【感想・ネタバレ】オープン・オーガニゼーション 情熱に火をつけて成果を上げる新たな組織経営のレビュー

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Posted by ブクログ

オープンな組織によってもたらされる従来型の組織とは異なる成果・アウトプット。あたらしいかたちのそしきにはどういうリーダーとどういうチームが必要か、という点は非常に参考になった。
この本の翻訳版自体がレッドハットの社員有志によって進められた、まさにオープンオーガニゼーションな成果物である点、非常に驚いたし、納得感が得られた。

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2020年07月26日

Posted by ブクログ

執筆に知人も関わっていた一冊。学びはとても大きく、読み終えた頃には付箋だらけになってました。時代が変わり企業組織が変わろうとしている過渡期の今、ひとつのベストプラクティスを示した一冊だと思いました。相性はあると思うけど一度働いてみたいなぁとか。共感し印象に残ったのは、意思決定の段階から部下は情報を求めていて、解決に向けて一緒に考えていくプロセスの有無はその後の仕事のパフォーマンスに相当影響する、そのことを強調している点。これが時代性というか、若い人はより顕著だというのは納得がいった。自分もリアルな対話を大切にしていきたいと思いました。

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2016年12月29日

Posted by ブクログ

めまぐるしく変化する環境で、競争を勝ち抜くには?
オープンな組織の作り方
・組織の「目的」の共有→「なぜそれをするのか」を共有
・メンバーが全力を尽くすことをかきたてるような「情熱」
・「主体的な参加」

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2016年12月08日

Posted by ブクログ

【情熱に火をつけて成果を上げる新たな組織経営】

A.オープン・オーガニゼーションとは、組織の内外で参加型コミュニティと協力関係を結ぶことができる組織のことである。組織をオープンにすることで、社内の知識やアイデアだけでなく、組織の外部にあるリソースと能力も活用できる。これにより、環境の変化に追いついていけるようになる。

B.オープン・オーガニゼーションを作るためには、次のようなことに取り組む必要がある。
・組織の「目的」を掲げる。「なぜそれをするのか」を明確にすることで、人を正しい方向に向かわせることができる。
・掲げた目的の達成を目指して、メンバーが全力を尽くすよう、「情熱」をかき立てる。
・従業員と常に対話し、良い情報も悪い情報も与える。そうすることで、彼らの「主体的な参加」を促す。
・意思決定は「実力主義」で行う。すなわち、役員ではなく、同僚の敬意を集めている人が行う。
・目的の達成に向け積極的に関わった人、期待以上の働きをした人を評価する。その際、管理者ではなく同僚が評価する。
・会社の意思決定のプロセスに、その影響を受ける当事者を巻き込む。決定までに時間はかかるかもしれないが、その結果は最終的にとても良いものとなる。

C.「グループの目的で大切なのは、何をすべきかではない。なぜそれをするのかが問題なのだ。グループの目的はゴールではなく、そのグループがなぜ存在し、何を求め、何を提供できるのかに関わっている」近年、多くの企業がこのメッセージを重視し、様々な目的を掲げている。例えば、ディズニーは「イマジネーションで人々に幸福を」、ジョンソン・アンド・ジョンソンは「痛みと苦しみを和らげる」というのが目的だ。目的を設定する一番のメリットは、皆がより熱意を持って働くようになることだ。

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2016年12月30日

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