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11年に及ぶ江川文庫総合調査で目録に掲載された7万点の資料のうち、なんと4万点弱が重要文化財に指定された。本格的な分析はこれからだが、これまで知られていた事実の評価の見直しや、新たな幕末像が見えてくることは間違いない。知る人ぞ知る幕末の俊英であった江川英龍だが、幕末・維新の偉人たちが評価してやまない巨人であったのだ。国防からの韮山反射炉・お台場の建設、奇兵隊に先駆けて農兵を組織、近代軍隊の様々な施策(なんと軍用携帯食として初めてパンを焼き、パン祖とも言われる!)。そして、精緻かつ多数の絵画を残す風流人でもあった。今回の総合調査と韮山反射炉の世界遺産推薦をきっかけに、脚光を浴びる江川英龍の最新の研究結果が今ここに明らかになる。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年09月06日
江川家の長い歴史(源満仲まで遡る)の中で第36代江川英龍が幕末においてなした偉業について詳述した一冊。伊豆だけではなく武蔵、相模など8万〜10万石の御領地を差配した代官の仕事って、町奉行以上の仕事をカバーしてた(しかもかなり安い俸給で)大変な役職で、こういう代官が徳川400万石を支えていたんですね。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月23日
≪目次≫
序章 江川文庫の資料的価値とその調査
第1章 今なぜ、江川英龍(坦庵)なのか?
第2章 英龍、誕生す!
第3章 英龍、我を磨く!
第4章 英龍、奔走す!
第5章 英龍、大自然に学ぶ!
第6章 英龍、国を憂い動く!
第7章 英龍、次代に夢を託す!
≪内容≫
幕末の伊豆韮山の代官で幕臣、江...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月13日
韮山代官を代々世襲した江川家のなりたち、特に第36代江川太郎左衛門(英龍)の生涯と業績について紹介。
『風雲児たち』を読んでいる江川ファンには目新しさはないかも知れない(ということは、やはり、みやもと太郎が歴史をマンガ化する力量がすごいということなのだが)。が、改めて英龍が幕末まで生きていたら時代...続きを読む
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