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「オープンな組織(オープン・オーガニゼーション)」をいかに運営して成果を上げるかを、オープンソースのリーディングカンパニーであるレッドハットの実践事例に基づいて解き明かした本。
オープンな組織とは、社内・社外を問わず、参加型コミュニティと協力関係を結ぶことができる開かれた組織のことである。
従来の「ピラミッド型の階層組織」における上意下達の意思疎通では、めまぐるしく変化する環境で発生するさまざまな課題を解決することは困難になっている。急激に変化する市場で競争で勝ち抜くにはスピードと柔軟性を備えた、「社内外にまたがったオープンな組織」でなかればならない。では、こうした組織とは、どのような姿なのだろうか。
57四半期連続で最高益を更新し続けている「驚きの経営手法」を、CEO自らが解き明かしたのが本書である。真のコラボレーション(協働)のあり方をすでに体現した企業のマネジメント手法を解説する。
●序文から抜粋
ジムの本が実にタイムリーなのは、レッドハットがこれらのポスト官僚主義的特質の多くをすでに体現しているからだ。それゆえ、読者は本書を通じて、レッドハットからだけではなく、「オープン・オーガニゼーション(オープンな組織)」の効果を論証する実例としてジムが取り上げた他の組織からも、多くを学ぶことができる。
今日、レッドハットに力を与えている原則を取り入れる企業が増えているが、いまだに多くの組織はそれが抱える人的能力の多くを無駄にしている。あなたの組織は、いつまでそんなことをしている余裕があるだろうか。思うほど長くはないはずだ。躊躇することはない。すぐに始めよう。
Posted by ブクログ 2020年07月26日
オープンな組織によってもたらされる従来型の組織とは異なる成果・アウトプット。あたらしいかたちのそしきにはどういうリーダーとどういうチームが必要か、という点は非常に参考になった。
この本の翻訳版自体がレッドハットの社員有志によって進められた、まさにオープンオーガニゼーションな成果物である点、非常に驚い...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月29日
執筆に知人も関わっていた一冊。学びはとても大きく、読み終えた頃には付箋だらけになってました。時代が変わり企業組織が変わろうとしている過渡期の今、ひとつのベストプラクティスを示した一冊だと思いました。相性はあると思うけど一度働いてみたいなぁとか。共感し印象に残ったのは、意思決定の段階から部下は情報を求...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月30日
【情熱に火をつけて成果を上げる新たな組織経営】
A.オープン・オーガニゼーションとは、組織の内外で参加型コミュニティと協力関係を結ぶことができる組織のことである。組織をオープンにすることで、社内の知識やアイデアだけでなく、組織の外部にあるリソースと能力も活用できる。これにより、環境の変化に追いつい...続きを読む
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