*時間は常に奪われる。
だから、時間泥棒から身を守る工夫が必要である。
*使える時間を創造する。
時間をどう使うか考えてはいけない。
どれだけ確保できるかを最初に考えるのが、ドラッカー流時間管理の神髄。
成果を上げる人は、仕事の計画から始めるのではなく、時間の創造から始める。
ある程度まとまった時間がなければ、大したことは成し遂げられない。
*まず成果を意識する。
何を成果とするか。
そのために時間をどう使うか。
翻って、今自分はどのような状況にあるか。
*記憶は当てにならない。
成果を上げる第一歩は、実際の時間の使い方を記録すること。
*記録は現実をあぶり出す。
成果が横ばいもしくは落ちている人の共通点は、数年前の時間の使い方と現在の使い方が同じ。
以外2点を確認する。
1.今行うべきことは何か。
2.重要なことは何か。
*非生産的な活動を排除する。
廃棄こそ時間確保の唯一の手段。
全ての仕事について、全くしなかったならば何が起こるか考え、
何も起こらなければわその仕事は直ちにやめるべきである。
*時間の塊を作る。
まとまった、2時間が目安。をいくつも取るようにスケジュールを組む。
*人の時間を奪っていないか。
*定期点検を行う。
継続的に時間の記録をとり、定期的に仕事の整理をしなければならない。
*決定なくして明日はない。
明日のために今日なすべきことを決める。
*事実ではなく、意見から始める。
正しい答えを探そうとせず、正しい問いを発し、検証すべき仮説を明らかにすること。
世の中には確固たる事実や絶対的な正解はほとんどない。
*正しい決定の3ステップ
1.共通の理解
一般的な問題と例外的な問題に分類。
正しい問いをもって、問題の根本を明確にする。
目的を明らかにして、意見の土台を作る。
2.対立する意見
関係者を巻き込む。
複数の選択肢を得る。
3.競合する選択肢をめぐる検討
最善の解決策を選ぶ。
定期的にフィードバックを行い、成果を確認する。
*問題の根本を問う。
すぐに答えを求めがちだが、ぐっとこらえて、問題の真の発生源に行き着くまで粘る。
*目的を明らかにする。
*目標は自ら管理する。
*到達点は最初の設定次第。
つまり、基準は高く設定する必要がある。
*測定基準を決める。
目標が測定可能であることは、不可欠な条件。
*計画が行動を呼ぶ。
計画とスケジュールは別物。
*行動を具体的に決める。
小さな行動を積み重ね、一歩一歩、確実に目標に近づく。
*計画に修正はつきもの。
やめる、始める、減らす、増やす。しかない。
*必ず期限を決める。
*集中して学ぶ。
*組織は絶好の学び場。
いきなり全ては無理にしても少しずつ実生活に取り入れて成長する。