。今をときめく3大人気武道、空手・合気道・少林寺拳法の技術と構造を科学的次元で明らかにし、武道界に大論争を巻き起こした衝撃の著作。各種術技の比較を通して、異種競技を科学的に見るための新たな視点を提示。本書は、幼少期から武芸をたしなみ、高校時代にはすでに武道・格闘技の“比較技術”に強い関心を持ち、数多くの武道修行・研究を積み重ねてきた著者の実践経験と、最新の運動科学的思想が合体し、誕生したものである。本書の内容が人々によって真に理解される時、武道界は激震に見舞われるであろう。

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  • 苟且
    -
    1巻1,584円 (税込)
    権謀渦巻く王宮からすべては始まった……。邪神の申し子“エヴァ”の正体とは──。孤高の剣士が進むのは修羅の道、次々に現れる刺客との対峙。しかし守りたいのは愛する女。新たなる世界を描き上げた大河小説、ついに完成! 「果たして、人間とは何処へ向かって往くのか。若しや、本当は、何処にも向かってなぞ居やしないのではないのか」(本文より)
  • カリフォルニア カフェスタイル
    -
    今年は衣・食・住すべてにおいて〝カリフォルニア”というキーワードがトレンドになりそうです。料理の盛り付け方、メニューのスタイル、自宅のインテリアのアイデアにも取り入れたい内装や、建築。ライフスタイルのアイデアすべてが詰まった場所、それがカフェです。そこで、今まさにロサンジェルスでお洒落!と話題になっているカフェに注目。訪れる人々や、街の空気感まで伝わってくる写真と共にお届けします。アメリカンダイナーではない、今のアメリカの食文化は、日本人でも美味しい! と納得できるもの。食文化への注目が高まる中、暮らしのアイデアから、新しいビジネスチャンスまで見る人に必ず新たな刺激を与える一冊です!! ※電子書籍版は、紙の雑誌とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • 下流中年 一億総貧困化の行方
    値引きあり
    3.0
    ◆介護離職、非正規スパイラル、引きこもり、ワーキングプア……他人ごとではない中年のリアルな危機! ◆巻頭対談:雨宮処凛氏×萱野稔人氏 『「生きづらさ」について』から8年、「生きづらさ」はどう変わったか ◆「ロスジェネ世代」はどこに行ったのか? 団塊ジュニア世代(71年~74年生まれを中心に前後数年の間に生まれた世代)は、 就職氷河期と重なり、「ロスジェネ」と呼ばれたが、彼らは今や40歳を超える中年となった。 「中年フリーター:氷河期の非正社員ら、歯止めかからず273万人に」というニュースが流れたが、 まさに彼らが非正規労働を続けざるを得ず、新たな問題となっている。 ◆人は、どのようにして社会のレールから転落するのか。 また、這い上がるためのスキルとは、どのようなものなのか ◆いまは社会に関わりを持てている“働き盛りの”中年世代であっても、 突然、転落するかもしれないリスクは誰もが持っている。 それどころか、真面目で、他人の痛みを理解できる優しい人ほど“社会のレール”から外れやすく、 抜けられなくなることが多い。 1日に10時間以上働いても、月に10万円余りにしかならない実態にあえいでいる働き盛りの世代も多い。 職場で苦しみ孤立する人がいても、かつての会社が家族のように守ってくれた終身雇用の時代と違い、 激しい商品開発競争の中で、上司も同僚も自分のノルマに追われる。 職場で我慢していても支援などの相談窓口へ行っても、気合論や精神論ばかり説かれて、 「しんどい」などと弱音を見せると、精神科への受診を勧められる。 若年者や高齢者と違って、働き盛りとみなされる中高年世代には、 セーフティーネットがほとんど用意されていないことも、 こうした“地獄”からいつまでも抜けられなくなる要因にもなっている。
  • カルロス・カスタネダ
    3.5
    「呪術師ドン・ファン・シリーズ」の著者、カルロス・カスタネダはその実在すらが疑われ、著作の内容も常に毀誉褒貶にまみれていた。カスタネダとは一体何者だったのか? 著述の内容をつぶさに検証し、仮面の下に潜む素顔とその思想を白日のもとに曝す。カスタネダ神話を脱構築し、新たな相貌の獲得を目論む挑発的な試み。
  • 枯れゆく孤島の殺意
    2.8
    孤島にある館の主の依頼によって、草木の枯れる原因を調査しに来た相川と美堂棟。調査を始める二人だが、依頼者の館の主と執事が密室の中で何者かに殺されてしまう。相川と美堂棟は島の調査とともに連続殺人犯を捜し始めていく。原因もわからないまま、枯れゆく草木はどんどん増えていく。そんな中、また新たな犠牲者が。枯れゆく孤島と館でおきる連続殺人――二つの大きな謎が交錯する本格ミステリー。
  • 川霧の巷 無茶の勘兵衛日月録16
    3.0
    「何故、酒井大老は貴藩を疎まれるのか」幕閣の一員である太田摂津守の用人が洩らした一言は、意表を衝く問いであった。越前大野藩江戸留守居役松田与左衛門と御耳役落合勘兵衛は、藩を囲繞(いにょう)する陰謀の源を探るべく、それ迄の経緯を綿密に検証し始めたが…。そんな折、女を襲う髪切り事件が発生。それが新たな闘いの始まりとなった。

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  • 環境の世紀をどう生きるか : 環境倫理学入門
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 環境破壊は生態系の崩壊をもたらすとともに、今や、人間の生物的な生存基盤を脅かすに至っている。本書では、「人間中心主義的価値観」からの位置ずらしを試み、そうして見いだされた新たな価値観でのライフスタイルがどのようなものかを考える。

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  • 環境破壊の構図を読む 地球再生への道
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 蝕まれる地球、人類の未来は!?「豊かな」暮らしを求めて発展・成長してきた人類は、いま地球的規模の環境破壊に直面している。温暖化、酸性雨、森林破壊、水・大気の汚染などの現況とメカニズムを解説するとともに、対策を示し、自然と共生する新たな文明創造への道を探る。

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  • 観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方
    3.0
    東京・バリ・カリフォルニア……観光と移住が織りなす「越境の民族誌」。グローバル化が進行する中で、国境を越えて移動する人びとは世界全体で年間10億人に達しようとしている。東京の下町で、熱帯雨林の島で、中国の世界遺産で、それぞれに繰り広げられる文化景観はすべてリゾーム状につながり、地球はもはや境界のない大きな空間になっているのだ。本書では、ボーダレス時代の観光/移住のありようを描き出し、「一つの世界にともに生きる」とはどういうことか、人類学の新たな試みとして論じていく。(講談社選書メチエ)
  • 韓国「反日街道」をゆく~自転車紀行1500キロ~
    値引きあり
    4.0
    「反日」も「嫌韓」も、もうウンザリだ。 茂木健一郎氏が激賞!「面白かった! 地を這う旅だからこそ、見えてくる真実がある。これは、時速19キロで走る筆者と読者がシンクロする新しいノンフィクションだ」 “国ごと嫌いになる”っておかしいだろう……。韓国では「反日」が、日本では「嫌韓」が今なお根強く残っている。だが、かくも嫌われる隣国とは、いったいどんな国なのか? 「自転車で一周してみて、やっぱり韓国が嫌いになるなら、それはそれで結構だ」――そんな思いを胸に、著者は旅に出る。 三・一独立運動記念碑、李舜臣将軍海戦碑、愛国志士祠堂、晋州・矗石楼、光州市内、天安・独立記念館……。幾多の「抗日」史跡をめぐる中で、時に現地の人々と議論を交わし、著者は“いまだ敗れざる日帝”の影を見る。「独立運動の志士たちの歴史を知り、自尊心を養うのは良いことだ。ただ、なにかを嫌わせるような自尊心は良くないと思う」 韓国人たちの詩情と歴史を学ぶ一方、日韓間の埋めきれない溝を感じながら、著者は新たな国家の物語を夢想して、南北軍事境界線へと自転車を漕ぎ出した……。地を這う旅の中で、知られざる隣人の心情や苦悩を“体験”してゆく、新感覚ノンフィクション。 【ご注意】※この作品は一部カラーです。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 韓国併合への道 完全版
    4.0
    日韓両国で大きな反響を呼び、ロングセラーとなった『韓国併合への道』から12年。日本国籍を得た著者が、新たな立場で、併合後の社会・経済・文化の発展と戦後韓国の反日政策の欺瞞について論じた1冊。「日本の統治は『悪』だったのか?」「反日政策と従軍慰安婦」「教科書に載る『土地収奪』の嘘」「国民に知らされない日本の経済援助」など、豊富なデータを元にまとめた日韓論争にトドメを刺す「完全版」。
  • 閑古荘の人々
    -
    1巻330円 (税込)
    芦田度縁(あしだどえん)は恋人の一之宮貴史(いちのみやたかし)と一緒に暮らしていたが、ある日を境に貴史は帰ってこなくなった…… 度縁はそこを引き払い、昭和の香り漂う瓦葺き木造二階建ての「閑古荘」という新たな住まいに身を置くことを決心する!! 閑古荘の優しい住人に囲まれて、新しい生活にも慣れてきた度縁だったが、ある日突然、貴史が現れて…… だがその事が、穴があったら入りたいほどの破廉恥事件を引き起こすことになる。 (※)本作品は、過去に、(株)K-アド・プランニングより電子書籍として発売されていた作品を、いるかネットブックスより再発売した作品です。
  • 看護師特定行為研修まるわかりガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新制度スタート!これが新しいナースのキャリアの形 スキルアップを考える看護師、研修導入を検討中の医療機関関係者必読! 研修内容から修了後の働き方まで全部見せます  2015年10月1日、「特定行為に係る看護師の研修制度」がスタートしました。 この制度をうまく利用し、看護師の新たな働き方を模索する動きが早速出てきています。  本書では、患者さんに最良の医療を提供するため判断力や技術力を磨きたいと考える看護師の方、組織において本制度の活用を検討している管理者の方のために、特定行為研修の概要から現場の活用法までを網羅的に分かりやすくまとめました。 【主な内容】 第1章 押さえておきたい基礎知識  1 なぜ今、特定行為研修制度なのか?  2 「特定行為」「手順書」とは何か? 第2章 特定行為研修を受けるには  1 どこで学べるのか?  2 どんなことを学ぶのか?  3 研修の受講対象者は? 受講費用は?  4 公開!指定研修機関の研修プログラム 第3章 ここが知りたい!特定行為研修  1 「特定看護師(仮称)」はどうなった?  2 研修を修了した看護師の役割とは?  3 特定行為研修する?しない?医療機関の判断は 第4章 特定行為研修でナースの働き方はこう変わる! 第5章 NP(診療看護師)養成の舞台裏 第6章 漫画で学ぶ「超実践!臨床推論」 資料編 (特定行為研修に関連する法律・省令・通知)
  • 関西ぶらり探訪
    -
    1巻330円 (税込)
    この小さな本は、身近な旅の、おすすめスポットをご紹介する案内記です。気晴らしに探訪してほしい、関西の22ヵ所を選りすぐっています。 「所変われば品変わる」という諺があります。人の暮らす土地が異なれば、風俗や習慣も多種多様だ、というような意味です。旅好きな人たちの間で言い交された諺かな、と私は思っています。グローバルな世界と比べれば、「関西」という箱庭的な狭い地域であっても、私が訪ねた22の土地は、それぞれの習わしだけではなく景観、歴史や風土など不思議なほどに違っていました。 旅する季節により、この22の面白スポットもまったく異なる装いを、読者の皆さんに見せてくれるに違いありません。日々の暮らしに退屈したら、ぜひ、ぶらり探訪のんびり旅にお出かけください。新たな発見と、思いがけない出会いを求めて。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 感染症日本上陸 新型インフルエンザだけじゃない!今、感染症のグローバル化が始まった
    -
    1巻1,408円 (税込)
    新型インフルエンザだけじゃない! 今、感染症のグローバル化が始まった。 わたしたちの身近に忍び込んでいるデング熱、マラリア、コレラ…さまざまな外来病原体の恐怖とその対処法を徹底解説。 新たな脅威アシネトバクター、NDM‐1についても詳説。
  • 完全誘拐
    -
    西急デパート岡村社長の腹心石本常務が丹沢山麓の別荘で不審死を遂げた矢先、岡村の一人娘・章子が何者かに誘拐された。犯人の前代未聞の要求『全商品を無料放出せよ!』を受け入れた岡本社長だが、この機に乗じた大株主の他店との合併工作に絶対の窮地に陥った。一方、誘拐犯を名乗る青年は、章子を返した後、意外にも死体で発見された。」――誘拐そして新たな殺人。新機軸で展開する力作推理。

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  • 艦隊これくしょん -艦これ- 艦これRPGリプレイ 願いは海を越えて1 【電子特別版】
    3.0
    「艦これ」出演声優のブリドカットセーラ恵美と小松真奈、そして作家・桜井光にゲームデザイナー・河嶋陶一朗という個性的な4人が新人提督と共に新たな物語を紡ぐ、「艦これRPG」初の文庫リプレイがついに登場! 電子特別版には、「艦これRPG」で使える「騾馬潤町イベント表」が付属。リプレイの舞台「騾馬潤町」でのセッションが楽しめます!
  • 神田神保町街歩き。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 神保町という街のことを、一度は聞いたことがあるでしょう。 「本屋さんがたくさんあるところ」というのがおおかたのイメージだと思います。 確かにそのとおりです。神保町はたくさんの本屋さんが軒を連ねる、世界一の本の街です。 本書は、神保町を知っている人にはその魅力の再確認となり、知らない人にはその多彩な魅力を紹介しようとするものです。 神保町はどこにあるのかに始まり、そこへの行きかた、歴史、どんなお店があるのか、見どころはどこなのかを、いろいろな角度からお伝えします。 そして、なぜ神保町という街はここまで多くの人を惹きつけるようになったのかを、考察します。 神保町には100年以上の歴史があります。ただ書店が多く集まっているというだけでは、これほど長く人気を保てるはずはありません。 ここに書いた各章をお読みいただき、あらましを知ってから実際に行けば、なるほどとうなずくこともあり、それぞれの新たな発見もあるでしょう。 「本の街」神保町は、「人の街」であり、「歴史の街」でもあるのです。 本書をきっかけにして、一人でも多くの方が神保町に足を運び、この街を好きになって下さるなら、これにまさる喜びはありません。 【目次】 日本のカルチェ・ラタン 「本の街」神保町 神保町ってどこにある? 神保町の歴史 神保町へのアクセス その1 神保町へのアクセス その2 本と街の案内所 ネットに見る神保町 新刊書店と古書店 新刊書店の面白さ 古書店はこわくない? どんな本でも、オンリー・ワン 路地から見える景色 本を抱えて、お茶でひと息 神保町はおいしい? 書店やグルメだけじゃない、神保町の楽しみかた 年に一度の祭典、神田古本まつり 変わりゆく神保町、変わらない神保町 神保町へ行ってみよう 【著者紹介】 パンダの旦那(パンダノダンナ) 東京生まれ。神田にある大学を卒業後、会社員に。 世の中のあらゆる物事の背後にある“人間”に興味を持ち、考察し、表現する日々を過ごしている。 神保町に通うこと20年以上。将来はあのあたりに住まいか仕事場を持つことが目標。
  • 勘違いしやすいPDCA理論~実はPDCAサイクルは、すでに通用しなくなっている10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 はじめに 「PDCAサイクル」 この理論は諸説あるが、第二次世界大戦後に「統計的品質管理の父」と呼ばれたエドワード・デミングと彼の師とされていたウォルター・A・シューハートらによって提唱された手法であり、業務の品質管理を円滑に進めるために今までの業務のフィードバックをもちいて業務の改善していくものである。 具体的には業務を4つの作業に分類し、業務の流れをスキーム化し、業務を管理するためのもので、今日では日本はもちろん、世界共通の品質管理の手法として定着している。 世界共通言語のように広まったこのPDCAサイクルだが、驚くべきことにPDCAサイクルを本質的に理解している経営者は非常に少ない。 もっと正しく、わかりやすい表現をするのであれば 「PDCAサイクルがすでに通用しなくなっていること」を理解している経営者はほとんどいないと言っていいだろう。 そもそもなぜPDCAサイクルが必要なのか。 PDCAサイクルが経営にもたらしてきた影響は何なのか。 本書ではこれらを紐解きながら「なぜPDCAサイクルが通用しなくなったのか」を言及するにとどまらず、「PDCAに代わる新たな手法」について提唱していく。
  • 観音小説
    -
    1巻550円 (税込)
    うさぎの楽園、世界一の観音、しがない会社員のわたしと、《女王》と呼ばれる女。  この《白兎大観音》、日本各地に存在する巨大観音像たちに比べればまだ随分と歴史は浅いけれども、それでもすでに十年以上は、ここ埼玉県坂戸市の、大きな護り役として生き永らえている。かつては日本一の高さを誇る立像であった牛久大仏の背を抜いてさらに世界一の座に躍り出、あるいは、世界一美しいと称賛された小豆島大観音に勝るとも劣らぬ柔和な造形の、夢のような観音像。金色の身体をもつ加賀大観音をも圧倒するほど奇抜なそのご尊顔は、頭頂にすっと伸びるふたつの細長い耳、伏しがちな黒目に、なだらかで控えめな鼻、笑みをたたえる小動物の口許をした、世にも珍しい《うさぎ様》なのであった。これこそが、新しい埼玉県のシンボルとなってまだ間もない、《白兎大観音》である。  巨大観音像といえば、やけに景気の良かった時代の実業家たちによって、日本各地へ私的に建立されたものが多く知られているが、近年はその後の不景気な時代の風潮もあってか、新たな像の誕生は長らく無かったのだった。今や、当時に散々流行したような豪奢で浮かれたテーマパークたちもおおよそ閉鎖し、あるいはほとんど寂れてしまって、どこもかしこも始終、現実的な空気が充満している。こんな時代に今更、巨大観音像なんて。一体、誰が何のために!
  • Casa BRUTUS特別編集 インテリア改造計画! リノベ&DIYハンドブック
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 インテリア改造計画! リノベ&DIY ハンドブック 再生、再利用、再定義。リノべーションのとらえかたはいろいろです。 ただ、リノベやDIYだからこそ 自分のイメージどおりの居住空間をクリエイトできるのです。 どういう家に、どう暮らす?  とびきりのスタイルサンプルととっておきのメソッドを集めてみました。 DIYの達人 《tool box》に聞く、新しいDIYの楽しみ方。 達人たちのアイデアをケーススタディしました。 45分で3工程で完成! カンタンDIY Casa BRUTUS Home Center DIY SHOP GUIDE 材料選びからツール探しまで、頼れるのはこのショップ DIY天国・ポートランドへ! ボクとワタシのDIY自慢 リノベの天才 リノベ成功の秘訣はスタイルです。 吉村順三の家をリノベする。 小野塚秋良 壊さず、色を加えて蘇らせる。 ピーター・シャイヤー ブルックリンの立役者の居住空間 hOmE 70年代の佇まいに新たな機能を付与 大堀 伸 最新のエコシステムを実現する家 パトリック・ブラン 奥能登の民家を“漆のゲストハウス_”に 赤木明登 コミューンが考えるリノベ像 現代美術作家の名和晃平が住宅リノベをすると、こうなります。 ショップのインテリアはリノベのアイデアの宝庫! 大胆に空間を変えてくれます。建築家で選ぶリノベーション パリの建築家集団シグーの改築は、真似したいアイデアの宝庫でした。 アメリカでは“リサイクル”でなく“リクレイム”が主流です。 新世代のリノベ・マエストロは誰だ!? 初めてでも安心、リノベーションABC。
  • Casa BRUTUS特別編集 長く使いたい暮らしの道具。
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 長く使いたい暮らしの道具。 職人による丁寧な手仕事と、その手によって生まれた、長く愛される伝統的な工芸品たち。 美しく、そして、長く使いたくなる暮らしの道具には必ず、それぞれの風土で培われてきた語られるべき歴史があり、 つくり手の深い想いが宿っています。100年後も続くような日本のものづくりを再発見しに、中川政七商店と一緒に、職人たちの現場に足を運んでみました。 日本のものづくりとニッポンのデザイン。 8人のクリエイターが語る「マイベスト工芸」 日本のものづくりの産地をめぐる旅 【奈良】奈良のモダンな日用品。 【波佐見】400年の歴史が支える波佐見の器。 【山中】魯山人ゆかりの山中の漆器。 【盛岡】盛岡の美しい鉄器づくり。 【京都】歴史が香る京都のお香の世界。 ものづくり対談 立川祐大×中川淳 日本の工芸へのメッセージ 松岡正剛、木村宗慎 【高知】森林の恵みをうけた高知の木工。 【高岡】鋳物の街、高岡の新たな挑戦。 【能美】能美・九谷焼の伝統と未来。 【燕三条】金属加工の聖地、新潟・燕三条。 【豊岡】国内唯一のかばんの産地、豊岡。 【有松】中川政七商店と訪れた絞りの街、有松。 毎日使いたい暮らしの道具。 奈良晒の今と昔、これから。 中川政七商店300周年ニュース。 縁起物でおみやげクルージング。
  • カードファイト!!ヴァンガード アジアサーキット編
    -
    カードゲームやアニメで大ヒット中の「カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編」が待望の小説化! チームQ4ファンの少年・ノボルとの出会いが、アイチを新たな新たなカードファイトへと導いていく
  • 外国人労働者新時代
    3.5
    本格的な少子・高齢化の時代を迎え、外国人労働者・移民受入れをめぐる議論がいま、注目を集めている。人口問題を移民受入れで解決することは可能なのか?外国人労働者とその家族に、定住への道は開かれるのか?スキャンダルにゆれる外国人研修・技能実習制度を、真に意味のあるものにしていくことはできるのか?欧米諸国の経験もふまえて論点を整理しつつ、アジア諸国と連動した人材開発という新たな視点から、人材国際化への道筋を示す。
  • 外資系コンサルタントの企画力―「考えるスイッチ」であなたの思い込みを覆す
    3.6
    世界的エクセレントカンパニーで グローバル標準のマーケティング戦略を開発した 伝説の日本人が教える企画メソッド 本書は企画のコツを紹介している。 今までとちょっと視点を変えるだけで、新たな価値が生まれることを教えてくれる1冊。 企画を考える、企画書をまとめる、あるいは、企画を説明し納得を得るという様々な局面で、苦労しているときに、興味のあるところから読んで欲しい。 「すぐ了承されるアイディアは、古くて使いものにならない」 「『別にやらなくてもいいじゃないか』が新発想を引き出す」 「正しい戦略は、正しく弱点をもつ」 「その企画内容は『お昼の話題』になり得るか」 「企画フォーマットは、まずは無視せよ、抵抗せよ」 「『アドバイスください』は世界共通のマジックワード」 「よいメッセージには必ず『反対者』がいる」 など企画をしようとしている人間を勇気づける記述が満載。 こうした記述を読み進めると、企画を実現するということの本質が見えてくる。 企画の整理学としても読める1冊。
  • 餓鬼岳の殺意
    3.0
    恋人の上条アキが若い男と婚約、涙をこらえながら釣部渓三郎に別れを告げた。北アルプスの孤峰・餓鬼岳への“お別れ山行”を突然襲った猛吹雪――10日間のビバーク後、二人はピッケルを胸に突き刺された男の死体に出合ってしまう! さらに多摩川で、南八ガ岳で起こる新たな殺人……。釣部は、それらの事件を繋ぐ一本の線を鋭く見抜く! 迫真の本格山岳ミステリー!
  • 学問のすすめ 自分の道を自分で切りひらくために
    4.6
    なぜ、今、『学問のすすめ』なのか――。原書が発刊された当時の明治日本は、怒涛の如く押し寄せる西洋列強のプレッシャーと文明開化の波にさらされ、新たな価値観の創造を迫られていた。一方、現代日本も急激なグローバル化と猫の目のように変化する市場経済に翻弄され、日本人固有のアイデンティティを見失いつつある。ある意味、今の日本を取り巻く環境は明治初期と似ているといっても過言ではない。そんな中、日本人が自信を取り戻し、世界に誇れる国民になるためにはどうしたらいいのか。福沢は、国民一人ひとりが「独立の精神」を持つことが急務であるといった。「独立の精神」とは、文明国家の礎である個人主義の根幹であり、「自分で自分の心を支配し、他に頼りすがる心がないこと」。日本人が自分で物事の善悪を決め、自分の行動に責任をもって間違いを起こさない「独立の人」になることが肝要と説いた明治のベストセラーが現代語新訳で今、甦る!

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  • 学校が危ない―週刊東洋経済eビジネス新書No.95
    -
    子どもと向き合えず、雑務に忙殺される教師。心を病み、学校を去る教師。そして着々と進行する教師の非正規化──。学校現場が大きく揺れている。  「仕事量が多すぎて、自分の子どもに勧める仕事ではない」 「単なるサービス業か?と思ってしまうことがある」 教師たちの気持ちや働き方の現状を無視したまま、新たな施策が押し付けられようとしている。  教育現場で今何が起きているのか。日本の教育の今を追った。  本誌は『週刊東洋経済』2014年9月20日号掲載の34ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 先生たちのSOS ルポ1 先生が辞めていく ルポ2 燃え尽きる先生 ルポ3 ブラック化する職場 ルポ4 多忙と疲労の果てに 現役教師・覆面座談会「教師は“24時間受付可能”と思われている」 大公開 忙しい先生の実像と本音 学力世界上位でも低い先生の満足度 Interview「北風だけじゃ耐えられない」教育評論家 尾木直樹 Interview「学力は家庭と学校の力の掛け算」大阪大学大学院人間科学研究科教授 志水宏吉 これが最強・秋田モデルだ! ルポ 広がる子どもの学力格差と貧困 進学塾が教員研修。学力アップにあの手この手 「花まる学園校」の衝撃 (佐賀県武雄市) Interview「公教育はもう限界だ」武雄市長 樋渡啓祐 Interview「メシが食える大人にする」「花まる学習会」代表 高濱正伸 橋下教育改革は何をもたらしたのか 始まった教育のICT利用
  • 学校の階段の踊り場1
    3.0
    夏の日、亡き父の実家を従姉達と訪れた幸宏は……『盂蘭盆会』/それは、天栗浜高校の新たなるアイドルを選出すべく集った漢達の熱き物語――『女神委員会』/神庭家に押しかけてきた男子達の不毛な夜と、天ヶ崎家で催された華麗なるお泊り会の行方を描く『夜明けの階段』ほか全5編でお贈りする『学校の階段』待望の短編集。階段レースは無くてもビバ青春の無駄足! 新キャラ大量投入&神庭4姉妹成分大増量(当社比)の青春グラフィティ・バイブル!!
  • 合本 考えるヒント(1)~(4)【文春e-Books】
    -
    【考えるヒント】「良心」について、「平家物語」、「花見」…。さりげない語り口で始まるエッセイは、思いもかけない発想と徹底した思索で、読者を刺激し新たな発見を与える。永遠に読み継がれるべき名著。【考えるヒント2】「私の書くものは随筆で、文字通り筆に随うまでの事で、物を書く前に、計画的に考えてみるという事を、私は、殆どした事がない。筆を動かしてみないと、考えは浮ばぬし、進展もしない…」と述べる著者が、展開した深い思索の過程が本書。もはや古典ともいえる歴史的名著の第二弾。 【考えるヒント3】戦後の混乱する思想界に衝撃を与えた「私の人生観」、柳田国男が目指した学問世界の意義を正確に読み解き、現代知識人の盲点を鋭くついた「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、話し言葉による新しい批評表現の可能性を示した画期的な書。「知の巨人」の思索がたどり着いた到達点を示すシリーズ第三弾。 【考えるヒント4】文学史上の奇蹟と言われ、「途方もない歩行者」と評されるフランスの詩人アルチュール・ランボオ、日本の現代詩を語る上で忘れ得ぬ抒情詩人・中原中也。ランボオがこの著者にあたえた啓示が詩人の言葉を再生させ、また、中原と特異な交流を持ったうえでの洞察がいきいきと描かれる。詩人二人との関わり合いから生まれた著者若き日の凜然たるエッセイに、ランボオ詩作品の訳業の一部を収めた魅力的編集の「考えるヒント」シリーズ第四弾。
  • 【合本版】あおはるっ! 全3巻
    -
    ここは「謳歌荘」――夢を追いかけるバカな高校生が集まる場所。ラノベ作家を目指す新堂有、ロックを追い求める住吉小町、編集者を目指す源いずみ。3人はそれぞれの目標のため日々努力をしながらも、ハチャメチャな毎日を過ごしている。「物語創作は経験が命!」と言っては女装をしてみたり、「ロックとはギターを振り回すこと!」とギターをぶっ壊したり、「編集は叩くもの」とドS根性で居住人をいじめたり……。そんな彼らの元に新たな入居者・葵すずが現れる。なぜか自分の夢を語らない彼女の登場により、謳歌荘の日々は少しずつ変化していき……? 真面目だけどおバカな4人の高校生で贈る、青春×群像×破天荒ラブコメ堂々開幕!! ※本電子書籍は『あおはるっ!』1~3巻を1冊にまとめた合本版です。
  • 【合本版1-2巻】やさぐれ執事Vtuberとネガティブポンコツ令嬢Vtuberの虚実混在な配信生活
    -
    ※本作品は最新作を含む合本版です。収録書籍をご確認の上、重複購入にご注意下さい。 【「やさぐれ執事Vtuberとネガティブポンコツ令嬢Vtuberの虚実混在な配信生活」1-2巻を収録した合本版!】 「あなたのもとで生まれ変わり【デビューし】たい……!」 毒舌執事×元引きこもり令嬢、異色の二人がVtuber界にセンセーションを巻き起こす! 新感覚成長ラブコメ配信スタート! ※本電子書籍は「やさぐれ執事Vtuberとネガティブポンコツ令嬢Vtuberの虚実混在な配信生活」1-2巻を1冊にまとめた合本版です。 (収録書籍) やさぐれ執事Vtuberとネガティブポンコツ令嬢Vtuberの虚実混在な配信生活【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 やさぐれ執事Vtuberとネガティブポンコツ令嬢Vtuberの虚実混在な配信生活2【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 【あらすじ】 謎の執事Vtuber・正時廻叉は、無表情・無感情だけど流暢な辛口トークと人を魅了する演技を武器に絶賛売り出し中。 役者の道を挫折し、新たなスタートを切ったものの、いまいち伸び悩む登録者数に試行錯誤を繰り返していた。 そんな中、告知されたのは所属グループRe:BIRTH UNION【リバユニ】の新メンバーオーディション! 審査員として参加した面接で出会ったのはーー 「あなたの元で生まれ変わりたいんです……!」 ──彼に救われた内気な美少女・ユリアだった。 慕ってくれる初めての後輩をデビュー配信へと導くことはできるのか!? 毒舌執事×元引きこもり令嬢、異色の二人がVtuber界にセンセーションを巻き起こす!新感覚成長ラブコメ配信スタート!
  • 【合本版1-4巻】裏稼業転生
    -
    ※本作品は最新作を含む合本版です。収録書籍をご確認の上、重複購入にご注意下さい。 【「裏稼業転生」1-4巻を収録した合本版!】 カタギ【家族】の為に、シノギ【領地経営】始めました。 心優しき元極道少年の義理と人情の領地経営ファンタジー、開幕! ※本電子書籍は「裏稼業転生」1-4巻を1冊にまとめた合本版です。 (収録書籍) 裏稼業転生~元極道が家族の為に領地発展させますが何か?~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 裏稼業転生2~元極道が家族の為に領地発展させますが何か?~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 裏稼業転生3~元極道が家族の為に領地発展させますが何か?~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 裏稼業転生4~元極道が家族の為に領地発展させますが何か?~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 【あらすじ】 天涯孤独で生きてきた極道の男は、騎士爵家の三男・リューとして異世界へ転生。今まで縁がなかった家族の愛を一身に受けてスクスクと成長し、やがて気づいた。優しすぎる彼らは先祖代々、ケンカは強いが稼業は弱い超貧乏家系だということに! これは自分が一肌脱ぐしかないと、未知のスキル《ゴクドー》と前世の裏稼業知識を活かして作ったコーヒーやチョコ、リヤカーを売りさばき、畑の改善で原料の収穫量はさらに増加、祭りで出店した屋台は大繁盛と、次々に新たなシノギを軌道に乗せていく。しかし、着実にシマを増やす中でゴロツキ貴族から逆恨みされた一家には危険が迫っていて……? 心優しき元極道少年の義理と人情の領地経営ファンタジー!
  • 【合本版】会長の切り札 全4巻
    -
    楢山高校・生徒会長の朋絵は頭を悩ませていた。高校統廃合の新たな条例により、学校の存続が生徒同士の勝負によって決定されることになったのだ。ところが初戦の相手は文武両道の熱血男子校、対する楢高はゆるーい校風の共学校。生徒たちのやる気はゼロ、諦めムードがただよう生徒会……。しかしその時、切れ者の副会長・光明は、役立たずとしか思えない同好会に活路を見出していた!  これぞ現代版国盗絵巻、高校生たちの熱き合戦がここに火蓋を切る!! ※本作品は『会長の切り札』シリーズ全4巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 【合本版】飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか? 全4巻
    -
    特待生の学費免除を維持するため勉強とアルバイトだけをして高校生活を過ごしてきた結城祐介はある日、猛烈に彼女が欲しくなってしまった。そんな思いつきから寂しさがこみ上げた帰宅途中、ふと空を見上げると廃ビルの屋上から身投げしようとしている少女を見つける。「なんでこんな事してんだよ!」「私は…生きてる意味……無いですから……」「待て。美少女が死ぬのはもったいない」「……?」「死ぬくらいならさ、俺の彼女になってくれ」「えぇっ?」こうして奇妙な出会いからはじまった謎の少女・初白小鳥との新たな日常と恋物語がはじまる。 ※本作品は『飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか?』シリーズ全4巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • がばいばあちゃんスペシャル 帰ってきたよ、ばあちゃん
    -
    埼玉に住んでいた十年前のある日、佐賀の実家からの電話を取った嫁のリツコの顔が青ざめた。「お母さんが…脳梗塞で倒れた!」義母の介護のために、四十年ぶりに佐賀に戻り、新たな生活を始めた洋七一家。そこには予期せぬ驚きと不安、そして何ものにも変えられぬ喜びが待ち受けていた…。家族の絆を笑いと涙で綴る、がばいシリーズ最新作。
  • ガラスの靴をさがして 花婿はボス II
    -
    ルーシーはハンサムなイギリス人男性ガイのことが嫌いだった。彼に青い瞳で見つめられ、「シンデレラ」と呼ばれると、なんだか笑われているような気がして、落ち着かなくなるのだ。二人が出会ったのは、オーストラリア奥地の牧場で、そのときのルーシーは牧童たちの世話に追われていたから、特権階級の香りを漂わす、束の間の滞在客だったガイには、彼女が、身を粉にして働くシンデレラのように見えたのだろう。そして今、やむなくロンドンに戻ることになったルーシーは、ちょうど帰国するところだったガイと二人並んで機内にいた。数日後の自分が彼の会社で働き、彼を恋人と呼ぶとは思いもせずに。★〈花婿はボス〉最終話の本作は舞台をロンドンの銀行に移します。嫌っていたはずの男性は、そこでビジネス界の大物へと変身し……。新たな世界に降り立ったシンデレラに、ガラスの靴が差し出される日は来るのでしょうか?そしてその相手とは?ご期待ください。★
  • ガラパゴスの箱舟
    4.1
    一九八六年、経済恐慌と戦争と疫病で人類は滅亡の危機に瀕していた。折りしもエクアドル崩壊の直前、ガラパゴス諸島遊覧の客船バイア・デ・ダーウィン号が何人かの男女を乗せて海へ漂い出た。進化論で知られる諸島に漂着したわずかな生存者が、百万年を経て遂げた新たな進化とは? 鬼才が描く旧人類への挽歌。
  • ガリレオ裁判 400年後の真実
    3.8
    地動説を唱え、宗教裁判で有罪を宣告されたガリレオ。彼は本当に、科学者として宗教と闘った英雄だったのか。二一世紀に入り、新たな裁判記録がヴァチカンの秘密文書庫から明るみに出された。近代へと世界観が大きく変貌していく中で、裁判の曲折した進行の真実が浮かび上がる。ガリレオ裁判の見方を根底から変える決定版。

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  • 甘苦上海(がんくうしゃんはい)
    3.0
    上海でエステサロンを経営する51歳の紅子のもとに、39歳の美しい男が現れる。彼は初対面の彼女に、大金を都合してほしいと頼んだ。「都合してほしい」とはどういうことなのか。紅子はその問いを胸にもう一度彼に会いにいく──。欲望を肯定する街・上海を舞台に、人生最後の甘く、苦しく、激しい恋が幕を開ける。高樹文学の新たな到達点。
  • 癌だましい
    4.0
    生きることは食べること――治療を一切受けず、食べる欲求だけで病気に立向かう主人公の壮絶な生き方。自ら末期癌と闘いつつ、最期まで創作を続けた著者の作品集。第112回(2011年)文學界新人賞受賞作。食道癌を患う中年女性の食への執着を壮絶に描いた表題作と、受賞後に自ら癌で死去する直前まで推敲していた絶筆「癌ふるい」を収録。凄まじいエネルギーが読む者を圧倒する、新たなる闘病小説の誕生。
  • がんの花道 患者の「平穏生」を支える家族の力
    値引きあり
    4.0
    がん患者を支える家族のバイブル! 「平穏死」で話題の医師・長尾和宏氏と「がん難民コーディネーター」として知られる藤野邦夫氏が、がん患者の支え方を時系列的に論じます。  がん告知時の家族の在り方、病院・医者の選び方、セカンドオピニオンの取り方、おカネの問題など、家族の悩みをひとつひとつ解決していく方法を明かしていく「家族の指針本」です。初期、闘病期、回復期、終末期、及びその後、など使い勝手がいいように時系列に章分けをして展開しています。  がんと戦う患者が少しでも穏やかに生きられることを願って、家族はどうすればいいのかーー話題の「平穏死」に、今回は「平穏生」という新たな概念を加えて、がん患者を支える家族を応援します。
  • 頑張りすぎないほうが成功する
    4.0
    失敗するのは、手を抜いたからではありません。手を抜いたら、失敗すらできないのです。頑張りすぎて失敗した人は、今度は力を抜いてみよう。本書は、仕事や勉強がはかどらなくて落ち込んでいる人に、「今、していること」を楽しむための考え方・行動の仕方を開陳。無理せず、あせらず、チャンスに強くなるための101のヒントを紹介します。最悪の事態の時こそ、笑顔でいよう。深刻な顔で考えるより、いい解決策が浮かぶ/人生は自転車と同じ。とにかくこぎ出せば安定する/詰め込みすぎると、運も引き出しも開かない/神様は「二度と来るな」なんて言わない。何度失敗しても「出直してこい」とチャンスをくれる/自分一人でかかえ込むな。やるだけやったら神様にバトンタッチしようetc.中谷式発想転換法を身につけて、どんなピンチも、新たな挑戦へのウォーミングアップにしよう!つまずきや行き詰まりを感じているすべての人に贈る、応援メッセージ集。

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  • がんをかかえて生きるセラピー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 池に投げ込まれた石のように、がんはあなたの生活と周りの人たちの暮らしに波紋を広げます。そこには新たな不安と、新たな感情が生まれます。前途には長い不確かな道が現われます。治療の間中、痛みと非常に多くの不安を経験することになります。 『がんをかかえて生きるセラピー』は、がんのもたらす身体的、情緒的な課題に向き合う方法を示しています。あなたが抱く不安や感情、疑いに前向きに対処するには、病気をどう受け止めたらよいか、治療に役立つよう行動するには、どうすればよいかについても示唆しています。 また、がんをかかえていることで、種々の制約ととても大きな不安が生じますが、にもかかわらず、この病気を、神や周りの人たちとより親しくなり、人生において本当に重要なことに焦点を合わせるチャンスとするためにも、本書はきっと役立つことでしょう。

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  • 消えた花嫁 富豪一族の花婿 V
    5.0
    「イザベル! しっかりしろ。今、助けてやる!」スピンして大破した車の運転席で、イザベルは目を開けた。ああ、私は結婚式を前に、教会から逃げてきたのだ。ウエディングドレスのまま、花婿を祭壇に残して……。偶然立ち聞きした話から、未来の夫が殺人犯だと知った彼女は、動揺のあまり、車の運転を誤って事故を起こした。そして今、救いの手を差し伸べる男性を見て驚いていた。リンク?殺人事件の捜査官だ。でもそれだけではない。イザベルの夢に夜ごと現れる、憧れの人でもあった。★五カ月にわたってお届けしてきた『富豪一族の花婿』も今月が最終話。来月からまた新たなフォーチュン家の物語を刊行します。どうぞお見逃しなく!★
  • 消えるコトバ・消えないコトバ
    3.5
    「おとぎ話」や「古典作品」は、なぜ時代を超えて読まれ続けるのか? コトバについての考察の中で、著者は考え続けてきた。本書は、その答えを、19篇のエッセイに託して読者に伝える、会心の書下ろしである。この本の重要なキーワードは、「アウトサイダー思考」である。要は、客観的に考えるということなのであるが、現代のコトバが置かれている環境は、「昔よりかなり主観的になっている」「インサイダー思考有利で成り立っている」と考えている著者は、「だからこそ、アウトサイダー思考ができる能力・感覚が大事になる」と述べる。さまざまな、親近感あるエピソードを枕にしながら、アウトサイダー思考とインサイダー思考の違いを比較し、読む人を、「知識の世界」から「理知の世界」という新たなステージに引き上げてくれる、刺激的な一冊である。

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  • 消える定年 (Wedgeセレクション No.40)
    -
    遠のく隠居、迫られる生涯現役 定年を迎えてリタイアし、晴耕雨読の生活をする。歴史を振り返れば、そんな時代こそが特殊だといえる。取材を進めると既に定年が消えている職場も数多く存在した。―WedgeセレクションNo.40 健康な限り働く時代の到来 「生きがい」求める人、「金」に追われる人 【目次】 既に人手不足の業界では定年が形骸化 年々高まる高齢者の就業率 健康面からみても合理性なき「定年」 「定年リタイア時代」の終焉と企業に求められる覚悟 もう1度上場を カンボジアで農業に挑戦 「天下りより保育ビジネス」銀行員の情熱 「75歳まで働いてほしい」高齢化で実はピンチ? スウェーデンの年金制度 「高齢者を若返らせる」年齢で分類しないスイスの発想 高齢化は新たなチャンスを生む ※本作品は月刊『Wedge』2014年12月号、『WEDGE Infinity』2012年2月~7月間の記事を電子書籍化したものです。電子書籍化に際し、一部加筆・修正を加えております。
  • 記憶の中のファシズム 「火の十字団」とフランス現代史
    -
    第2次世界大戦前後のフランスで、反ファシズムの標的とされた1人の男がいた。「火の十字団」総裁、ラロック中佐。穏健な中道派志向でありながら、なぜファシズムの権化として集合的記憶に刻まれることになったのか? 現代も活発に続くファシズム論争に、新たな視座を供する画期的な書。(講談社選書メチエ)
  • 企画力 人間と組織を動かす力
    4.0
    「企画力」とは何か。それは文字通り、「企み」を魅力的に語ることによって、人間や組織を動かす力のことである。そして、その力が結晶したものが「企画書」に他ならない。では、魅力的な企画書とは、どういう企画書なのか。それは、あたかも優れた推理小説のように、読み始めたら一気に読ませてしまうような企画書だ。本書は、そうした企画書を作るための細やかな技術と深い心得を、22の格言を通じて、全く新たな視点から語った書籍講話である。

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  • 気軽にはじめる山登り らんぼう流スローライフのすすめ
    4.0
    高度経済成長時代を生きてきた私たちは、経済的な豊かさを手にすることができましたが、失ったものも多くありました。時間的なゆとりもその一つでしょう。競争社会に生きる私たちは、常にスピードを要求されてきました。しかし、急ぐあまり、目に入らなくなった風景もあります。人生は歩く速さがちょうどいい――日常生活で時間に追われ、ストレスがたまっている人は、山歩きに出かけると、きっとそう感じるはずです。歩く速さは仲間と話しながら行ける速度であり、子供と手をつないだり、お年寄りとも一緒に行ける――「人間の速度」だからです。本書は、山と花をこよなく愛する著者が綴る最初で最後(?)の入門書であり、登山を通して自分なりの「スローライフ」を発見するための手引き書でもあります。山登りは私たちの自然観や人間観を深いものにしてくれます。「歩く速度への回帰」をすれば、きっと新たな人生が見えてきますよ。

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  • 桔梗庵の花盗人と貴族
    4.0
    1巻935円 (税込)
    「俺の口を封じておきたいのなら、代償はおまえ自身にしよう」芦名子爵家の嗣子・胤人と資産家の息子である千葉重貴は、最初から互いに反感を抱いていた。胤人は重貴が自分を見るときの侮蔑的な視線と態度に。重貴はいつも取り澄ました胤人の貴族然とした態度に。だが、友人の悪戯により胤人がそうとは知らぬままいかがわしい店に入った日、背徳と官能に縛られたふたりの新たな関係が始まる。縺れ合う体と心。辱めを受けながらも、胤人はいつしか快楽を求めるようになり…!?

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  • 起業家が廃業して会社員に戻ったら、仕事力がとんでもなく向上していて楽勝だった!会社で起業家精神を持つと仕事は簡単。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 起業家にとっての敗北「廃業」という人生最大の失敗を経験した筆者の手に残ったのは「起業家精神」。 そのアウトローなマインドを切り札に敗者復活戦に挑戦。 自他ともに認める「起業家型会社員」として野心的にキャリアパスを切り拓き、日本のみならず世界を舞台に活躍の場を見出した。 筆者のリアルな仕事術の解剖書とも言える一冊。毎日の会社員ライフにマンネリ感、モチベーションの危機、 キャリアが見通せない漠然としたモヤモヤ感を感じて思い悩んでいる方にとって、本書が新たな視点を開くきっかけになる。 【目次】 今こそ会社員に「起業家精神」が必要な理由 「起業家型会社員」の3つのポイント 「起業家精神」は誰にでも潜在的に備わっている。 組織の序列システムを調べ尽くし、利用する。 “元起業家会社員”が死守した、楽勝方程式の絶対必要条件とは? 起業家目線で会社を診察。セルフ・リスクマネジメントでトラブル対策も楽勝。 サラリーパーソンのサバンナで、セーフティゾーンを見極めよ。 あなどれない「静」の根回し。バックアップ手段の確認。 リミッターを解除した瞬間から、『仕事力』の成長は止まらない。 アイデンティティを確立すれば、仕事はもっとクリアになる。 起業家精神が目覚めると、仕事に血が通う。 タスクは最短距離で、コストは最低限で、最大の成果を出して当然。 最強のボディガード。社内外で『信頼』を勝ち取る。 “起業家精神”は誰にでも覚醒させられる、会社員ライフが楽勝になる魔法の力。 【著者紹介】 梓川葉(アズサガワヨウ) 外資系金融企業でエグゼクティブ・セクレタリー、 個人事業主(海外と日本のビジネスコーディネート・交渉、食品輸入卸小売業)を経て海外製ラグジュアリー消費材ブランドに再就職。 「起業家精神を持った会社員」として組織の中核を担い、品質改善やカスタマーサービス、社員研修に従事。 様々なビジネスシーンを渡り歩いてきた著者が、そのマニュアルを公開する。
  • 企業再生ファンド~不良債権ビジネスの虚と実~
    3.0
    再生か? 清算か? 決断を迫る「えんま大王」の正体とは? 「企業再生」という錦の御旗を得て、新たな段階に突入した不良債権ビジネスの最先端を徹底ルポ。
  • 起業の落とし穴2。起業前に知っておくべき8の罠。資金繰り、高い固定費、節約しすぎ、目標を決めすぎ、自己顕示欲10分で読めるシリーズ
    -
    起業の落とし穴第二弾です。本書は起業家を目指す方に、起業前に知るべき落とし穴を紹介するものです。起業を志す方、成功確率をあげるためにも、本書をおすすめいたします。また、起業を検討している方には、起業を冷静に考える材料になるものと思います。是非、ご参照ください。 まえがき 起業家が陥りやすい落とし穴を紹介した前作に続き、本作でも、新たな落とし穴を紹介していこう。 本書は、前作よりは起業家マインドに寄った話が多くなっている。もちろん、資金繰りや、固定費などの具体的なカネにまつわる話もある。 起業を成功させるためには、バランスが大切だ。 マインド的な部分と、実利的な部分だ、また危機察知能力的なものもだ。 詐欺師にだまされず、成功するマインドを持ち続けて、実際にカネがまわる。そういった状態に達して、それを維持して、ようやく形になってきたと言えるだろう。 そこで、起業する前に、一つでも多く落とし穴を知っておきたいという方は、本書を手にとろう。 また、基本的に項目ごとに完結しているので、前作の「起業の落とし穴」をあとに読んでも問題ない。気になった項目から読んでいただいてもいい。
  • 企業変革のためのIT戦略
    4.0
    ITは業務効率化やコスト削減だけのツールではない。優れた海外企業は、新たなITを活用してビジネスモデルを構築している。そのうえで、新しいゲームのルールを作って、競争優位を獲得しようとしている。これに対して、多くの日本企業は十分にITを活用し切れているわけではない。しかも、新技術やアイディアへのリーチのなさや、利害関係の調整などに手間取り、大きく遅れを取っている。 本書では、最先端のデジタルテクノロジーを導入して、ITをビジネスモデルの根幹に据えて大きく変革を行っている国内外の豊富な事例をもとに、日本企業ならではの強みと弱みを描き出し、事業のIT化、攻めのIT戦略への方法について論じるものである。IoT(モノのインターネット)、フィンテック(金融テクノロジー)、インダストリー4.0、ビッグデータ、O2O(オンライン・ツー・オフライン)のような最新の動向、創造空間やハッカソンなどのイノベーションの場づくりにも言及していく。
  • 菊竹清訓巡礼
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後の建築界をけん引した菊竹清訓氏が2011年12月に亡くなりました。本書は、時代を象徴する25の菊竹建築を、独自の分析とイラストでリポートします。建築界の頂点に駆け上がった1950~60年代、銀行や商業建築に取り組んだ1970~80年代、新たな造形に挑んだ1990年代以降──の3期に分け、時代順にリポートします。さらに、未発表作も含めて、菊竹氏の全プロジェクトの現状を可能な限り調査しました。資料的価値も高い一冊です。
  • 傷ついたまま生きてみる
    3.7
    家族や友人とのかかわりといった“ふつう”の生活の中にも、人と比較したり、ちょっとしたすれ違いがもとで、心が傷つくことがあります。他にも、誰かを失って悲しくなったり、子ども時代に親に言われたことを思い出して泣けてきたり、私たちは毎日どこかで心を痛めているのです。でも、安心してください。それはあなたが心優しい、繊細な心の持ち主だからこそ抱く感情なのです。そんなときは、「一刻も早く立ち直ろう」とあせらないこと。時間をかけて傷を修復することで、「自分って本当はこういう人間だったのか」「こういうことを大切に生きてきたのか」という新たな発見につながります。本書は「まず体を休める」「ちゃんと傷つく」など、自分の心とゆっくり向き合うことで、失われた自信を取り戻すための方法を、精神科医が優しく紹介します。

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