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Posted by ブクログ
経費節減、特に、人件費カットを望む経営者側の労働行政の迷走が続く、一応先進国日本。ヨーロッパの先進国ではあり得ないような人材派遣という名の「人間キャッチボール」が行われている。
強制力のない労働者保護という名目だけの条文。
派遣者先、派遣元における、労働者保護の法令遵守の無視。
無法状態の派遣現場を取材した著者。
労働関係法令を熟知とまではいかなくとも、一応知っておくべき内容を全く知らない、人材派遣会社の担当者。
ブラック派遣現場の中高年に対する人権無視のやり方。
著者のようなタイプの人が、もっともっと現場の過酷な情報を発信して欲しいと思った。
Posted by ブクログ
日本の人材派遣業界の事業所数は世界最多の7万5千だそうな。いつの間にこんな世の中になったんだと、隔世の感です。
健全な派遣会社もあるけれど、そういうところでは取り立てて能力のない中高年は登録してもらえないんだそうで、行き場は日雇い派遣が専門の派遣会社。労働者は十把一絡げのモノ扱いされ、労基法も知らない悪徳派遣会社に食い物にされているという実体験をレポートした内容。
在職時代、そして現在も、身近に派遣をやっている人は知っていましたが、本書に見られるようなブラックな派遣会社が本当に実在するとは思いもよりませんでした。
働き様が変わっていく時代の流れの中での歪み現象で、本書の中でも述べられてましたが、悪質な消費者ローンが一掃されたように、いずれ淘汰されていくものだとは思うんですがね。
Posted by ブクログ
中高年の派遣事情。ピンはねを良しとする派遣元。安い労働力により企業の業績が回復すると錯覚する派遣先の企業。
アメリカの様な経済大国よりも派遣事業所の数が多いということは、初めて知りました。同一労働同一賃金と言うのは無法な業者がいる限りは難しいだろうな。
著者は、元アナウンサーの肩書き。なぜ、日雇い派遣をするようになったかの経緯は分かりません。罵声を浴びせられたはもとより、派遣先で正論を述べたら、仕事の紹介がこなくなったとか、危うく監禁されそうになったとか。スゴいなと思う話ばかり。
労働基準法や労働者派遣法を知って自分の身は自分で守らないといけませんね。誰かが守ってくれることはないわけだし。これはその日暮らしの派遣労働者にも向けられた本かもしれませんが1000円も払って読む余裕はないだろうな。
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