作品一覧 2024/05/01更新 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文 続巻入荷 試し読み フォロー MBAの経営戦略が10時間でざっと学べる 試し読み フォロー 経営の失敗学 試し読み フォロー 全社戦略がわかる 試し読み フォロー BCG 経営コンセプト 構造改革編 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 菅野寛の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 全社戦略がわかる 菅野寛 この本の冒頭にも記載がありますが、経営戦略の本は大量にあれどその中身は事業戦略的な要素の多いもので、「全社戦略」について体系的な解説を試みている本は少ないと思います。私は初めてそのような本と出合いました。 この本では、会社の中で『本社組織』と『事業部組織』を分け、その中で『本社組織』の戦略的な機能と...続きを読むして、『ポートフォリオマネジメント』、『シナジーマネジメント』、『全社事業ドメインと全社ビジョンの設定』、『全社組織の設計と運営』について、概要解説、実際の戦略構築の観点提示、実際の企業事例を説明しています。 一つ一つの理論や事例については、経営戦略に関する本を読んでいるとよく見るものです。しかし、それを『本社組織=事業部を横ぐしでマネジメントする組織』という観点でしっかりとまとめられています。一読すると、自分の会社の組織図の再定義(再整理)が出来る内容であると思います。 本社組織の課題として、定量的な成果把握のむずかしさがあると思いますが、「なるべく定量的に評価できるように」という記載があったと思いますが、具体的な方法については記載がなかったように思います。 そこまでの内容をこの本では対象としていないという理解なので、全くマイナスポイントではありませんが、次回作があるならば要望として、より実践的な内容の本も読んでみたい・・・、と思います。 Posted by ブクログ 経営の失敗学 菅野寛 当たり前と著者も繰り返しているが、まさにその通り。経営者だけでなく、組織全体がこの事を理解すれば良いのだが…数人のチームでもなかなか難しいもの。 成功からではなく失敗から学ぶ事の有益性を説く内容と具体例が、一つ一つ自分のビジネス経験や環境と重なりつつ、納得の良書。 Posted by ブクログ 全社戦略がわかる 菅野寛 前半部分に多くドッグイヤーをした、ほぼPPMについて。 PPMは事業ポートフォリオの投資判断に使うが、自己に置き換えると商品ラインナップの判断基準に使うこともできる。 全社戦略の(複数事業を営む)上で唯一の解は存在しないという困難さを感じた。 「組織は生き物」という繊細な物に、判断を下す術を私はま...続きを読むだ知らない。 Posted by ブクログ 全社戦略がわかる 菅野寛 【メモ】 ・全社戦略:複数事業を持つ会社において、経営者あるいは本社が全社的視点で考える戦略。複数の事業を営んでいるので、「顧客は誰か」「提供価値は何か」「競合は誰か」という問いすら意味をなさない ・事業ポートフォリオで具体的に考えるのは「やめる」「まとめる」「分ける」「はじめる」の4つ ・全社事業...続きを読むドメイン:多数の事業を営んでいるが、どのような事業であれ、この領域の中で事業を行う、という領域。それを設定すべきかどうかを考えることも全社戦略の大切な要素 ・自社内の事業や機能をどのように切り分けて組織を作るかは、本社が考えるべき全社戦略の一つ ・人材マネジメントを本社が主導あるいは関与すべきなのか、あるいは各事業部に任せるのかを決めるのが本社の仕事。現実的には一部を事業部に任せ、一部は全社で行う場合が多い ・全社ガバナンスにおける論点は①何のためにコントロールするのか②どのようにコントロールするのか Posted by ブクログ MBAの経営戦略が10時間でざっと学べる 菅野寛 経営戦略に関する基礎的なフレームワークを復習できた。所々に最新の外部環境変化(DXやコロナ)を絡めた経営戦略の考え方が記されており参考になった。例えば、コロナによって外食産業は顧客に店にきてもらうことが難しくなり、デリバリーサービスを開始した店もある。本当に「美味しい食事」を提供してきた店は利便性と...続きを読む相まって中食から顧客を獲得し売上を伸ばしているところもある。外部環境の変化に合わせて、顧客のニーズを再確認することで、ピンチをチャンスにかえるいい事例でした。 Posted by ブクログ 菅野寛のレビューをもっと見る