哲学・宗教・心理作品一覧
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-「無分別」は、すばらしいこと、「我慢」は、本来は悪い意味。あるものは正しい意味で、あるものは反対の意味に変化して、日本人の心を育んでいる。 知れば知るほど面白い! 日常生活の中の仏教語。 ●仏教が日本に伝来したのは、6世紀の半ばです。仏教は、日本人の伝統信仰である神道と融合し、すっかり日本化しました。……その意味で仏教は日本文化そのものになっています。仏教のことばが日本語そのものになっています。だから逆に、日本語になった仏教のことばを学ぶことによって、仏教の教えを学ぶことができます。……したがって本書は、ちょっとスタイルの変わった仏教入門書であります。――「まえがき」より
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4.6戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。 <各章の概要> 【旭日】1960年(昭和35年)10月2日、伸一は、「君の本当の舞台は世界だよ」との師の遺訓を胸に、北南米へ出発。平和旅の第一歩は、太平洋戦争の火蓋が切られたハワイの地にしるされた。伸一は渾身の指導を重ねながら仏法を世界宗教へと開くための構想を練る。 【新世界】第2の訪問地サンフランシスコは日本の講和条約と日米安全保障条約の調印の地。伸一は、その地で、世界の冷戦と新安保条約をめぐり混乱する国会に思いをはせる。サンフランシスコ、ネバダに地区を結成し、やがてアメリカの同志の誓いとなる3指針を提案する。 【錦秋】平和旅の舞台はシアトル、シカゴ、トロントへ。シカゴで伸一は、同行の幹部たちにアメリカ総支部の構想、インド、ヨーロッパ訪問の計画を語る。また、リンカーン・パークで遊びの輪に入れてもらえない黒人少年を目にし、人種差別の現実に心を痛める。 【慈光】伸一は、体調が悪化するなか、ニューヨークの友を激励する。苦悩するメンバーの質問に答えながら、信仰の基本、大聖人の仏法の本義を優しく語る。さらに「『世界の良心』『世界の良識』といわれるような新聞にしたい」と聖教新聞の精神を語る。 【開拓者】ニューヨークからサンパウロへ。ブラジルの座談会では、日系移民の過酷な生活状況が語られるが、伸一は信心を根本に希望の光を送る。そして支部結成の発表が、歓喜の渦を巻き起こす。最終目的地のロサンゼルスで支部を結成し一行は帰国の途につく。
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3.8「僕が本当に言いたいことは、なぜ分かってもらえないのだろう?」 自分の悩みをあり方の謎として捉え、哲学の問題を考える82の対話。 社会問題よりも、自分をとりまく社会の成立に不思議さを感じる学くんの疑問は、いつも友だちや先生には分かってもらえない。自然法則は「今までそうだった」だけなのに、なぜ未来もそうだと分かるの? なぜ僕は今、この世に存在しているの? 学くんの問いに哲おじさんが答えることが、さらなる問いを生む。 「哲学を本気でやれば、君は決して孤独ではない。君は必ず真の友人を見つけることができる。君が君の思考を進めれば進めるほど、隠れていた友人たちが次々と現れてくるはずだ。この世界は、当初そう見えたようには、そう捨てたものでもないということが分かってくるだろう。」(第82話の哲おじさんの言葉から引用抜粋)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの願いを叶えるすごすぎる日本の神社最新版! あなたの「開運」を後押しします! ずっと昔から、日本人は神様を祀り、心の拠り所にしてきました。 「八百万の神」という言葉があるように、数多くの神々はあらゆる役割にわけられ、日本中で祀られました。 これが神社の始まりといわれています。 私たちは初詣や七五三、合格祈願など、人生の節目に神社を訪れます。 今でも神社は私たちの身近にいる存在なのです。 この本では数えきれないほどの神社をご利益別に厳選し、ランキングにまとめています。 恋愛や人間関係、仕事や自分の将来について、悩んだとき、誰かに背中を押してほしいとき、そんな時がきたら神社に足を運んでみてはいかがでしょう。 あなに寄り添ってくれる神様がきっと待っていてくれるはずです。 ●おもな内容 【あなたに運気を呼び込んでくれる】 ゼッタイ訪れたい 開運神社ベスト10 【この神社にいけばあなたの願いが叶う!】 日本の神社ベストランキング 【ご利益を100%引き出せる】 神様に願いを届ける参拝マナー 【厄年にするべきことが全部わかる!】 開運のトリセツ 【御朱印を「たし算」してもっと運気を上げちゃう方法を伝授】 幸せが舞い込む 御朱印夢の方程式 ほか
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-イスラーム教徒(ムスリム)が少ない日本では、その教え自体になじみが薄い。よくわからない一方で、日々の報道を通じ中東の戦争や、欧州のテロ事件、難民といった言葉でイスラームのイメージが形作られています。世界のムスリムの人口が16億人を超えると言われる今、無益な文明の衝突を減らすには、相手のロジックを知り考えることが何よりも大切なはずです。本書は、日本人イスラーム法学者が、「ムハンマド」「スンナ派」など、99のトピックでイスラームの教えと歴史をやさしく概説し、その多様性と共存への可能性へと目を開く一冊です。【目次】序 理解はできないけれども共存するために知っておくべきイスラームのこと/第一章 法の宗教/第二章 イスラームの下の暮らし/第三章 イスラーム人物伝/第四章 イスラームと現代/コラム 近代日本のイスラーム理解1 大川周明/コラム 近代日本のイスラーム理解2 井筒俊彦/あとがき/著者選 イスラームをさらに知るための文献リスト/資料 イスラーム関連年表
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5.0文明間、宗教間の対話が、共生と連帯の地球社会を築く。 人類の未来のために傑出した行動を続ける仏法者との対話に、インドネシア民主化の闘士の“ラスト・メッセージ”が託される。 【各章の項目】 イスラムと仏教の語らい/青春の苦闘と探求/女性勝利の世紀へ/対話こそ創造の源/寛容の原点と歴史/教育は未来の黄金の柱/新時代を開く青年の勇気
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-第一章 仏教とイスラム-平和への対話 第二章 「寛容」と「多様性」-地球ルネサンスの精神 第三章 対立から共生へ-豊饒の時代の到来 第四章 文明間の対話-諸宗教の共存 第五章 永遠の生命の視座-意識と人生の変革 第六章 「宗教的精神」の蘇生-価値を創造する魂 第七章 「地球文明」の創出-平和への第三の道 第八章 精神の「内発性」-人類を照らす普遍の光 第九章 人間の安全保障-核兵器のない世界へ 第十章 世界市民の要件-「共同体」と「世界」の往還の中で 第十一章 人類共生への「選択」-地球的統合をめざして
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5.0ノーベル化学賞・平和賞の受賞者である、ライナス・ポーリング博士と世界平和のために行動する著者が21世紀へはばたく青年たちに贈る文明対談。 【目次】 第一章 二十世紀とともに 初めての出会いから 少年のころの思い出 青春時代の労苦 読書のこと師のこと 忘れ得ぬ人々 創造と活動の源泉 第二章 わが人生の譜 教育と探究心 家庭を語る 結婚と女性の役割 日常の一端から ノーベル賞をめぐって 信仰と理性 人間の幸福の条件 第三章 人間にとって科学とは 人類に貢献する科学 宇宙と生命の起源 科学者の社会的責任 思い出のアインシュタイン アインシュタインの世界観 科学者が留意すべきこと 科学の発達と精神の開発 道徳科学をめぐって 第四章 「生命の世紀」への選択 人口問題の行方 二十一世紀のイメージ 分子矯正医学のこと なぜビタミンCなのか 健康法について ストレスの解消法 科学とインスピレーション 死ぬ権利をめぐって 「脳死」へのアプローチ 第五章 世界不戦を目指して 核時代と人類 権力に抗して 反核の運動 パグウォッシュ会議の意義 世界市民への道 人種問題の展望 米ソ関係の新展開 不信と相互理解 第六章 恒久平和の提言 軍縮の時代 平和のために走る 国連への期待 「平和省」の設置 民衆運動の役割 宗教者の和平運動 絶対的平和主義について 世界のなかの日本
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「私はいくつに見られようと平気よ。今の自分にできることをすれば、91歳でも堂々と生きられるわ」スローライフの元祖・ターシャ・テューダーが守り通した「ターシャのルール」をあますところなく紹介します。 ※本書は二〇〇六年十二月に小社より刊行された『ターシャ・テューダーの言葉 特別編 生きていることを楽しんで』を文庫収録にあたり、改題、加筆、新編集したものが底本です。
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3.4マンガ『暗殺教室』(松井優征・作)は、「担任教師の“殺せんせー”なる超生物を卒業までに倒すこと」「そのために殺傷技術に練達すること」「中学生たちを学校で教育し成長させること」という一見まったく相容れない課題と一風変わった学校生活をスリリングに描写した傑作SFコメディ。この作品に武道家であり思想家の内田と武術家の光岡が着目。このマンガに内在する「師を超えること」という極めて教育的かつ武術的なテーマをはじめ、社会が完全管理に向かいつつある今、生きることの本質と、古来人間を支えてきた「古の身体」の文化、生き残るための武術的知性とは何かを縦横無尽に語る。【目次】はじめに 「戦争の切迫」というアクチュアルな状況で考える生存の知恵 内田 樹/第一章 生存のための文化とはなにか/第二章 古の身体文化 能と武術/第三章 生存のための学びと教えの作法/第四章 古の身体に帰って見える未来/おわりに 生存のための文化の本質を求めて 光岡英稔
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 死さえ、怖いとは思いません――。生誕100周年を迎え、今なお世界中のファンを魅了する絵本作家・ターシャ・テューダーの、自由な精神あふれる言葉の宝石箱。20万部突破のベストセラーが待望の文庫化。
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3.9地震や洪水、火災などの災害に遭遇した時、身をまもるために素早く行動できる人間は驚くほど少ない。現代人は安全に慣れてしまった結果、知らず知らずのうちに危険に対して鈍感になり、予期せぬ事態に対処できなくなっている。来るべき大地震のみならず、テロや未知の感染症など、新しい災害との遭遇も予想される今世紀。本書では災害時の人間心理に焦点をあて、危険な状況下でとるべき避難行動について詳述する。【目次】プロローグ 古い「災害観」からの脱却を目指して/第1章 災害と人間/第2章 災害被害を左右するもの/第3章 危険の予知と災害被害の相関/第4章 「パニック」という神話/第5章 生きのびるための条件/第6章 災害現場で働く善意の力/第7章 復活への道筋/エピローグ 「天」と「人為」の狭間に生きる人間として
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3.8絶え間ない緊張が続く、中東イスラーム諸国をとりまく情勢。「イスラーム原理主義」すなわち「過激」「危険思想」というイメージが再生産されるなか、本来は唯一神・アッラーの存在こそが、人間の人間による支配と国家の暴走、対立を食い止める秩序になりうると著者は説く。国境を越えて勢力を拡大する「イスラーム国」への評価も踏まえながら、ムスリムたちの死生観をわかりやすく解説する、必読の一冊。東京大学先端科学技術研究センター准教授・池内恵氏の解説付き。【目次】序章 イスラームとジハード/第一章 イスラーム法とは何か?/第二章 神/第三章 死後の世界/第四章 イスラームは政治である/第五章 カリフ制について考える/終章 「イスラーム国」と真のカリフ制再興/解説――自由主義者の「イスラーム国」論~あるいは中田考「先輩」について 池内 恵
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3.7インドに始まり、アジアを貫く一大思潮である仏教。この初期仏教から上座部仏教、大乗仏教、密教までの、2500年を超える仏教の歴史とさまざまな教えを、碩学がわかりやすく解説する。ブッダ、阿弥陀仏、大日如来の違いとは何か?長年の著者の現地調査のエピソード等もまじえつつ、最新の知見をふまえ、仏教の基本とアジア各地で花開いた仏教思想と「ほとけ」の多様性を知ることができる、空前の仏教入門書。【目次】第一章 ブッダの一生/第二章 ブッダの面影と新しい仏/第三章 アジアに広がった仏たち/第四章 日本に花開いた仏教/第五章 回帰するブッダ
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3.0後輩に昔話をしてしまう。すっかり検査が趣味。首の後ろに”親父汗”をかく。メールの絵文字が嬉しい。50代になってわかった”おじさん”の習性。開き直らず、引け目も感じず、それがまっとうなおじさんの道。
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4.0「ユダヤ教、キリスト教、イスラームの神は同じ」「戒律を重んじるユダヤ教とイスラームのコミュニティは驚くほど似ている」「千年以上にわたって中東ではユダヤ教、キリスト教がイスラームのルールに則って共存してきた」。なのに、どうして近現代史において衝突が絶えないのか?本書は、日本ではなじみが薄い一神教の基礎知識を思想家内田樹とイスラーム学者中田考がイスラームを主軸に解説。そして、イスラームと国民国家、アメリカ式のグローバリズムの間にある問題を浮き彫りにし、今後の展望を探る。【目次】序 レヴィナシアン・ウチダ、ムスリム中田先生に出会う 内田 樹/第一章 イスラームとは何か?/第二章 一神教の風土/第三章 世俗主義が生んだ怪物/第四章 混迷の中東世界をどう読むか/第五章 カワユイ(^◇^)カリフ道/補遺 中東情勢を理解するための現代史 中田 考/跋 未だ想像もできないものへの憧憬 中田 考
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3.6年間数百冊を読破すると語る著者の初めての読書論。精読、多読、とばし読みといった、さまざまな「読書の仕方」と、効率のよい知識の活用法を伝授!目からウロコの読書術!
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4.0日本一の最多勝記録を持つ名騎手が勝負の駆け引き、究極の集中力の極意までを綴った初めての書き下ろし。すべては人生の生き方まで繋がる時代とともに生きるヒントを伝授。
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4.5日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った創価学会第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。(1巻概要)1945年(昭和20年)7月3日の夕刻、一人の男が、東京・中野の豊多摩刑務所を出獄する。軍部政府の弾圧によって投獄されていた、創価教育学会の理事長・戸田城聖である。そこで彼が見たものは、戦火に焼かれた国土であり、誤った宗教・思想に導かれた国民の悲惨な結末であった。彼は決意する。“民衆の真実の幸福を築くには、日蓮仏法を広宣流布していく以外にない”と。やがて日本は敗戦。戸田は、壊滅した学会の再建に踏み出す。「創価教育学会」の名称は「創価学会」に変更され、彼の出版社「日本正学館」には四散していた学会員が集い始める。11月18日、獄中に殉教した師・牧口常三郎会長の1周忌法要が営まれ、獄中で地涌の菩薩の使命を自覚した戸田は、「広宣流布は私がやる」と決意する。翌21年が明けると、戸田は数人の同志に法華経講義をスタート。彼を中心にした広布の歯車が、少しずつ動き始めた。(1巻目次)黎明/再建/終戦前後/占領/一人立つ/千里の道/胎動/歯車
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3.5将棋に先手と後手があるように、人生にも先手と後手がある。奨励会を年齢制限で退会し、アマチュアとして夢を追いかけた私はいわば「後手番」の人間。だが「後手」にも先手にない強みがある!
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3.6将棋は構想力を競うゲームでもある。時間はどのように使い、戦略はどのようにして選ぶのか? 良いときと悪いときの考え方の違いとは? 逆境を何度も乗り越えた第一人者の箴言。
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-2025年1月17日(金)公開の映画「君の忘れ方」(主演:坂東龍汰/西野七瀬、新宿ピカデリー他全国公開)の原案本! 人はどう悲しみと向き合えばいいのか――。本書は、大切な人の死に直面した人の心にやさしく寄り添い、「死は不幸ではない」というメッセージを送る1冊です。大切な人へのプレゼントにも最適な、グリーフケア本の決定版! 「死は決して不幸な出来事ではありません。愛する人が亡くなったことにも意味があり、あなたが残されたことにも意味があります。これから、わたしがお話しすることは、亡くなられた人からのメッセージだと思って下さい。これから何夜かにわたってお届けする、わたしの手紙を最後まで読まれたあなたは、きっと死の本当の姿について理解されるはずです。そして、おだやかな悲しみを抱きつつも、亡くなられた人の分まで生きていくという気持ちになってくれることを信じています」(本書「第一信」より抜粋) ※解説:町田そのこ(作家)
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4.0生まれ持った霊能力と長年の修行で神仏や眷属と会話ができ、スピリチュアルな世界をブログで発信して人気の著者・桜井識子さん。全国1000以上の神社仏閣をめぐり、それぞれの神仏が本当に得意とする「ごりやく」を神仏に直接お尋ねしてきました。本書は、その中から100寺社を「勝負運」「金運」「人間関係運・恋愛運」「健康運」……など「ごりやく別」に分類。「ごりやく」をいただく方法、境内のパワースポットや知られざるエピソード、眷属の働き、ご神木や聖水の場所と効果、おススメの参拝日や縁起物を紹介します。そして単行本時にはなかった「おわりに」では、「神仏霊能力を伸ばすコツ」を伝授。巻末には、本書掲載の寺社地方別一覧を付けました。神仏や眷属と識子さんとの会話も楽しく、実際にその場を訪れたり、よい「気」をいただいたり……叶えたい願いを胸に、神仏の懐に飛び込みたくなる本です。 ※紙書籍の帯に収録されている「おまけ 著者撮影の縁起物『富士山』」は、電子版では収録されていません。
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-孔子と弟子たちの言行を集録した『論語』は、たんに教訓めいた言葉をならべた箴言集ではない。ときに厳しく、ときにやさしく、ときに愚痴めいた本音を弟子に漏らす孔子。弟子たちの方も、虚心坦懐に「仁」や「礼」を問うかと思えば、師の矛盾を鋭く突くこともある。まさに丁丁発止の師弟の対話をみずみずしく描いた文学作品でもあるのだ。しかし、全二十篇におよぶ『論語』のなかで、孔子以外の人物は飛び飛びに登場してくるに過ぎず、その個性や人間味までを把握するのは難しかった。本書は、『論語』の逸話を登場人物ごとにまとめ直し、孔子と対話した人々や孔子が人物評を残した人々について、めいめいの個性が際立つようにまとめたユニークな論語読本。最愛の弟子・顔回、勇を好んだ子路、商才に長けた子貢らの有名な弟子たちから、一度しか名前が登場しない隠者までほとんどすべての人物を網羅している。不朽の古典『論語』の新しい楽しみ方に出会える一冊。
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3.5ある大学生は、自分の友だちに深刻な悩みごとは相談できないという。「友だちにそんな重たい話をして、負担をかけたくない」。しかしそんなに気を遣う関係が、友人関係と言えるのか。目を転じれば、子どもを叱れない親、部下を注意できない上司が世に溢れており、人を傷つけてはいけないという風潮があるようだが、背景には「子どもに嫌われたくない」「部下に訴えられたくない」といった思惑があるのではないだろうか。上っ面のやさしさが主流になり、あえて厳しいことも言う本物のやさしさが疎まれてしまう時代。日本古来の「間柄の文化」にも言及しながら、ベストセラー『「上から目線」の構造』を著した心理学者が現代の「やさしさ」を分析する。【目次より】●人の気持ちを傷つけない人はやさしいのか? ●聞き分けのいい母親より、厳しい母親でありたいと思う人は一二% ●アドバイスを受けてムカつく部下 ●気遣いをさりげなく伝えるやさしさ etc.
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3.3企業における人事採用の際に、性格分析が使われることがある。しかし、非常に複雑な存在であるヒトの性格を、質問に答えてもらうだけで診断するのはかなり困難である。世間に流行している心理テストもほとんど疑似科学の疑いが強い。一方、巨大市場を形成しているサプリメントも注意が必要で、その効果をうたう主張のほとんどは疑似科学といえる。なぜこのようにあやしげな理論が蔓延するのか? この人間心理の謎を解くカギは、科学と疑似科学の両方の源である、「規則的なパターンや原因の抽出」という行為である。本書は共同研究者とともに「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」を立ち上げた疑似科学研究の第一人者が、進化生物学の視点から人間心理の本質に迫る。◎抗酸化作用があるという活性水素水/◎学校や自治体が本気で採用した、放射能の除染効果があるというEM菌/◎疑似科学としての占星術、血液型占い/◎封印された超能力の科学 etc.
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3.7常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではあるまいか。本書では、天下を制した織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を始め、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗などの戦国をリードした人物はもちろん、なるべく多くの武将の言葉を拾うことを心がけた。時代の風を読み、情況に応じて自在に変化する男たちの口をついて出た言葉は、日々変化を続ける現代に生きるわれわれにとって、またとない人生教科書だ。「言葉は人なり」の事例を、歴史作家が丁寧に掘り起こす人物読本。
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5.0池田名誉会長がヤング・ミセスに贈った珠玉の随筆、長編詩等を収録。 若き「幸福の太陽」であるヤング・ミセスの友に、さらなる歓喜の波動を広げ「聖教新聞」(2005年~2011年2月)、「大白蓮華」(2006年~2010年)に掲載された池田名誉会長の随筆、講義、巻頭言等のなかから「婦人部指導集」として収録。 第一章 「随筆 我らの勝利の大道」から 今日も元気で!――創価の母に幸福と平和の花を! 偉大なる母に幸あれ!――尊き「母桜」よ 勝利 勝利と咲き薫れ 私の創立八十周年――共々に偉大な「人間革命」の一年を! 「地区」こそ創価家族の広布城――偉大な理想へ 実践は足元から 「人間革命」と我が人生――皆が「冬は必ず春」の法理の証明を 第二章 「随筆 人間世紀の光」から 尊き婦人部の皆様に贈る――母を幸福に! それが平和の大道 尊き広布の天使――希望の母は「心」の勝利者 世界一の婦人部を讃う――幸福と正義の「灯」で世界を照らせ! 創価の母に万歳を!――「太陽の婦人部」は世界一の輝き 尊き「多宝会」の同志、万歳!――「仏」とは戦い勝つ忍耐の生命 創刊五十五周年を祝す――無冠の友に心から感謝 第三章 「大白蓮華」巻頭言から 賢明なる母――「婦人部の日」を祝して 創価の女性は元初の太陽なり 五・三「創価の母の日」万歳! 「生涯青春」の多宝の友、万歳! 最前線の「太陽」に最敬礼を! 第四章 講義「御書と師弟」から 女人成仏の宝冠――創価の母に永遠の感謝 第五章 友へ贈る詩――和歌・句から
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3.3メディアでは、何か事件が起きるたび、誰が悪かったのかと犯人探しが始まる。メディアだけではなく、社会のあちこちで「悪いのは××だ!」という声が以前にも増して聞こえてくる世の中になった。そして、誰もがその後こう付け加える----「悪いのは私じゃない」。 でも、だれもが「悪いのは私じゃない」と主張して、他を罰してばかりいたら、社会はばらばらになり崩壊してしまう。いったい、私たちはどうしたらいいのだろうか? 本書は、新型うつ病、モンスターペイシェント、アダチル、パワハラ、スピリチュアル・ブーム等々、医学・心理・社会・政治の多角的側面から、悪の原因特定に見られる、「悪いのは私じゃない」という他罰的傾向の淵源に迫る。 《目次》 プロローグ----他罰の時代がやって来た! 第1章 学校が悪い! 学生のあいだで剽窃が横行 「学校が悪い、教員が悪い」 萎縮する教師、保身に走る学校 第2章 医者が悪い! 「医者が悪い」というモンスターペイシェント "くずれる"医師と患者の関係 増える母娘共闘のプチモンスター 第3章 職場が悪い! 労災認定されるうつ病が増加 ギスギスした職場 会社のトップに直接メールする社員 新型うつは他罰の巣窟 第4章 家族の中の他罰主義 「子どもが悪い」と逆ギレする親 子どもは本来、自責感が強い 「親が悪い」と言う"子ども"----アダルト・チルドレン 第5章 「前世が悪い」?のスピリチュアル・ブーム 「原因が"私"じゃないなら、薬は要りません」 「前世が悪い」 スピリチュアル的原因論の"功罪" 第6章 科学の世界も「他罰のススメ」 かつて、自分を責めがちだったうつ病患者 「食べ物が悪い」 「脳の傷が悪い」 「遺伝子が悪い」 第7章 「悪いのは私だ」の歴史 日本人は「自責な人」? 「悪いのは日本ではない」 負けないためには勝つ、もし勝てないならそれを誰かのせいにする 第8章 ネットという他罰メディア スマイリーキクチ氏のブログ炎上事件 ゆがんだ平等主義といびつな正義感 他人にだけ道徳的な人たち 第9章 他罰は自己責任論の裏返し イラク日本人人質事件 「自己責任」と「自業自得」 "自己責任"を回避するための"先制攻撃合戦" 悪いのは私じゃない症候群の元凶は、成果主義と新自由主義的競争 エピローグ----悪いのは私じゃない症候群への処方箋 「ピンチはチャンス」の自己責任論より「ピンチはピンチ」の分かち合い精神を 「悪いのは私じゃない」----そう言わない勇気
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 陰謀論とフェイクニュースと人間と SNSやインスタが一般的な昨今、情報は鮮度が命!早く広まれば広まるほど良いと言う風潮があります。 でも一方で、こんなわたしたちの活動に乗じて、悪さをする存在がいるのも事実です。 例えばフェイクニュースと言う困ったお邪魔虫は、世界を席巻していると言っても過言ではないでしょう。 重要なニュースは全て共有して、色んな人に広めなくちゃと言う人々の善意に乗っかって広がる病原菌の如き存在である彼らは、 嘘の情報に踊らされた人たちを混乱に陥れるだけではなく、災害地のデマ情報を流して、実際の救助活動を遅らせたりして、被災者の命を危険に晒すことまでしています。 そんなフェイクニュースと似た存在に陰謀論があります。 こちらも我々の真相を知りたくてするネット検索や憶測含みの噂を利用して広まり、いつの間にか自らこそが真実と言う顔をして、 正しい情報を隠してしまう魔法のマントを着た詐欺師みたいな存在ですが、時にはありもしない悪意を人々に信じ込ませ、罪もない誰かを迫害するように仕向けたりする凶悪なヴィランです。 どちらも私たちの善意や正義感を利用し、真偽を見極めるのが困難なだけに怖いですよね? 写真の合成などを見抜いてくれるフリーソフトもあり、それを使うことを専門家の方は勧めてくれますが、実際に良いねを押して拡散をするのは本当に一瞬の判断だったりします。 要は対処に割ける時間に対して、我々が捌かなくてはならない情報量が圧倒的に多すぎて、そんな手間暇のかかることしてられないのです。 でも、そうは言ってもフェイクニュースや陰謀論は、我々の身近に潜んでいるのです。 皆さま不安になることも多々あるのではないでしょうか? そんな不安を払拭するためにも、安心して情報を楽しむためにも、対策用のフリーソフトを使わない対策も含めて、 心構えなどを身につけておいた方が、情報社会を自由に生きることができるのではないでしょうか? この本で身につけて欲しいのはたったの5つです。 この5つのことを実行するだけで、あなたは情報を安心して活用できる通の情報社会人になれるのです。
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-中国の仏教弾圧により民族意識は強化され、チベット仏教の平和思想ゆえ独立運動は抑制される。政治と宗教の奇妙な対立の構図を検証。 チベット問題は、二一世紀に残る大きな課題の一つである。これらは、よく漢民族とチベット民族のあいだの民族問題とされる。そう考える人々にとっては、冒頭のような光景は信じがたいかもしれない。しかし、それは紛れもなく現実である。そしてこの光景はチベット問題を単なる民族問題とみるべきではないことを如実に物語っている。 では、このチベット問題を我々はどのようにみるべきなのであろうか? 本著ではこの問題について、民族意識と仏教をキーワードとして考えていきたい。具体的には、まずチベットが「近代の衝撃」を受けた結果、原初的ながら民族意識が生まれ、「近代国家」を目指したダライラマ十三世時代を中心に、一九五九年の十四世亡命までの状況をふり返る。その際には﹃見えざる者の案内﹄や﹃ダライラマ十三世伝﹄といったチベット語史料を中心に、英語や漢語の史料も用いる。チベット語史料を中心にするため、その歴史はチベットから見たものとなる。そして後半は、現在のチベット、特に亡命チベット人社会の状況について紹介することとする。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 一 一九五一年以前のチベットの状況 1 チベットの「前近代」 2 チベット民族意識の萌芽──ヤングハズバンドの遠征と清朝軍のラサ侵攻(一八七六─一九一三) 3 ダライラマ十三世による「近代化」運動とその挫折(一九一三─一九三三) 4 ダライラマ十四世の登場と人民解放軍のラサ進軍、十四世の亡命(一九三四─一九五九) 二 チベット人の民族意識 1 中国領チベットと亡命チベット人社会における「民族」──チベット族とチベット人 2 民族意識の源泉──亡命チベット人社会における中国政府の弾圧の記述 3 チベット民族意識の拡大──「ヒマラヤ民族運動」 三 チベット民族と仏教 1 民族意識とチベット仏教 2 民族を越えるチベット仏教──ダラムサラの漢人たち おわりに 補遺 あとがき 【著者】 日高俊 大谷大学大学院文学研究科国際文化専攻博士後期課程満期退学。大谷大学文学博士。 現在、大谷大学非常勤講師。 主な論文に「1927~28年におけるポユル・カナム領主の反乱について:ガンデンポタン政権による「近代化」とその影響」(『日本西蔵学会会報』第57号)、「民国成立期(1912-13)中国とダライ・ラマ政権:ダライ・ラマ帰還と和平交渉」(『中国研究月報』第62巻第8号)などがある。(2014年現在)
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4.8■人間関係のユウウツが消せたらいいのに、と思いませんか? 「気分屋さん」に振り回される 「自己中心的な人」にうんざり 「かまってちゃん」がしつこい 「上から目線の人」が鼻につく そんな「めんどい人」へのユウウツがスーッと消える1冊です! 本書の著者・精神科医Tomy先生は、こう言います。 「人づきあいはね、うまくやらなくていいの。テキトーでいいのよ。人の顔色ばかりうかがっていたら、自分がしんどいわ。」 ■ベストセラー著者の精神科医Tomy先生が、人間関係のお悩みをズバッと解決! 現役の精神科医のTomy先生は、「気がラクになるヒント」をつぶやいた、Twitter(現X)の投稿が反響を呼び、2024年7月の時点で、フォロワーは39万人超。 シリーズ累計33万部超のベストセラー「精神科医Tomyが教える 1秒で○○する言葉」(ダイヤモンド社)の著者でもあります。 Tomy先生の投稿や書籍には、「読んで心が軽くなった」「じんわり幸せになれる」と、その言葉に多くの人が励まされています。 本書では、精神科医のTomy先生だからこそ伝えられる、「めんどい人間関係」への解決策を一挙に放出! 切れ味鋭くも、悩みを抱えた人に寄り添うやさしさを感じる言葉にも背中を押してもらえるはずです!
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-動物の生態から見えてくる人間性格診断&コミュニケーション術 40種の動物の生態に基づいて人間のタイプを40に分類。ワニ型のあの人との付き合い方は? うちの社長は実はライオン型なのかも? 人づきあいが苦手なあなたも、相手が動物だと思えば苦労しないかもしれません。さらには5つの質問に答える自己診断チェック表も付属。あなたはナニ型人間? 面白くて実は奥深い、新基軸の動物型人間診断。 ●野村潤一郎(のむら・じゅんいちろう) 1961年、東京生まれ。北里大学獣医学部獣医学科卒業。野村獣医科Vセンター院長。最新医療機器を備えたハイテク医療を行う。動物をこよなく愛し、彼らの命を救うため日夜メスを手に奮闘する、年中無休のスーパー獣医。100匹を超える動物たちと暮らし、動物全般にわたる該博な知識、高度なオペ技術には定評がある。
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-『少年少女きぼう新聞』好評連載の単行本化。三代会長と歩んできた創価学会の歴史を、生き生きとしたイラストを添えて紹介する。未来部の部員会などでの学習や、少年少女部員へのプレゼントに最適な1冊。
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-本書は、主著『エチカ』で知られるバールーフ・デ・スピノザ(1632-77年)がその執筆活動の初期に残した代表作の一つです。 従来『神、人間および人間の幸福にかんする短論文』が最も早い著作と考えられてきました。しかし、近年の研究では本書『知性改善論』こそ、1656年後半から61年前半に書かれた最初期の論考である、という説が有力になりつつあります。アムステルダムにユダヤ人として生まれ、ユダヤの教育を受けたものの、1656年には破門されるに至ったスピノザが、デカルトやベーコンの哲学を会得した上で、「神」について、無限なる属性としての思考と延長について独自の見解を紡ぎ、語り始めた、画期となる著作です。 精神と全自然との合一の認識、永遠無限なるものへの愛、揺るぎない幸福の追求など、本書には『エチカ』のモチーフをはっきり見て取ることができます。おそらくは時間のなさゆえに本書は未完のまま放置されましたが、しかしその哲学は『エチカ』に引き継がれ、さらなる発展と深化を遂げていくことになります。その意味で、本書はスピノザが「哲学者」になる過程を記録した生々しいドキュメントであるとともに、著者自身による最良の『エチカ』入門でもあると言えるでしょう。 『知性改善論』については、長らく畠中尚志訳(1931年、改訳1968年)が読み継がれてきました。本書は、気鋭の研究者が最新の研究成果を取り込みつつ、充実した訳注とともに「今日の日本語」でスピノザを読めるようにと全力で完成させた待望の新訳です。 [本書の内容] 読者に告ぐ 〔導 入〕 〔方法の規定〕 〔方法の第一部〕 〔方法の第二部〕 訳 注 文献一覧 訳者解説
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-岩木山に始まり、石鎚山、出羽三山、そして富士山へ……。何もかもが空回りする人生のどん底で「行」と出会った作家・家田荘子は、日本各地に点在する霊山を登り始める。一歩踏み出すごとに数多の苦楽を与えてくれる霊峰との対峙から、彼女が見出した「生きる歓び」とは。著者にとって人生の転機となった霊山行をめぐる再生の記録。 この電子版では、文庫から大幅に加筆修正の上、内容を再構成。掲載写真を一新してオールカラーにしている。 ●家田荘子(いえだ・しょうこ) 作家・僧侶(高野山本山布教師)。日本大学芸術学部放送学科卒業。高野山大学大学院修士課程修了。女優、OLなど十以上の職歴を経て作家に。1991年、『私を抱いてそしてキスして エイズ患者と過した一年の壮絶記録』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2007年、高野山大学にて伝法灌頂を受け、僧侶に。住職の資格を持つ。高野山の奥の院、または総本山金剛峯寺にて駐在(不定期)し、法話を行っている。『極道の妻(つま)たち』、『歌舞伎町シノギの人々』、『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』、『女性のための般若心経』、『少女犯罪』など138作品の著作があり、近著は『熟年婚活』(角川新書)、『別れる勇気』(さくら舎)、『大人処女』(祥伝社新書)。セカンドチャンスや人生探究など、元気の出る対談をYouTube「家田荘子ちゃんねる」にて配信中。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人が社会で生活していくうえで、避けては通れないものに『人間関係』があります。 実は、これに、もっとも心を遣い、疲れている人が多いことも事実でしょう。 なぜでしょう? それは、多くの人が、まず『自分自身』を良く理解していないためです。 エニアグラムによる性格分析では、人は、9つの性格タイプにわけられます。 その中から、自分のタイプを探してみましょう。 本当の自分の性格がわかれば、人間関係に悩むことなく、心から落ち着けるのです。 この一冊で、うそのように人づきあいがラクになれます。
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3.0自分自身の心理状態や、他人の気持ちに対する理解を深めるための王道であり、近道は「心理学」を学ぶこと。人をこちらの思う方向に誘導し、心理戦に勝ち抜くためにも、心理学の知識は欠かせません。本書は、100ページあまりというコンパクトな紙数の中に、行動経済学、社会心理学、心理的安全性など盛り沢山な内容を詰めこみました。人間関係がいよいよ難しくなる昨今、ほんの2時間ほど、本書をひもとくだけで、こんがらがった人間関係がシンプルに、どうにもならないと思っていた悩みが突然軽くなるはずです。おとなの教養&実践テクニックを網羅した心理戦の新しい教科書!
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-江戸時代中期、破滅的な財政危機に陥っていた米沢藩を質素倹約、殖産推進によって立て直し名君として知られる上杉鷹山。40年に及ぶ鷹山の藩改革が、ようやく実を結び始めるのは後半の20年に入ってから。その成功に至るプロセスで重要な役割を果たしたのが庄内藩の酒田商人・本間光丘。本書の著者は力説している〈光丘なくして鷹山なし。これは、何度繰り返しても言い過ぎではない〉と。鷹山が挫折からもう一度立ち上がろうとしたときに頼ったのが光丘。〈鷹山公の背後には、本間光丘という希代の名コンサルタントが軍師的存在として立ち現われ、その指導と助言に従って再建事業に着手した時、初めて前半生の二十年間にわたる苦闘の積み重ねがモノを言い、息を吹き返したのである〉。本書は鷹山を指南したその本間光丘の経営哲学を余すところなく伝えている。堅実に徹し、派手な投機には手を出さない。金を貸す相手には無理のない返済方法までを指南。必要な社会事業には惜しみなく金を注ぐ。一介の商人にとどまらない巨象の姿が見えてくる。 〈目次〉 第一章 自由都市酒田の伝統・自主自立の気概 第二章 新興商人のチャンピオン 第三章 米相場の天才、本間宗久の登場 第四章 若き三代目光丘の着眼点 第五章 本間流ケインズ政策の真相 第六章 破産大名の再建請負ビジネス 第七章 上杉鷹山の再建アドバイザー 第八章 救済対策から始まった保険ビジネス 第九章 最も確実な資本蓄積の道 第十章 蝦夷地経営に乗り出す本間船 エピローグ 永続的発展の道
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-今から500年ほど前の日本。群雄割拠する戦国時代。天下取りを目指して知略を尽くしていた武将たち。自国の領地・民を守り如何にすれば他国を屈服させられるか。その先に見えてくる天下の平定。彼らは何に重きを置いて動いていたのだろうか。本書は、毛利元就、武田信玄、織田信長、豊臣(羽柴)秀吉、徳川家康、伊達政宗の6人にインタビューするかたちで、彼らの思想・行動の原理を解き明かしている。インタビューは架空だが、史実に基づいての受け答えはリアルであり、国家経営の要諦に迫っている。鉄砲の弱点に失望するよりも長所を最大限に生かすことに工夫を凝らした信長は、領内の関所を撤廃した。現代的に言えば関税・公共料金の廃止。すれば、領内に商人、民間企業が集まり経済が活発化して国が栄える。同時に各地からの情報も必然的に数多くもたらされる。情報の蓄積は次の行動の道標になる。時代の動きに敏感で異能のリーダーでもあった信長だが、人間の機微の把握には疎く本能寺の変に倒れる。人間の喜怒哀楽・愛憎の本質は時代を超えて不変である。力のみを頼りにすれば人間は傲慢になり暴走する。論理だけを頼りにすれば人心の機微を見失ってしまう。多様でそれぞれに違う個性をもつ人間を納得させてひとつの方向に導くことは至難の業。国・組織を動かすということはそういう難しさを超えたところにある。 <目次> 第一章 毛利元就~天下を呑む下剋上の組織術 第二章 武田信玄~情報ネットワーク戦略 第三章 織田信長~商人に学んだ自己啓発の極意 第四章 豊臣(羽柴)秀吉〜天下取りの決断 第五章 徳川家康~天下無双の交渉術 第六章 伊達政宗~奇想天外の企画術
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4.0仏像に手を合わせると、ほとけさまの声が聞こえてくる――如来像、菩薩像、明王像などの仏像を、どう拝めば祈りは通じるのか。さまざまな「仏像の約束事」を知り、仏像を拝むことから、仏教の教えに入っていけるようになる! ●野球で監督やコーチ、選手たちがさまざまなサインを出しているように、仏像もまた、さまざまなサインを出しています。仏像の手の指を見れば、「(略)説法をしておられるのだ」「坐禅をしておられる」(略)というようなことがわかります。手の指だけではありません。着ておられるもの、身につけておられる装身具のある・なしによって、そのほとけさまが出家された方であるか、在家の人間なのかがわかります。そうなんです、仏像にはさまざまな約束事があります。(略)仏像に手を合わせて拝むときにも、わたしたちは仏像の約束事を知っておいたほうがよいのです。仏像の約束事を知って仏像を拝んでいると、「仏像が語りかける声」が聞こえてきます。そしてその声を手がかり・足がかりにして、わたしたちは仏教の教えに入っていけるのです。 ●仏像に関する1つの伝説 ●原始仏教と大乗仏教の仏陀観 ●偶像崇拝の禁止と仏像との関係 ●仏像はほとけの最高の美を凍結 ●請求書の祈り、領収書の祈り ●立体曼荼羅が持つエネルギー ●お寺が持っている3つの機能 ●仏像の5分類 ●お釈迦さまの3つの基本印相 ●あなたのために語りかける説法
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-日蓮大聖人の御書の要文123篇の解説、関連御書330篇以上を収録。2021年の『日蓮大聖人御書全集 新版』(創価学会)発刊に合わせ、改訂しました。指針となる学会指導も満載! 日々の研鑽、会合の教材に!
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【大好評「ゼロからわかる」シリーズに、「人間関係の心理学」が登場】 対面・リモート・SNSでも使える! 「人間関係」×「心理学」 科学的な研究に裏打ちされた、 ストレスゼロの心地いい関係をつくる方法を紹介します。 ・なぜか「攻撃されやすい人」3つの特徴 ・怒っている?「メール人格」に注意 ・「SNS疲れ」から離れる方法 ・オンラインでも使える「ランチョンテクニック」 ・投稿内容で性格が見抜ける ・ものを頼むときは相手の名前を呼ぶ ・人と仲よくなる3大法則とは? ・人間関係の構築のために「ハロー効果」を使わない手はない ・「変な動き」をすると心が軽くなる ・人見知りを克服するための〇〇 ・集団になると冷たくなる心理 ・人との仲を決める「視線の行方」 ・「思い込み」が人間関係を悪化させる ・オンラインで部下を育てるコツ ・コメント欄はなぜ荒れるのか など、リアルやオンラインで信頼関係を築いたり、仲よくなったり、 困った相手ともストレスなく付き合う方法などを紹介します。 近年は、環境の変化によって新しい心理が多くの人に芽生える傾向にあります。 オンラインミーティングやメールでのやりとり、SNS上での交流など、 対面以外のコミュニケーションの場面も増えました。 このような新しい環境でも、 トラブルやストレスを回避しながら 円滑な人間関係を構築するポイントがつかめる一冊です。 ポーポー・ポロダクション/著 遊び心を込めたコンテンツ企画や各種制作物を手がけている。色彩心理と認知心理を専門とし、心理学を活用した商品開発や企業のコンサルタントなどもおこなう。
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-仏教というと、寺院や仏像、念仏や御利益信仰、葬儀や墓地などが想像されます。日本文化の古くさい印象が支配的です。しかしそれは、仏教というものの一面に過ぎません。本来仏教を歴史と経文等から学術的に調べると、人間の心の作用を正確に捉え、苦痛のない充実した生き方を問いかけてきたブッダの、世の中を生き抜くための、いつでも真新しく感じる知恵の宝庫であることが見えてきます。本書は、その仏教に包含されているすぐれた認識心理学的内容を解説したものです。著者は「仏教とは拝んで願い事をかなえてもらう宗教ではなく、自分を統制する力と、外界の出来事を正確に解釈するものの見方を獲得することを目的としており、そのための方法も用意されている」として、一般的なご利益信仰や葬式仏教といった日本の仏教のイメージを、仏教伝来の歴史をたどることで覆し、同時に現在注目されている認知心理学と仏教の共通点を示して心の構造を解剖し、意識バイアスから自由になる方法を「六つのメソッド」として紹介しています。仏教という講義の常套句として「無常」「無我」「空」「縁起」「唯識」などのむずかしい用語が飛び交いますが、それらが、現代人に十分に納得できる解説がされていて、「仏教」を「心理学」という新しいイメージで捉え直した書です(「寺小屋」という市民グループが開催した著者による三回目「自由と教育―仏教心理学の視点から」の講演録を編集)。
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