作品一覧 2017/06/23更新 食をめぐるほんとうの話 試し読み フォロー 中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 試し読み フォロー 東大卒貧困ワーカー 値引きあり 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 中沢彰吾の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 東大卒貧困ワーカー 中沢彰吾 中高年の非正規雇用者の悲惨さに暗澹たる思いがする。明るい老後など、どこに転がっているのだろうか。そして、若者の非正規労働もまた厳しい状況にあるのだから、日本は何処へ向かっているのか。大変なことになっている。 Posted by ブクログ 東大卒貧困ワーカー 中沢彰吾 内容です。 序章 働けば働くほど不幸になる 第1章 成長企業の不都合な舞台裏 第2章 労働差別は企業のリスク 第3章 「3か月間無給」のカラクリ 第4章 薄氷の上を歩く正社員 第5章 「中高年はオモテに出すな」作戦 第6章 効率悪くてあたりまえ 第7章 おもてなし地獄 第8章 教育されず、マニュアル...続きを読むもなく 第9章 生活保護に追いつけない 第10章 本当に高齢者は「使えない」のか 終章 働き方改革への提言 ――貧乏雇用はなぜ統計に現れないのか ということです。 東大卒で、介護退職をよぎなくされた元アナウンサーの筆者が、日本の最前線の派遣労働現場で見た、奴隷労働にも等しい「派遣・非正規」の実態が克明に描かれている。 一国の総理大臣がよく口にする「法治国家」それは、ここではまったく機能していません(涙)。 改悪に次ぐ改悪で、労働三法を理解していただけの労働官僚が非正規労働者を守ろうにも守れないし、財界の顔色を伺う労働省の体質もあり、先進諸国では考えられない人材派遣業界が牛耳る人材マッチングの世界と、人材こそがその国の将来を担うものであるという考え方からすると、日本の将来は危ういのです。 ましては、膨大な非正規雇用者の個人情報を保有する人材派遣企業は、彼らを食い物にして利益を貪っている。そのことの矛盾を指摘できない労働行政、ほんと日本の行く末が心配となってきます。 現状のパラダイムが続けば、埋もれる有能な人材が生かされないままであり、そんなことにはだれもしたくないモラルハザードを起きてしまうということが増加してしまうでしょう。 企業も内部留保400兆円となった時代です。普通の労働者が安心して働ける「場」を再構築していくため、そのお金を生かしてほしいものです。 安易に人材派遣業を儲けさせることなく(怒) Posted by ブクログ 中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 中沢彰吾 中高年派遣就労者の悲惨な実態を知った。 法律の不知が、それに拍車をかけてるよなあ、と思ったが、誰も労基へ駆け込んだり、ましてや労働組合の結成など、これもやや具体性にとぼしいのだろか。低所得者の所得をあげるのが日本経済の底上げになるという論には賛成。 ときに この筆者の境遇が非常に気になる。 ライター...続きを読むしながら派遣て、根性入っとるなあ、と。 これはスゴい、星5つ!! Posted by ブクログ 中高年ブラック派遣 人材派遣業界の闇 中沢彰吾 自身の体験に基づく、2015年の派遣事情をまとめた本。主に中高年をターゲットに、信じられないを通り越して、仕事するのが嫌になってしまうような事例が満載。やるせないのは、欧米諸国はしっかりと人権が保護され、日本のようなことはないこと。日本はまだまだ後進国であることを実感させられる。 Posted by ブクログ 東大卒貧困ワーカー 中沢彰吾 以前『中高年ブラック派遣』で接した中沢彰吾さんの本と知らずに再び手にしましたが、相変わらずの非正規や派遣に対する劣悪な労働環境を告発する内容。 冷静な筆致で伝わる部分はありますが、これだけの状況に身を置きながらも解決策を明示しないでいられるのが不思議です。 Posted by ブクログ 中沢彰吾のレビューをもっと見る