ノンフィクション作品一覧
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3.7みんなの言葉が、聞こえるのに聞き取れない。 ずっと、自分が悪いんだろうなと思っていた。 ある晩、著者のもとに一通のメッセージが届く。 「APDで悩む当事者たちのことを書いてくれませんか?」 聴力には異常がないにもかかわらず、うるさい場所や複数人が集まる場などでは相手の言葉が聞き取れなくなってしまう――。「APD/LiD」と呼ばれ近年注目を集める、この目に見えない困難について、自身もマイノリティ経験を持つ著者が当事者や支援者、研究者やメディア等へ丁寧な聴き取りを行い、「誰一人取り残さない社会」の実現に向けて社会に求められる変化を問う。渾身のノンフィクション。 【著者について】 五十嵐大(いがらし・だい)1983年、宮城県出身。元ヤクザの祖父、宗教信者の祖母、耳の聴こえない両親のもとで育つ。高校卒業後上京し、ライター業界へ。2015年よりフリーライターとして活躍。著書に、家族との複雑な関係を描いたエッセイ『しくじり家族』(CCCメディアハウス)、コーダとしての体験を綴った『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎)など。2022年、『エフィラは泳ぎ出せない』(東京創元社)で小説家デビュー。Twitter:@daigarashi 【目次】 第一章 聞こえるのに、聞き取れない 第二章 治療法がないなかで 第三章 「名前がつく」ということ 第四章 社会に働きかける当事者 第五章 当事者の隣で 【APDとは】 聴力に問題はないにもかかわらず、特定の状況下で聞き取れなくなってしまう困難のこと。Auditory Processing Disorderの略称であり、日本語では「聴覚情報処理障害」と訳される。 APDを理由に人間関係が壊れたり、仕事を辞めざる得ない状況にまで追い込まれてしまったりする当事者は多いが、国内での認知はまだ低く、その訴えはなかなか理解されない。近年では「聞き取り困難(症)」を意味するLiDと呼ばれることもある。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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3.31万台の車に移動を警告し、5千台超に駐禁ステッカーを貼ってきた駐車監視員が綴る、ドライバーとの路上バトルの現場。紙一重のセーフとアウト、路上に鉄パイプをばらまくドライバー、ヤクザより怖い泥酔者――命がけ駐車監視員の告白。監視員志望者のための受験ガイド、ドライバーのための駐禁回避心得付。
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-訪問看護は看護のチカラを最大限に発揮できる やりがいのある仕事! 看護一筋で病院から地域に飛び出した著者が語る 可能性に満ちた在宅看護の魅力とは—— ------------------------------------------------------ 少子高齢化が進む日本において、医療・看護の世界では地域包括ケアのもとで病院から在宅への移行が求められています。しかし、高齢者に適切な在宅ケアを提供できる医療機関や事業所は不足しており、需要に対して供給が追い付いていないのが現状です。特に看護師についてはほとんどが病院のなかで看護に従事しており、訪問看護に携わっているのは全就業看護師のうちわずか3.9%にとどまっています。 本書の著者も、以前は病院のなかで働く看護師の一人でした。著者はさまざまな病院で勤務するなかで、働きながら常に「病院では看護のチカラを最大限には発揮できない」と感じていたといいます。 病院では運営方針に則ったクリニカルパス(診療計画)に従って行動することが求められ、医師を頂点とした厳然たるヒエラルキーが存在します。どんなに自分が患者に寄り添ってできる限りの看護を提供しようと思っても、大きな組織の一員として働く看護師は、何よりもまず病院のルールに則り、医師の指示に従わなくてはなりません。そこに看護師自身の意思や創意工夫は活かされにくいのです。 在宅であれば「患者さんの心と身体に寄り添い、その人がもつ生きる力を支える」という看護師本来のチカラを思う存分発揮できると考えた著者は、2001年に病院から在宅看護の世界へ飛び出しました。現在は地域で療養する患者をケアすることを目的に、訪問看護ステーションのほか、看護師のみで運営する重症・重度介護者向け有料老人ホームを運営しています。 本書では著者の経験をもとに、訪問看護の魅力についてまとめています。病院のなかで看護力を発揮できず悩む看護師たちに、あと一歩を踏み出す勇気と元気を与える一冊です。
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3.8読売新聞連載時から大反響!生い立ち、葛藤に直面した青春時代、名作『風と木の詩』『地球へ…』創作秘話、マンガを学問として追究、学生へ指導、デジタルを駆使し描くことへの新たな挑戦…時代と共に駆け抜けた、その半生を語りおろす。未知の表現に挑み続ける漫画家、竹宮惠子の決定版自伝。
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4.8ミャンマーの子どもを救え!途上国医療に人生をかけた青年小児外科医と若きスタッフたち。その苦悩と奇蹟の記録。
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-崩壊家庭の子供の多くは、物心がつかないうちから乳児院や養護施設に預けられ、家庭生活を知らずに育てられる。それがどれほど人間的なものを欠落させているか。広岡知彦は学究の道を棄て、こうした問題児たちの自立を助ける「憩いの家」をつくった。子供たちの心の病気の原因を、新しい角度から追跡する。
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-60億キロの旅を終え、小惑星イトカワのかけらを拾って無事地球に帰還した惑星探査はやぶさ。世界に日本の技術力の高さを示したはやぶさとは、どんな探査機だったのか。トラブルを克服して地球にもどってくるまでの感動の物語を読み物で再現。
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3.0日本が生んだ傑作旅客機YS-11(イチイチ)の軌跡! 1962年、日本の翼は国民の夢と期待を乗せて、大空に舞い上がった。戦後初めて日本人の手で創られた旅客機YS-11は、北は稚内から、南は石垣島や与那国島まで、日本全国を駆けめぐる。そして、海外にも輸出され、アラスカでは凍てつくアリューシャン列島の島々を結び、アメリカでは首都ワシントンにも乗り入れた。アフリカではガボン共和国の大統領専用機として活躍した。そして、世紀を超えて、21世紀の東南アジアを飛ぶ。YSは、今も「昭和の浪漫」を乗せて日本の空を飛び続けているが、2006年までに日本のエアラインから姿を消す。40年以上前に開発されたメイド・イン・ジャパンの偉大な航跡を追いかける。 ※【ご注意】この作品には図が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラー写真が含まれます。
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4.8トマス・クイックと名乗り、三十人以上を殺害したと自白して八件で有罪判決を受けた男。恐るべき事件の裏側には、驚愕の真相が隠されていた……ジャーナリスト、ハンネス・ロースタムは執念の調査の末、想像を絶する真実を暴き出す!
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4.2・「中国産」が「イタリア産」になる流通の謎 ・「添加物69%」の現場 ・腐ったトマトの再商品化「ブラック・インク」とは すべてはトマト缶をめぐる真実だ。 …それでもトマト缶を買いますか? トマトは170カ国で生産され、トマト加工業界の年間売上高は100億ドルにのぼる。だがトマト缶がどのように生産・加工されているかはほとんど知られていない。 中国、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを舞台に、業界のトップ経営者から生産者、労働者までトマト加工産業に関わる人々に徹底取材。世界中で行われている産地偽装、大量の添加物や劣化した原料による健康被害、奴隷的に働かされる労働者などさまざまな問題を暴く。 世界中で身近な食品であるトマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにし、 フランスでも話題沸騰の、衝撃的ノンフィクション。
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4.5なぜ〈泊村〉ががん死全道第1位なのか? なぜ〈赤井川村〉が乳がん死第1位なのか? 札幌市は〈中央区〉が危ない!? 衝撃のリポート!!
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3.02014年、世界遺産に登録された富岡製糸場は、明治5年以来、115年もの間生糸を作り続けました。生糸は横浜から輸出され、日本の近代化を支えました。繭から糸を繰る技術は自動車など他の産業に生かされ、生糸を運ぶために鉄道網も発達するなど、養蚕・製糸業は現在の生活とも深い関わりがあります。富岡製糸場は単なる建物ではなく、近代日本の姿を見せてくれる博物館のようなものなのです。
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4.0ヨーロッパの片隅、フランクフルトのゲットーに始まって500年。 世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔が明らかに! 世界金融、経済、文化、芸術に絶大な影響力を持ちながら、その素顔はほとんど知られていない「ロスチャイルド家」の面々。だからこそ憶測や噂話にもとづいたユダヤ陰謀史観に彩られ、根拠なき金満家一族のレッテルで語られることが多いのだが……。 本当のお金持ちとは、なんと愉快な面々なのか。本書は、構想から足掛け十余年をかけ、池内紀がその一族の素顔に迫ったものであり、ドイツはじめ現地取材を重ねてきた成果のひとつである。世界の歴史を動かし歴史に翻弄されてきたロスチャイルド家は、なぜ500年もの間、絶えることのない繁栄を続けてきたのか。 従来のイメージと異なり、富の稼ぎ方ではなく、社会資本や文化芸術への影の大スポンサーとしての貢献やネットワークによる“富の使い方”こそが、一族を繁栄させ王国を築いてきた秘訣だということが徐々に明らかにされていく。
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-明治時代、日本のプロテスタントの黎明期に伝道者として活動した元憲兵・三澤富之助、米国人宣教師ピアソン夫妻、坂本直寛牧師とも交流が深かった妻のみよ、そしてその子供たちの足跡を描く。 ブラジルに移住した祖父の人生をたどり、自らのルーツを探る日系人牧師の心の軌跡。
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3.8ホームレス同然の生活を続け妻子からも捨てられた芥川賞作家、アパートの五階から墜落し両目を失明した市役所職員、その容貌ゆえに四十六年間、一度も男性とつきあったことのない独身OL……人は劣等感にさいなまれ深く傷ついたとき、どのように自尊心をとりもどすのか。読むとなぜか心が軽くあたたかになる、新しいタイプのノンフィクション。
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-力強く生きる姿がありました 東日本大震災を受け、たくさんの報道がなされましたが、教訓となるはなし、心に刻みたいエピソード、驚くべき体験というものが、膨大な情報とともに流れ去ってしまっています。ここで、いま一度振り返り、これからもずっと語り継いでいきたいはなしを、河北新報、福島民報、岩手日報、三陸新聞など地方紙に掲載された記事や、シュープレス独自の取材の中から集約し、写真とともにじっくり読める一冊にまとめました。 「家族に“避難しろ”と伝えられなかった消防士。最愛の妻と一人娘を津波で失った。その後も捜索活動に取り組むのは“仲間といると壊れないでいられる”からと。はんてん姿の男達が支え合っている」 「避難所の小学生が作る、いいことしか掲載しない“ファイト新聞”」 「“見捨てるなんて、同じ生きものとして恥ずかしい”――警戒区域となった原発20キロ圏内に戻り、放射能汚染で出荷できない牛をいまも世話し続ける畜産家」 「“計算していては商品提供に時間がかかりすぎる”店長の独断で、商品を無償提供した西友汐見台店。その後、一時閉店を告げた張り紙には“ご恩は一生忘れない”など感謝の言葉で埋まっていた」 「仙台から石巻へ続くたった一本の幹線道路。救援物資を届けた帰りの人が必ず目をとめる場所に、いつからか“ありがとう”と書かれたプレートが並べられた」…など。
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4.5東日本大震災の大津波は著者の生家・陸前高田の高台にある正徳寺の真下にまで及んだ。その夜から寺に避難した人は最大で150名を数え、庫裏での共同生活が始まった。住職で市役所職員の実弟と坊守の義妹、地域のリーダー、たじろぎつつも支援に立ち上がった全国の僧侶たちの活動を追った、心揺さぶるノンフィクション。
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-2011年3月11日の東日本大震災から3か月後の6月11日に「福島の子どもたちを守る会・北海道」は設立された。被災地支援ということもあったが、福島の子どもたちを少しの間でもきれいな空気の北海道で過ごさせたいと夏と春の年2回親子を受け入れ「保養」を始めた。多くの支援の輪も広がり、2014年5月には札幌市南区に自前の保養施設「かおりの郷」を設けた。会はNPO法人になり山口たか理事長を中心に10年間の活動記録を刊行した。
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3.8時代を切り開いてきた人の半生をたどり、思いや夢に迫るNHKBSの番組「100年インタビュー」の単行本化。今回は元国連難民高等弁務官で、現在国際協力機構特別顧問の緒方貞子さんのお話。父は外交官、曽祖父は犬養毅元首相という家に生まれ、アメリカや中国で幼少期を過ごす。大学卒業後、二度のアメリカ留学を果たし、結婚後は夫の仕事で大阪、ロンドンに住み、子育てをしながら、国際基督教大学の非常勤講師に。市川房枝の働きかけで国連公使として総会へ出席。その後、多国間外交の経験を積む。1991年、それまでヨーロッパの男性政治家が就いていた国連難民高等弁務官に初の女性、初の学者出身者で就任。冷戦集結後の宗教や民族間の対立が激化した10年間、世界中の難民支援を指揮した。その後、国際協力機構理事長として復興支援に尽力。前例のない難局を乗り越えてきた日々に貫いてきた信念、平和を築く哲学、国際社会での日本の役割を語る。
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-誰にでもストーリーがあるように、スピリチュアル新人類ともくんの生きてきた人生という名のノンフィクションストーリー、そのすべてを宮崎県内で出版されたまぼろしの処女作書籍TOMONOHANA(とものはな)として復活させ、あらたな命をはなひらかせてついに解禁!人間って、素晴らしい。生きるって、美しい。すべてのできごとに、宇宙からのとてもすばらしい目に見えない壮大な、“やさしさ”があるんだ―!だからだいじょうぶ。“あなたのすべては、やさしさなのです”今生活のさまざまなストレスや日常における諸問題、すべての人間たちへ一灯をともす、溢れ出る全身全霊のともくんの愛情に、最初から最後のページにいたるまで、とめどない涙が、止まらない!全編に渡る青年ともくんをレポートした、青春レジスタンスストーリー、激闘、ただ生きるためだけに生きてきたここだけでしか語れない一人の等身大の人間の背中がそこにはある。だれもがこれからの世界に大きく花咲く、そんなたった一人の命の花(HANA)なのかもしれません。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自衛隊・市ヶ谷駐屯地内で起ち上がった自衛官たち。そのたたかいのドキュメント。
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4.3遭難救助の最前線で奔走する隊員たちの思いと行動を描く。本書は、長野県警レスキュー最前線、岐阜県警レスキュー最前線に続き、富山県警察山岳警備隊版。 中高年の登山ブームが話題になってきたころから、遭難の態様自体も大きく変わってきた。 その背景には体力の衰えが顕著になりつつある中高年登山者の増加もあるのだろうが、いわゆる「一般登山道での事故」「道迷いや突然死などの事故の増加」「携帯電話の普及と安易な救助要請」など、遭難現場の状況も大きく変わってきた実情がある。 特に北アルプスのなかでも厳しい山容を見せる剱・立山連峰など、北アルプス北部を管轄する富山県警山岳警備隊の苦労は並大抵ではない。 冬の剱岳の救助活動に一項目を設け、初めての遭難救助、思い出の救助活動、痛恨の二重事故、剱沢常駐、ヘリコプターによる航空隊の活躍、民間の遭難対策協議会と山小屋との連携など、遭難救助の第一線で活動する山岳警備隊隊員たちの熱い思いが綴られる。 ※全国の山岳警備隊のなかでは、長年、高い救助実績を誇ってきた富山県警察山岳警備隊が、2016年、創立50周年を迎えた。これまでも組織の改編、隊員のレスキュー能力の強化などに努めてきたが、50年という節目はその成果のひとつの表われでもあろう。 本書は、第一線で活躍する彼ら隊員たちの遭難救助への思い、遭難の実態などを明らかにし、遭難防止の大切さを訴える。特に最近は、遭難の実態も中高年登山者の増加、携帯電話の普及などによって以前とは大きく様変わりし、山岳警備隊の役割も多様化しつつある。そうした変化に対応しながら、遭難救助の最前線で奔走する隊員たちの思いと行動を描いた読みものである。 「長野県警レスキュー最前線」「岐阜県警レスキュー最前線」に続く富山県警察版。
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3.5トヨタ自動車には、副社長が6人いる。そのうちの1人、河合満は15歳で入社した中卒の現場叩き上げだ。現場の組長、工長を「オヤジ」と呼ぶ同社において、モノ作りの全責任を負っているのは、大卒管理職ではない。「オヤジ」たちだ。今でも工員と同じ釜の飯を食い、大浴場で裸のつきあいをする河合をはじめ、伝説の「オヤジ」たちが語る、トヨタ生産方式の真実、人の育て方、現場で働き続けることの喜び――。
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4.0規模・業種を問わず、あらゆる企業が高収益を可能にできる生産管理方式の秘密は何か? 企業体質改善ノウハウを体系化する――企業体質改善のノウハウを初めて科学的に体系化した唯一の書。トヨタグループを徹底取材し、世界的に有名となったトヨタの生産管理システム、いわゆる「かんばん方式」の詳細を可能にし、規模・業種問わず、あらゆる企業が応用できる秘密は何か? 日経・経済図書文化賞受賞作品。
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3.01980年代の初め、日米貿易摩擦の緊張が高まるなか、トヨタは決断を迫られていた。日本のローカルメーカーで終わるか? 米国に進出するか? 世界一の自動車メーカー、GMも、小型車の開発で頭を痛めていた。トヨタとGMが生き残る道は、合従連衡しかない。私心を捨て、極秘で動くひとりの男。トヨタは、GMをパートナーに選び、米国で小型車の共同生産を決断した。そして、それは「トヨタ一人勝ち」の始まりだった。ビジネス・ノンフィクションの傑作。
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4.1不朽の「カンバン方式」、これが真髄だ! ジャスト・イン・タイムが鉄則のトヨタ生産方式を正しく運用すれば、儲かる会社に必ずなる! カンバン方式の生みの親・大野耐一氏の右腕だった父の薫陶を受け、親子2代でトヨタ生産方式の伝道者となった著者でしか書けなかった「秘中の秘」のメソッドを初公開する! 第1章 「常識」を疑い、パラダイムを変えよ 第2章 「タイミング」を売れ! 第3章 顧客ニーズと生産体制のマッチ 第4章 「サラダ理論」で需要予測とオサラバしよう! 第5章 ホワイトカラーという「魔物」 第6章 下請けを巻き込んで効率的なモノ造り 第7章 短納期こそ最大の顧客満足
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3.5仕事の動線、意識してますか? トヨタの現場では、「人の動きを示す線=動線」をいつも意識していました。動線を常に見直してムダな動線を減らすことで、労働生産性を高めることができます。さらに、スムーズな人生も送れます。会議、打ち合わせ、メール、スケジュール、机の上……あなたのその動き、9割はムダ! 「巧遅」よりも「拙速」。これがビジネスパーソンの最適解だ!
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3.0繁栄の翳りが見える自動車産業の裏側を探る! ーートヨタと日産で何が起きていたのか? 地域をもまきこみ、現場で進められた生産性向上運動は、さまざまな歪みを生み出し、ついには日米自動車戦争まで引きおこした。問題は山積したまま、人員削減だけは急ピッチで進む絶望工場の暗部に光をあてる。繁栄の翳(かげ)りが見える自動車産業の最先端を克明に追うルポ。
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3.6どんな職場にもムダがある。だから改善できる――世界のトヨタ、その強さの秘密は、徹底的にムダをなくす「カイゼン」(改善)の積み重ねにある。「ベストを追求するな」「行動しながら考えろ」「精神論はいらない」「必要な会議はそれほど多くはない」「残業を疑え」「トリセツよりも口伝え」「わざと失敗させる」等々、現場で考えることから生まれた、あらゆる職場、学校、家庭で実践可能なカイゼン方法を示す。
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4.2同じような部品や機械を使っても、できあがった自動車の性能はまったく違うものになる。その違いを生むのは生産方式だ。「ジャスト・イン・タイム」「かんばん方式」――トヨタ自動車は「トヨタ生産方式(TPS)」に則り優れた自動車を作り続けてきた。「日本人が作った車で生活が豊かになる」と夢見た三河の自動織機会社が世界のトヨタになるまで。TPSの最深部を描き切った巨編ノンフィクション。(解説・千住博)
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4.0電気自動車に乗り遅れたと言われていたトヨタの突然の全面参入宣言。トヨタはEVに間に合うのか? EVと並ぶ水素自動車の未来は? 豊田章男氏が私費も投じるウーブン・シティの全貌とは? 2009年にトヨタ自動車社長に就任した章男氏は社長としての第2ステージとして、トヨタと自動車産業をどこに向かわせるのか。その深謀を解き明かす。
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3.0千人斬りなどの悪行、叔父・秀吉への謀反の企て……果たしてこれらは真実なのか?秀次の切腹以後、秀吉を正当化する史料だけが残った。だがそれらを厳正に検証すれば、城下繁栄や学問・芸術振興における秀次の功績が認められ、思慮・分別と文化的素養を備えた人物像が浮かび上がる。そして関白の地位に就くも、突然でっちあげられた謀反事件。それは豊臣政権の主導権争いの結末だった。幼少より人質となりながらも、秀吉の後継者として期待に応えた秀次。しかし、秀吉にとって邪魔な存在となるや汚名とともに処罰された。その実像は暴君というよりむしろ秀吉の政略に翻弄された犠牲者ではないだろうか。本書は、秀次の養子時代、武将としての活躍、城主としての功績、後継者としての立場、文化人・芸術家としての事績など、様々な角度からその人間性を考察し、謀反事件の真相に迫る。秀吉の引き立て役として歴史上否定され続けた「殺生関白」の復権に挑む一冊。
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-豊臣秀吉は16世紀に活躍した武将です。貧しい家に生まれますが、織田信長に仕えたことで転機がやってきます。機転が利く戦上手で頭角を現し信長に重用されました。信長が本能寺の変で倒れると、すぐさま主君の仇を撃ち、天下統一へと向かいます。関白となって豊臣を名乗り、天皇以上の勢力を誇った秀吉でしたが、晩年は家康の力を頼り、息子・秀頼の行く末を案じて死にます。やがて天下は徳川の世となっていくのです。
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3.0四世紀末から七世紀後半にかけて、大陸・朝鮮半島から日本列島に移住した渡来人。その有力集団は「ウヂ」を名乗り、大和政権に奉仕した。大和政権は最先端の技術・知識・文化を有した彼らを積極的に登用、やがて律令国家が形成された。渡来氏族はまさに古代国家形成の立役者であったが、その功績はもちろん、存在すら明らかでないものも多い。彼らが出自や移住の経緯を改め、さらに政治の表舞台に上がることが少なかったからだ。東漢氏、西漢氏、秦氏、西文氏、難波吉士氏など、氏族ごとに職掌から盛衰までを追い、謎に包まれた実像に迫る。
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3.9徳田虎雄氏の「正体」に迫る決定版評伝。 日本一の病院帝国を築いた徳洲会創設者・徳田虎雄氏がいま、己の「生」と向き合っている。ALSとは身体を動かす神経系が壊れ、全身の筋肉が縮んでいく難病だ。02年春に同病を患った徳田氏は、もはや全身の自由が利かない。 それでも眼球の動きで文字盤を追いながら、こう語るのだ。「これからがじんせいのしょうぶ」。 だがそんな徳田氏にも「運命の時」が近づいている。13年に徳洲会グループは、次男・毅氏の衆院選を巡る公選法違反容疑事件で東京地検特捜部の強制捜査を受ける。さらに徳田氏自身の病も進行し、眼の動きすらままならなくなる「完全なる閉じ込め状態」も、近く訪れるかもしれない。 窮地の徳田氏の「心奥」と徳洲会騒動の「核心」を気鋭のジャーナリスト・青木理氏が描く。
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-結婚後は専業主婦になるのが普通だった昭和40年代半ば。後に徳洲会病院創設者となる徳田虎雄と結ばれた秀子は、7人の子を育てながら経営計画書を作り、銀行から資金調達し、土地を購入して病院を建てた。決して自ら表舞台に出ることなく夫を立てながらである。その夫、虎雄が医師を目指したのは、9歳の時に弟を病気で亡くしたことに起因する。故郷の徳之島で貧しい農家の子として育った虎雄は、夜中に体調を崩した弟を医者に連れて行くも診療拒否され、翌朝、弟は息を引き取った。当時の医療機関には休日・夜間診療などなかったのである。「お金があれば弟は助かったかもしれない」「貧富の差で医療が受けられるかどうか変わるなんておかしい」。虎雄は数々の苦難を乗り越え大阪府松原市に徳洲会病院を建設する。その理念は「生命だけは平等だ」――。24時間・365日、高度な医療が受けられる日本最大の医療法人の誕生である。既得権益を脅かされた開業医の団体である日本医師会は猛反発。各地で徳洲会の病院建設阻止に動く。これに対し、虎雄は国会議員となり徹底抗戦した。何度も苦境に陥った虎雄を励まし、自らも陰で病院設立・運営に携わり続けたのが秀子だ。虎雄の理念は浸透し、今では休日診療・年中無休の総合病院が当たり前になった。徳洲会は全国各地に200の施設を抱える医療法人にまで成長し、東日本大震災などでは災害(被災地)医療なども展開。弱者を助けるという虎雄の思いを今も引き継ぐ。現在の徳洲会グループの発展は秀子の力なくしてあり得なかったともいえる。本書は貧しい生活から日本一の病院を作り上げるまで、夫の夢の実現にそばで携わり続けた妻の生きざまを描いたノンフィクション。
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-人生のつらいとき、迷ったときこそ、寅さんのことば――。能力や生産性が重視される社会でストレスをため、鬱々と生きる人たちが増え続けているいま、「人間らしく生きること」、「相手の幸せを願うこと」、「懸命に生きること」の大切さを思い出させてくれる、アウトローで二枚目(生き方が)の寅さんのことばの数々をまとめた1冊。 2019年12月27日公開の最新作(50作)「男はつらいよ おかえり寅さん」でも、大人になった満男が迷ったときに思い出すのは寅さんのことば。寅さんの過去の映像とともに出てくることば(本書にも多数掲載)が、心の支え、人生の指南書になっている。 寅さん研究家でもある佐藤氏の短くテンポよい解説は、名場面の背景や、50年前の1969年にカウンターカルチャーとして生まれた寅さんを通じ、日本がどう変化してきたかも教えてくれる。国の繁栄のピークが過ぎ、生きるのがますます難しくなっている世の中で、本当のしあわせとは何か、あなたは日々しあわせか、ということをあらためて問いかけ、思い出させてくれる本。 (※中日新聞連載『寅さんのことば』の第二部のまとめ+新規原稿) ●今夜中にこの雨もからっと上がって明日はきっと気持ちのいい日本晴れだ。お互えにくよくよしねえで頑張りましょう。(第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌) ●生きてる? そら結構だ(第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』) ●思ってるだけで、何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ。(第45作『男はつらいよ 寅次郎の青春』) ●人生についてようく考えろって。ぼけっとしてる間に、あっという間に骸骨になっちゃうんだから、人間は。(第22作『男はつらいよ 噂の寅次郎』……ほか
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4.3強引な幅寄せ、ノロノロ運転と急ブレーキ、堂々と路駐……公道上でとかく悪者にされるトラック。そのドライバーも「態度が悪い」と批判されがちだが、内情を知れば、複雑な事情が見えてくる。「彼らは底辺職なのか」「休憩中エンジンを切らない理由」「プロの眠気対策」等々、これまで語られてこなかった本音を元トラックドライバーの女性ライターが徹底解説。読後、街中でトラックを見る目が一変すること必至!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「生まれもった自分の身体は間違っている」という苦悩や、社会のなかで他人の好奇の目と闘わざるをえない状況-。それを救うために性同一性障害が医療の対象として認められたのは、日本ではつい最近のことだ。著者が女体から男体への性別再指定手術を受けて以来、第二の故郷となったサンフランシスコ。そこではトランスジェンダーたちが、自分のあるべき性で生きる喜びをかみしめつつ、支えあい、ヘイト・クライム(差別犯罪)と闘っている。本書は、同人誌「FTM日本」をはじめとする多くの文筆活動や講演活動が認められ、FTM(FEMALE TO MALE)全米会議で功労賞を受賞した著者のサンフランシスコ交友録である。性的少数派のプライドを示すシンボル、虹色の旗がはためく街が生き生きと描かれる。
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4.41巻2,241円 (税込)◆初めて明かされる国盗り物語の全貌◆ これまで数々のスクープで世界中に衝撃を与えつづけてきたワシントン・ポスト紙が、 3か月にわたって20人以上の記者を投入し、 これまで1度も選挙の洗礼を受けていないトランプの全人生を徹底取材! 発売直後、英ガーディアン紙をはじめ、欧米の各紙が一斉に取り上げる一方、 トランプ氏本人は本書について「Don’t buy, boring!(買うな、退屈な本だ!)」と、 自身のTwitterで不買運動を呼びかけた。 ・マンション群に黒人を入居させなかったとして「人種差別罪」で訴追されている。 ・マライア・キャリーやダイアナ妃と「やりたい」「自分ならやれた」とラジオで公言。 ・3度目の結婚の際にヒラリー・クリントンを招待、ヒラリーは最前列で出席。 ・1999年から2012年まで7回、党籍を変える。民主党、共和党、改革党。 ・トランプは100億ドル以上の純資産を持つと主張するが、実際には10分の1以下。 ――など、数々の知られざる事実が明らかになる!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 米国新大統領ドナルド・トランプの周囲はなにしろ美女だらけ。本書では、ファーストレディのメラニア夫人や長女で才色兼備の美魔女イヴァンカをはじめ、ファミリー内の豪華キャラを詳しく紹介するとともに、「女好き」で知られる大統領の過去の愛人たちが次々と登場。さらには、トランプ家の系譜や人物相関図。そして親子で手がけるファミリービジネスの内情なども満載。いまいちばん知りたい「トランプ家の謎」がオールカラーで、手に取るようにわかる政治エンターテインメント・ノンフィクション!
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-二〇二四年の米大統領選に、トランプが帰ってくる。前回選挙の敗北を受け入れず、司法当局の追及も受ける男に、なぜ国民は再び熱狂するのか。国外から見れば不可解な現象も、支持者の声にじっくりと耳を傾けると、その正体が浮かび上がる。トランプ支持には相応の論理があり、共感を呼ぶものも少なくない。選挙が終わっても国民を分断する価値観の衝突は終わらない。アメリカの「今」を解き明かす第一級レポート。
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3.8トランプ米大統領誕生は「歴史の必然」か!? 米国史上、もっともアウトサイダーな大統領のビジョンと日本の行く末を、気鋭の女性国際政治学者が読み解く。
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3.0暴徒化した数千人のトランプ支持者による連邦議会襲撃事件。警官1名を含む5名の死者、700人以上の逮捕者を出したこの事件の深層を抉る渾身のドキュメント!
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-「ドナルド・トランプ氏が2024年の米国大統領選を制し、復活する」と予想する、世界で最も早い当確宣言の書。トランプ氏がホワイトハウスに帰還することで、世界と日本がどう激変するか、トランプは混迷を極める世界を救えるのかをシミュレートする。 日本の全メディアから「異常者」「粗暴な犯罪者」のようなイメージ作りをされているトランプ氏だが、米国内では様々な案件で起訴されるたびに支持率が上がり、現職大統領のバイデン氏より遥かに人気が高い。民主党ロビーに支配され、プロパガンダ機関となっている米国主流メディアは”事実“をまるで伝えないし、その受け売りしかできない日本の報道からは、米国政治の実態は全くわからない。 振り返れば、2016年の選挙でトランプの当選を予想できたメディアや米国政治の専門家を称する学者や識者は、ほぼゼロだった。外務省も完全にクリントン当選を予想(希望)していた。 そんな中、著者の予想だけは違った。2015年、前前回の大統領予備選が開始されたばかりの時期、米国共和党内でも「トランプは政治経験もないし、単なるエンターテイナー」とのみ見る向きが多い中、ただ一人彼の「カリスマ性と魅力」を見抜き「トランプ大統領誕生」を確信していたのが、著者・饗場浩明だった。予想はことごとく的中し、後に、米国共和党内でビジョナリスト(予言者)と評されることになる。 著者は今、日本人として最もトランプに近い人物だが、本書では彼の意外なほど優しく誠実な素顔、「リアル・トランプ」が描かれていて貴重だ。 「ロシア・ウクライナ戦争」も「イスラエルでの戦乱」も、トランプ政権が続いていれば未然に防げたとの観測も多い。2021年夏、米軍は唐突にアフガニスタンから潰走し、世界は望まざる地政学上の転機を迎えた。パワー・バランスが一気に崩れたのだ。現地に残されたとてつもない量の米軍の最新鋭兵器や武器・弾薬は、予想された通り、その後タリバンから闇市場を経てハマスやヒズボラなど中東を活動拠点とする多くのテロ組織に渡り、今、イスラエルに向けられている。 米国の国内問題としては、トランプが築いた「国境の壁」を廃止したため、すでに「600万人超の不法移民」が世界中から流入し、同時に「児童人身売買」「麻薬密輸」を巡る犯罪も激増。サンフランシスコ、ロサンジェルス、シカゴ、ニューヨークなどの大都市では治安が保てず、店舗も次々と閉鎖に追い込まれている。 著者は、「選挙が正常に行われさえすれば、トランプ復帰は間違いない」と断言するが、民主党政権は今後、難癖をつけての公民権剥奪や選挙制度の変更、暗殺までを含むあらゆる手段を用いてトランプ復帰を阻止しようと試みることだろう。 民主主義を担う草の根の米国民たちの「不正を憎む怒り」は頂点に達しつつあり、内戦勃発さえ予想されている。 もしトランプの帰還が実現しなかったら、おそらく世界は終わる。 注目のロバート・ケネディ・ジュニアの未公開講演の内容をはじめ、大きな影響力を持つ米国保守論客12名へのインタビューを含む、2025年からの米国と日本と世界の未来を占う一冊。
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3.0ヒトが万物の霊長だなんて大嘘。行動進化学の最前線からは、動物たちの知的行動が日々明らかにされている。タオルを使うツル、投げ縄を投げるクモ……では知性とは実は何なのか? 「鳥頭」「象は忘れない」などの俗説の嘘と真実を小気味よくあばく生きもの讃歌
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-強靭な精神力、チャレンジ精神で聴覚障害をものともしない著者。トライアスロンを通じて仲間の大切さも感じられる作品です。トライアスロンに興味を持っている方や実際にトライアスロンに参加されている方にはぜひ読んでいただきたい。
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4.0素子さんの快適、会心エッセイがいっぱい! ーー猫とぬいぐるみ、どっちをとるか? こう聞かれたら、私、どうすればいいんだろうか……。おっと、これは、高校生の頃からSF作家として活躍してきた、新井素子の楽しい日常備忘録です。子供の頃からやたら好きだった本のこと、小説家を夢みてきたこと、結婚したこと、などなど。素子さんちを訪ねたような軽快エッセイ。
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1.0己が意志力と能力のあらん限りを燃焼し尽くしてダム建設反対の鬼と化し、ただ一人で国家と拮抗し、ついに屈することのなかった蜂の巣城城主・室原知幸。「法には法、暴には暴」のスローガンの下、奇抜な山砦戦術、芝居っ気たっぷりな作戦。そして六法全書を武器として果敢に闘った室原の凄絶な半生を、豊富な資料と丹念な聞き書きをもとに、躍動する文体で描ききった感動の記録文学大作。
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4.0作者の新藤さんは、しばしば友人の住むトルコを訪れます。そして、トルコではヤヌック村に行き、ゼーラおばあさんをたずね、庭でお茶をご馳走になりながら、イスラームの人々の暮らしについて、いろいろ教えてもらいます。そのゼーラおばあさんが、サウジアラビアにあるイスラーム教の聖地メッカへ巡礼に行ったというのです。さて、新藤さんは、おばあさんからどんな話を聞くことができたのでしょうか。
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4.4言語学者である著者はトルコ共和国を一九七〇年に訪れて以来、その地の人々と諸言語の魅力にとりつかれ、十数年にわたり一年の半分をトルコでの野外調査に費す日々が続いた。調査中に見舞われた災難に、進んで救いの手をさしのべ、言葉や歌を教えてくれた村人たち。辺境にあって歳月を越えてひそやかに生き続ける「言葉」とその守り手への愛をこめて綴る、とかく情報不足になりがちなトルコという国での得がたい体験の記録である。
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-コーカサスでの転地療養、コサックや山民との出会いなしに、後年の文豪トルストイについては語れない。見果てぬ夢は一介の農夫であった。野良着を「一張羅」にしたトルストイの作家人生。 (※本書は2012/6/1に株式会社 東洋書店より発売された書籍を電子化したものです)
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4.12017年、現役週刊誌編集長が舞台裏を明かし、話題を集めた『週刊文春編集長の仕事術』。著者の新谷学氏は、2018年に編集長を勇退し、週刊文春編集局長に就任。スクープを「獲る」ことから、スクープで「稼ぐ」ことへ仕事をシフトさせた。本書では、2018年以降のスクープの舞台裏に加え、「文春オンライン」の躍進、コンテンツビジネスの推進までを一挙公開。出版業だけではなくコンテンツビジネスの未来を詳らかにする。
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4.0得体の知れない敵国、日本を丸裸にするため、アメリカはすさまじい執念とエネルギーを費やし極秘に捕虜尋問センターを準備した。暗号名はトレイシー。日本人の国民性、心理、戦術、思想、都市の詳細などについて捕虜たちが提供した情報が、やがて日本の命運に大きくかかわってくる。講談社ノンフィクション賞受賞作。(講談社文庫)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 とれとれの、生きのいい魚や貝。それに対する熱い思い。それはすなわち、自然を破壊する者への激しい怒りでもある。
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4.5「人生は不公平」なんて愚痴を吹き飛ばす涙と笑いの痛快な自伝。 渡辺由佳里(洋書レビュアー、エッセイスト) 笑いが未来を開き、生きる力そのものになる。 茂木健一郎(脳科学者) ビル・ゲイツ絶賛、映画化決定 全米注目のコメディアンとその母の愛とユーモアのストーリー 「ものごとの明るい面を見なきゃ」 かあさんにかかれば、どんなにことだって、笑いのタネだ。彼女のその生き様が、ぼくの人生を開いた。 人気風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の司会をつとめる、注目のコメディアン、トレバー・ノア。 特にトランプ大統領就任以降、「分断」の騒がれるアメリカでユーモアによって新しい風を吹き込む存在として、注目を集めている。 アパルトヘイト下の南アフリカで、彼の人生は「黒人の母と白人の父から産まれたこと」という犯罪行為からはじまった。 政府の目をかいくぐって暮らした幼少期、生き抜くために上達したモノマネ、毛虫も食べた極貧生活、悪友たちとの闇商売、モテなかった学生時代の淡い恋…… 不条理な状況をユーモアで乗り超えていく母と子の生き様を描いた物語。
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-1917年1~3月、ロシア革命直前、第一次世界大戦参戦へと舵をきる米国ニューヨークでのトロツキーの活動とその影響を活写する。
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-今も都内を歩き続ける白い屋台バー『トワイロ』店主:神条昭太郎の冒険。2011年2月18日からの物語。 最初のオープンは青山の銀杏並木周辺。 その拠点を捨て、都内を点々とさまよいはじめた“モバイルサロンTwillo”と店主:神条昭太郎。 その日の出現場所を告げる一風変わったTwitterのつぶやきと、毎日ページを重ねていく日記の抜粋コラムにより構成される本書は、神条昭太郎の冒険の「しるし」であり「うた」であり、Twilloを訪れる「人々とのつながり」である。 本巻は、Twilloの冒険初日の記録から開始され、常連でも初めての訪問者でも楽しむことが出来る白い屋台の物語。 以降、続巻を予定している。 『TWILLO冒険記』公式インスタグラム:https://www.instagram.com/twillooi/ 【目次】 序1 冒険をたどる冒険 序2 TWILLOとの出会い方から 冒険1日目~40日目 コラム1 冒険前夜 冒険41日目~80日目 コラム2 はじまりのかたち 冒険81日目~120日目 コラム3 冒険の意味 冒険121日目~160日目 コラム4 東日本大震災 冒険161日目~200日目 コラム5 埋められた宝 冒険201日目~240日目 コラム6 道 冒険241日目~280日目 コラム7 水にかたどる 冒険281日目~320日目 コラム8 不思議な人 冒険321日目~360日目 コラム9 デキャンタ 冒険361日目~400日目 コラム10 雨のよる 冒険401日目~440日目 コラム11 進化 冒険441日目~480日目 コラム12 独りのたのしみ 冒険481日目~520日目 コラム13 タイヤ交換 冒険521日目~560日目 コラム14 逃避行 冒険561日目~600日目 コラム15 蘇りのよる あとがき 株式会社愚音堂 代表 ゴンドウトモヒコ 【著者】 神条昭太郎 1972年生まれ。横浜国立大学経済学部卒。 銀行員、フリーター、衆議院公設秘書などを経て、 白い屋台バー“モバイルサロンTwillo”を2006年8月に開業。 青山の銀杏並木付近で数年営業した後、 2011年2月から点々と都内をさまようスタイルを確立、 その日の場所はTwitterで発信され拠点を一切もたない。 “モバイルサロンTwillo”は、雑誌・Web記事・Netflixコンテンツなど多数で取り上げられ、 “伝説の白い屋台”として巷での評判になっている。
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4.0最強野球部 誕生から謎の廃部までのすべて。 甲子園春夏通算96勝、全国制覇7回を誇るPL学園野球部が、2016年夏をもって休部に追い込まれた。 1955年の学園創立と同時に誕生したPL学園野球部は62年春の選抜で甲子園初出場を果たし、78年夏に初の全国制覇を果たす。その試合ぶりから、「逆転のPL」が同校野球部の代名詞となった。 その後も、高校球史に名を残した桑田真澄、清原和博の「KKコンビ」をはじめ、数々のスター選手を輩出。立浪和義、宮本慎也、松井稼頭央、福留孝介、前田健太ら、プロ野球に進んだOBは82人を数える。 そんな超名門野球部が、「謎の廃部」に追い込まれた。 最後の部員は特待生もいない「普通の高校生」の12人。著者は、連戦連敗しながらも必死に戦う彼らの成長を追うとともに、実名証言を積み上げ、廃部に至った真相を明らかにしていく。 そこには、学園の母体であるパーフェクトリバティー教団の意向、監督に野球経験者を据えない学園の判断、「強いPLの復活」を求めるOBの声――様々な事情と思いが交錯していた。第23回小学館ノンフィクション大賞受賞作。 文庫版では新証言をもとに、「伝説のKKドラフト秘史」などを書き下ろし。 ※この作品は『永遠のPL学園』(単行本版)の文庫版となります。
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3.0
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-今、教育をめぐる多くの問題が浮上している。もっとも気になるのは、命の軽視の問題だ。文部科学省の学習指導要領や「生命を尊ぶ心を育てる指導」に任せておけば済むのだろうか。市民として、親として何ができるかを考えてみなければならないと思う。そこで北海道の教育歩みを振り返ってみるのも意味のあることと思う。屯田兵村や入植地の「開拓教育」は、北海道教育の源流ともいえる。開拓と子弟教育を両立させる工夫、父母や地域の子どもの教育に対する熱い思い。そこには貧しくとも肌の温もりがあった。学校では農業教育が重視された。北海道農業は後継者不在、国際化など様々な問題を抱えている。また、命を尊ぶ心の涵養や環境問題と農業のかかわりにも目を向ける必要がる。今、屯田学校・開拓教育を取り上げる理由である。
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4.0大坂なおみの母が明かす、自由を求めて故郷を飛び出してから、なおみがチャンピオンになるまで。喜び、その後の苦悩、そして今ふみだそうとする、新たなスタート。 「自由に生きたい!」北海道の保守的な家庭を飛び出し、駆け落ち同然でハイチ系アメリカ人と結婚。二人の娘たちがまだ幼い頃、「ウイリアムズ姉妹のようなトップのプロテニス選手にしたい!」夫がひらめいたときから、一家四人の過酷な旅が始まった。頼る人もなく、テニス業界についての知識もなく、お金もない中で、今日一日、あともう一日、と“光の見えないトンネル”を走り続けた。努力が実を結び、なおみがチャンピオンに。喜びのあとにおとずれた、とまどい、不安。悩んだ末に、また歩き出した今の思いを綴る。
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-第二次世界大戦の戦後処理、経済復興、東西統一問題に、ドイツ人はどう対処したのか。強い経済力によって、平和な生活を享受しているかのように見えるドイツ人。しかしその実体は、ユダヤ迫害に起因する自己喪失と、民族本来がもっている自信過剰・傲慢さの葛藤に苦しみ、精神分裂症に陥っている。新潮学芸賞受賞の名作。二つの過去にさいなまれる民族の悲劇とは? ドイツの全貌を描いた名作。
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3.5冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で緊張を高めているのもロシアではなくドイツだ。かつての悪夢が再び甦るのか?
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4.1組織を離れてもメシが食えるために 大手企業の倒産や事業の吸収合併が示すように、 会社寿命は社員の仕事寿命(在職期間)より短くなりました。 会社に身を任せて生きていくのは危険です。「でも、才能も実績もない……」。 ご心配なく。成功するのに、才能は要りません。 必要なのは、自分に合った「場所取り」です。 勝てそうな場所を探して、陣地を作るのです。 そのためにスキルを磨き、「キャリアの大三角形」を築きましょう。 本書は、その方法を実例と共にわかりやすく説明。 運の?み方、60歳以降のお金についても言及します。 さあ、人生戦略としての「場所取り」を始めましょう。 組織を離れてもメシが食えるために。 (以下、目次) はじめに――才能よりも、どの場所を取るか 第1章 自分の人生を生きられない国・日本 第2章 勝てそうな場所を探して、陣地を作る 第3章 私は、こうやって「場所取り」をしてきた 第4章 人間の器を大きくするには? 第5章 運を味方につけるには? 第6章 50歳からの「定年のない生き方」 第7章 60歳からの“本当の”お金の話 おわりに――「死」を想うことで、人生は拓ける
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-幻の特攻基地「万世」──敗戦とともに埋もれた基地を、元特攻志願兵・苗村七郎が掘り起こした。特攻に志願しながらも生き残った苗村は、一億円の私財と生涯を死者たちに捧げた。彼が全国に点在した「英霊」という死者の声を一つ一つ集め、記録したことで、「万世」は再び輝き、その物語が語られ始める。苗村七郎の戦中・戦後を通して、声を上げることができなかった遺族たちの心情と記憶に迫った感動のノンフィクション!
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4.1人生のほとんどを洞窟で過ごした男の物語。 加村一馬、昭和21年8月31日生まれ。群馬県大間々町(現:さくら市)出身。68才。 昭和35年、当時13才だった少年は「両親から逃げたくて」愛犬シロを連れて家出した。以来、彼はたったひとりで誰にも知られることなく、足尾鉱山の洞窟、富士の樹海などの山野で暮らし、イノシシやシカ、ヘビにネズミ、コウモリ、野ウサギなどを食らい命をつないできた。発見された時、少年は57才になっていた-- 2004年5月に刊行され、大きな話題を呼んだ『洞窟オジさん 荒野の43年』(小社刊)。あれから11年、社会復帰を果たした「オジさん」は、群馬県の障害者支援施設に住み込みで働いていた(2015年9月発表作品)。彼はなぜそこで生きることになったのか。そして、「自分のため」ではなく「他人のため」に生きる喜びを知った「オジさん」は何を語るのか。 トラブル続きの集団生活、「天使のような」女性との出会い、ブルーベリー栽培への挑戦、初めての入院生活…。12万字を越える加筆された奇跡の文庫版を電子化!!
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-トランプ、ジョンソン、ボルソナロ、サルヴィーニ……IT技術を駆使して大衆の中にある陰謀論思考や差別感情、被害者意識を掘り起こし台頭した支配者たちはどこへ向かうのか。国末憲人(朝日新聞編集委員兼論説委員)解説。
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4.4「私がサリンをまきました」オウム真理教の大幹部「治療省大臣」にして地下鉄サリン事件の実行犯・林郁夫。その告白と慟哭の法廷から、未曾有の無差別殺人事件の全体像が浮かび上がった。文庫化にあたり、書下ろし「その後のオウム裁判」も収録した、オウムの真相を暴く渾身のノンフィクション・ノベル。(講談社文庫)
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4.62013年10月、2人の老人が死んだ。 1人は大正8年生まれの94歳、もう1人はふたつ下の92歳だった。2人は互いに会ったこともなければ、お互いを意識したこともない。まったく別々の人生を歩み、まったく知らないままに同じ時期に亡くなった。 太平洋戦争(大東亜戦争)時、“輸送船の墓場”と称され、10万を超える日本兵が犠牲になったとされる「バシー海峡」。2人に共通するのは、この台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡に「強い思いを持っていたこと」だけである。1人は、バシー海峡で弟を喪ったアンパンマンの作者・やなせたかし。もう1人は、炎熱のバシー海峡を12日間も漂流して、奇跡の生還を遂げた中嶋秀次である。 やなせは心の奥底に哀しみと寂しさを抱えながら、晩年に「アンパンマン」という、子供たちに勇気と希望を与え続けるヒーローを生み出した。一方、中嶋は死んだ戦友の鎮魂のために戦後の人生を捧げ、長い歳月の末に、バシー海峡が見渡せる丘に「潮音寺」という寺院を建立する。 膨大な数の若者が戦争の最前線に立ち、そして死んでいった。2人が生きた若き日々は、「生きること」自体を拒まれ、多くの同世代の人間が無念の思いを呑み込んで死んでいった時代だった。 異国の土となり、蒼い海原の底に沈んでいった大正生まれの男たちは、実に200万人にものぼる。隣り合わせの「生」と「死」の狭間で揺れ、最後まで自己犠牲を貫いた若者たち。「アンパンマン」に込められた想いと、彼らが「生きた時代」とはどのようなものだったのか。 “世紀のヒーロー”アンパンマンとは、いったい「誰」なのですか――? 今、明かされる、「慟哭の海峡」をめぐる真実の物語。
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3.4同性愛者である弁護士が、自身の同性婚や、弁護士として関わってきた同性愛者の葛藤と困難、そして法律が家族や婚姻をどう捉えているのか、そして憲法24条と同性婚について論じた一冊。
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3.0今年2015年11月5日、渋谷区・世田谷区で同性パートナーシップ証明の交付が始まった。 渋谷区では一組。世田谷区では七組のカップルが証明書、あるいは宣誓書受領証を受け取った。 日本で初めての同性パートナーシップ制度はなぜ、どのようにして生まれたのか。 渋谷区では、池山世津子(渋谷区教育長)、岡田マリ(渋谷区議会議員)、栗谷順彦(渋谷区議会議員)、桑原敏武(前渋谷区長)、杉山文野、長谷部健(現渋谷区長)、松中権の各氏、世田谷区では、上川あや(世田谷区議会議員)、西川麻実、保坂展人(世田谷区長)の各氏にインタビューを行ない、同性パートナーシップ制度が生まれるまでを追いかけた。 また、渋谷区・世田谷区で証明書の交付、宣誓書受領書の交付を受けるには、どのような手続きが必要か。 渋谷区で必要な合意契約公正証書とはどんな項目で作ればいいのかなど、詳細に解説する。 さらに、渋谷区の条例、条例にいたるまでの議事録の抜粋まとめ、世田谷区の要綱、そして世界の同性婚の動向など、一連のパートナーシップ制度に関わる資料類も掲載。
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3.0「仕事をやめよう」「どうせみんな死ぬ」「単純作業をしよう」。異色の宗教家であり哲学博士・中田考先生による究極の30講義。
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4.1自由なはずの現代社会で、発言がはばかられるのはなぜなのか。重苦しい空気から軽やかに飛び出した著者たち。会社や友人関係、家族など、さまざまなところを覆う同調圧力から自由になれるヒントが見つかる。
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3.8130年前の日本人――彼らは世界から何を学び、世界は彼らの何に驚嘆したのか!? 明治4年、岩倉具視を団長とする遣米欧使節団が横浜を出港した。近代国家の青写真を描くため、大久保利通、伊藤博文らも参加したが、1年10ヶ月もの壮大な旅となった。欧米人が驚嘆した、彼らの“堂々たる”態度とは? 石原慎太郎氏絶賛の話題の書、ついに電子化!
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3.8出会いと別れ、ときどき新発見! 驚きと感動に満ちた、その舞台裏。 パンダの出産に徹夜で立会い、 逃げ出したカモシカを職員総出で捕獲、 忍び込んだ野犬を退治、 ゴリラの顔色を読んでゴマをする、 産まれたての卵を割ろうとするカラスと闘う…… 飼育係をはじめとする動物園のスタッフたちは、 毎日、動物たちに振り回されながら、数多くの出会いと別れを繰り替えし、 試行錯誤を重ねている。 動物たちの環境を整える飼育係とは、 動物にとって、存在自体が「生存環境」であり、生命線なのだ。 動物園の役割は時代とともに変わり続ける。 ときには外交のためにパンダやゾウが贈られ、 現在は希少動物を繁殖するための「種の保存」を担った。 進化し続ける動物園で40年間働き、 都内3園の園長を務めた「動物園博士」が語る、 動物園のいままでとこれから。 【電子書籍版のみカラー写真掲載】
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-動物好きの少年は研究者となり、新種のヤマネコ発見の地、西表島を訪れる。観察不可能といわれていたヤマネコだが、工夫を重ねて観察を続け、このヤマネコはアジア大陸にいるベンガルヤマネコに近い特徴を持つネコであると結論を出した。でも、なぜ、西表島のヤマネコが大陸のヤマネコに近いのか? …… だいすきな動物と関わり続ける著者の半生をたどりつつ、地球の歴史に由来する日本の野生動物多様性のなぞを解き明かす。
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3.6法廷に立つブタ、破門されるミミズ、モグラの安全通行権、ネズミに退去命令……13世紀から18世紀にかけてヨーロッパに広くみられた動物裁判とは何だったのか?自然への感受性の変化、法の正義の誕生などに言及しつつ革命的転換点となった中世に迫る「新しい歴史学」の旅。
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3.8子ネコを養う母カラス、公平な餌やりを人間に求めるウマ……動物たちは豊かな心をもち、時に、種を超えて交流する。世界的ベストセラー作家でもある森林管理官が、長年の経験と科学的な裏付けをもとに、生き物の心を描く、傑作ネイチャー・ノンフィクション!
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3.5ウンチは愛のメッセージ、奥が深くて魅力がいっぱい!――動物大好きの動物学者が、ウンチを求めて北は礼文島から南は西表島、そしてアフリカの奥地へ。照れたような神妙な顔つきで息張っているイヌやネコ。潔癖性のナマケモノ、かぐわしいマッコウクジラのウンチ。アルマジロやオタマジャクシのあれってどんなの? 動物たちの可愛くて、ちょっと恥ずかしい姿を通して、人間のことを考えてみる一冊!!
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4.5自動化が進む中で、未来の労働は、自由意志は、人間の幸福はどうなる? 人は機械と一体化するのか、それとも動物に成り下がるのか――シリコンヴァレー、深セン、モスクワ、NY、ソウル、東京で第一線の研究者、起業家、思想家など51人を取材して描く、AI発展後の世界と〈わたし〉の行方。最新の未来図がここにある。
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-「動物のしあわせについて、考えたことがありますか?」 動物たちの豊かな暮らし。 それをどこまでも考え、かたちにしている動物園があります。 福岡県南部に位置する大牟田市動物園。 この場所では「動物福祉を伝える動物園」というコンセプトを掲げて、動物たちが心身共に健康に暮らせるように、さまざまな取り組みが行われています。 本書は、大牟田市動物園80周年に製作された記録映画『動物福祉の明日なら』に紐づき、飼育員たちのインタビューを織り交ぜまとめたノンフィクション・ドキュメンタリーブックです。 「動物園にはこんなに熱い思いをもった人が働いているのか」 「飼育エリアにはどんな工夫がしてあるんだろう」 「動物たちは良い暮らしをできているのかな」 動物園が好きな人も、あまり行くことがないという人も、楽しみながら考えることができる内容で構成されています。 そして、大牟田市動物園の取り組みに触れることで、動物たちのしあわせについて考えるキッカケにもなる1冊です。 ぜひ、自分の身近にいる動物のことにも置き換えて読み進めてもらえたら嬉しく思います。 「動物福祉」とは、どのようなものなのか。 1人でも多くの人に知ってもらうことで 動物たちが豊かに暮らせる社会に近づけますように。
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4.3誰もが行ったことのある動物園。そこには知られざるドラマがある! 自然を知らない“箱入り”ペンギン、仲間に馴染めないチンパンジー、500km以上を飛翔したハゲコウの追跡……動物たちが暮らしやすく、より魅力的な施設にしたい。動物園の飼育員は、強い思いを胸に、動物たちの心の声に耳を傾け続けている。彼らの愛情あふれる奮闘の日々に迫るお仕事ルポ! 決定版。
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4.5
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「赤い靴」「しゃぼん玉」などで知られる野口雨情。知られざるエピソードや人間性を知ることのできる伝記。
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-清朝の王女として生まれ、日本で教育を受け、祖国再興を画して上海にわたる。ジャンヌ・ダルクに憧れた少女時代や初恋の思い出を交えながら男装に至った経緯を語る。活動中にテロに遭遇、様々な危機を乗り越えながら使命に目覚めていく。巻末に熱河作戦従軍直後「婦人公論」に発表した手記を収録。伝説の「男装の麗人」による半生記を初文庫化。
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-童話を書いてみませんか――。厚生大臣賞・児童文学者協会賞『キューポラのある街』の作者が、数十年にわたる童話や民話の創作活動をもとに、あなたに童話づくりを手ほどきします。おかあさんも、保母さんも、学生さんも童話を書きましょう。子どもたちが情緒ゆたかに、賢く育つよう、愛情こめて楽しみながら、美しい文章を書くための本です。 1 児童文学が生まれるとき 2 子どものことば 3 なにをどう書くか 4 手づくり絵本と民話
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3.7大阪府、大阪市の行政をはじめとして、警察、国税、そして芸能界までに太いパイプを持ち、バブル時代の関西圏に多大な影響力を及ぼした財団法人「飛鳥会」理事長・小西邦彦。三和銀行(現・三菱UFJ銀行)淡路支店取引先課長に着任した岡野義市の最大の使命は、その「同和のドン」の懐深くに飛び込むことだった――。これまで「謎」「タブー」とされてきた、メガバンクと同和団体幹部の暗部に切り込む超弩級のノンフィクション。初めて明かされる「同和のドン」とメガバンクの「蜜月」とは! ●飛鳥会事件、闇に葬られた銀行との蜜月 ●たたき上げ銀行員の出世と、引き継ぎノート ●賭けゴルフ、一打150万円のパット ●エリート銀行員「排ガス自殺」の深層 ●「銀行を儲けさせただけやないか」
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3.8政界でもメディアでも知らぬ者はいない「京都のドン」が初めて語った。没落と反抗、暴力と抗争の修羅場を経て、自民党系同和団体のトップとなった上田藤兵衞は、あらゆる差別と闘ってきた。その人生は、そのまま戦後の暴力団・同和・経済事件史そのものでもある。山口組五代目と親交を結び、野中広務とタッグを組み、部落解放同盟と拮抗した上田が見たもう一つの戦後史とは何か? 発売前から業界を賑わせている本格ノンフィクション。
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5.0この本を読むまで“ドキュメンタリーの技法”とはいい素材を味付けせずにそのまま出すのだと思っていた。 <しかし、素材の味を引き立たたせる、絶妙な“切り方”が作品を魅力的にするのだと本書は教えてくれる。 ―― 東海テレビ/ディレクター 圡方宏史 (『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』監督) 日本のドキュメンタリーが世界で通用するために本書が格好の手引になることは間違いない。 ―― N H Kエンタープライズ/エグゼクティブ・プロデューサー 今村研一 ドキュメンタリーやノンフィクション作品制作における哲学とハウツーが詰まった決定版が、想田和弘ら、5名のドキュメンタリー作家たちの生の声を追加収録して増補改訂版として復刊! インターネット動画配信の時代をふまえ、世界水準の映像を撮るための必須ルールとともに国際共同製作の多様なスタイルも紹介 本書は、ある主題の中に見つけ出した物語の「語り方」を、ドキュメンタリーにありがちな映像作家による「押しつけ」ではなく、「嘘をつく」こともなく、独創的に映像で語るためのノウハウを凝縮した一冊です。観客を積極的に巻き込んでいくための物語構成、実在人物のキャラクターとしての描き方、主題に対する視点や疑問点の表し方、全体のトーン調整、物語で克服すべき障害や対立など、多様なストーリーテリングの技巧を駆使して、完成までの長く有機的なプロセスを、一つずつ丁寧に解説しています。 ドキュメンタリー(ノンフィクション)には、プロットを創作する自由も、登場人物の心の動きを考え出す自由もありません。自分で見つけたテーマ、現実の人生を切り取った素材の中からそれらを“魅せる”ために、ジャーナリストが持つべき「誠実さ」「倫理観」を犠牲にしてもいけません。すべては、観客をのめりこませる「創作的な構成」にかかっています。 旧版(2014年弊社刊)の発売以来、日本でも多くのドキュメンタリー作家、物語創作者、ジャーナリスト志望者、報道番組関係者が本書を手に取り、作品づくりや構造分析の強い味方としての役割を果たしてきました。本改訂版では最近の作品を分析しつつ、数々の賞を受賞したドキュメンタリー作家たちの生の声を収録した現在性のある一冊となっています。
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4.0細切れの情報を垂れ流し、ステレオタイプな人間像を映すばかりのテレビで、視聴者は思考停止状態に追い込まれている。消費する映像ではなく、思考を促す映像、もう一つのメディアが今求められている。マスメディアでは伝えられない出来事のもう一つの側面を知り、人間存在をリアルに感じることができるのが、市民メディアとしてのドキュメンタリー映画だ。受け手とつくり手のインタラクティブなあり方を模索しつつ、日本各地、世界へと上映会を広げるドキュメンタリー映画の、今もっとも旬な監督が自らの作品づくりを通して、"ドキュメンタリーの力"を語る。
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4.0『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『ぼけますから、よろしくお願いします。』…… 話題作の数々はこうして生まれた。 第一線監督の明かす実践的制作術。 作り手をめざす人、現役のテレビ・映画人、そしてドキュメンタリーを愛するすべての人たち必読! 是枝裕和監督推薦。 「大島新のこの等身大の自伝は、自身の制作過程を丹念に辿りながら、むしろそこには自らを鏡にした映像制作史が映し出されている。同じ時代を彼とは少しだけ違う場所で生きて来た私にとってはそのことが大変興味深かった。ファインダーの外側を捉える目を持つ彼は、きっと生来のドキュメンタリー作家なのだろう。」
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3.0青年期にイギリスを訪問し、英王室のあり方に多くを学んだ昭和天皇は、自らそれを天皇家にも取り入れてきた。皇太子をはじめとする子供たちの育て方も変革されたが、典型的なのは、戦後、アメリカ人家庭教師ヴァイニング夫人を起用したことだろう。激動の昭和史を背景に、新天皇・明仁の育てられ方を描く。
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4.8戦後,沖縄はアメリカの施政権下にあり「軍事植民地」状態に置かれていた.基本的人権が保障されない中で,人々は厚く巨大な壁にどのように立ち向かったのか.琉球新報の大型企画「沖縄戦後新聞」を読み解きながら,日米琉の視点を盛り込み,さらに同時代を生きた三人の政治家の歩みを重ねてたどる〝もう一つの現代史〟.
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4.62008年2月、日本で10年ぶりとなる宇宙飛行士の募集・選抜が行われた。本書は、この選抜試験の取材を日本で初めて許され、さらに候補者10人に絞られた最終試験で、その一部始終に密着することに成功したNHKの番組スタッフによるドキュメンタリー。10人の行動をつぶさに追いながら、宇宙という極限の状況下で自らの命を賭け、かつ他の乗組員の命をも預かる宇宙飛行士とはどういう職業なのか、その資質と人間力に迫る!【光文社新書】
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