超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験

超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験

小説・文芸
2,420円 (税込)

12pt

高層マンション並みの大波にサーフィンで乗る。万里の長城をスケートボードで飛び越える。一切の登山用具なしで、時には命綱さえつけず数百メートルの垂直の断崖を登る……極限の状況に挑むエクストリームスポーツのアスリートたちは、自殺志願者ではない。彼らは自分が成功することを知っているのだ。ハイパフォーマンスの最新科学によれば、それを可能にする、フローなるメンタルな状態があるという……フリークライミングの達人、D・ポッターやフリースキーのS・マッコンキー、伝説のサーファー、L・ハミルトンなど、「超人」たちのインタビューを満載、私たちが限界を超えた能力を発揮するためのヒントもちりばめた脅威の書。

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超人の秘密 エクストリームスポーツとフロー体験 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エクストリームスポーツという馴染み薄い(しかしインパクト抜群)を題材に、人間の身体と精神の能力を飛躍させるFLOWという概念について、豊富な事例と科学とウィットをもとに、紹介してくれる名著。
    科学的説明や、エクストリームスポーツにおける歴史の紹介によって、FLOWがもつ怪しい側面の意味がだんたんと明らかになり、日常生活への活かし方も見えてくる。

    とはいえ、実践はかなり難しい概念だけれども、これを大真面目に仕事に取り入れることができたなら、確かに景色は変わるのだろう。まずは4%、無理めな目標設定をすることから始めてみよう。

    0
    2023年08月17日

    Posted by ブクログ

    ■評価
    ★★★★☆

    ■感想
    ◯エクストリームスポーツをやる人が、なぜそこまで惹かれるのか。挑戦の中でフローに入って人生を味わっているのかを様々な事例と理論を元に語られている本。
    ◯チクセントミイハイの理論が教科書だとしたら、本書は応用事例集だと感じた。

    0
    2024年06月05日

    Posted by ブクログ

    フロートリガー(内部要因、外部要因、社会的サポート、創造性)を再度読み直して、日常で実践できる状態にしておくことで、フローに入ることが多くなり、幸福度の高い人生を歩める。
    エクストリームスポーツのアスリートの成功の90%が精神面によるものという試算があるが、計測できないため実証できていないという点に興味を感じた。

    0
    2021年04月03日

    Posted by ブクログ

    サーフィン、スノボなどエクストリーム系スポーツプレイヤーが極限状況になるフローを解説。
    フローがビジネスでも通じるところが面白い。
    所謂、全集中。

    0
    2020年12月31日

    Posted by ブクログ

    フローの厳密な定義やその条件等、細かく突っ込んでいけば理論的に破綻しそうな点はいくつか感じられたものの、総論としては非常に興味深い一冊だった。
    Xスポーツのアスリートを中心にスポットを当て、彼らの脳内で何が起こっているのか? という考察がメインコンテンツとなっているが、例えば、フローになった時、その人の脳の中では自己意識も時間感覚も消失する、という説明や、現代社会で都市生活を営んでいる人は常に先々について考えなければいけないからフローに入りにくい、その点、"今"だけに集中しがちな若い脳は有利だ、という解説などはとても説得力があった。
    実際に体を動かなさくても、それをやっていることをイメージするだけで脳内の働きは等しい、というくだりも然り。

    何とかみんな辻褄を合わせてごまかしながら生きてはいるが、今の世の中がいかに動物としての人間の本質から外れているか、ということにも、発展して思いを馳せることになった。

    0
    2018年03月20日

    Posted by ブクログ

    「集中力とは、ハラを決める事である」という柔道部物語( © 小林まこと)の名言が科学的に証明されている。

    0
    2016年05月04日

    Posted by ブクログ

    一流スポーツ選手が言う「ゾーン(フロー状態)」は、今や、エクストリームスポーツの選手にとっては、チャレンジから生還するための「前提」になっているという。彼らの常識外れの恐るべきチャレンジと、時に失敗(=死)を紹介しながら、フロー体験によって人類はどこまで壁を破り、どこまで達し得るのかを語る。
    もう、フローは有る無いの問題ではなく、そこに入るのが基本的な技術になっている世代が生まれている。有り体に言えば「ニュータイプ」が生まれてきているのだ。
    そして、極限スポーツの場だけではなく、日常的なビジネスの場であっても、軽度なフロー体験(熱中して時間が飛ぶような感覚)をものにしていくことが求められていくだろう。
    フローという劇薬を、脳内麻薬ジャンキーになることなく飼い慣らせるか。

    0
    2015年12月23日

    Posted by ブクログ

    フローやゾーンと言われる状態やヒューマンパフォーマンスの限界に関する研究や考察は、関連度の高いエクストリームスポーツ選手やアスリート、科学者、アーティストから得られる研究結果を元に飛躍的に進んでおり、アスリートでない人々に応用す事も含め、限られた人の持つ特別な能力でなく、汎化される技術やテクノロジーとしての可能性として追及されている側面があって、その一端を知る事が出来た。

    0
    2015年12月05日

    Posted by ブクログ

    アスリートや芸術家たちが、極度に集中した時に体験する「フロー状態」についてのお話し。

    本作では主にクライミングやスカイダイビングなど、エクストリームスポーツのアスリートに焦点を当てている。彼らの競技は一般的なスポーツに比べフロー状態に入りやすいらしい、なぜなら極度に集中しなければ、地面に激突して死んでしまうからだ。

    フロー状態に入りやすい脳波というのは、低アルファ波/高シータ波の状態で、これはレム睡眠や瞑想の状態とほぼ同じらしい。つまり彼らはとてもリラックスした状態で、無意識に崖をよじ登ったり、バイクで宙返りをしているという事である。

    またフロー状態に入りやすくなるマインドセットとして、現状より4パーセント高い目標を設定する事、自分の能力を正確に理解する事や、「苦闘→開放→フロー→回復」という四段階のフローサイクルを経る、なんて話は大変興味深かった。

    個人ではなく集団の状態でもフローに入る事が出来るらしい、ジャズのセッションなどがその一例である。相手を否定せず、肯定的な態度で受け入れる事が集団フローのコツらしいのだが、この考えは仕事なんかにも共通するのかもしれないと思った。

    0
    2016年03月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     フロー体験とはなにか?読んでいてとにかく「痛い」本である。
     本を読んで知った気になっていた自分が恥ずかしくなるぐらい実例が豊富であった。その実例の多くがエクストリームスポーツというのは偏りがあると言えばある。
     骨折したまま難易度の高い技を何回も行った、失敗して戻ってこなかった(死んだということ)などの実際の話しがてんこ盛りである。
     「フローに入れば楽ちんだ」などと軽く考えていたのが懐かしい。

    0
    2020年06月28日

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