山本直人のレビュー一覧

  • 世代論のワナ

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    世代の語られ方に興味があった時に出会い購入。50代半ばの今時の若者は…という安易な括り方にフラストレーションを感じ、バブル経験の無い私たちがどんな風に捉えられているのか知りたいと思っていたので面白く読めた。偏らない着目点や、ライブドアの踏み絵などわかりにくい40代と30代の間にある差などは勉強になった。
    しかし後半は少し先を急ぎすぎてて、引いた目線とよった目線でじっくり見て世代間の冷戦状態をとかして行きましょう、というもやっとした結論が残念な感じがした。

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    2012年03月18日
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―

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    マーケティングは売るための知恵。植民地のないアメリカで。少子高齢化、本物志向、代用品文化。ブランド力。愛着、考える手間が省ける。多品種化。分衆。未婚者の増加、男女雇用機会均等法。記憶に残す。タレント起用。情報受動型と情報検索型。広告費6兆円、テレビ2兆円。

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    2012年03月14日
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―

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    ネタバレ

    マーケティングっていうよりもPR、特にテレビCMの話に終始している。
    第4章、「効くCM」の話が参考になった。また消費者心理からのアプローチもしており、ただ著者自身の経験で語られているだけでないところがよい。

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    2012年03月13日
  • 世代論のワナ

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    世代論って、ラベリングを通じて思い込んでるからか、それをなくして考えるのが難しい。思考の起点がない感じ

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    2012年02月12日
  • 世代論のワナ

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    【本】山本直人『世代論のワナ』。コミュ力は意思の疎通だとか情報の伝達ではなく、「共通する何か」を模索すること。前者はコミュニケーションの結果でしかない。大家族のような家庭的な職場が今の閉塞感を打ち破るかどうかは分からないが、不毛なレッテルの張りあいはもうやめよう。

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    2012年02月02日
  • 電通とリクルート

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    (summary)
    電通=発散志向型広告、リクルート=収束志向型広告と比較の視点を持ちつつ両社は相互補完的な役割を果たしながら消費者/労働者である同一の人に様様な影響をもたらしてきたとしている。ネットの浸透により広告は一つの情報ソースの一つとして組み替えられ再整理されたため、憧憬を生み出すことが困難となった。こうした中で、広告ビジネスのあり方は変化が求められており、それは自分で自分のことを決める際に本当に役に立てる情報を伝えること、つまり自由と自立への支援という原点への回帰である。

    (memo)
    電通とリクルートの相違点
    •電通=関係維持のための営業/農耕的風土/発散志向広告/変換スキル

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    2011年12月19日
  • 話せぬ若手と聞けない上司

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    ネタバレ

    若者が理解できない上司世代向けの本。
    無駄なこともしてみるということが大切という点が印象に残った。

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    2011年11月26日
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―

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    難しい話は殆どなく身近な話が多いので疲れているときでも普通に楽しめました。(まぁ難しそうな本は買わないのですが。。。)色々な宣伝の裏にある作者の思いや狙いなんかが紹介されており、話のネタ帳としても活躍しそうです。特に、「やっぱりプレステだよなぁ」という宣伝をしたドリキャス湯川専務の話とかなかなか面白かったです。広告宣伝賞を取ったのに売れなかったという皮肉な結末も込みでw

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    2011年11月08日
  • 話せぬ若手と聞けない上司

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    大手広告代理店のH報堂出身の人のお話だけあって、内容は面白いんだけど、う~ん。

    「若者は、こういうものなので、理解しましょう」という一本調子なので少し退屈。

    「いまどきの若手は、 努力 すれば何でもできると思っている。だけど 努力 してもできない世界を知らない。だから脆い。」

    という部分は少し納得できるかな。でも、もちろんそれも、経験不足がゆえのことで、経験を積むことでだんだん分かっていくことでもあると思いますが。

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    2011年11月05日
  • 電通とリクルート

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    電通を発散志向広告(マスメディア)、リクルートを収束志向広告(情報誌)と定義。異なる2社をモチーフにし、人々の消費行動の変遷を分かりやすく解説。情報との付き合い方を考えさせる一冊である。

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    2011年10月28日
  • 電通とリクルート

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    ネタバレ

    広告業界の変遷も含めて、2社を比較して整理されて書かれている印象。

    発散志向広告 電通
    収束志向広告 リクルート

    「元栓のうまみ、毛細管の凄み」なんていい方はぴったりあてはまるイメージですね。
    過去から現在までの変遷について、思い込みもあるとは思いましたが
    一読の価値はあったかなと。

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    2011年07月30日
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―

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    普段なじみのない人にマーケティングのことを知ってもらおうという導入本。また昔はやった広告をプロの解説付きで振り返るのにもいいかも?

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    2011年09月14日
  • 電通とリクルート

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    電通とRのビジネスモデルとここまでの歴史的背景、長所短所を分かり易く描いている。

    この本から見るとあえて具体的には書かないけど、Rが外から見て評価されている点と、身につけると有効なスキルが顕在化する気がした。あくまで一意見だけど現場の人には一見の価値はあるかも。

    電通を『元栓』、Rを『毛細血管』(笑)とはうまく言うものだ。

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    2011年06月13日
  • ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて―

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    ネコ型社員の特徴 1. 滅私奉公より、自分を大切にする 2. アクセクするのは嫌だが、やる時はやる 3. 自分のできることは徹底的に腕を磨く 4. 隙あらば遊ぶつもりで暮らしている 5.大目標よりも毎日の幸せを大切にする

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    2011年06月10日
  • マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法

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    マーケティングとはお客さんが「買う理由」を作ってあげること
    買う理由とは、動機(モチベーション)

    人は未知のモノを目の前にした時は、とりあえず既知の概念を援用する

    マーケッターの発想
    大きくする・小さくする
    増やす・減らす
    ゼロにする・無限大にする
    くっつける・分ける

    一度くっついたカテゴリーは、際限なくいろんなものをくっつけていく傾向がある。そして、どこかのタイミングで再分割やシンプル化が行われる
    しかし、これからはあらかじめ「組み合わせることのできる仕組み」をつくっていくことが大切になる=プラットフォーム

    高く・安く
    カッコよく・親しみやすく
    時間を短く・長く
    早く・ゆったり

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    2011年06月05日
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―

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    [ 内容 ]
    「買って下さい!」と連呼すれば売れるというものではない。
    「高いから買うな」というコピーが当たることもある。
    モノを売るのは難しい。
    「売るための知恵」の集積、それがマーケティングである。
    「午後の紅茶」と京風キムチからブランドの正体を掴み、スーパーの腕利き店員と自虐CMから効果的な売り文句のメカニズムを知る。
    読めば仕事に役立つヒントが必ず得られる、すべての働いている人のためのマーケティング入門。

    [ 目次 ]
    序章 二つの「買ってください」
    第1章 市場にingをつける発想
    第2章 ブランドは魔法の杖か
    第3章 急増した「日本人の種類」
    第4章 ああ言えばこう買う?
    第5章

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    2011年05月22日
  • 電通とリクルート

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     駆け足で読んだから、そこまで深く理解出来たわけじゃない。でも、電通とリクルートという二大情報発信企業の違いは分かった。岩波とかに比べると、新潮新書は分かりやすいね。

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    2011年05月13日
  • 電通とリクルート

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    【感想】
    広告をとおしてみる社会学で、奥が深い。


    【ポイント】

    25/消費の「量的拡大」が広告の使命であり、それを達成することで企業は
      広告活動を評価してきた。

    26/最も大切なことは、人々のこころの中にある「辞書」を書き換えること 
      「土用の丑の日の鰻」、1972の「金曜日はワインの日」

    32/広告によって人々の価値観の書換えをはかった。 
      「モーレツからビューティフルへ」

    35/戦後の日本では高度成長期においては広告の「拡声と伝達」機能が消費
      の拡大に寄与。
      70年代から「意味の書換え」の模索が始まり、80年代にピークとなった。
      

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    2019年01月06日
  • 電通とリクルート

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    風呂場で半分くらい一気読みした。
    いろいろ考える、というか、考え直すテクスト。

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    後半は飛ばし読み。
    本論とは関係ないが、NHKホールの音響の悪さには同意。

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    2011年04月29日
  • 電通とリクルート

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    広告の、そして営業の雄と言われたかつての2大巨頭に関する本。広告は、そのデザインのみならず、消費者に対しその購買意欲を感化する目的を内在している。しかしながら、昨今では若者の消費傾向が変わったからか、そのアプローチの仕方も従来ほどは機能しなくなってきている。若者にとってはやはり、それがおりなす物語であったり、それに付随する付加価値に対して、消費する傾向があると言える。ただ、そうはいっても2つの会社においては、名だけでなく、その与える影響もまだまだ強い。多くの大衆をCMにおいて引きつけた電通。ニッチな市場を開拓し、その営業力で新たな広告戦略を確立したリクルート。これからも、両社においては更なる進

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    2011年04月04日