山本直人の一覧
「山本直人」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
-
作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー
-
サラリーマンであれば、誰でも経験する人生の岐路。勤続が長い場合は、ある程度経験を重ねてきたからこそのジレンマが潜む。往々にして50歳という年齢は、その岐路になる場合が多い。自分も今年で50歳。本書では、様々な岐路に立ち新たな道へ踏み出し、うまくいったケースとそうでもなかったケースが描かれる。
本書で
...続きを読む私が共感したことは、自らで限界を決めてはいけない。
どうしても、このタイミングで発令される人事異動があると、自分の中で勝手に上がりポストと思い込み、意識してかしていないかは別にして、チャレンジする行動がなくなる人もいる。年齢に関係なく、経験やプライドなどもかなぐり捨てて、チャレンジし続けることが、サラリーマンの矜持なのだと再認識し、自らを振り返り喝!を入れているところ。
横並び、みんなの声に同調することに安心してはいけない。常に個性を見出せ!と自らに問いかけている。
Posted by ブクログ
-
タイトルだけで惹かれて読んだと言っても過言ではない。newspicksで両社の特集が組まれておりホットな企業。
「まとめ」
電通とリクルートという日本のメディアを支える2社の変遷を戦後日本社会の変遷とともにまとめている。広告は辞書の書き換えが役割で、情報誌は情報の整理が仕事であるという対比構造。そ
...続きを読むの違いを発散型と収束型、農耕的と狩猟的、元栓と毛細管…、元博報堂ということもあり比喩など表現が豊かで両社のビジネスモデルの違いがイメージしやすかった。
また、広告の果たす役割が日本経済の発展及びメディアやIT環境の変化により変わってきており特に近年は大多数の人は検索により表示された情報が事実であると思い込み、「情報ありがとうございます」と動き出す。これは確かに人を動かす事にはなっているものの、本質である”本当に効果のある狙った人を動かす”事にはなっていないことを痛感した。
「感想」
タイトルがミスリードを生みがちだが、内容は日本の消費社会とメディアやその広告との関係について広く書かれた本である。広告業界に関わらず企業が自らの顧客に対して何をどのように伝えなければならないか考える意味で広く対象がいる印象。
世間では「電通が世の中を動かしている」などと影の役人的なイメージが付きまとっている。実際、メディアの”元栓”を握っていることによりメディアへの関与は想像でき、多少は否定できない部分もあるのだろう。一方で世の中を改めてみると現代の情報蒐集の主な手段は”ググる”ことである。ここで怖いのは、従来のメディアと違い自分で情報を選んだ”気になっている”点である。
「学び」
・1消費者としては、自分で”聖書”を持ち続ける必要性を感じた。
これほど情報量が多い世の中、何となくググって出てきた情報で知った気になっていないか、自分がなぜその情報を欲しかったのか、自分はその情報で何をしたいのか見つめ直すこと必要性のことである。
・逆にリクルートとしては、ただ整理するだけではなくより積極的に消費者に訴えかけ、良い消費者たりうるようにしていく必要があるのではないか。
(いっそリクルートが学校とか開いたら面白いのに笑)
Posted by ブクログ
-
いわゆるマーケティングの教科書は面白くないものが多いが、これは知っている事例が多く取り上げられて面白い。
学術的な意味は薄いのかも知れないが、本当に知りたかったのはこういうことだった。
マーケティングに学術もへったくれも無いのだろうが、経営学系からの評価は低そう。
Posted by ブクログ
-
所謂“世代論”を切り口に、日本のコレカラまでを考察した一冊。会社という組織の有用性、具体的なアクションの指針として著者が掲げた「楽しい上下関係」など、学びに溢れた一冊。山本さんらしい、上質な“視点”を学べる。マーケターも一読の価値大アリ。
Posted by ブクログ
-
みんな、夢を持ってなきゃいけないプレッシャーで「借り物の夢」に頼っちゃうんだろうな。それでまた現実との違いでストレスが溜まって行く。何年も働くと流石になくなるけど、昔は確かにあったなあ。
サラリーマン必読。文章に嫌味がなく、とても読みやすい。
最後の章は、どの世代間でも解り合える好きな文章。
理解す
...続きを読むる必要はない、認めるように努めれば良い。
少しでも先に生まれた世代が、面倒臭いが面倒をみればよい。
Posted by ブクログ
山本直人のレビューをもっと見る