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「買って下さい!」と連呼すれば売れるというものではない。「高いから買うな」というコピーが当たることもある。モノを売るのは難しい。「売るための知恵」の集積、それがマーケティングである。「午後の紅茶」と京風キムチからブランドの正体を掴み、スーパーの腕利き店員と自虐CMから効果的な売り文句のメカニズムを知る。読めば仕事に役立つヒントが必ず得られる、すべての働いている人のためのマーケティング入門。
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Posted by ブクログ
いわゆるマーケティングの教科書は面白くないものが多いが、これは知っている事例が多く取り上げられて面白い。 学術的な意味は薄いのかも知れないが、本当に知りたかったのはこういうことだった。 マーケティングに学術もへったくれも無いのだろうが、経営学系からの評価は低そう。
この文献では、?マーケティングとはそもそも何か?、?ブランドとは何か?、?消費者である日本人の変化、?広告は本当に効果があるのか?、?テレビにおける広告は強いのか?、以上の5つについて主に述べられています。 著者が長年、博報堂に勤めマーケティングを行っていただけあって、具体的な事例も多く述べられてお...続きを読むり、入門書としては非常にわかりやすい本だと感じました。
マーケティングとは、人の行動を知ること。つまりは人の行動学なのである。 よくマーケティング本にありがちな難しい内容ではなく、読みやすい本。 12/01/27-11
「売れないのは誰のせい?」この本のタイトルであるが、個人的には、売れないのは顧客よりもやはり供給側に責任を帰するんじゃないかと思った。もちろん社会が徐々に変化していくなかで、それに対応したマーケティングをしていくのは容易なことではないけれど、近年、マーケティングとしてとてもよい成功例として挙げられる...続きを読むものもいくつかある中で、それはやはり失敗の中に埋もれてしまっている気がする。成功と失敗の比率が逆転するのには大変な時間と努力が必要だと思うけれど、それが現実となる日がいつか来てほしいと個人的に思っている。
いい本なのにタイトルミスでもったいない。読みやすくて紋切りでないマーケティングって何?にこたえているのに。
具体例が書いてあって読みやすく、おもしろかった。マーケティングとは「他者を知ること」、他者と一言で言っても昔に比べて人の興味は細分化しているから一辺倒なコミュニケーションでは届かない‥全て頷けるけど、じゃあどうやったらターゲットをつかめるか考えるのは‥これもまたマーケティングのお仕事。
買い手の気持ちが分からない売り手が儲けるはずがなく、売り手の気持ちが分からない客が得をするはずはない。お客様の立場に立って知恵を使い続ける事って重要だと感じた!
---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼ ---------------------------------------------- 買い手の願いと作り手や売り手の想いを結びつけるため の知恵がマーケティング。というシン...続きを読むプルなメッセージに 共感。知恵とは工夫と努力をするということ。なので、売 れないのは誰のせいでもない、自分のせいなんですね。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼ ---------------------------------------------- ■いいモノを出して、丁寧にサービスしている店が評判 を高めて繁盛する。今も昔も変わらない ■広告が効くのは、日用品などの「やり直しが利く」もの、 のみ ■物を買うことで、心が豊かになることだっていくらでも ある。物より心という幻想に圧迫されすぎてはいないか? ■TVCMを見なくても興味のある人は買いに来るし、いま のユーザーをコツコツあたることの方が売りにつながる ことはわかっている ■人は多数派の動向を気にする。「売れてます」「好評 です」というメッセージは時にはかなり有効
2007年に発刊の本書はテレビ広告の衰退に力点が置かれており、次代の広告を展望する内容ではない。 「マーケティングにおいて大事なのは他者を知ろうとすること」としながら「物が心を豊かにする」というバブル時代の価値観に拘泥するのは自己矛盾ではないか。「他者をわかる」のは難しい。多民族国家では尚更だ。だか...続きを読むら、アメリカでマーケティングが発展したのだろう。 そして著者は、テレビ朝日の広瀬社長を自己矛盾と批判する。かつて朝日新聞の記者として政党の既得権を糾弾したにも関わらず、社長としてテレビ朝日の既得権を守ろうとするのか、という批判である。しかし、著者はここ10年ほどは新規の出版がない。マーケティングを語る著者が自身のマーケティングには失敗したのではないか。 広告にはそもそも、プッシュ型とプル型の2種類がある。消費者にプッシュする広告は安価な商品において有効であり、消費者がプルする広告はインターネット検索などが当てはまる。検索のときにカギになるのは企業ブランドで、ゆえに企業はイメージ戦略が大事になる。 マーケティングとは社会の動向を知ることであるが、時流を読むのは難しい。マーケティングというステージの登場人物もまた自流とともに入れ替わる。翻って、時間の淘汰に耐えたマーケティングの名著の凄さもまたよくわかる。
2014/7/12 意味のある広告は存在する。どう作るかはマニュアルはないし、保証はできない。しかし、webならやりようがあるんじゃないか。進むべき道は間違えてないはず。
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山本直人
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