山本直人のレビュー一覧

  • この20人でわかる 世界史のキホン

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    政治の役割を「徴税と分配」とシンプルに定義した上で、20人の人物を軸として世界史を解説。

    文章も会話調で分かりやすく、専門用語を抑えているためとっつき易かった。

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    2025年04月25日
  • 歴史の流れがパパッと頭に入る! 12のパターンで理解できる もう忘れない世界史

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    前半の、「20のキーワード」の解説が若干まどろっこしくて途中で一時中断してしまったけど、後半の「12のパターン」は、地域・時代を超えて共通している人間・社会の行動原理みたいなのを、具体例を通じて認識する事ができて、面白かった。
    世界史を理解する上で、「政治」とは「富の集約と分配」の事だというのも、細かい学術的な定義としては正確性に欠けるのかもしれないが、歴史を大局的に学ぶにおいては、この定義が一番しっくり来ると思う。
    あとは、ザックリと時代を捉えられるようなまとめ方が随所に出ていていたのも、地味にいいと思った(西アジア史において、7世紀はアラブ人、9世紀はイラン人、11世紀はトルコ人、13世紀

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    2025年03月03日
  • 歴史の流れがパパッと頭に入る! 12のパターンで理解できる もう忘れない世界史

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    2024.11.10
    今の受験生がうらやましい。この本を読んでから世界史の受験勉強すると全体が楽になると思うから。

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    2024年11月10日
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

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    30代半ばから40代前半あたりの人は今が読むタイミングだと思います。

    『50歳』は別れの季節の始まりでもある

    「おわりに」の冒頭に綴られていたこの一節が頭の中でぐるぐるしています。

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    2024年01月12日
  • 電通とリクルート

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    タイトル的に企業同士の癒着に着目した話かと思いましたが、そうではありませんでした。
    広告を通した2つの共通項と、その歴史•発展のプロセスを準えた本でした。

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    2023年09月27日
  • 数学的に話す技術・書く技術―文系の人も使える!

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    数学の復習のつもりで呼んでみた。あまり内容を深く解説するというよりも事例紹介レベルなので読みやすかった。

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    2022年05月05日
  • 数学的に話す技術・書く技術―文系の人も使える!

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    題名に「文系の人も使える!」と付いている通り、数列、対数、ベクトル、確率、行列、微分・積分等、高校で習う数学の単元について日常生活の事例を交えながら楽しく学べ(復習でき)ます。難しい数式は出ませんのでサラっと読めちゃいます。ただ、ちょっと物足りないと感じる方がいるかも。。。

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    2022年03月14日
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

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    色々と参考になる言葉はある。
    が、概ね、今のところで見方を変えてやってく、という方向性が多い?


    ホークスの達川コーチのエッセイは、実に失敗談が多い。キャリアを重ねるとついつい自慢話が多くなる人が目立つ。プライドは心に秘めながらオープンに接していく。

    本当に大切なことは、地位ではなく役割。

    もう一度自分の「大事にしていること」を思い出し、自らの基準を再構築すべきだろう。

    今日、今、自分の力を見せるのが大切

    一つの辞令が良いか悪いかは、すぐには判断できない。

    役職や賃金で報われるとは限らないステージでは、心の持ち方次第で、その人の幸福度は大きく変わっていく。

    「小さな花」を咲かして

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    2021年04月19日
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

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    50歳前後で働き方に悩んだり、転機を迎えたりする様々な人々のドキュメンタリー。

    あとがきの言葉が最も印象的でした。いわく。
    50歳は様々なものとの別れの時期のはじまり。その一つ一つが衝撃となる。だからこそ50歳になったら、人生を見つめなおし、会社に頼らない、真の自立を模索する必要がある。

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    2019年04月18日
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

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    50歳は子どもの独立、親などとの別れがある時期。
    賞賛欲を求めていた人は、歳をとると感謝欲にシフト。
    誰かに役に立つことを、目指すことで空白感がなくなる。
    部下に任せれば済む仕事も一緒にこなし、夜も親身に付き合うのは単なる寂しがりや。
    自分の時間と自分の場所の2つを確保すること。
    どんな時も変わらない自分を保てることが大切。

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    2019年03月02日
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

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    ちょっと思ってたのと違った。変化の大きな今における50代の葛藤を書いたもの。少し下の世代が冷笑的に見て溜飲を下げたりできるような内容かと思ったがさにあらず。良い意味で裏切られた。
    さまざまなミドル層のサラリーマン達の人生の岐路とも言える50歳前後での変化への対応の成否をストーリーを交えながら紹介。
    40代に入ったばかりの私だが、今この本に出会えてよかった、と思う。

    働き方を変え、キャリアを振り返り、再出発を図り、ある者は出世しある者は外れ、後進を育成しつつ、今を生きる。(本書の章タイトルを並べてみた)

    拗ねず、妬まず、倦まず、弛まず。主体的に生き、自分を信じて仕事をする。感謝の積み上げを糧

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    2019年01月23日
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき

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    (個人的な事情ですが)こんなときにこんな本を読むというのも何かのめぐり合わせでしょうか。さまざまなエピソードが満載の一冊、年齢を重ねた社会人には何かしら得るものがある一冊なのではないかと思います。どのエピソードが心に響くかは読み手の置かれた状況により異なると思いますが、ひとつ言えるのは、拗ねず・妬まず・怠けず、自分を信じて仕事をすることが重要であるなと実感いたしました。

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    2018年12月22日
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―

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    ネタバレ

    時代が変われば売れるための戦略だって
    まあ変わるのです。

    ただ、注意事項として、
    タイトルの事柄は明確化されていません。
    まあ、言えるのはインターネットのせい?
    テレビ離れのせい?とでも言っておきましょうか。

    要するに、テレビ神話は終わったわけです。
    そりゃあ、番組にある種の人たちばっかり
    続いたり、番宣しかしないところなんか
    見たくもないんですよね。

    成功例と失敗例をもちいた
    マーケティングに関して。
    もう、テレビメインはやめましょうということ。

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    2018年04月05日
  • 電通とリクルート

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    電通とリクルート、この2者が作り出した「人々にとっての価値」の対比が面白い。今後どうなるのだろうか。

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    2014年04月27日
  • 電通とリクルート

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    電通モデルを発散志向の広告、(ネット広告モデルのルーツとしての)リクルートモデルを収束志向の広告と位置付けた論述展開。
    この2社をツールとした中での戦後から今に至る日本の消費分析が「なるほど」という感じで読めました。

    電通は元栓を押さえることで収益の基盤を確立することで圧倒的なシェアを実現し、リクルートが毛細管の拡張と維持を最大の経営資産として勇躍した。

    これからの時代、日本というマーケットだけで捉えた場合、彼らがどのようなアプローチをとり続けていくのか興味深い。
    グローバル展開では、タイムマシンモデルによりこれまでのノウハウが役立つ場面も多々あるのであろうが、日本においてはどのような進化

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    2013年04月27日
  • マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法

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    マーケターとはなにか?を知りたい、入口に立った人向けの一冊。

    特段新しい内容は書かれていませんが、私自身が数年マーケターとして経験したことを補完してくれる内容でした。

    わかりやすくマーケターの役割、求められる資質など書かれています。キャリアパスについての章は少し内容が薄い感じでした。

    マーケターにとって重要なセンスは「より優れた疑問」を発すること、「より優れた疑問」とは、「部分から全体へ」視野が広がる疑問のこと
    という箇所が非常に納得できました。

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    2013年04月12日
  • 電通とリクルート

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    電通をはじめとする大手広告代理店の収益は、マス・メディアとの長い歴史の中で育まれた関係を維持することでもたらされてきた。広告ビジネスには、外部からの印象以上に、きわめて「農耕的」な風土がある。
    それに比して、リクルートは次々とメディア自体を開発して、クライアントを開拓してきた。対比的にいえば、明らかに「狩猟的」である。p10

    「発散志向広告」と「収束志向広告」

    リクルートが毛細管の拡張と維持を最大の経営資産としていったのに対して、電通は元栓を押さえることで収益の基盤を確立した。p61

    Cf. 「金曜日はワイン」→辞書的、文脈の書き換え

    「幸福のペンタゴンモデル」
    ①時間密度
    ②手ごたえ

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    2012年11月25日
  • 電通とリクルート

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    ネタバレ

    1980年代から両社が拡散志向広告と収束志向広告で相互補完してきた歴史を通して、広告と消費社会の30年間がざっと分かった。

    2007年に両社が資本提携したという「オチ」もインターネット時代の広告ビジネスをとりまく現状を考えれば必然だったんだろう。

    なんにしても両社ともすごい会社だ。

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    2012年09月27日
  • 世代論のワナ

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    ビジネスの視点から世代論の功罪について説明した本。世代論の概説には役立つし、学ぶところも多いのだが、引用元が明確でなかったりと、根拠にやや欠けるのが難点。ベター候補。

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    2012年04月14日
  • 話せぬ若手と聞けない上司

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    ネタバレ

    まさに「話せぬ若手」のどんぴしゃ世代の私としては、
    自分を客観的に見ているよう気分にもなり、
    主観的に「分かる分かる」と思える部分もあり、
    かつ文章も伝えることに主眼が置かれているのでおもしろく一気に読めました。

    借り物の夢を抱いて、昔(成功したとき)の自分にすがりつき、
    目の前の課題に及び腰になる、ともすれば逃避する。
    「自分ストーカー」という言葉が印象に残った。

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    2012年04月11日