山本直人のレビュー一覧
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世界史というより歴史。タイトルと表紙で損をしている。細かいことは書かずにパターン化してシンプルに本質を伝えてくれる良書。
まず歴史を理解するためのこのキーワードをわかりやすく解説してくれる。たしかに途中まどろっこしい(短く詰め込みすぎ、知ってる人しかわからない)ところもあるがテキトーによみとばしてOK。わかるところだけ楽しめば良い。
政治、社会、経済、宗教、歴史というキーワードがどうリンクしているのかを考えるきっかけを与えてくれる。知れば知るほどその結びつきの面白さにハマる。シンプルゆえに極論暴論あるかもしれないけど、そんなに間違っていないと思う。
今読んでもおもしろい。歴史って科目はエンタメ -
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1980
曽布川拓也(ソブカワ タクヤ)
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター教授
1992年慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。博士(理学)。高校数学教員を経て岡山大学教育学部に21年間勤務の後、2014年4月より早稲田大学グローバルエデュケーションセンター教授。研究分野は函数空間論、実函数論、数学教育。専門の数学を講じるほか、高校まで数学を十分に学んで来なかった学生のための、単なるリメディアル教育を超えたフルオンデマンド講義「数学基礎プラス」シリーズの一翼を担う。一方で「ロジカルシンキング入門」「英語と数学の読み方」といった講義も担当し、「論理」「英語」「データサイエ -
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サラリーマンであれば、誰でも経験する人生の岐路。勤続が長い場合は、ある程度経験を重ねてきたからこそのジレンマが潜む。往々にして50歳という年齢は、その岐路になる場合が多い。自分も今年で50歳。本書では、様々な岐路に立ち新たな道へ踏み出し、うまくいったケースとそうでもなかったケースが描かれる。
本書で私が共感したことは、自らで限界を決めてはいけない。
どうしても、このタイミングで発令される人事異動があると、自分の中で勝手に上がりポストと思い込み、意識してかしていないかは別にして、チャレンジする行動がなくなる人もいる。年齢に関係なく、経験やプライドなどもかなぐり捨てて、チャレンジし続けることが、サ -
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ネタバレタイトルだけで惹かれて読んだと言っても過言ではない。newspicksで両社の特集が組まれておりホットな企業。
「まとめ」
電通とリクルートという日本のメディアを支える2社の変遷を戦後日本社会の変遷とともにまとめている。広告は辞書の書き換えが役割で、情報誌は情報の整理が仕事であるという対比構造。その違いを発散型と収束型、農耕的と狩猟的、元栓と毛細管…、元博報堂ということもあり比喩など表現が豊かで両社のビジネスモデルの違いがイメージしやすかった。
また、広告の果たす役割が日本経済の発展及びメディアやIT環境の変化により変わってきており特に近年は大多数の人は検索により表示された情報が事実である -
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6/20
電通は発散型広告。リクルートは収束型広告。
営業っていうのは、ゼロから仕事を作ること。電通や博報堂とかの代理店の営業は営業ではない。リクルートのように自らメディアを開発して、そのためにあちらこちらに営業へ行くわけではない。いわゆる総合広告代理店の営業は代々にわたって引き継がれた取引関係を維持することが最大の責務だった。
一部の大手広告主が広告代理店に対してメディアバイイングの腕を競わせるようになってきた。二千年ごろから。
新聞を下から読め。江副さんの言葉。新聞の下、つまり何が広告されているか。そしてそれらの広告を新たにメディア上に再編集することにビジネスチャンスを求めた。
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試し読み
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マーケティング/人材育成プランナー・山本直人氏による、「マーケティングとは何か?」をテーマに書かれた一冊。マーケティングという手垢がつきまくった領域を題材にしているのだが、鮮度が高く、リアリティにも溢れている。著者は、本書の冒頭で”マーケティングの役割とは、買う理由をつくること”と、シンプルに定義しているが、本書自身も”読む理由”をしっかり作ってくれている。
思えばこれまでのマーケティング本の多くは、送り手側の理屈で書かれていたのだと思う。本書で繰り広げられる事例の数々は、その理屈を見事なまでに自分事化してくれる。また、その”自分”とは、ビジネスマンとしてマーケターを横目で見る時の”自分”で