作品一覧

  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
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    1~999巻550円 (税込)
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「なぜ優良企業は新世代の技術競争に敗れ去るのか?」 大御所経営学者のクリステンセン教授が『イノベーターのジレンマ』で答えたストーリーには未解決の問題があった。 長年解明されてこなかったイノベーションの謎に、若き経済学者が最先端のデータ分析で挑む。 「謎に対する答えだけでなく、ジレンマへの処方箋、さらには生き方のコツまで提示した本書は、21世紀を生きる我々にとって新たな羅針盤となる一冊だ。」(安田洋祐・大阪大学准教授) ●一時代を築いた「勝ち組」は、なぜ新世代の競争に出遅れがちなのか? ●この「イノベーターのジレンマ」に打ち勝つには、何をすべきなのか? 内外の企業が直面するこれらの切実な「問い」に、気鋭の経済学者・伊神満イェール大学准教授は、サバイバルの条件は創造的「自己」破壊にあり、と答える。 「共喰い」「抜け駆け」「能力格差」をキーワードに、ゲーム理論、データ分析などを駆使して、「イノベーターのジレンマ」をクリアに解明する。

ユーザーレビュー

  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

    Posted by ブクログ

     Yale大学の若き経済学者による、教育的な自伝である。

     「イノベーターの経済学的解明」のタイトルにつられて購入した。私は前半の「イノベーター」の部分に着目していたが、本書における著者自身の力点は後半の「経済学的解明」に置いていたように思う。
     著者が自身の博士論文を以て経済学の全体像を感覚で理解できるよう提示している。需要・供給・均衡・限界といった基礎的な概念から、差別化と競争、社会厚生、静学/動学、実証研究の形態の各トピックまで、幅広く紹介している。非常にスピーディーで熱のこもった筆致であるためか、サクサク読める。

     経済学はしばしば、「モデルが現実的でない」との批判を受ける。しかし

    0
    2020年04月26日
  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

    Posted by ブクログ

    既存企業がイノベーションに本気になれない理由

    「研究開発能力が高くても、合理的かつ戦略的であっても、新旧製品が共喰いを起こしている」
    つまり、「能力」の問題ではなく、「意欲」の問題

    「創造的破壊を生き延びるには創造的『自己』破壊の必要が有る」
    「生きる為には死ぬしかない」

    0
    2019年11月16日
  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書では、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」を底本にして、実際にイノベーションのジレンマはあるのか、あるとしたらどういった理由が存在するのか・・・といった問題を実証することを目指し、様々な概念と方法論を定時している。

    実務でコンサルティングや技術開発(イノベーション)を行なっている身からすると、やっぱり社内競合(本書でいうところの「共食い」)は本当に企業の中でよく見かける。
    一方で「抜け駆け」を目指した意思決定は、本書でも珍しい例と言われているが、残念ながら一度も見たことがない。

    難しいのは、ただ「共食い」するだけならともかく、ITによってそもそも提供価格が大幅に下がってしまうと

    0
    2019年07月29日
  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伊神先生は

    イェール大学の准教授。本当は実績を残すために、日本語の本など書いている場合ではないと思うのだけど、後書きにあるように色々な思いがあって休日を使ってこの本を書いたようです。これ、本ではなくて授業とかで直接話を聴いたら、きっともっと面白かったのだろうなと思いました。

    この本は結構面白い構成で、最初にざっとサマリーのようなものが書いてある。さすがは大学の先生。語り口はエッセイ調。

    説明されている経済理論は3つ。置換効果(共食い)、抜け駆け、能力格差。実証研究の手法も3つあってデータ分析、比較対象実験、シミュレーション。で、そもそものクリステンセン先生のHDDの事例をベースに実証研究

    0
    2019年02月24日
  • 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

    Posted by ブクログ

    前半は素晴らしい目から鱗 後半はもう一つピンとこなかった
    以下は前半の収穫物

    因果関係と相関関係(128) 
    因果関係はストーリー、頭の中で創造するもの AIには作れない
    相関関係 Dataの中にあるもの 発見するもの

    イノベーション
    プロダクト・イノベーション
    プロセス・イノベーション 製造・販売費用の低減

    勝者総取り 戦わずして勝つのが最善 独占の妙味 
    複占は1/2ではない 客数は半減、単価も半減
     10億件✕@100円=1,000億円
      5億件✕@ 50円= 250億円

    既存企業の弱点
     ①人や組織の惰性
     ②従来事業の成功体験
     ③大きな組織は情報の伝達効率が悪い

    資本C

    0
    2018年11月10日

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