河口慧海の作品一覧

「河口慧海」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • チベット旅行記(下)
    Audibleで聴了。
    前半部分は、チベットの習俗や文化、外交などの話が半分くらい。観察眼鋭く、情報の量と細かさはスパイだと疑われるのも仕方がない程スパイじみてますが…引き続きチベット人の迷信深さや衛生観念、モラルのなさについての模写が多数で(景色の美しさと対になって、コントラストが強まるのかも)、...続きを読む
  • チベット旅行記(上)
    Audibleで聴了。
    仏教の原典を求めて当時不可能と言われた鎖国中のチベットへの入国を果たし、命がいくつあっても足りない艱難辛苦の嵐に遭いながらも、無事日本へ帰ってきた僧侶の波瀾万丈一大冒険記。事実は小説より奇なりで、嘘みたいに波瀾万丈すぎますが、紛れもなくノンフィクションです。
    装備は軽装と粗末...続きを読む
  • チベット旅行記(上)
    築地本願寺のブックセンターにて購入。
    買うかすごい悩んだけど、買ってよかった。かなり面白くて夢中になって読んだ。

    明治時代、仏教の原典を求めて鎖国状態のチベットに単身で密入国する話。創作ではなく実話である。今でさえ難しいのに、よく決行したなと思う。
    出立するまでの一悶着から、道中のさまざまな困難を...続きを読む
  • チベット旅行記(上)
    冒険譚として超一級品なのだけれど、それをそうと感じさせないあっけらかんとした文体。
    このミスマッチ感が実に気持ちがいい。
    そこにこの方のある種の山っ気が絡まって、独特の味わいになっている。こんな本があったなんて気づきませんでした。名著!
  • チベット旅行記(下)
    鎖国状態のチベットに潜入した僧侶による旅行談。
    現地では医師として有名になり、前大蔵大臣宅で勉強を重ねる日々の中、遂に正体が露見し苦悩の末に困難な国外脱出を図るという実話とは思えない波瀾万丈さ。
    自分を政府に突き出すように前大蔵大臣夫妻に告白した後でのやり取りは感動的。普通なら突破不可能的な5大関門...続きを読む

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