検索結果

  • 人生100年時代の資産管理術 リタイア後のリスクに備える
    4.0
    「老後貧乏」はこうして避ける! リタイア後をにらんだ資産運用の安心手法 「リタイア後の生活を支える」ために、資産形成の考え方から、 退職資産を守り、生かしていく方法までを具体的に紹介。 -人的資本(=働いて稼ぐ力)という大きな資産を最大限に生かすには -自分の資産をヘッジするには -リタイア特有のリスクとは -投信、年金保険、ローンなどをいかにうまく組み合わせて使うか…… 人生の「ゴール」が見えてきた世代には、切実なノウハウが 本書にはたくさん入っている。 長年リタイアメントやそれを支える保険商品などを研究してきた学者が、 理論的な裏付けをもってわかりやすく説明。 日米の制度のちがいについては、野村證券の専門家が解説でフォローする。
  • エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか
    3.8
    ウーバーを見出して1000万円を100億円にしたカリスマ投資家、その率直すぎる教え 「ジェイソン・カラカニスは、エンジェル投資ゲームをハックして勝ち残ったトップゲーマーのひとりであり、彼にはこれを書く資格が十分にある。真摯で身も蓋もないゲーム攻略法であるが、よくぞここまで書ききったと称賛したい」――孫泰蔵(日本語版序文より) 著者のジェイソン・カラカニスは、設立10年で会社評価額が7兆円を超えたデカコーン、ウーバーの最初期に投資した人物。ほかにも多くのスタートアップに投資して巨額のリターンを得ており、シリコンバレーで大きな成果を出しているトップクラスのエンジェル投資家である。 ◆エンジェル投資家とは 誰も実現性を信じないプロジェクト、最初期の非公開企業に投資する人のこと。投資相手の起業家は実績が少ない、もしくはゼロだ。一般的な投資に比べてリスクが高く、それだけ期待するリターンも大きい。 スタートアップの創業者が絶体絶命になったとき、天使よろしく窮地から救い出す役割から名づけられた。 ◆ジェイソン・カラカニスの教えの例 ◎「どのプロダクトが成功しそうか」など私には絶対に予測できない。だから「どの人間が成功しそうか?」を判断する努力をしなければならない。 ◎人生は短い。ひどいはめられ方をしても、そいつを人生から永久に厄介払いできた小さな代償だと思え。 ◎ウソで始まった関係は必ず涙で終わる。妄想なら受け入れていいが、ウソには絶対に近づくな。など ◆スタートアップ投資の基礎知識とノウハウが満載 ◎ピッチミーティングで何をすべきか ◎創業者に尋ねるべき4つの質問 ◎10億ドルの創業者を見つけるには など
  • 音声に未来はあるか?
    3.3
    こんなにあるスマートスピーカーの弱点 注目集める「音声インターフェース」の未来  スマートスピーカーやロボット、家電、車などに続々搭載される「音声インターフェース」。誰でもすぐに使えるインターフェースとして急速に注目を集めています。しかし、「スマートスピーカーを買ったけど、すぐに飽きてしまった」「対話ロボットを購入したけど、家ではほとんど話をしない」など、期待が大きかった分、急速に失望してしまった人も少なくありません。  音声インターフェースは万能ではありません。何が得意で、何が不得意なのかを知ってさえいれば、スマートスピーカーもスマホもロボットも、使いやすくなります。  音声インターフェースの最大の特徴は「会話」ができることです。会話の面白さを生み出すには「キャラクター」「コンテンツ」「会話スキーム」が必要で、自然な会話にするには「対話表現」などが欠かせません。これらを実現するには高度な技術であり、UXデザインの領域でもあります。  本書では平易な言葉で音声インターフェースの仕組みも解説しており、前知識なく読むことができます。  未来のインターフェースは今後どうなるのかを、ぜひ、本書で確かめてください。
  • 社長! その会見、会社を潰します 「戦略的経営広報」の実際
    3.0
    ◆経営理念が本物かどうかは非常時に明らかとなる! 事件が発生したとき、どのように対応すべきか? 経営トップの言動は、その後の会社の評価を決めてしまいます。 ◆社会を敵に回して、いいことは何もない 特に、会見という究極のプレゼンの場は、会社の理念が本物かどうかを見極める最も重要な「社会のリトマス試験紙」。不祥事対応で株主(社会)を敵に回してしまえば、たとえ会社は存続しても、業績悪化、株価下落など大きなダメージを受けることになります。 ◆危機管理の第一人者である著者の真骨頂 本書は好評既刊『その「記者会見」間違ってます! 』の著者が、ますます企業の社会性が問われるようになった今の時代に合わせ前著の内容を再検証、様々な具体的事例を織り交ぜながら、トップの持つべき心得、スタッフに必要な心構え、具体的な会見の進め方までを超実践的に解説するものです。経営トップはもとより、広報・IR担当者必携の、まさに役に立つ一冊です。
  • プラナカン 東南アジアを動かす謎の民
    4.4
    【気高い美意識の謎に満ちた氏族】 プラナカンと呼ばれる異色の民が、東南アジアの国々にいる。 ある者は貿易で巨万の富をつかむ夢を抱いて。またある者は凶作と貧困から逃げ出すために。福建や広東の華人たちは、生死をかけてマラッカ海峡の新天地を目指した。男たちはマレー半島やスマトラ島、ジャワ島の妻と所帯を持った。熱帯の日差しを浴びて生まれ育った子孫が、やがて中国でもマレーでもない、万華鏡のように色鮮やかな独自の文化を開花させていった。彼らは、華僑とも異なる存在で、アジア経済界で隠然とした勢力を誇ち、その気高い美意識を誇る氏族の素顔は、いまなお謎に包まれている。19世紀には英国の東インド会社と手を組み、香辛料貿易、スズ鉱山、ゴム栽培で商才を奮った。あるいはアヘン取引、奴隷貿易によって無尽蔵の財をなした。富を現代に継ぐ末裔は、自らの歴史を封印したまま多くを語らない。  欧州の列強国とアジアの狭間で繁栄し、絢爛な文化を築き上げた彼らは、グローバリゼーションの波間を駆け抜ける「通商貴族」とも呼ぶべき存在だった。彼らは経済をどのように牛耳り、歴代の先人が残したその伝統を、誰が未来に渡すのか。栄華の痕跡を残すマラッカ、ペナン、シンガポールの街のほか、東南アジアの各地をめぐり、秘められたプラナカンの物語の扉を開く。
  • ビジネススクールで教えている会計思考77の常識
    3.9
    数字に強くなる。ビジネスモデルがわかる人になる。そのための「会計の常識」を集大成。 経営と会計のつながりを理解するための最適の入門書。 会計思考を深めていく題材として「ビジネスの定石」を取り上げ、 その死角や注意点も含めて、基本から解説。 [本書の目次] 第1章 ROE の向上 第2章 レバレッジの使い方 第3章 リスクの抑制 第4章 成長の持続 第5章 「良いものをより安く」の実現 第6章 コストの削減 第7章 「もったいない」という考え方 第8章 キャッシュフローの重視 第9章 M&Aとシナジー 第10章 「お客様は神様です」という考え方 本書で学べば、次のような質問にスラスラ答えられるようになるでしょう。 [質問1] ある商品を10%値引きすることにしました。 どれだけ販売個数が増えれば利益を伸ばせますか? また、値引きと同じ効果がある代替案を挙げてください。 [質問2] 「無借金経営を目指すべき」という考えは正しいですか? ソフトバンクと任天堂を例に説明してください。
  • EV・自動運転を超えて“日本流”で勝つ
    4.0
    『100年に一度の変化』は、脅威ではなく好機 日本の自動車産業は何に注力すべきか、2030年に向けた 成功への道筋を明らかに 「日本の自動車産業の強み・弱みを正確に把握し、 欧米中の打ち手を理解し、この大きな変化に適応することができれば、 日本の自動車産業は新しい発展を遂げることができると確信している。」 (第5章本文より) 【主な内容】 プロローグ 100年に一度の変化にどう対応するか 第1章 パワートレーンの電動化 製造・販売に変革を迫る 第2章 自動運転 無人化のその先へ 第3章 シェアリング 世界で急拡大する「所有から利用へ」 第4章 コネクテッド化 新たなビジネス機会を生み出す 第5章 2030年の競争軸とは EV・自動運転の開発競争を超えて
  • リアル店舗の逆襲
    4.5
    人工知能(AI)活用で流通業の地殻変動が始まった! 先端事例を通してAI活用の実像と戦略に迫る 米アマゾン・ドット・コムを筆頭に、国内外のEC企業が、 垣根を越えてリアル店舗を持つ流通・小売業界に侵攻し始めた。 それに対抗し、日本企業は人工知能(AI)を活用して逆襲を開始した。 主導権を握るのは地場企業だ。 その主役が、新店舗「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」に 700台のAIカメラを導入したトライアルホールディングス(福岡市)、 地域の課題をAIで解決するAIアプリを開発すると共に、店舗のAI活用を 加速させているサツドラホールディングス(札幌市)である。 本書では、2社の取り組みを通してAI活用の実像と戦略を明らかにすると共に、 日本の流通・小売業で起きている地殻変動の最前線を追った。 執筆陣は、リテールAI研究会で活動するメーカー、卸売業、小売業の実務担当者。 それぞれの業界で、本来ならば競合関係にある各社がオープンイノベーションの 発想でノウハウを持ち寄り、活動の成果をとりまとめた一冊である。 研究会として、AIで流通の自動化を実現するためのレベルを定義した 「Retail AIレベル5」も提案している。
  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    「なぜ優良企業は新世代の技術競争に敗れ去るのか?」 大御所経営学者のクリステンセン教授が『イノベーターのジレンマ』で答えたストーリーには未解決の問題があった。 長年解明されてこなかったイノベーションの謎に、若き経済学者が最先端のデータ分析で挑む。 「謎に対する答えだけでなく、ジレンマへの処方箋、さらには生き方のコツまで提示した本書は、21世紀を生きる我々にとって新たな羅針盤となる一冊だ。」(安田洋祐・大阪大学准教授) ●一時代を築いた「勝ち組」は、なぜ新世代の競争に出遅れがちなのか? ●この「イノベーターのジレンマ」に打ち勝つには、何をすべきなのか? 内外の企業が直面するこれらの切実な「問い」に、気鋭の経済学者・伊神満イェール大学准教授は、サバイバルの条件は創造的「自己」破壊にあり、と答える。 「共喰い」「抜け駆け」「能力格差」をキーワードに、ゲーム理論、データ分析などを駆使して、「イノベーターのジレンマ」をクリアに解明する。
  • 新・日本の経営
    4.3
    高齢化・人口減少といった社会構造の変化に直面しながらも、日本経済は低迷を脱して、本来の活力を取り戻しつつある。それは、多くの企業が“失われた10年”の間に、新しいビジネス環境に適合した「事業の再設計」に成功したからだ。まさに今、日本企業の前には、巨大な可能性が広がっている―。日本的経営論の原点となった名著『日本の経営』の著者で、「終身雇用」という言葉の生みの親であるアベグレンが、日本企業の過去数十年間の歩みを分析するとともに、これから進むべき方向を提言。半世紀におよぶ日本企業研究の集大成として書き下ろされた注目作。
  • 私のリーダー論 時代を切り開く10ヵ条
    4.0
    改めて知る、6つの事件 自らの経営体験からまとめた 必ず身につけ、実行すべき日々の心得集 リーダーの条件として、宮内氏が書き留めてきた10カ条を初めて公開し、 その内容を詳しくまとめました。 大企業に勤めていて、いずれは経営陣を目指す管理職や若手社員、 またベンチャー企業の経営者や起業家らに向けて、イノベーションを起こす経営、 持続的に発展する組織とはどのようなものかを10カ条を基に詳しく解説します。 ≪主な内容≫ 【はじめに】 リーダー論をまとめた10 カ条 【第1条】 鼓舞・激励し総力で 【第2条】 熟考する 【第3条】 照準を絞り注力する 【第4条】 代表する 【第5条】 経営者としての自覚を常に持つ 【第6条】 人材育成・活用 【第7条】 存続と継続 【第8条】 グランドデザインを描く 【第9条】 マクロ観を身に付ける 【第10条】 向上心を持つ
  • ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏
    4.0
    「M&Aは総合格闘技」 「M&Aは売りから入れ。買いはマイナスからのスタートだから」  日本のM&Aが本格化した1990年代から2000年代半ばにかけて、主要プレーヤーとしてM&Aをリードしたゴールドマン・サックスの辣腕アドバイザーの著者が、 自らが手がけた多くのM&A案件の内実を初めて明かした稀有のノンフィクション。日本のM&A20年史でもある。  ゴールドマン・サックスのニューヨーク修行時代から、内外の大物経営者との出会い、社内でのカネ・政治・出世競争などの知られざるエピソードを数多く描く。  日産自動車、三菱自動車、ダイムラー・クライスラー、日立製作所、DDI、KDDなど数多くの企業が登場。M&Aアドバイザーからみた日本経営論にもなっている。 著者が手がけた大型案件の代表的なものは以下の通り。 ●DDI・IDO・KDD社合併 ●ロッシュによる中外製薬買収 ●NKK・川崎製鉄経営統合 ●GEキャピタルの日本リースのリース事業買収 ●ダイムラー・クライスラーの三菱自動車への資本参加 ●日立製作所によるIBMのHDD事業買収 ●三菱商事のローソンへの資本参加など。
  • 英文ビジネスメール 200の鉄則
    -
    きちんと伝わり、返事が来る! ビジネスの現場で「そのまま使える」200の基本、1200の表現 [本書の特徴] 1. 文法は忘れていても大丈夫。実践的なビジネスメールがすぐ書ける 2. 1項目1ページ。使いたい項目が一瞬で探せる 3. 解説・基本パターン・応用例。3ステップで、表現力が自然にアップ 仕事が速い人が普段から書いている 「シンプルだけど、ちょっと気がきいた」実例が満載 ビジネスがグローバル化し、インターネットが普及したことで、コミュニケーションの仕方が変わってきています。 外国人から英文メールが直接届いて、ちょっとした返事を書いているビジネスパーソンも増えています。 資料を英文で読める人でも、ビジネスの用件を伝えるメールをいざ英語で書くとなると、そのまま使える実践的な参考例がたっぷり入った参考書が手元にあったらいいのにと思う人は多いでしょう。 本書には、こうした時代の仕事の現場ですぐ使える英文ビジネスメールの200の基本パターンと1200を超える応用例を採録しています。 本書は2003年に発行し好評をいただいた『説得できる英文Eメール 200の鉄則』を見直し、時代に合わせて改題、再編集したものです。 例文に取り上げた事例で古くなった内容を刷新するなどして、初版で人気が高かった「そのまま使える」実用性をさらに高めています。 ぜひ常に手元に置いて、英文メールでの円滑なコミュニケーションにご活用ください!
  • トップコンサルタントが明かす ポストM&A成功44の鉄則
    3.5
    M&Aに関する書籍はいくつも出版されていますが、M&Aは目的が大事だとか、デューデリジェンス(買収監査)での見極めが大事だとか、PMI(Post Merger Integration、M&A後の統合)が肝心だといった、要は当たり前のことを説いたものが大半です。M&Aとは何かを理解するのにはいいでしょうが、M&Aの最中、あるいはダメM&Aの当事者になった人たちには役に立ちません。 M&A後に買った会社と買われた会社をいかに融合していくかという、PMIについての書籍もありますが、統合後1年以内でやるべきタスクの整理や、実務上のポイントを示したものがほとんどです。M&Aから1年が経過すれば使える部分はあまりありません。 これに対して本書は、M&Aから3年以上が経過した、しかも思ったような成果が上げられていないケースを念頭に置き、そこからM&Aをいかに良い方向に向かわせるか、を目的とした初の実践書です。全体は、「M&Aの基本鉄則」「M&A後の組織融合の鉄則」「M&A後の人材管理の鉄則」「M&A後の経営管理の鉄則」「M&A後の戦略実行の鉄則」、「M&A後の再編の鉄則」の6章で構成し、実際に起こりがちな典型的失敗のエピソードを出発点に、いかにM&Aを効果的なものにするかを44の鉄則にまとめました。確実に効果が出るはずです。 本書全体のテーマは“セカンドPMI”。1度目のPMIは制度や仕組みなどハード面が主眼になりがちですが、セカンドPMIは組織や人の感情に絡む統合がターゲットです。統合直後にはステークホルダー(利害関係者)が多くて検討が進めにくかった領域や、M&Aの負の遺産として残ってしまった課題を解決します。
  • 中古住宅の価値評価が変わる
    -
    築年数は「資産価値」をどう変える? 「高く売れる」リフォームとは? 「充実した老後」を支える住まいとは? 本邦初の大規模調査で、不動産のプロがこれらの疑問を解決します。 不動産評価のプロ集団が、中古住宅の価値を上げるリフォーム・リノベーションのポイントを分析します。欧米に比べ低調な日本の中古住宅流通市場。しかし、人口減少の中で、流れが変わって来ました。クオリティの高い中古住宅への需要の高まりを受け、その価値評価の精緻化が求められています。 本書は国土交通省の補助事業として不動産会社などが実施した中古住宅やリフォーム・リノベーションの実態調査をベースに、1.自らが所有する不動産の価値を守るリフォーム・リノベーション方法の紹介、2.リフォーム・リノベーションの見積もりチェックのコツなど、不動産業界関係者、金融機関、投資家から一般の方まで、多くの読者にとって実用的・有益な情報を提供します。
  • 企業不正の研究 リスクマネジメントがなぜ機能しないのか?
    4.5
    あぶない会社は組織図でわかる? コンプライアンスを連呼する会社ほど不正が拡大する? 日本を代表する名門企業で大規模な不正事件が相次いで発覚しています。 不正の構図はさまざまで、経営の圧力によって現場が不正に走った場合もあれば、経営陣そのものが不正に手を染めていた場合もあります。 問題が発覚した会社は、どこも立派な企業ばかりで、リスクマネジメントには取り組んでいたはずです。 それが機能しないのはなぜでしょうか。 本書はこのような問題意識に立ち、内部不正から会社を守ることを主題にしたリスクマネジメントの入門書です。 第1部では、実際に起きた企業不正事件をリスクマネジメントの視点で分析します。 実際に起きた事例はリスクマネジメントの限界や盲点を知る上でも生きた素材になります。 第2部では、リスクマネジメントの基本をクイズ形式で解説します。 Q 経理係をどこにおきますか? Q 動物園の檻と内部統制の関係を説明してください Q 経営者の不正に気づいたら、どう行動すればいいですか? Q 経営者がリスクの意味を理解できていないときには、どう対処しますか? Q リスク分類の効果は何ですか? 本書をお読みいただくと、これまで常識だと思っていたことが、実は間違いだったと気づくことがあるかもしれません。
  • 河井継之助 近代日本を先取りした改革者
    4.0
    民は国の本 吏は民の雇 武士の時代の終わりを見通し、財政・藩政の立て直しと近代化に生涯を捧げた男。 「幕末の風雲児」のもう一つの顔に迫る。 ◆越後の英雄のもう一つの素顔 河井継之助というと、戊辰戦争で新政府軍相手に善戦しつつも非業の死を遂げた悲劇の武士というイメージが強い。司馬遼太郎の歴史小説『峠』で好漢として描かれたことにより今なお人気も高い人物であり、彼を取り上げたノンフィクション、フィクションも数多出版されている。しかし実は、戊辰戦争に至るまでのその人生はほとんど知られていない。 河井は「維新の三傑」西郷・大久保・木戸のように、京都を舞台に政治活動に奔走したわけでも、坂本龍馬のように、脱藩して活動の場を広げることもなかった。権力闘争に狂奔する中央政界の動向からは距離を置き、あくまでも長岡藩にとどまったうえで、欧米列強を模範にその富国強兵に邁進した。一言で言うと近代化である。 ◆未来を見越し近代化に尽くしたその生涯を描く 継之助の人生は、いわば長岡藩の官僚として財政そして藩政を立て直すことに捧げられた。来るべき近代日本を見通し、その魁の役割を長岡藩に担わせようとした。西洋の事情に通じた開明派藩士で、明治政府の近代化政策を先取りした人物だった。 本書は、幕末の解説で定評ある筆者が、明治維新、つまり河井継之助没後150年を迎えるに際し、戊辰戦争と結び付けられがちな河井の生涯を読み直すことで、その歴史的役割を解き明かすもの。時代の変わり目、財政の立て直し、官と民のあり方など、その目指したものは、今日の日本にとっても大いに参考にすべきものがある。
  • 世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略
    3.8
    アマゾンはなぜリアル店舗を展開するのか? ネット&リアル融合の最前線で何が起きているのか? 「世界最先端のマーケティング企業」の戦い方を多角的に解説する待望の1冊。 3つのフレームワークと最新理論で、これからの戦い方を捉える。 本書が注目する「チャネルシフト戦略」とは、 1.オンラインを基点としてオフラインに進出し、 2.顧客とのつながりを創り出すことによって、 3.マーケティング要素自体を変革しようとする 戦い方である。 チャネルシフトのインパクトを捉え、 これから取るべき戦略を未来志向で考えるために、 本書では、3つのフレームワークを提示する。 KEY1 チャネルシフト・マトリクス KEY2 顧客時間 KEY3 エンゲージメント4P これらのフレームワークによって、 本書では以下の事例を分析し、チャネルシフトの核心に迫る。 Amazon Go、Amazon Books、Amazon Dash、Amazon Echo Whole Foods、instacart、LE TOTE、BONOBOS、THE MELT、Warby Parker ZOZOSUIT、DIFFERENCE、IKEA Place 、ニトリ手ぶらdeショッピング MUJI passport、いきなり! ステーキ、Oisix、全国TAXI
  • 「石油」の終わり エネルギー大転換
    4.1
    ●100年の節目。いまエネルギーが大転換の時期にある 中東の分割が決まったサイクス・ピコ協定からおよそ100年。その間、中東は「石油」という強力な武器を持ち、地政学上も重要な地位を占めてきた。 しかし、いまや石油は昔ほどの輝きを持たない。これまで何度となく言われた「枯渇」に直面しているのではない。別のエネルギーに主役を奪われる可能性に直面しているのだ。また、人々の環境・温暖化への意識が、全体のエネルギー消費量を押し下げている。石炭が徐々に石油にとって変わられたのと同じように、いまひとつの変革が進んでいる。 ●いま何が起きているか。ファクトを積み上げた解説。 そういう大転換期に日本はどうするか。世界はどうしているか。海外企業はすでに一歩先んじて新市場の獲得に動いたり、エネルギーミックスのM&Aを仕掛けているが、日本はまだその取り組みの端緒についたばかり。 日本の商社はそのなかでもおしなべて強い。三菱商事のインドネシアのLNG開発、丸紅のUAEでの天然ガスの開発など、著者は実際に現地に行って取材。彼らのネットワークの作り方など驚嘆するしかないが、その様子をつぶさに伝える。 国家としてはアジア連携を考えるとき。インフラが弱いアジア各国を巻き込みながら、開発・備蓄も一体化して行うべきだろう。 中東の混迷、米国第一、パリ協定、原発など、世界で同時に進行する変化を、エネルギーというフィルターを通して執筆。日経の第一線の記者が「現場発」で解説します。
  • 2018世界はこうなる The World in 2018
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 英Economistの別冊「The World in 2018」日本版の独占翻訳権を日経BP社が昨年に引き続き獲得、邦題「2018 世界はこうなる」として発行する。40カ国で毎年発行されている「The World in」は、クオリティと信頼性に富む世界予測として高い評価を得ている。今回は朝鮮半島や中国などアジア情勢、テクノロジーがビジネスやファイナンスに与える影響、といった日本読者の関心が高い記事を取り揃える。英語版からの翻訳記事に加え、著名な半島ウォッチャーによる寄稿など日本版オリジナル記事も用意する。読者は国際情勢、経済、産業を俯瞰した良質な情報を得られる。
  • モビリティー進化論 自動運転と交通サービス、変えるのは誰か
    4.0
    2030年の自動車産業はこうなる! 進化の方向性を新たな視点で提示 現在、自動車産業は100年に1度の大変革期にある。世界の自動車産業は今後、どのように進化するのか。進化のけん引役になるのは、「自動運転」と「次世代型モビリティーサービス」である。将来の無人運転を視野に入れた自動運転技術と、カーシェアリングやライドシェアリングなどの次世代型モビリティーサービスが融合することで、自動車産業の姿は大きく変わる。 それは、クルマの価値が「所有」から「使用」にシフトするという使い方の変化にとどまらない。クルマを開発・生産することで利益を得るという現在のビジネスモデルが、根本から崩れる可能性を秘めている。 日本の自動車産業は、不連続で急激な変化への対応が苦手であると言われる。しかし今後は、自動運転や次世代型モビリティーサービスの動向に注意深く目を凝らし、その変化に備えることが求められる。 2030年の自動車産業の姿を予測するのは非常に難しい。言い換えれば前提条件の置き方によって、自動車産業の将来像はどのようにでも描ける。本書では、自動運転技術と次世代モビリティーサービスに焦点を当て、それらの普及シナリオの描出と、既存事業へのインパクトの評価を試みた。 具体的には、各国における前提条件をできる限り多面的に考察し、その違いを踏まえた形で、新たに生まれるサービスの普及シナリオを骨太、かつできる限り詳細に描いた。さらに現在の自動車産業へのインパクトを評価し、変化への対応策を提言した。自動車産業に携わる方にとって必携の一冊である。
  • 読めば合格!情報セキュリティマネジメント
    -
    情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ試験)に一発合格するために必要な情報が詰まった「セキュマネ試験の教科書」です。 ●2017年4月、10月に実施されたセキュマネ試験それぞれの午後問題2回分をいちばん詳しく解説  約90ページを使い、問題文の趣旨から設問の意図なども説明し、腹の底から理解できるようにします。 ●セキュリティ全般から、午前問題で問われるテクノロジ、マネジメント、ストラテジまでを学習できる丁寧な解説 ●予備知識がなくても合格できるようになるマンガと豊富な図表  試験で問われる分野、重要キーワードをすべて網羅しているので、この1冊だけで学習できます。  普段パソコンを使っているけど「セキュリティって何?」と思っている人にも理解しやすいように、4コママンガやオリジナルの図表を使って解説しています。 ●必見!試験の攻略法と合格できる勉強法  セキュマネ試験などの試験を初めて受ける人に向けて、学習計画の立て方や勉強のコツだけでなく、試験の概要から試験場での注意点なども紹介します。 ●受験者の疑問に答えます  受験者がよく遭遇する「同じ解答が何問続いてもいいの?」「迷ったときはどっちを選ぶ?」といったコラムも充実しています。 【収録内容】 ★試験概要 ★勉強法とコツ ★情報セキュリティの基礎 ★内部不正防止ガイドライン ★過去問演習(平成29年午後問題2回分)
  • 頑張れ、日本のデジタル革命 社長が知らないITの真相2
    -
    1巻1,980円 (税込)
    日本企業はデジタル革命になぜ乗り切れないのか? 「行動するITのご意見番」が根本原因と打開策を解き明かす クラウド、FinTech、DevOps、デジタルトランスフォーメーション──。欧米発のデジタル革命が既存の業界を丸ごと覆す勢いで日本企業に迫っています。 この10年ほどで世界は大きく変化しました。今、世界を動かすのはグーグル、アマゾン・ドット・コム、フェイスブックといった10年から15年前に生まれた新興企業です。そこにマイクロソフトとアップルが加わると米国株式時価総額の半分を上回るといいます。 デジタル化の潮流によって猛スピードで世界が変化しているなか、日本企業や日本のIT業界が育んできたものが過去のものへとどんどん追いやられているのが現状です。しかし、デジタル革命の本質を知る日本の経営者はごく少数しかおらず、これまでの文化や歴史の積み重ねもあって日本企業がデジタル革命を受け入れるのは容易ではありません。 一方で、日本企業にとってデジタル革命は千載一遇のチャンスとも言えます。新しいビジネスモデルへと変身できる得がたい機会となり得るからです。 本書は、IT業界の最前線で30年以上活躍している「行動するITのご意見番」の筆者がデジタル革命の本質を解き明かし、根本原因と打開策を示します。机上の空論や抽象論ではなく、海外と日本、ユーザー企業とIT企業、過去と未来を行き来して実際に見聞きした経験に基づき、ITの専門家でなくても具体的に分かりやすくデジタル革命の全貌を理解できます。経営者からエンジニアまで必携の一冊です。
  • 3ステップで実現する デジタルトランスフォーメーションの実際
    4.0
    クラウドサービスが当たり前のものとなり、AIやIoTなど最新のデジタル技術が相次いで登場する中、多くの日本企業が新たなデジタルビジネスの立ち上げ、あるいは既存のビジネスのデジタル化に取り組むようになりました。なかにはシリコンバレーにオフィスを構え、米国のITベンチャーとの連携を目指す企業も登場しています。  ところが日本企業のデジタル戦略は今、大きな壁にぶつかっています。「デジタル組織を設置したものの、肝心のビジネスが立ち上がらない」といった経営者の嘆きも聞こえてきます。日本企業が立ち止まっている間に、米国のITベンチャーなどが次々と新たなデジタルビジネスを興し、既存の産業のディスラプション(破壊)が進みつつあります。  日本企業は一刻も早くデジタルへの取り組みを通じて事業構造の変革、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション」を実現しなくては、ディスラプションのえじきとなるでしょう。  本書では、日本でいち早く「デジタルトランスフォーメーション」の必要性を説いたベイカレント・コンサルティングが、日本企業や米国企業の事例を徹底分析し、日本企業のデジタル戦略の問題点を具体的に提示しました。その上で、日本企業が即座に実践できるデジタル戦略として「3ステップで実現するデジタルトランスフォーメーション」を提案しています。  デジタル戦略を具体化する際に経営面、マーケティング面、技術面などで考慮すべき9のアプローチも詳細に解説するなど、類書にはない具体的で、すぐに役立つ施策の宝庫です。
  • RPAの威力 ロボットと共に生きる働き方改革
    3.7
    RPA導入の成功事例を公開、経営層でも理解できるようRPAの効果を分かりやすく解説。 先進8社の実践的取り組みに学ぶ RPAのソフトウエアロボットによる業務の自動化 ロボットと共に働くオフィスは未来ではなく今ここにある ◎導入企業の97%が5割以上の省力化を達成 ◎約半数が4週間以内にロボットを稼働
  • 儲かるインバウンドビジネス10の鉄則 未来を読む「世界の国・地域分析」と「47都道府県別の稼ぎ方」
    3.5
    ■儲けのヒント満載の「データ集」 その1:未来を読む「世界の国・地域分析」~我が県がこれから狙うべき国はどこか? その2:47都道府県別の稼ぎ方~我が県にやって来る外国人旅行者のニーズは何か? ■儲かるインバウンドビジネスの鉄則をわかりやすく解説 鉄則1:「タビビト目線」を徹底せよ-プロモーションとおもてなし 鉄則2:「中・長期計画」を立てよ 鉄則3:「花仕事」から入れ-「米仕事」はその後 鉄則4:「連携」して前に進め 鉄則5:「すでに起こった未来」を見つけ、学び、取り入れよ 鉄則6:世界に飛び出せ-すべての答えは「ソース・マーケット」にある 鉄則7:「すでに手の中にあるリソース」を最大限に活かせ 鉄則8:プレミアム戦略を立て実行せよ 鉄則9:ナイトマーケット(夜の市場)を攻めよ 鉄則10:ダイバーシティー(価値多様性)こそがサステナブルな成功の礎
  • スポーツをテクノロジーする トップアスリートの記録を引き出した技術の力
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    1964年東京五輪では、旧国立競技場は新記録が出やすいと評判になりました。そのトラックを生み出した技術者の願いは「100m走で10秒を切る、という人類未到の大記録」でした。スポーツにおいて好記録・好プレーを目指すのは、アスリートやコーチばかりではありません。本書は、人類を早く泳がせ、走らせ、最高のパフォーマンスをさせようと努力しているスポーツ用具と設備の技術開発にスポットライトを当て、その面白さと意義を豊富な取材によって解説します。 水泳においても、競泳水着の進歩が記録向上に不可欠でした。バルセロナ五輪女子200m平泳ぎで優勝した岩崎恭子選手の記録は、その56年前の1936年ベルリン五輪の前畑秀子選手に比べて、40秒近くも向上していました。高速化した要因にはもちろん、先進的な泳法、練習メソッド、メンタルトレーニング法、コーチング術、栄養管理などの進化がありますが、本書でスポットを当てるのは水着の進化です。 スポーツ用具や設備の開発にあたる技術者たちは格別有名でも、天才でもなく、ものづくりの運命を偶然与えられた人たちに過ぎませんが、理想を目指して努力を重ねる魂は、日本のものづくりの実力や、テクノロジーの強さとも深く通じるものがあります。テクノロジーの進歩を避けては、スポーツにおけるアスリートのパフォーマンス向上は語れないことを知らせてくれるのが本書です。 「本書を読まずしてスポーツは語れない」 元文部科学大臣・衆議院議員 馳 浩氏 推薦
  • 公認会計士vs特捜検察
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    ある日、凄腕の公認会計士が逮捕された。容疑は粉飾決算。シロアリ駆除の上場企業、キャッツ経営陣による株価操縦事件に絡み、東京地検特捜部に摘発されたのだった。カネボウ、ライブドア事件でも公認会計士が逮捕されたが、すべて容疑を認めている。だが、キャッツ事件の被告は容疑を否認して、190日間拘留される。「粉飾決算ではない」。専門の会計理論を駆使して取り調べの検事と対峙するが、検察の描いたシナリオのまま起訴される。まさに、佐藤優『国家の罠』の公認会計士版である。裁判では、会計学者から粉飾ではないとの鑑定意見が出され、他の容疑者による被告に有利な証言が相次ぐが、一、二審とも敗訴。東京高裁の控訴審判決直後、白血病の妻が急死するという悲運に見舞われるなか、上告して闘っている。その闘いの詳細を極めた被告自身の手記である。
  • 働き方改革 個を活かすマネジメント
    4.2
    ◆長時間労働の防止や、多様な人材の活用といった「働き方改革」を具体的にどのように進め、職場に根付かせていけば良いのか。企業の現場や人材活用スキル、そして政策・制度にも精通した著者たちが、職場のマネジメントと、人材のケアという2つの軸から解説します。 ◆職場のマネジメントについては、業務効率を高める「ジョブアサイン」をキーワードにマネジメントの勘どころを解説。人材のケアについては、「インクルージョン」をキーワードに、フルタイムで全力で働ける男性社員を前提せず、様々な事情を抱えた社員でも全員活躍できる職場をつくる具体的な手法を解説します。 ◆著者の大久保氏はキャリア・人材育成の専門家で、内閣官房で「働き方改革」の委員も務める。政策の意図をくみとり、企業の現場でどう体現するかを語る最適任者。皆月氏は、働き方改革が話題になる前から、福祉のソーシャルワーカーの考え方やノウハウを企業に取り入れる活動をしてきた産業ソーシャルワーカーです。
  • STARTUP STUDIO 連続してイノベーションを生む「ハリウッド型」プロ集団
    3.0
    これこそ、起業に「革新」をもたらす究極の仕掛けだ! (経営学者・入山章栄氏) これはまるで、脚本、撮影、キャスティングなどさまざまなプロフェッショナルが集結して世界的大作をつくり上げるハリウッドの映画スタジオのようだ。 「スタートアップスタジオ」とは、起業や新規事業創出のリスクを下げる新しいプラットフォームである。 本書は、シリコンバレーや欧米、中南米、そして日本でも増殖している「新事業を創る共同体」が生み出す新たなエコシステムについてまとめた初の解説書だ。 ベンチャーキャピタル、アクセラレーター、インキュベーターなどと異なるのは、スタジオ自身が多種多様なスキルを持つプロフェッショナルを抱え、彼らがアントレプレナーやエンジニア、大企業の新規事業担当者らと一緒に革新的な新事業を「連続して」「同時多発的に」開発・育成・輩出している点だ。 つまりこれは、新製品開発やスタートアップの立ち上げで必要になる「知恵と汗」を提供し続ける、全く新しい“起業支援プラットフォーム”なのである。 アイデアはあるけれど「サービス開発」ができない。 起業したいけれど「組織運営」に自信がない。 サービスを作ったが「資金調達」がうまくいかない。 新規事業を任されたが「大企業の常識」でがんじがらめ。 次に起業するなら、もっと効率的な方法でやりたい。 こんな悩みを解消する糸口が、ここにある。
  • 異次元緩和の終焉 金融緩和政策からの出口はあるのか
    4.3
    ○異次元金融緩和が導入されてから、4年たった。2018年には黒田総裁の任期も来る。いまこそ、総括と展望が必要な時だ。日銀は、2016年9月に、「総括的な検証」を行っているが、とても十分とは言えない。 ○異次元緩和は、日本経済のどこをどのように変えたのか? 基本的には、経済の基本を改善せず、国債市場を歪めただけの結果に終わった。日本銀行が意図したこと、意図の背後にある理論的な枠組みのどこに問題があったのか?そもそも目標や理論が間違っていたのではないか? ○このまま大量の国債購入が続くと、脱却はきわめて困難になる。なぜなら、金融市場の混乱などの問題解決がますます難しくなるからだ。また、仮に目標インフレ率が実現すると、日銀の財務上の問題、財政負担の増加などの問題が深刻になる。 ○いま必要なのは、インフレ目標の達成にこだわることなく、できる限り早く異常な政策から脱却することだ。その際に起こりうる経済と市場の混乱を最小限にとどめるために、何が必要かを早急に検討すべきだ、と著者は説く。
  • これからの日本の論点 日経大予測2018
    3.0
    日本の明日を左右する重大問題について、日経の編集委員が大胆予測。 それぞれの専門分野で、深く丁寧に将来を見通します。 ・アベノミクス停滞。財政破綻の悪夢が忍び寄る ・北朝鮮リスクが揺さぶる日本の安全保障 ・窮地の安倍政権、憲法改正はどうなる? ・幻想の「働き方改革」。生産性向上は実現できるか? ・AI、IoTが変える業界地図 ・本格化する人手不足経済の到来。日本の現場はどうなる? ・日銀新総裁が打つ一手。出口戦略は成功するか? ・膨張するアマゾン、対抗馬は? ・都民ファーストの勢いはどこまで続くのか? ・ついに決着。中国・習近平の後継者争い ・ロシアゲートに苦しむトランプ。世界は「米国抜き」を模索 ・巧妙化するサイバーテロ。対抗策はあるか? ほか
  • ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方
    3.8
    職(ジョブ)から働き(ワーク)へ 働き方・生き方革命が始まった! ・自分なりの成功をイメージする。 ・仕事を分散させる。 ・所有ではなくアクセスで経済的な負担を減らす。 終身雇用ではなく「ギグ(単発の仕事)」を基盤とした新しい働き方「ギグ・エコノミー」。 よりよい仕事を得る、休みを増やす、理想の人生に向けた資金繰りを行うという3つの軸をもとに、思い描いたとおりの成功を収め、充実感に満ちた人生を送るための10の法則を解説。 フリーランスも勤め人も必読。働き方の未来予想図 ――深津貴之氏(THE GUILD代表) 「ギグ・エコノミー」のパイオニアによる初の著書 著者が創設し、全米で「革新的なビジネススクール講座トップ10」に選ばれた人気講座をもとに、成功するためのエクササイズを多数収録。 「本書のねらいはギグ・エコノミーの道案内をして、成功のツールを提供することにある。ギグ・エコノミーでの成功とは、職を見つけることではなく、方向性が定まりバランスの取れた人生を送ること、 そして人生における目標に近づく助けとなる充実した仕事を見つけることだ」
  • パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をきみはどう見極め、乗り切るのか
    4.0
    予測不可能な今こそ、読んでおくべきシリコンバレーの名著、待望の復刊! 「この本のスーパー重要なコンセプト『戦略転換点』をみな学ぶべきだ。遅かれ早かれ、それはやってくるのだから」 ――スティーブ・ジョブズ 「このすばらしい本はデンジャラスだ。人を考え込ませる」 ――ピーター・ドラッカー パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る――。これはインテルを世界的な企業に育て、現在もシリコンバレーの経営者たちに尊敬されているアンドリュー・グローブ氏のモットーだ。 成功すればするほど、そのうま味を味わおうとする人びとが群がり、食い散らかし、そして最後には何も残らない。 そして、テクノロジーが発展し、顧客の好みが変わり、規制が変わることなどから、「戦略転換点」が襲いかかる。これを見逃したら、企業にとっても、個人のキャリアにとっても命とりだ。 チップのバグで4億7500万ドルの巨額損失を計上したり、日本メーカーの攻勢で主力メモリー事業からの撤退をしたり、修羅場を乗り越えた「パラノイア」(超心配性)である著者が、「戦略転換点」を見極め、予測不可能な世界でしぶとく生き残るための方法を教える。
  • 気まぐれ消費者 最高の体験と利便性を探求するデジタル時代の成長戦略
    -
    神出鬼没で実体の見えない消費者を獲得せよ! ブランドへの忠誠心が低い、デジタルを駆使して情報を収集する、移り気だが気に入った製品・サービスは積極的に広める――神出鬼没で気まぐれ、つかみどころがない「液状消費者」。 そんな新時代の消費者が市場を圧倒し、今後の消費動向のカギを握る。「液状消費者」の行動特性・心理特性を深く捉え、企業経営やブランディングに及ぼす影響・対応を提言。 なかでも特徴的な日本の「液状消費者」と対峙するための考察を追加章として収録。 激変する「消費者主役」のデジタル時代を生き抜く指南書 ――水野明人氏(ミズノ代表取締役社長) 「液状化する消費者」を捉えた企業が市場を制する。そのヒントが詰まった必読書 ――泉谷直木氏(アサヒグループホールディングス代表取締役会長兼CEO) 日本での消費者動向や企業事例を考察した特別章を収録
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質
    4.0
    JAL、ヤマト運輸、セブン&アイ――V字回復・高収益企業の共通点は、社員1人ひとりの自律的思考にあった――。「ハイパフォーマンスを生む現場」の共通点を探る。  「世界的にも全員経営が求められ、注目されるようになってきた背景にあるのは環境の大きな変動、そして、知識こそが唯一の意義ある経営資源となる知識社会の到来です。市場の変化が加速し、複雑化し、不確実性や不透明性が増すなかで、今、企業は戦い方の大きな転換を迫られています。  すなわち、戦力の大きさで競争相手を圧倒する消耗戦から、一人ひとりが「知的機動力」を発揮する機動戦への転換です。それはまさに、全員経営のあり方そのものです。」(まえがきより)  混乱や困難に直面すると、全員の力で乗り越えようとするDNAが日本人には埋め込まれている――リーマンショック、東日本大震災を経て、そのDNAを呼び覚まし、全員経営や衆知経営のあり方を取り戻して、弱体化した組織能力を高めていくときが今きている。日本各地で取材を重ねた著者らが、全員経営に向けた組織のあり方、マネジメントの仕方、仕事への取り組み方について、具体的な事例を通して重要ポイントを指摘。  個人の経験主義から全員が仕組みで動く風土に変革し復活した無印良品、社員の管理を極力排除し内面的動機付けで高収益を上げ続ける未来工業…「全員経営」で成功を遂げた企業の組織形態や人材育成法を、ドキュメンタリー形式の「物語編」と、経営講義形式の「解釈編」で詳細に解き明かす。  企業改革を担う経営幹部層はもちろん、ミドルマネージャー層とその予備軍にぜひ読んでもらいたい1冊。
  • メガトレンド 世界の終わりと始まり
    -
    9つの潮流 50の新ビジネス 未来はこうなる。 圧倒的な情報収集力と分析力で描き出す 未来社会とそこで躍動するビジネス。 激動の本質を示唆する渾身の大予測。 構想5年。世界の賢人たちの未来予測を読み込み、世に溢れる未来情報を収集し、膨大な予測結果を整理することから始めた。そして、それぞれの関係性を分析し、未来を決める9つの「メガトレンド」を導き出し、「未来社会の姿」と立ち上がる「50の新ビジネス」を描く、これまでにない未来予測書。 【未来の社会とビジネスを知りたい人のための教科書です】 ■未来を予測するための基礎知識をインプットする ■巷を流れる未来情報を全部まとめた未来年表を読む ■世界の賢人たちが描く未来図総覧を知る ■未来を決める9つのメガトレンドと50の新ビジネスを学ぶ
  • ギガマネー 巨大資金の闇 富の支配者たちを狙え
    5.0
    スイスの大手銀行、クレディスイスによると、ピラミッドの頂点に位置する「資産が100万ドル以上の成人の富裕層」は世界に3400万人おり、富裕層が世界の全資産の45・2%を占めている。 豊かな人が、より豊かになる格差拡大傾向は強まっている。かつてお金持ちといえば100万ドル以上を保有するミリオネア(百万長者)だったがいまや、欧米で大金持ちは10億ドル以上を保有するビリオネアに変わりつつある。 ミリオンからビリオンへ、ゼロが3桁増え富の次元が変わりつつあるのだ。かつては富の大きさは「メガ」で形容された。日本のメガバンクはその代表例だが、いまや「ギガ」の時代に突入しようとしている。メガからギガは単に呼称が変わるだけではなく、ピラミッドの頂点にいる富裕層による富の支配の強化をも象徴している。そんなマネーを本書では「ギガマネー」と定義し、動向を探った。 ギガマネーには犯罪のにおいがつきまとっている。スイスの諸銀行は顧客秘密の秘匿を断念させられ、パナマ文書で暴露されたようにタックスヘイブン活用を始め資産隠しはどんどん高度化し、テロマネー撲滅を目的とした米国をはじめとする先進国政府との攻防戦がますます激化している。 本書は、知られざるギガマネーの実態と、その獲得を巡る競争、透明化を促進する政府当局との攻防戦を描くもの。富裕層マネーの解説書は過去あったが、ここまで多角的に解説したものはない。
  • 実録・交渉の達人――国際標準化戦争秘録
    4.0
    日の丸規格の国際標準化交渉で連戦連勝だったソニーの凄腕交渉人の手記。この人がいなければ、Suicaの国際標準化はなかった。 日米欧の企業が激突する国際交渉の舞台裏を赤裸々に描いたノンフィクション。以下は、本書「まえがき」から。 本書は、ソニーに勤務していた「交渉人」の私が当事者として経験した日の丸規格の国際標準化の舞台裏を、ソニーのフェリカ(JR東日本のSuica)、デンソーのQRコード(二次元バーコード)、東京電力のUHV(1100キロボルト超高圧標準電圧)について初めて明かすノンフィクションである。 国際標準という言葉は一般には馴染みがないかもしれないが、たとえばSuicaという便利な交通用のカードは、私たちがあらゆる交渉のテクニックを駆使して反対勢力の裏をかき、多数派工作に成功していなければ、国際標準化に失敗していまほど広く普及していなかったかもしれない。 そう考えると、意外に身近に思えるのが国際標準なのだ。 誰もが知っている典型的な国際標準は、長さや重さ、時間などの計量単位の度量衡標準である。その他、ネジのサイズやピッチ、各種標識なども国際標準だ。 これらの標準がなければ、私たちの社会生活は大変不便になる。 (中略) 国際標準化という企業同士が争う戦場で力もカネも技術もない日本が勝利するのは、絶望的な状況になった。米国も欧州も中国も、すでにマイナーな日本の味方ではない。 本書で取り上げた事例は、日本にとって最後の輝きだったのかもしれない。」
  • イノベーションを起こす組織 革新的サービス成功の本質
    3.7
    「優れたサービスをつくりとどけるしくみ」を、「共創の場づくり」と「集合的な実践力」で解き明かす! ■本書の特徴 優れたサービスを創生し成功に導いたサービス提供事業者の「サービス創生過程」「組織形態」を、「物語り編」と「解説編」の2部構成で解説します。 その過程で「イノベーションを起こす組織」の要素である(1)SECIモデル、(2)場、(3)知創リーダーシップの6つの能力、(4)現場リーダーの善い目的や思いを起点とした共創の場づくり、(5)目的や思いを実現する集合的な実践力について、具体的に示します。 ■登場するサービス提供事業者 旭川市旭山動物園:「動物たちのいのちの輝き」を伝えたいという共有された思いを実現する共創の場づくりを実現 日本食べる通信リーグ:食べることを核として、生きる実感と人との関わりをつくる生産者と消費者によるコミュニティを創出 株式会社ラクーン:流通業界の売り手と買い手の両方をハッピーにするソリューション提供の場を創出 株式会社フォレストコーポレーション:お客様が心の底から喜ぶ価値を、地域の知恵と伝統を生かし、創意工夫を凝らして提供 有限会社兵吉屋:地域の伝統の継承と活性化への強い思いを基盤にした観光サービスとしての海女小屋レストランを創出 株式会社リブネット:より良い読書経験の提供を通じて子供たちの考える力や感じる力を育み、強い思いで次世代人材を育成 医療法人ゆうの森:僻地でも安心して暮らせ最期は自宅でも迎えられる、地域住民の生活の質を保証する在宅医療サービスを提供 九州産交バス株式会社:現場リーダーの善い目的や思いを起点とした、共創の場づくりを実現
  • サービスのためのIoTプロダクトのつくり方 “IoTジャーニー”の一歩を踏み出す本
    4.0
    IoTプロジェクトを成功させるポイント 実際の経験に基づいて先駆者が伝授 IoT(Internet of Things)市場の急成長に伴い、大手メーカーからベンチャーまで世界中のあらゆる企業が参入を急いでいます。しかし、プロダクトで完結する従来型のものづくりと異なり、IoTのプロダクトとサービスの開発には多岐にわたる分野の知見が求められるため、失敗に終わるケースも少なくありません。 IoTプロジェクトの推進に必要な知見を全て持ち合わせている企業は、そう多くないでしょう。だからこそ、外部の協力者も含む多様なプレーヤーをうまく“指揮”することが重要です。本書では、「グランドデザイン」「ハード/ソフト開発」「チーム編成」といった多角的な視点から、プロジェクト推進のポイントを解説しています。 本書の筆者である野々上氏は、実際にスマートウオッチ(コネクテッドウオッチ)とその関連サービスの開発を通じて、プロジェクト推進のポイントを体得してきました。プロジェクトリーダーをはじめ既にIoTプロジェクトに携わっている方や、これから挑戦する全ての人に向けて、先駆者である同氏の持つノウハウを惜しみなく記載した1冊となっています。
  • MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
    4.0
    「この本を読むと、決算がドラマになる」(ひふみ投信ファンドマネジャー 藤野英人氏) 予約開始直後に3万部増刷の大反響! +I3 読後の感想も続々届いています。 「決算書が読めるようにはならないかもしれないけど、各企業の成長戦略がわかるようになった」 「決算からビジネスの構造や企業の展望がここまで読み取れるのかと感動した!」 「財務諸表の読み方ではなく、仕事の役に立つ実践的な決算分析のやり方が学べた」 ---------------------------------- この本は、会計ルールの詳細や、決算書を読むためのハウツーを説明するものではない。 「数字が読めない」と悩む人のために、無味乾燥な数字の羅列に見える決算書から、 その背景にある業界・企業ごとのストーリーを読み解く術を惜しみなく披露している。 「数字が読めない」と悩む前に、「決算なんて自分には関係ない」とあきらめる前に、 本書にある「ストーリー」だけでも読み流してみてほしい。 本書の内容を丸暗記するだけで、戦略分析のコツが身につき、必ず仕事に役立つはずだ。 本気で「数字が読めるようになりたい」という読者の方は、 本書で紹介している決算分析の「方程式」を実際に使ってみてほしい。 事業の勘所がすぐわかるようになり、世界で通じるビジネス教養が身につくはずだ。 第1章:決算が読めるようになると何が変わるのか? 第2章:ECビジネスの決算 第3章:FinTechビジネスの決算 第4章:広告ビジネスの決算 第5章:個人課金ビジネスの決算 第6章:携帯キャリアの決算 第7章:企業買収(M&A)と決算 終章:決算を読む習慣をつける方法 ―掲載している「決算分析」の例― ・Yahoo!ショッピングの「eコマース革命」に学ぶ、ECの収益モデル ・競合他社の斜め上を行く、Amazonという異端児 ・SquareとPayPalに見るスマホ時代の決済・送金ビジネス ・「AbemaTV」やZOZOTOWNの「ツケ払い」はうまくいくのか? ・Teslaが今後提供する可能性があるFinTechビジネスとは? ・Facebookがスマホで超高収益になった理由は? ・LINEの将来は広告ビジネスにかかっている!? ・動画配信の王者Netflix「5つのすごいポイント」 ・音楽ストリーミングのSpotifyとPandora、未来が明るいのはどっち? ・クックパッド&食べログ、次の伸びしろはどこにある? ・ドコモ、KDDI、ソフトバンクにとって「格安携帯キャリア」は脅威になるのか? ・楽天のM&A戦略、今後の「減損リスク」はどれほどあるのか?
  • 私の中小企業論 挑む社長の応援歌!
    -
    長期成長の要締「私の経営論」に続くシリーズ第2弾 宮内シニア・チェアマンの考えや経験が伝わる中小企業経営者のための心得集! 本書は、中小企業やベンチャー企業の経営に焦点を当てて、その経営者が会社を成長させるためにどのようなことに気を配るべきか、 どのような手順を必要とするか、あるいは何を目標とすべきかなど、最も大切な事項を項目別にまとめています。 ≪主な内容≫ 【Part1】 中小企業経営6つの真実 【Part2】 組織を固める着眼4カ条 【Part3】 体験的ベンチャー経営、失敗しない4つの鉄則 【Part4】 事業承継に関わる3つの信条 【Part5】 起業家とその志望者に向ける6原則 【Part6】 忘れがちな心持ち 5つの付則
  • 実践するオープンイノベーション
    3.0
    Uber、Airbnb、Spotify… 従来の常識を覆す企業が続々誕生する 「破壊的イノベーション」の時代を生き抜くための処方箋 日本の企業が停滞感を打ち破り、イノベーションを起こすため、社外の知恵を取り入れるオープンイノベーションへの取り組みは待ったなしです。 本書は、ベンチャー企業の支援を中核とし、「Morning Pitch」などを通じた大企業のオープンイノベーションによる新規事業創出支援の豊富なノウハウを持つ著者が、オープンイノベーション実現の必須要素を1冊にまとめたものです。 イノベーション先進企業のインタビューを豊富に盛り込み、どうすれば社内を変え、活力ある現場を実現できるのかをリアルに紹介します。 はじめに Chapter1 日本企業のオープンイノベーションはなぜうまくいかないのか? Chapter2 オープンイノベーションを受け入れる土壌づくり Chapter3 オープンイノベーションの仕組みを構築する Chapter4 オープンイノベーションの仕組みを軌道に乗せる Chapter5 ベンチャー企業とうまく連携する Chapter6 取り組み始めた業界の現状を知る おわりに 【先進企業インタビュー】  ヤマハ/オリンパス/NTTデータ/東京放送ホールディングス  ソニー/東京急行電鉄 ほか
  • Airbnb Story
    4.0
    シリコンバレーの「エアビーアンドビー」に迫る初のノンフィクション! あかの他人を自宅に泊めるためのプラットフォーム――。こんな厚かましくて奇妙なアイデアを思いついた3人の共同創業者は、美大出身のデザイナー2人とエンジニア。 カリスマでもなく、天才でもなかったが、ありったけの力を注いだ。 彼らはビジネス経験がほとんどないところから、世界3万4000都市を超え、会社評価額9兆円の会社をつくりあげる。 投資家には断られ続け、宿泊者の暴行や器物損壊などで相次ぎ炎上。巨大ホテルや規制との闘いにも苦悩する。それでも彼らはゴキブリみたいに死なずに生き延びて、成功を続けている。 新しい時代に世界を変えるビジネスをゼロから生んだ「エアビーアンドビー」のとんでもない物語。 <本書に登場するエアビーアンドビーを支えた言葉たち> 「雑音に惑わされるな」――ウォレン・バフェット(投資家) 「なんとなく好きになってくれる100万人より、熱烈に愛してくれる100人のファン」――ポール・グレアム(Yコンビネーター共同創業者) 「文化を壊すな」――ピーター・ティール(ベンチャー投資家) 「(うまくいかないなら)何度でもローンチしろ」――ブライアン・チェスキー(エアビーアンドビー共同創業者兼CEO) 「80%でいい」―ジョー・ゲビア(エアビーアンドビー共同創業者兼CPO) 「3人だから困難を乗り切れた」――ネイサン・ブレジャージク(エアビーアンドビー共同創業者兼CTO)
  • 20 under 20 答えがない難問に挑むシリコンバレーの人々
    3.6
    ピーター・ティールが厳選した20歳未満の天才たち。 ハーバード大学を超える難関プログラムの合格者はどう育ち、いかにアイデアを育み、起業し、もがき苦しみ、世界を変えるのか。 小惑星の探鉱、不老長寿のファンド、死の追放、銀行不要の投資システムに挑むクレイジーな若者たちの栄光と挫折の日々を追う! 20 under 20とは? シリコンバレーのカリスマ、ピーター・ティールが会長を務めるファウンダーズ・ファンドの奨学金プログラムが、ティール・フェローシップ。応募条件は、起業しようと考えている20歳未満の学生であること。ただし合格者は、大学または学校からドロップアウトするのが条件だ。世界中からクレイジーな20人を選び、ひとり10万ドルの資金を与える。
  • 大過剰 ヒト・モノ・カネ・エネルギーが世界を飲み込む
    -
    新興国失速、原油安、大量難民――。世界経済で大きな変化が立て続けに生じている背景にあるのが、いままで不足していたヒト、モノ、カネ、エネルギーがすべて過剰に転じたことである。 中東の難民を見るまでもなく、資質を持っている人々が百万人単位で先進国に押しかけている。中国が「世界の工場」となって以降、安価で大量のモノが世界に氾濫するようになった。マネーも過剰となって、借り手優位となるマイナス金利の広がりの背景ともなっている。さらに、エネルギーも過剰となっているし、人々の職業でさえ多くがAIで充足される方向にある。 21世紀世界は「大過剰経済」に直面している。一方トランプ次期大統領は不足時代の論理に従って巨大な需要喚起で米国経済を立て直そうとしている。世界経済は大きなねじれに直面する。 しかし、大過剰時代にあっても依然不足する財・サービスは多い。また、AIといった技術の急速な発達は、エネルギー革命や社会変革とも相まって第四次産業革命を招来しつつもある。世界経済は、モノからコトが牽引する時代に向かっており、高度化された新たな社会システムが牽引する時代に向かっている。 一方、日本経済は原油安、金融緩和、円安の恩恵があっても依然停滞しているが、世界経済のゲームのルールが変わることは、日本に新たな成長の可能性をもたらしている。モノからコトへのシフトは需要が飽和している市場でブレイクスルーを起こす可能性を高めている。第四次産業革命を先取りするソサイエティ5.0構想も打ち上げられた。 本書は、世界経済のこれから10年を見据え、日本の立ち位置・選択はどうなるかを明らかにするもの。筆者の中島氏はバランスのとれたエコノミストとして高く評価され、WBSなどでわかりやすい語り口で好評を博している。
  • 最強のシンプル思考 最高の結果を出すためのたった一つのルール
    4.0
    伝説の Think Different キャンペーン、iMac 命名など、倒産の危機にあったアップル復活を支えた著者ケン・シーガル。広告のクリエイティブディレクターとしてスティーブ・ジョブズと 12 年仕事を共にし、ジョブズの凄まじいシンプル哲学こそ、アップルのダントツの価値を生み出す源泉だと実感した。 優れたリーダーは、いかに複雑化を退け、「シンプル」を貫いているのか? 著者は、ジョブズのようなシンプル哲学を貫き、圧倒的な価値を創出する世界の企業を取材。小規模ネットベンチャー、小売チェーン、食品スーパー、飲料メーカー、銀行、カード会社、通信会社、果ては、エンターテイメント集団ブルーマン・グループ まで、どんな規模、業種、そして過去に複雑化がまん延していたとしても、「シンプル」を導入することで劇的な変革が起きることを示す。 「シンプル」は分かりやすい。 「シンプル」は伝わる。 「シンプル」は価値を生む。 「シンプル」は愛を呼ぶ。 だから人は、「シンプル」に惹かれる。
  • 新事業創出のための“言えない大事”
    4.0
    新事業を創れ――。 多くの企業が、新たな事業を起こすべく奮闘しています。しかし、これまでの大量生産時代の考え方のまま開発しても上手くいきません。 これまで3000件の開発テーマの支援に携わり、現在も40社以上の技術顧問などを務める、開発コンサルタントである「開発の鉄人」こと、多喜義彦氏が新事業開発を進める上で、本当は知っておくべき心構えや取り組み方を伝授します。 企業の開発現場に自ら足を運び、技術をいかに活用し、応用開発につなげるかを助言してきた同氏だからこそ言える“言えない大事”を77話にまとめました。
  • 経営の失敗学
    3.6
    ●ビジネスに必勝法は存在しない 成功は十社十色で、一つひとつの成功はユニーク(独自)です。したがって、成功をパターン化はできないし、他社の成功をモノマネしても成功しません。 一方、陥りがちな共通の失敗は多く、ある程度パターン化できます。 そうだとすると、成功から学ぶことも重要ですが、失敗から学ぶことにも意味があるのではないでしょうか。世の中では成功例の方が華やかで人気がありますが、同じくらい、あるいはそれ以上に失敗から学ぶことが重要です。「これをやってしまえばほぼ間違いなく失敗する、したがってこれをやってはいけない」という地雷は驚くほど共通で、しかも驚くほど当たり前のことです。ところが、あまりにも多くの企業がこの分かりきった地雷を踏んで自滅しているのです。 また、斬新な戦略も、地道に地雷を回避し、当たり前のことをきっちり行う先に見えてくるものです。 どこにどのような地雷があるかを明確に意識して、丁寧に地雷を避けてビジネスをおこなえば、少なくとも「失敗しないビジネス」、あるいは「成功確率を上げるビジネス」はできます。本書はそのための方法を、多くの事例とボストン・コンサルティング・グループで数多くの経営者と問題解決に挑んだ経験を踏まえて明らかにするものです。
  • 同一労働同一賃金の衝撃 「働き方改革」のカギを握る新ルール
    4.5
    安倍晋三政権が打ち出した格差是正・賃金底上げのための目玉政策、「同一労働同一賃金」。本書は、この新たなルールを基礎から理解するための格好の入門書です。政府が参考にしている欧州の実態や2016年12月に公表された「同一労働同一賃金ガイドライン案」など最新の動きを踏まえた内容となっており、自社の課題把握や法改正に備えた検討にも役立ちます。 同じような仕事に対しては同等の賃金を支払う――この一見すると当たり前のことが日本ではなぜ実現しなかったのか? 欧米企業と日本企業との違いはどこにあるのか? 同一労働同一賃金の議論の背景にある不公平感や社会の実態にも目を配りながら、誰もが疑問に抱くポイントをていねいに説明します。 安倍政権の最大の狙いは、非正規労働者の処遇改善、正規社員との賃金格差の是正です。実は、政府が参考にする欧州では近年、賃金格差が広がる傾向にあります。同一労働同一賃金というルールを導入すれば賃上げが実現する、という単純な図式ではありません。 日本企業の賃金は若い頃は安く、年齢が上がるに従って引き上げられるのが一般的。その背景には、労働者が生活に必要なお金を必要となる時期に支払うという、企業に対する社会的な要請があります。こうした仕組みと同一労働同一賃金は共存できるのでしょうか。新たなルールは、企業や従業員ばかりでなく、社会全体に大きな影響を及ぼす可能性があるのです。 本書は、複雑な問題をはらんだ同一労働同一賃金をさまざまな角度から解説するとともに、導入する際はどのようなステップを経るべきかについても、踏み込んだ検討をしています。 この問題を考える際、最初に手に取りたい一冊です。
  • ITと熟練農家の技で稼ぐ AI農業
    3.0
    IT×農業で有力な輸出産業に 第一人者が戦略の全貌を語る  農業を「質」で見ると、これほど有望な産業はありません。日本の農作物は世界中で高い評価を受けており、日本の熟練農家の技は“世界一”と言っても過言ではないでしょう。ただ、その多くは本人ですら言葉にできない「暗黙知」であり、スケールさせることが難しく、そこに課題がありました。  しかしここに来て、状況が変わりつつあります。IT技術の進歩により熟練農家の技を「形式知」にできるようになったのです。国内農家の底上げができるだけでなく、熟練農家の技を「知財」として安全に輸出することも視野に入りました。そうした取り組みを「AI農業」と呼びます。  「AI農業」の「AI」とは、人工知能(Artificial Intelligence)の研究をも包含する、農業情報科学(Agri-InfoScience)を指しています。すなわちAI農業とは、人工知能を含めた情報科学の知見を農業分野に適用することで、社会システムの変革を促す一連の取り組みなのです。  最新ITが「農業」を変革する――。その戦略の全貌が本書に書かれています。
  • HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント
    4.2
    シリコンバレーのトップ経営者、マネジャーに読み継がれる不朽の名著、待望の復刊!! インテル元CEOのアンディ・グローブが、後進の起業家、経営者、マネジャーに向けて、一字一句書き下した傑作。 『HARD THINGS』著者のベン・ホロウィッツ、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグなど、シリコンバレーの経営者や幹部たちに読み継がれ、大きな影響を与えてきた。 アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。 マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアンディ・グローブのアドバイスが満載の経営書である。 <シリコンバレーの起業家など著名人が絶賛!> 「世界最高の経営書だ」――ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者) 「僕の経営スタイルの形成に、本書は大きな役割を果たした」――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブックCEO) 「シリコンバレーのトップ企業は何ができるか、アンディは最高のモデルを築きあげた」――マーク・アンドリーセン(ブラウザ発明者、アンドリーセン・ホロウィッツ共同創業者) 「非常に大切なことをすばらしく教えてくれる重要な本」――ピーター・ドラッカー
  • 工場見学がファンをつくる ―実施ノウハウと評価方法
    -
    今、ブームの「工場見学」。味の素社の工場見学の評価・改善に携わってきた産学のメンバーが「工場見学」を運営側の視点で捉え、そのノウハウとデータ、分析結果をあますところなく伝える決定版です。 見学者の声を集めるには、どんなアンケートがいいのか? 案内クルーや見学スタッフの技能向上には何をすればいいのか? 効果はどうやって測るのか?等々。 工場見学こそが、その企業のファンをつくることができる、その重要性と必然性を説いています。
  • 国際スポーツ組織で働こう! 世界の最先端スポーツ大学院でマネジメントを学ぶ
    3.5
    これからスポーツビジネスが熱い! 世界のスポーツ大学院でマネジメントを学び IOCやFIFAで働こう! 2020年のスポーツ市場規模は現状から倍増。その後も成長を続ける有望マーケット。 では、世界の「スポーツビジネス」の現場で、日本人はどう戦っているか。 世界の「スポーツ大学院」では、何をやり、どんな人材が育っているか。 スポーツを「仕事にする方法」とマネジメントを「学ぶ方法」が明らかに! 本書の読みどころ 第1章では、世界の「スポーツビジネス」の現場で戦う日本人の実像に迫ります。 世界のスポーツビジネス現場で働き、そして戦う9人の日本人へのインタビューを通して、 国際スポーツ組織で働くために必要な能力、グローバル競争で勝ち残るための必要条件を明らかにします。 また、国際スポーツ組織の構成、欧州のスポーツ産業の市場規模、就業の仕組みなどを解説します。 第2章では、世界の「スポーツマネジメント大学院」の全貌をレポートします。 TIASが2014年から開始した調査と留学経験者の体験談から、実務者養成に重きをおく世界の8つのスポーツ大学院の科目内容、講義の方法、就職支援、修了生ネットワークなどを分析、その全貌を明らかにします。 また、留学の潮流変化や米国と欧州の違いをレポートします。 第3章では、日本の進むべき「スポーツ人材育成」の方向性を示します。 スポーツ庁の「スポーツ未来開拓会議」の動向をレポート。日本のスポーツビジネスにおける今後の戦略的な取り組みを明らかにします。 また、次世代のスポーツ人材育成に挑むTIASの教育、研究活動、学生生活などを詳細に解説します。
  • 佐藤オオキのボツ本
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendoでは、現在400を超えるプロジェクトを同時進行させながら、「提案の数」「質」「スピード」の3つすべてを目指しています。クライアントから依頼を受けてから短期間で複数の詳細な案をしっかり提案し、プレゼンが盛り上がる。まるで息をするようにたくさんのデザインを生み出す佐藤さんの仕事の後ろには、当然のように、大量の「ボツ案」が積み上がっていきます。  ほとんど外部の人の目に触れることなく、闇に葬り去られる「ボツ案」。しかしそこに焦点を当てれば、プロジェクトのプロセスを詳細に伝えられるかもしれない。アイデアの生み出し方、プロジェクトの動かし方、思考の整理の仕方までを語れそう・・・佐藤オオキさんのそんなひと言から、本書は生まれました。  一見華麗に見えるかもしれないプロジェクトの陰には、多くの失敗があります。考え方を変えれば、むしろ1つの成功のために、数々の失敗をあえて生み出す必要があると言えるかもしれません。本書では、さまざまな企業にご協力をいただき、佐藤オオキさんの“門外不出”の渾身のボツ案を一挙公開。アイデアがボツに至るプロセスを類型化し、ボツ案が生成されるプロセスを整理して、そこに至るまでの過程を図式で示しています。 「ボツ」を恐れる必要はありません。それは、成功への第一歩なのです。 第1章 散りゆくボツ案 第2章 未来を導くボツ案 第3章 ボツ案を育てる 第4章 蘇るボツ案 第5章 人を育てるボツ案
  • 私の経営論
    5.0
    社員、株主、社会に支持されるリーダーになるには。 その全ての条件をまとめた必読書。 新規事業、人材育成、株主対話…… 長期成長の要諦を語り尽くす
  • ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン 人生・仕事・世界を変えた37人の伝え方
    3.7
    30万部のベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』著者、渾身の最新作! ■データだけじゃ足りない!一流の人はストーリーで納得させる ビジネスでは、財務状況や売上などの数字、データを聞きたがると思ってしまう人が多い。しかし、これは部分的にしか正しくない。神経科学の世界で最近確認されたことを忘れているのだ。つまり、「感情は論理の上を行く」である。相手の心をつかまなければ、その頭には届かない。 ■誰でもいいプレゼンができる「ストーリー」のスキルを教えます! ・個人的なストーリーで命を吹き込む ・課題、問い、解決策の3ステップで組み立てる ・小学生にわかる言葉で語る ・60秒で語れるくらいシンプルに ・苦闘を愛して味方につける ・聞き手とヒーローが重なるように語る など ■37人のストーリープレゼンを分析 シリコンバレー企業などビジネスで世界を変えた人、政治家や有名ミュージシャンなど人々の生活に大きな影響を与えた人など、37人のプレゼンを分析します。 <本書に登場する人たち> ・イーロン・マスク(テスラCEO) ・シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO) ・ビル・ゲイツ(マイクロソフト共同創業者) ・スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者) ・ジョン・ラセター(ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー) ・アダム・ブラウン(ペンシルズ・オブ・プロミス創業者兼CEO) ・ウィンストン・チャーチル元英国首相 ・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師 ・ミュージシャン、スティング ・アテネパラリンピック代表、佐藤真海 など
  • 投資家と企業のためのESG読本
    -
    「ESG投資」「ESG経営」という言葉がメディアに頻繁に取り上げられるようになりました。 「E(環境)」「S(社会)」「G(ガバナンス)」の要素を投資や経営に取り入れるとはどのようなことなのか。 なぜ、ここにきて注目されるようになったのか。これから、ESGは投資や経営に根付いていくのか――。 ESGと最前線で向き合ってきたアナリストが、ESG投資の過去、現在、そしてこれからを分析するとともに、企業のIR部門はESG投資家に対してどのような情報開示を実施するのが有効なのかを提示します。ESGを体系的に解説した初の書籍です。 さらに、「ダイベストメント」や「グリーンボンド」「インパクト投資」「持続可能な開発目標(SDGs)」など、ESGを理解するために有効な40のトピックスを取り上げ、簡明に解説します。
  • 新ビジョン2050 地球温暖化、少子高齢化は克服できる
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    地球温暖化や資源枯渇、少子高齢化、格差問題など現代社会が抱える課題は多岐にわたる。 しかし、今ここで正しい方向に舵を切れば、私たちは明るい未来を実現できる。 元東大総長の小宮山宏が、単なる理想論ではなく、科学技術をベースに2050年のビジョンを描く。
  • これからの日本の論点 日経大予測2017
    -
    日本の明日を左右する重大問題について、日経の編集委員が大胆予測。それぞれの専門分野で、深く丁寧に将来を見通します。 オールカラーの巻頭特集:英離脱、ついにEU崩壊か? 英国民投票でEU離脱が決まった「暗黒の金曜日」。その衝撃波は欧州、そして世界中に広がった。他のEU諸国でもくすぶる「反EU」「反グローバル化」の主張は、2017年はじめに予定されている欧州主要国の選挙で次々と顕在化する。そのとき、EUは、世界は、そして日本は……。
  • Brexit(英離脱)ショック 企業の選択--世紀の誤算のインパクト
    -
    欧州共同体加盟から43年を経て、英国は「欧州」と袂を分かつ。EU28カ国全てが交渉の延長に合意しなければ、通告後2年でEU法の英国への適用は停止される。仮に英国とEUの間の協定が2年間で合意に達することが出来なければ、英国はEUの単一市場からは外れ、現在よりも高い関税率が英国からEUへの輸出品にかけられ、在英輸出企業の競争力に影響を与えるだろう。 筆者は、英国を6年以上にわたって分析してきたわが国で数少ない英国通のエコノミスト。EU離脱のインパクトを多角的に分析する。日本企業への影響分析については、ジェトロなどのデータも活用して豊かな内容。
  • デジタルトランスフォーメーション 破壊的イノベーションを勝ち抜く デジタル戦略・組織のつくり方
    3.6
    ITによる企業変革、待ったなし! Uber、Airbnb、FinTechベンチャー ディスラプター(破壊者)は突然やって来る! 本格的なデジタルの時代に突入し、ITを活用した新しいサービスや企業が次々と生まれています。代表的プレイヤーはアップルやグーグル、ウーバーなどのIT企業です。既存の産業に対して新しいビジネスモデルを持ち込み、破壊的インパクトを与えるためデジタルディスラプター(デジタルによる破壊者)とも呼ばれています。 デジタル化の影響は既に日本企業にも及んでおり、“王国”とまで言われた日本の家電産業は壊滅状態に陥りました。最強の自動車産業もIT企業の挑戦を受け、将来にわたり磐石とは言えなくなりつつあります。既存の大企業といえども、自らのビジネスをデジタル化し変革していかない限り、明日は保証されないのです。 本書は、こうしたデジタルトランスフォーメーション(デジタルによる変革)に取り組む企業のために具体的な処方箋を提供します。デジタル戦略は、誰が、どのように立案し実行すべきか。必要な経営機能(担当役員)、推進組織とは? そして既存のIT部門の役割は? 全ての解決策がこの1冊の中にあります。
  • 絶対失敗しない ワークスタイル変革
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2016年6月2日、「ニッポン一億総活躍プラン」が閣議決定されました。そのなかで「最大のチャレンジ」と定義づけられているのが「働き方改革」。非正規雇用者の待遇改善に加え、長時間労働の是正や高齢者の就労促進を実現する目標を掲げています。今後行政と企業が協働しながら制度を作り直していくことが求められるでしょう。  一部の企業は既にその実現に向けて動き出しています。例えば、在宅勤務を導入し、通勤時間を減らして実働時間を増やし、残業を削減する。スマートフォンやタブレットを使ったモバイルワークで、隙間時間を有効に使う。高齢者が働きやすいよう、ITツールで支援するといった取り組みもあります。  とはいえ成功例ばかりではありません。「在宅勤務制度を作ったのに使う人がいない」「社外で仕事をする社員が増えると、上司が管理できなくなる」「高齢者がITを使いこなせない」――。こうしたリスクを耳にして、働き方変革に踏み出せない企業も多いのではないでしょうか。  本書ではそうしたリスクを軽減し、ワークスタイル変革でより大きな成果を得られるよう、「先人の知恵」を集めました。  働き方改革は、ITを導入して大がかりにやるものだけではありません。会議や報連相(ほうれんそう)、仕事のPDCAサイクルなど、身近なものを変えるだけでも大きな成果につながります。  この本に登場する事例から何かを得て、一歩前に踏み出してください。そこから「一億総活躍社会」への道が開くでしょう。
  • オープン・オーガニゼーション 情熱に火をつけて成果を上げる新たな組織経営
    4.6
    「オープンな組織(オープン・オーガニゼーション)」をいかに運営して成果を上げるかを、オープンソースのリーディングカンパニーであるレッドハットの実践事例に基づいて解き明かした本。  オープンな組織とは、社内・社外を問わず、参加型コミュニティと協力関係を結ぶことができる開かれた組織のことである。  従来の「ピラミッド型の階層組織」における上意下達の意思疎通では、めまぐるしく変化する環境で発生するさまざまな課題を解決することは困難になっている。急激に変化する市場で競争で勝ち抜くにはスピードと柔軟性を備えた、「社内外にまたがったオープンな組織」でなかればならない。では、こうした組織とは、どのような姿なのだろうか。  57四半期連続で最高益を更新し続けている「驚きの経営手法」を、CEO自らが解き明かしたのが本書である。真のコラボレーション(協働)のあり方をすでに体現した企業のマネジメント手法を解説する。 ●序文から抜粋  ジムの本が実にタイムリーなのは、レッドハットがこれらのポスト官僚主義的特質の多くをすでに体現しているからだ。それゆえ、読者は本書を通じて、レッドハットからだけではなく、「オープン・オーガニゼーション(オープンな組織)」の効果を論証する実例としてジムが取り上げた他の組織からも、多くを学ぶことができる。  今日、レッドハットに力を与えている原則を取り入れる企業が増えているが、いまだに多くの組織はそれが抱える人的能力の多くを無駄にしている。あなたの組織は、いつまでそんなことをしている余裕があるだろうか。思うほど長くはないはずだ。躊躇することはない。すぐに始めよう。
  • 組織サバイバルの教科書 韓非子
    3.7
    「経営者が愛読しているにもかかわらず、ほとんど口外されない名著」--『韓非子』。『韓非子』全編を貫いているのは、人間不信(性悪説)の哲学です。中国の古代において『論語』の理想とするような組織は、時代が下るにつれてその批判や改革への試みが徐々になされていきました。その解決策として誕生したのが『韓非子』です。その意図は「ムラ社会のような目的意識の強くない組織を、成果の出せる引き締まった組織に変えたい」ということ。強敵が外部に多数ひしめく過酷な状況でも生き残れる、筋肉質な組織を『韓非子』は作ろうとしました。  また『韓非子』は、組織にいる人間がその中で生き残るための教科書という一面も持っています。どんな名経営者であっても、組織の頂点に立ち、それを維持するためには、ライバルや派閥間の抗争、権力闘争を乗り越えなければならない状況に直面します。当然そんな状況で用いられるノウハウは、きれいごとばかりではありません。他人に堂々とはいえないような手段も駆使せざるを得なくなります。こうしたノウハウは、下にいる人間にとっても多々必要になります。どうしようもない上司や同僚に対抗するため、巻き添えになって責任をとらされないため……そういった状況での権力の握り方や、権力闘争のコツといった知恵を学ぶ糧として『韓非子』はあるのです。  本書では『論語』的な立場(徳治)、『韓非子』的な立場(法治)の二つを対比させながら――それぞれの考え方の特徴とその強み、弱み、さらには現代的にどのような意味や活かし方があるのか、について解説します。前著『最高の戦略教科書 孫子』と同様に、親しみやすい文体をこころがけ、現代の事例を全体に散りばめて読者の理解を深めていきます。
  • 社員参謀!--人と組織をつくる実践ストーリー
    3.0
    複数の実在人物をモデルにした新しい組織開発のリーダーシップ物語。大手グローバル企業の事業部長・姿晋介は、本社役員への就任を目前に、グループのM&A戦略で2社が経営統合した子会社DJ社への出向を命じられる。会社から晋介に与えられたミッションは、DJ社の取締役 組織開発担当。出向先のDJ社で、晋介を待ち構えるのは、宿命のライバルである、社長の檜垣真吾。 「これで会社人生も終わった」――失意のどん底に落ちた晋介は、ある言葉をきっかけにこの出向の解釈を自分で変え始める。この会社を何とかしたい! これから新しい組織開発を起こし、どのようにDJ社を蘇らせるのか? 合理主義者の社長に働きかけ、役員を巻き込みながら、晋介は、組織・人の軋轢を乗り越え、1人、2人と同志を増やしていく。彼の心を支えたのは“草の根リーダーシップ”だった。 バランスシートには表れない組織文化という課題とどう向き合うか?  ストーリーとポイント解説を組み合わせ、新しい組織開発の実践を説く、新たなリーダーシップの実践物語。
  • マッキンゼー流 最高の社風のつくり方
    4.1
    多くの企業や組織は、社風を築き、保持し、強化するのに大変な苦労を重ねている。それらの組織のリーダーたちは、社風について心理学的観点に立つ系統的な知識を持たないために、直感に頼るか、あるいはよその社風をまねるしかなかった。しかし、アップルやサウスウエスト航空、ザッポス、リッツ・カールトンの社風をまねても、借りものの社風は一貫性に欠け、結局は、まがい物にすぎない。  ほとんどのビジネスパーソンは、社風や組織文化が重要だと知っていながら、それらを築くには「秘術」が必要で、うまくいくのはほんのひと握りの天才的な人だけだと思い込んでいる。  本書は、その「秘術」の背景にある科学を明らかにする。著者らは、過去1世紀に及ぶ研究を土台としながら、20年にわたって調査と研究を重ねてきた。対象は、プログラマーやコンサルタント、教師、投資銀行のファンドマネジャーから、サウスウエスト航空やアップルストア、スターバックスといった伝説的な社風を持つ企業の第一線に立つ社員まで、数万人に及ぶ。  これまで社風はあいまいでわかりにくいものとされてきたが、著者たちが編み出した「社風の科学」を活用すれば、企業のリーダーは社風の強度を測定し、弱い部分と強い部分を見極め、組織文化に変革を起こし、自ら伝説的な社風を築くことができるようなる。  著者が開発したのはトータルモチベーション指数(ToMo指数)。簡単な質問にいくつか答えて集計すると、社風を数字で可視化することができる。ToMo指数を用いれば、自社の組織文化のどこが強みでどこが弱点かが明らかになるので、自社の社風を改善していくことが可能となる。
  • フィンテック 金融維新へ
    4.0
    フィンテックとは何か?  フィンテックによって何がどう変わるのか? 伝統的金融機関はフィンテックに対して、どのような発想、戦略、組織の革新で対応すべきなのか? 日々、国内金融機関のさまざまな変革プログラムに携わっている世界最大規模を誇るコンサルティング企業の精鋭スタッフが、最新のデータ、情報をもとに、フィンテック最前線、フィンテックへの対応戦略を解説する。
  • リーダーのための経営心理学--人を動かし導く50の心の性質
    3.9
    公認会計士・税理士でありながら心理カウンセラーの資格を持ち、最先端の心理学や脳科学を研究するとともに、経営コンサルタントとして多くの社長のメンターを務める著者が、そのノウハウを全公開した初の書籍。人の心のメカニズムを心理学や脳科学から説明し、それを人事・組織、営業・マーケティング、マネジメントに活かせる、人を動かし導く方法としてご紹介します。
  • 悪いヤツほど出世する
    3.8
    ジョブズもゲイツもウェルチも、「いい人」ではなかった! リーダーは謙虚であれ、誠実であれ、そして部下への思いやりを持て――一般的に優れたリーダーはこのような資質を備えるべきだと思われている。しかし、現実のデータを分析すると、実は多くの成功しているリーダーはこうした資質を備えていない。スタンフォード大学ビジネススクールの教授が、巷にはびこる「リーダー論」のウソを暴き、組織の目標を達成し、職場環境をよくするために何が効果的かを、豊富なデータと実例から解き明かす。
  • INNOVATION PATH―イノベーションパス― 成果を出すイノベーション・プロジェクトの進め方
    -
    イノベーションを生む秘けつは、発想術よりプロジェクト手法にあった! 創造性の研究・実践で知られる東大i.schoolと コンサルティング企業i.labのノウハウを徹底解説 プロジェクトをいかに着地させるか――本書では、アイデア創出法だけでなく、 イノベーションのマネジメント手法を三菱重工グループやLIXILほか具体的な事例で学ぶ。 目指すべきゴールを『ゼロから1』ではなく『ゼロから1.1』にするには? なぜ今、イノベーションなのか? イノベーション・プロジェクトの設計法とは? といった疑問にも答える。クリエイティブを目指すビジネスパーソン必携の書。 第1章 イノベーションの新潮流をつかめ 第2章 イノベーションを起こす人材に育つ・育てるために     ――東京大学i.schoolの事例より 第3章 既存事業とはコンセプトの異なるアイデアを生み出すには 第4章 アイデアを収束させ、品質を高めていくには 第5章 イノベーション・プロジェクトの設計とマネジメント事例 第6章 イノベーション・プロジェクトで成果を出すために <著者プロフィール> 横田幸信 東京大学i.school ディレクター/i.lab マネージング・ディレクター NPO法人Motivation Maker ディレクター。九州大学理学部物理学科卒業、九州大学大学院理学府凝縮系科学専攻修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程中途退学。野村総合研究所で事業戦略や組織改革、ブランド戦略など経営コンサルティング業務に携わったのち東京大学先端科学技術研究センター技術補佐員及び博士課程を経て現職。
  • TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド
    3.9
    ケリー・マクゴニガル、ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ケン・ロビンソンなどが登場し、 世界中が注目するカンファレンス「TED」 忘れられないプレゼンを生み出す舞台裏とノウハウを TED代表のクリス・アンダーソンが自ら解説する初めての公式ガイド! 人前で話すのが怖くない人なんていない。 それは、失うものが大きいからだ。 だけど、心がけ次第で、恐怖をエネルギーに変えられる。 プレゼンの能力は、生まれつきの才能ではない。 だれでもが自分に合ったやり方を見つけて、上手に話す技術を身につけられる。 ■TEDのノウハウを代表自ら解説! プレゼンの天才のように見えるTED登壇者も、実はTEDスタッフからのアドバイスをもとにリハーサルを重ねています。 暗記するのかしないのか? スライドの色やフォントはどうするのか? ストーリーをどう組み立てるのか? など 具体的な21のノウハウを解説します。 ■絶対に失敗する「やってはいけないNG」も教えます TED形式のプレゼンでも、聞き手がイライラしたり、退屈してスマホを見たりすることもある。 実際本書では、著者がプレゼンの途中で割って入ったTEDトーク、酷評を受けてネットで公開しなかった TEDトークの例も登場する。プレゼンで絶対にしてはいけないことも紹介します。
  • 商談・会議を成功させるビジネスプレゼン必勝法 ~相手の心をつかむ資料作りとプレゼンのポイント~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、比較的少人数(1~5名程度)の聴き手を対象に、机をはさんで着座したポジションで紙の資料あるいはPCなどを使って行うプレゼンテーションをいかに効果的に行うかを解説しています。本書の中ではこうした対面の少人数プレゼンのことを“テーブルプレゼン”と呼んでいますが、大部分のビジネスパーソンが経験するもっとも一般的なプレゼンです。大きな講演会場で大勢を対象にするプレゼンとは異なり、少人数向けのプレゼンにはそれ独特のコツがあります。本書が説明しているのは、まさにその少人数向けの“テーブルプレゼン”について、立案から資料作り、さらには実際のプレゼン場面での表現態度まで、さまざまな観点からアドバイスを行っています。
  • サバへの愛を語り3685万円を集めた話 クラウドファンディングで起業、成功する方法
    -
    中学高校時代は勉強が嫌いな劣等生。痩せっぽちでケンカが弱く、ヤンキーにもなれなかった男がサバと出会い、成功を手に入れた―― クラウドファンディングで資金を調達、2014年にとろサバ料理専門店をオープンし全国展開。2016年には海外進出し、サバの陸上養殖や、漁師から稚魚を仕入れ成魚に育てる蓄養にも乗り出した。 本書では、いまメディアでも注目を集める著者が、数々の危機を乗り越えて現在に至るまでの成功ノウハウをすべて公開する。 第 1 章 クラウドファンディングで1億1380万円を集めます 第 2 章 店舗開業資金をクラウドファンディングで調達 第 3 章 オーストラリアで寿司ビジネスを学ぶ 第 4 章 人生を変えるサバとの出合い 第 5 章 PRでチャンスを切り開く 第 6 章 目指すはサバの総合商社
  • 0から1をつくる まだないビジネスモデルの描き方
    4.0
    配車サービスの「Uber」、民泊マッチングサービスの「Airbnb」――。今、ITを駆使することで、顧客に「新たな体験」をもたらす新しいビジネスが次々と登場しています。いわば「0から1」をつくり出したビジネスです。  このような動向に注目し、昨今は「新規ビジネスを立ち上げ、イノベーション(革新)を起こそう」と考える企業が増えています。しかし、いざ新規ビジネスを立ち上げようとするとさまざまな壁が立ちはだかります。例えば、ありきたりのアイデアしか浮かばない、周囲の反対に遭って先に進まない、などです。これらの壁を乗り越えられなければ、まだ世の中に存在しない革新的なビジネスはつくれません。  では、どのように壁を乗り越えればよいのでしょうか? 本書は壁を乗り越えるための実践的な手法を、新規ビジネスを企画し実際に動かすまでの流れに沿ってやさしく解説します。  具体的には、新規ビジネスを企画・開発する流れを大きく五つのステップに分割。それぞれのステップを、架空の製造業の現場ストーリーを交えながら紹介します。さらに、企画・開発の過程で発生しがちな課題・問題と、それらの課題・問題を乗り越えるために欠かせない「12のアクション」を詳しく解説しています。  著者の二人はともに、数多くの企業の新規ビジネス立ち上げを支援してきた気鋭のコンサルタント。デザイン思考やリーンスタートアップなど、起業に役立つ手法を熟知しています。数多くの現場で奮闘し、新規ビジネス立ち上げの過程の酸いも甘いも知り尽くす二人だから書ける実践的な方法論は、新規ビジネスを企画しようとしている人にとって手放せない1冊となるはずです。
  • ドラッカーを読んだら会社が変わった! 日本企業による実践の教科書
    3.0
    地方の中小企業が、ドラッカーの言葉一つでみるみる変わる! 本書は、ドラッカーの著作に学んで成果をあげた人たちのケース・スタディー集です。 現代の日本で、ドラッカーの言葉に触発された人々が、 どのように意識を変えどのような成果をあげたか。 小さな奇跡の数々からマネジメントを学べる1冊です。 小さな会社のイノベーションの起こし方 ― 社員との対立を乗り越え、経営改革 「廃棄と集中」編 ― 名言を支えに赤字事業から撤退 「予期せぬ成功」編 ―“小ヒット”の深堀りで赤字脱却 「外部にある経営資源」編 - 「顧客の顧客」を増やせば儲かる 「潜在的な機会」編 - 将来の不安をチャンスに変える 「利益とは条件」編 - 利益を追わずに利益率アップ 「顧客の現実を知る」編 - 「技術に自信あり」の罠を脱する 「何を測定するか」編 ― 褒め言葉を数えてやる気アップ 「汝の時間を知れ」編 ― 時間を記録して利益がV字回復 「プロセスを管理せよ」編 ― 「頑張れ会議」を脱して増収へ 個人で取り組む時間管理 ― 活動を仕分けて「上位0.03%」のエースに躍進 「トップマネジメントチーム」編 ― 弱みを認め、陣頭指揮を委ねる 「組織=人が自己を目指す場」編 ― 社員の主体性を磨き、売上高倍増 「道具としての言葉」 編 ― 内向きな市役所職員から提案が湧き出す 「強みを生かす」編 ― 強みの探究で累積損失を一掃 「貢献に焦点を合わせる」編 ― 社員に思いが伝わる一言を見つける 「自らの事業は何か」編 ― 売上を捨てて連続増収増益 「何によって憶えられたいか」編 ―“名ばかり専務”が経営者に脱皮
  • 永続成長企業のリアル経営学 日本電産・永守流に見る究極モデル
    -
    日本電産をはじめ、時代を超えて成長を続ける企業を徹底分析。 経営者たちは、何に注目し、自社の強みをどのように築き上げてきたのか。 その競争力の源泉、強さの裏に隠された独特の経営を描き出す。 本書は、中堅企業やベンチャー企業、あるいはかつてベンチャーと呼ばれ今や大企業となった成功者たちのケーススタディーを多数掲載。市場戦略、コスト削減策、M&A戦略、人材育成など「勝ち続ける企業」を生み育てる方策・ノウハウを徹底解説する。
  • デザイン思考のつくりかた
    3.0
    今までにない商品やサービスを創り出すとして、デザイン・シンキングに注目する企業は増えているが、プロジェクトが暗礁に乗り上げたり、商品化にうまく結びつかないといった壁にぶつかることも少なくない。そこで本書では、キヤノン、ソニー、KDDIなど実践企業の事例を多数あげながら成功のポイントや思わぬ落とし穴を解説するとともに、トップクリエイターの発想法にも触れ、新しい考え方のヒントを探る。直面する課題を乗り越え、成果を生み出すノウハウがわかる、デザイン思考で挫折する前に読むべき1冊。 第1章 なぜ、デザイン思考が求められるのか 第2章 Q&Aで学ぶ、失敗しない実践術 第3章 トップクリエイター10人の思考術 第4章 社長に聞く、デザインと経営の極意
  • 経営学者の読み方 あなたの会社が理不尽な理由
    3.8
    「うちの会社の会議では、何億円もの失敗や投資より、お茶菓子代やタクシー代の議論に時間をかけるのはなぜだろう?」 「うちの上司は部下に言うことと自分でやっていることが全然違う。なんて理不尽な会社なんだ」――。 経済合理性を追及するはずの会社で、このような理不尽なことが起きるのはなぜでしょうか? この疑問に、ビジネス書から小説まで幅広いジャンルの書籍と、経営学の必読論文を取り上げ、経営学者の視点で分かりやすくこたえていくのが本書です。 本書では、誰もが手に取ったことのある本や、MBAの学生なら誰もが読む論文を取り上げていますが、単なる読書案内や論文解説ではありません。 例えば小説を経営学者の視点で読み、現実の経営課題に役立つヒントを探っていきます。 本書で著者が指摘するのは、経営課題を前に、何か「よさそうな答え」を求めようとする発想が、かえって組織の停滞を招いているということです。 「MBAは役に立つのか?」「経営学は実際の経営に本当に役立つのか?」という問いかけにも、こういった「答え」を求める発想が根底にあると言います。 企業をはじめとした組織が先へ進み、成長し続けるためには、「答え」より先に、現実の課題をきちんと認識することが重要で、 言い換えれば「へんだぞ」に気づく「視点」を持つことがイノベーションの根源だと、筆者は強調します。 経営学の視点で本を読み、目の前にある仕事の課題を見つめ直す訓練をすることで、これまで見えなかった経営の「気づき」が得られます。 本書は、組織のリーダーはじめ、ビジネスパーソン全般にとって、課題解決のために必要な「気づく力」を鍛えるための必読書です。
  • 日本版インダストリー4.0の教科書 IoT時代のモノづくり戦略
    4.2
    本質は工場のロボット化じゃない!―― 300以上の国内外の製造業改革プロジェクトを手掛けドイツの現場を調査したプロが、日本製造業に合わせたインダストリー4.0の導入術を解き明かします。 ドイツと米国が火をつけた第4次産業革命。本書では、インダストリー4.0の概念論ではなく、ドイツの現地調査を通して、日本製造業に合わせた具体的な導入論を展開。IoTとインダストリー4.0の本質を見極め、「儲かる製造業」になるための具体的な戦略と導入のポイントをわかりやすく解説します。大企業から地方の町工場まで、すべてのモノづくり企業に生き残りの指針を示す1冊です。 【儲かる製造業になるための教科書です】 ■インダストリー4.0の本質をわかりやすく解説。 ■日本製造業の事情に合わせた導入術を解説。 ■「儲かる日本モノづくり」実現の戦略を解説。 ■ドイツの戦略と米国の戦略の特徴を解説。 ■中小製造業が生き残るための実践方法を解説。 ■日本モノづくりの産業別の留意点を解説。
  • 政治主導で挑む労働の構造改革
    -
    長時間労働の規制、同一労働同一賃金、待機児童など、働き方に関わる諸問題が相次いで議論されている。これらの背景には、少子高齢化に伴う労働力の減少、サービス産業の時代における日本型雇用の制度疲労、という大きな問題が横たわる。本書の狙いは、そうした労働問題の全体構造を示し、体系立てて対策案を提示することである。 長年の雇用慣行や諸制度が絡み合う構造を把握しないまま各論ごとに対策を講じても、ある対策が別の問題を引き起こすといったことになりがちだった。そこで著者は「働く人を増やす」(女性や高齢者の活躍)、「働く場を整える」(地方や中小企業の活性化)、「働き方を変える」(日本型雇用の改革)という、三つの柱についてそれぞれ、現状および課題を整理し、制度設計や政策などの対策を提示している。 長年の雇用慣行を見直し、既存の制度を変えるには、問題の全体構造を踏まえつつ、一つひとつ周りから突き崩していくことになる。こうした構造改革は政治主導でないと進められない。こう考えた二人の著者は、自由民主党の中で労働問題に関心を持つ有志を集め、「多様な働き方を支援する勉強会」を開催、2年間をかけて労働問題について勉強と議論を続けてきた。その成果をまとめたものが本書である。
  • 靴下バカ一代 奇天烈経営者の人生訓
    4.0
    「一生一事一貫(いっしょう・いちじ・いっかん)」という言葉があります。 一生を通じて、一つのことを貫き通すという意味です。 タビオ株式会社の創業者である越智直正氏は、15歳のとき大阪の靴下問屋で丁稚奉公を始めました。靴下問屋に入ったのは“たまたま”だったのですが、 「音楽家や絵描きが自分の思いを形にしたら楽譜や絵になる。靴下には靴下屋の心や精神が表れるんや。靴下だと思うな、自分自身やと思え」という、奉公先の大将の言葉をきっかけに、靴下づくりにのめり込んでいきました。 それからは、寝ても覚めても靴下。周囲からは「会長は靴下のことになると人格が変わってしまう。度が過ぎる、変や、奇天烈や。まるで靴下を作るサイボーグや」とまで言われる越智氏。今もなおメード・イン・ジャパンにこだわり、生涯最高の靴下を作るべく、越智氏は靴下づくりに日々執念を燃やしています。 本書は、そんな越智氏が商品に注ぐ尋常ならざる熱情を語りながら、経営の王道を説く1冊です。
  • クリエイティブのつかいかた ビジネスに活かすトップクリエイター12人の仕事術
    3.3
    クリエイターの考え方は、やっぱりおもしろい! デザインやビジネスに生かせるヒントやノウハウ満載の1冊 東京・青山ブックセンターで1年間にわたって開催され、12人のクリエイターに迫ったセミナー「クリエイティブのABC」。 その内容は日経デザイン誌上でも連載され好評を博した。これに、ブランディングデザイナー西澤明洋による分析を大幅加筆。クリエイティブとは何か、彼らはどんな思考法なのかなど、クリエイターの生き様にも迫りながら、デザインやビジネスに生かせるクリエイティブの本質を明らかにした。 12人のクリエイターはいずれも日本を代表する方たちばかり。編集からプロダクト、グラフィックなど分野は多岐にわたる。 ・柴田文江(プロダクトデザイナー) ・猪子寿之(チームラボ代表) ・KIGI(植原亮輔 渡邉良重) ・谷尻誠(建築家) ・柿沢安耶 (「パティスリーポタジエ」オーナーパティシエール) ・田川欣哉(takram design engineering 代表) ・山崎亮(コミュニティデザイナー) ・岸勇希(電通) ・佐渡島庸平(コルク代表) ・山田遊(バイヤー/method代表) ・津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
  • ニッポン経営名鑑
    -
    「共振の経営」「自律経営」「管理職ゼロ経営」「連邦多角化経営」「デッドライン 経営」「粗利経営」「おもしろおかしく経営」……。 この四半世紀で、日本企業の組織マネジメントは大きく変化、進化を遂げています。独自性が必要なのは、なにもビジネスモデルだけはありません。組織の動かし方、人の育て方にも、それぞれの会社に完全フィットしたオリジナリティーが不可欠の時代なのです。本書では、社員の力を飛躍的に伸ばし、組織の力を極限まで高めることを狙った個性的なマネジメント方法を俯瞰的にまとめ、これからの経営の方向性を探ります。
  • 中国 大停滞
    3.0
    中国は「長い冬」に突入する! 1970年代後半のトウ小平台頭期以降、中国の知識人を中心に40年近くにわたる幅広い交流を重ね、中国社会の発展、変貌ぶりを冷徹に観察し続けてきた著者による初の中国論。中国リスクはきわめて巨大だ。失速どころではない。中国が直面する問題の核心を、経済のみならず、政治、歴史にわたって解き明かす。
  • KISSジーン・シモンズのミー・インク
    4.3
    ロック界のスーパースターはビジネスマンとしても偉大だった。 KISSのジーン・シモンズは自分の力で成功した男の代表だ。ブランド・アイデンティティーを熟知し、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーに選出されたこともあり、ビジネスパーソンとしても輝かしい経歴を持つジーン・シモンズがビジネスで成功するためのマニフェストを本書で伝える。KISSが歴史上もっとも成功を収めたバンドとなったのはただの偶然ではない。最初のステージに立つずっと前から、ジーン・シモンズは遂行すべき明確なビジネスプランを持っていた。40年以上の活動の中でKISSのCDとDVDの売上は1億枚を突破し、5000以上のライセンス商品が世界中で販売されている。ライセンス商品はコミック、棺、アクションフィギュア、テレビゲームなど多岐にわたる。 本書ミー・インクでシモンズは、野心ある起業家に成功のために必要なツールを伝授する。盤石なビジネス戦略、デジタル時代において無数に存在するツールの使い方、自分を教育する意義、そして自分というブランド資産を軸としたビジネスを構築する方法について語る。孫子の兵法にインスパイアされたミー・インクは、簡単に理解できる成功への原則を13カ条にまとめている。シモンズ自身の成功と失敗の経験から導き出した「もっとを追求する姿勢」を提言する。 何かを始めるのに必要な自信の見つけ方、正しい人と付き合うこと、撤退する時と大きく賭ける時を知ることなど、これらの原則はきみが夢みる自由と富を獲得するのに役立つことだろう。
  • SUPER BOSS(スーパーボス) 突出した人を見つけて育てる最強指導者の戦略
    3.4
    世界を変える人たちには、必ずすごいボスがいる。なぜ彼らは、有能な人を次々に育てられるのか?  偉大な経営者、投資家、編集長、シェフ、デザイナー、アメフト監督、映画監督、指揮者のほか、マッキンゼーOB、ペイパルやオラクルの創業者などに200回上も取材し、10年の歳月をかけて有名教授が調査分析。そうしてわかった「突出した有能な人を育てる」戦略を本書で紹介します! チームリーダーやマネジャー、指導者が読めば…… チームの創造性、エンゲージメント、業績を高めるスーパーボスになる方法を学べます。 チームメンバーや社員が読めば…… スーパーボスが誰なのか見分けられるようになり、一緒に働けるようにすれば急成長できます。 スーパーボスとは、イノベーションの文化を育み、賢いリスクテイクを推奨し、障害を取り除き、変化を促す最高のボスのことだ。チームにずば抜けた業績を求めるだけでなく、達成する力を引き出しもする。本書は、部下の能力を最大化する戦略を記したリーダーの教科書だ。 ――ジェフリー・イメルト(GE会長兼CEO)
  • 働き方革命の教科書 ネットワンシステムズ流、次世代モバイル&ITインフラ活用術 (日経BP Next ICT選書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2010年から働き方革命を実践してきたICT (情報通信技術)企業、ネットワンシステムズが監修。最新モバイル技術とITインフラ技術を駆使して構築したテレワーク環境やスマートフォン/タブレットの活用、自社運営MVNO、ERPや業務システムとの効果的な連携手法など、活用の手法を模索してきた同社の実務担当者が、理想論ではなく、実務上の課題にまで踏み込んだ実践的なノウハウを余すところなく紹介する。 同様のテーマを扱う他誌ではあまり触れられていない、ROI(投資対効果)の測定方法、経営管理や人事制度の面での課題と解決策、リモートワーク/テレワーク環境を導入後に社員や部門長が直面する課題とその解決策など、導入企業が必ず直面するであろう実務的な課題を詳しく解説。もちろん、働き方革命を支えるICT(情報通信技術)の各種のアプリケーションや機材の選択・活用方法に関しても網羅する。これから導入を考える企業の経営者や担当者に参考になる情報を満載した1冊である。
  • 予算達成! 法人営業7つのツール――3カ月・超ローコストの「営業リフォーム術」
    -
    顧客はなぜ「購入に至る」のか――その本質を解き明かし、顧客の新しい購買プロセスを分析します。そして、それぞれの局面で顧客の決断を引き出し、購入へと導く7つの営業ツールを紹介します。これらツールはどれも営業現場の知恵と工夫を引き出すもの。超ローコストで、その気になれば今日からでも取り組めます。3カ月、超ローコストでできる「営業リフォーム術」を紹介!
  • 最高の戦略教科書 孫子
    4.0
    読みやすさ、わかりやすさで、10万部を突破! ビジネスだけでなく、スポーツや人生のさまざまなシーンで活用できる 「負けないための戦略」が数多く紹介されています。複数の敵と戦わざるをえない今だからこそ読みたい、話題の兵法書です。
  • シニアマーケティングはなぜうまくいかないのか--新しい大人消費が日本を動かす
    3.0
    人口高齢化が加速するなかで、ニッチだった中高年市場が消費の中心に躍り出ています。すでに大人の2人に1人は50代以上、40代も加えると10人に8人となり、一大ボリューム層です。急変貌を遂げるエルダー市場を、博報堂の第一人者が徹底解剖!
  • 偉大な指揮者に学ぶ 無知のリーダーシップ
    5.0
    メンバーの実力を120%引き出す秘訣はリーダーの“無知”にあった!  オーケストラの前に立つ指揮者は、まさにリーダーシップとは何かを象徴する存在だ。真の巨匠は楽団員に正しい協業を促し、最高の演奏につなげるために何をしているのか。指揮者の仕事が演奏者に楽譜どおりに演奏させることだと思ったら大間違いである。  著者イタイ・タルガムは世界中のオーケストラを指揮するのに加えて、大小さまざまな企業、そしてフォーチュン500企業のCEOからベンチャー起業家まで、多くの聴衆の「指揮者」を務めてきた。指揮台での長年の経験を踏まえて、音楽家以外の人々に指揮とは実際にどのようなものなのか、そして指揮者の技術があらゆる分野のリーダーにどのように役立つかを教えてくれる。  本書を理解するのにクラシック音楽ファンである必要はまったくない。なぜなら音楽はあらゆるところに満ちており、あなたもすでによく接しているからだ。おそらく日々の現実を音楽という視点で見ていないだけだろう。本書を読んでいくうちにそれもまもなく変わっていくだろう。 本書に登場する巨匠 カラヤン、バーンスタイン、クライバー、ムーディ、トスカニーニ、R・シュトラウス  無知という資質を職場でさらけ出すなどというのは、とんでもないことに思えるかもしれない。だがちょっと我慢してお付き合いいただきたい。そうすれば無知を選ぶことが、むしろさらなる高みへとつながる道だとわかるはずだ。そして傑出したリーダーは無知の大切さを知っているだけでなく、それが配下の人々を未知なる高みへといざなうために自らが選ぶべき道だとわきまえている、ということが理解できるはずだ。
  • 日産で学んだ世界で活躍するためのデータ分析の教科書(日経BP Next ICT選書)
    4.3
    カルロス・ゴーン社長をも納得させた「データ分析」とは? 国籍や職歴も関係なく、誰もが納得するデータ分析には、「ストーリー」が必要です。本書では、日産自動車に10年以上勤め、カルロス・ゴーン氏や外国人役員に数々の提案をし、V字回復経営を直接支えた著者が、世界で通用する「データ分析術」を伝授します。具体的には、「基礎的な分析手法」から「納得させるストーリーをつくるスキル」、「プレゼン用のデータの見せ方」まで。この1冊だけで、分析知識ゼロの初心者が、客観的なデータを使い、上司を納得させる提案をつくるまで、が学べる内容となっています。また、「いきなりデータに手を付けて分析に失敗してしまう・・・」「思いつきで分析を増やしてしまう・・・」など、データ分析のよくあるお悩みも解決。新人からベテランまで、あらゆるビジネスパーソンの実務に役立つ1冊です。
  • 中小企業が「環境」をダシに儲ける本 エコアクション21の使い方
    -
    「経費削減」と「取引拡大」と「時短」と「品質向上」をいっぺんに実現し、 社員が「やる気」を出し、みんなに「愛される」会社になる究極の方法とは?!  No1.環境経営誌「日経エコロジー」の大人気連載、 「中小企業のための環境マネジメント入門」を待望の書籍化。  数多くの中小企業の経営の現場を歩き、経営者や環境担当者の悩みに応えてきた著者、 環境対策を通じて儲かる会社に変身する方法を、自らの体験を基に紹介します  ヒト・モノ・カネの制約の厳しい中小企業のための環境マネジメントシステム「エコアクション21」を活用し、 仕事に潜むムリ・ムダ・ムラを減らす。数少ない、中小企業に特化した環境経営の入門書です。   ◎「ええ加減」な計画をグルグル回す ◎「非常識」が信頼を生む ◎「頭打ち」はチャンス
  • データ活用仮説量産 フレームワークDIVA データからお金を生み出す4段階
    4.0
    データ活用が失敗する根本的な原因はたったの1つ! 「データ→情報→価値→効用」データを活用して価値を生み、売上・利益などの効用につなげる データを活用して我が社も儲けられないのか──。 こう上司から言われた時、どこから考え始めてよいのか分からないという声を多く聞きます。真面目な担当者ほど、「まずはデータの棚卸し」となりますが、それでは売り上げにつながりません。 こう語るのは、野村総合研究所の鈴木良介氏です。鈴木氏はビッグデータがブームとなった当初からデータ活用のコンサルティングを引き受け、この4年間で2000人もの企業担当者らとディスカッションをしてきたそうです。 鈴木氏はこうした膨大な経験を踏まえて、データを活用して売り上げ、利益といった効用を得るためのフレームワーク「DIVA(ディーバ)」を提唱します。DIVAはData=データ、Information=情報、Value=価値、Achievement=効用の4語の略です。 本書で紹介するDIVAというデータ活用を進めるための共通のフレームワークを持つことで、企業のビッグデータ活用ワーキンググループでの議論の空転を防ぎ、良質な仮説を生み出す前段階となる仮説の量産を支援します。 【主な内容】  第1章 DIVAは「データ、情報、価値、効用」の一連の流れを記述する  第2章 顧客の振る舞いを変える  第3章 従業員の振る舞いを変える  第4章 データと振る舞いの変化を直結する  第5章 仮説を量産するのは誰か?  第6章 「気が利く」と「気持ち悪い」の境界に挑む
  • リアル行動ターゲティング
    3.0
    ユーザーがどのサイトのどのページを見て、その後、どのサイトに移動したか。そうしたネット上での 行動ばかりでなく、その人が日常的にはどの場所にいることが多いのか。そこからどこに移動するのか、 といった「リアル行動」のデータも加味することで、広告配信やマーケティング施策をより効果的なもの にしていく。リアル行動ターゲティングは、そうした新しい取り組みを可能にする概念であり、その実現 に必要な技術や手法の総称です。 本書は、ネット広告の世界の第一人者であり、リアル行動ターゲティングの提唱者でもある著者が、リアル 行動ターゲティングとは何か。なぜ必要なのか。そして既に一部で始まっているリアル行動ターゲティング を活用した取り組み事例や、リアル行動ターゲティングの未来についても見通し、平易な言葉で解説して います。 デジタルマーケティングやネット広告などを担当している人はもちろん、流通、サービス、金融、メーカー などの企業でマスマーケティングを担当している人にとっても、新たなマーケティングのヒントが得られる 必読の一冊です。
  • BtoBマーケティングの基本 IT化のインパクトを理解する12の視点(日経BP Next ICT選書)
    3.0
    BtoBマーケティングの“今”をまとめて理解! □「マーケティングオートメーション」を自分の企業で効果的に使うには? □ 従来のテレマーケティングと「インサイドセールス」は何が違うの? □ 動画やマンガを使ったマーケティングはどういうところで効果があるの? 最新のBtoBマーケティングについて、12の視点から整理し、 具体的なアクションに欠かせない考え方やノウハウをまとめました! それぞれの手法や考え方を熟知したプロフェッショナルが執筆。 BtoBマーケティングをきちんと理解したい方にお勧めの一冊です。 【目次】 第1章 BtoBマーケティング最前線  1 マーケティングオートメーション  2 アカウントベースドマーケティング  3 コンテンツマーケティング  4 インサイドセールス 第2章 マーケティング手法のポイント  5 メールマーケティング  6 セミナーマーケティング  7 動画マーケティング  8 マンガマーケティング  9 オムニチャネルマーケティング 第3章 プロが教えるマーケティング施策  10 サバイバルマーケティング  11 リードナーチャリング  12 デジタルシフト
  • ウラからのぞけばオモテが見える 佐藤オオキ nendo・10の思考法と行動術
    4.1
    質の高いプロダクト、インテリア、グラフィックを提案し 常時250を超えるプロジェクトに挑む 佐藤オオキ/nendoの思考と行動のすべてを1冊に凝縮! 世界中のクライアントを相手に、常時250を超えるプロジェクトを抱えるデザインオフィス「nendo」。 代表の佐藤オオキ氏の独自の思考法と、チームを挙げてアイデアを具現化する行動術が、多くの企業に支持されています。 本書は、その思考法10と行動術3を初めてまとめた書籍です。 デザイナーのみならず、ビジネスマンにとっても、ビジネス上のヒントを多く含んでいる1冊です。
  • ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学
    4.0
    ドラッカー、ポーターしか知らないあなたへ。 「ビジネススクールで学べる経営学は、最先端からかけ離れている!」 米国で10年にわたり経営学研究に携わってきた気鋭の日本人学者が、 世界最先端の経営学から得られるビジネスの見方を、 日本企業の事例も豊富にまじえながら圧倒的に分かりやすく紹介。 世界の最先端の「知」こそが、現代のビジネス課題を鮮やかに解き明かす!

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