菅野寛のレビュー一覧
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経営戦略に関する基礎的なフレームワークを復習できた。所々に最新の外部環境変化(DXやコロナ)を絡めた経営戦略の考え方が記されており参考になった。例えば、コロナによって外食産業は顧客に店にきてもらうことが難しくなり、デリバリーサービスを開始した店もある。本当に「美味しい食事」を提供してきた店は利便性と...続きを読むPosted by ブクログ
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最後の章がもっとも面白い。
これまで、総合ファームが、CIO相手にSAPなどの
大規模案件を売り込んだのと、同じ手をCEO相手にやる
という、ビジネスのうまさ。
将来の成長戦略を描き、
そこに必要なキャッシュを、試算。
このときも、すでに、現状の実力値から、
リスクを差し引き、さらに、目標数値を...続きを読むPosted by ブクログ -
いかに事業体を最適な形に変化させ、その後継続的に適応•変化させていくかを簡潔に述べている。
リーンとアジャイルという最近ビジネスの現場でよく聞く言葉も登場。Posted by ブクログ -
WBS菅野先生。組織の戦略策定からイネーブルメントまで薄い1冊に盛りだくさん。特にコスト削減については、陥りやすい罠も多く非常に有用に感じた。Posted by ブクログ
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経営戦略を基本的なところから、最近のトピックまで含めたところでの入門書。
これだけの内容を250ページくらいにまとめたこと、しかも半分は、図で整理したことは、ちょっとすごい。
経営戦略について、古典的なところで大事なことは、現在の文脈でしっかり紹介して、古くなってきている部分については、取り扱わ...続きを読むPosted by ブクログ -
コンパクトにまとめられていて大変読みやすい。書いてあることは、だいたい他のどこかに書いてあることばかり。それは「ざっと10時間で学べる本」なので、当たり前のことだが、要所要所で現代のパースペクティブでの言及があることが、この本ならではの価値と思った。Posted by ブクログ
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教科書的な内容だけでなく、時代に即してBCGが進化させた戦略の考え方が含まれていて刺激となった。
本書はそのBCGの提案のエッセンスだけであるので、これを読んで、そのやり方を真似できるものではないが、視野を広げる内容が含まれている。
各章の内容は、戦略立案・実行だけでなく、一時的に会社の業績を上げ...続きを読むPosted by ブクログ -
大企業の組織の問題は根深い。もっと手掛かりとなる情報があればよかったが、期待したほどではなかった。
…環境変化の速度が速まり、ひとつの戦略が優位性を持続できる「賞味期限」が明らかに短くなってきたことである。ひと昔前であれば、数年間は優位性を保つことができた戦略が1、2年しかもたなくなっている。...続きを読むPosted by ブクログ -
本書はBCG日本支社50周年を記念したものであり、掲載されたテーマはBCGの視点の鋭さやユニークさが伺える。が、本書はBCGのイネーブルセンターの宣伝本ともいえる。読み進めるとついついBCGにコンサルを依頼してしまいたくなるが、いずれも本質的にはクライアントがのDNAや文化として熟成しないと持続的成...続きを読むPosted by ブクログ