山本直人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
モノを買うときに、自分への納得感が必要。広告が動機付けをするなどで、買う理由を与える。ネットで比較して賢い買い物してるなあと納得してみたり、ご褒美という名で買ってみたり、ネットで比較できることで、自分に合うものだけを選択できるようになった。
これが広告の目的。
広告で方向付けをして、価値観を変えていくことは面白いかも。ただ、広告で特定の商品を押し付けると言うのは個人的には嫌。ま、最後に書いてあるけど、地図と聖書があって、広告は地図。利用するためのもの。悩んだ時の決め手は、聖書など、読むもの。
とはいえ、お客様と一緒に作っていくというシステムエンジニアという仕事は、性にあっていると言えるなあ -
Posted by ブクログ
昔、博報堂にいた人が書いた本。前書きに書かれているとおり、広告のことやタイトル2社のこと、というよりは人々の欲望の作られ方、のような内容。全体的に過去の振り返りが主。これからのことについてはほとんど書かれていないが、今起こっていることも、しょせん、過去の繰り返しであることが、逆に良くわかる。
電通については良くわからないが、リクルートは知人が入社してたことがある。そこから聞く話と比べたら、本書に書かれている内容は掘り下げ方が少ないように思った。
広告会社でメディアについて研究していた人が書いただけあって、読み易いし、内容は新書というフォーマットにマッチしている。ターゲットは40代?同世代、同時 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
テレビ偏重がかげり始めた最近の広告事情などについて紹介している本。山本氏の本は文章がこなれているし、嫌味がないので読みやすい。ただし、「○○というのはご存じだろうが……」的な言い回しが何回か出てきて、そこがマーケティング門外漢の身としては気になった。知らないっつーの! 副題の「入門」ってことは、門外漢を読者に想定してるってことじゃないんかい? ま、それは瑣末なことなのでどーでもいいこと。
『グッドキャリア―キャリアがブランドになる時―』(東洋経済新報社、2004)に続き、この本でも終章でやられてしまった。マーケティングは何かというと人に興味関心をもつことなのだとか。それって、相手のニーズにどれ