ユーザーレビュー インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 森田幸孝 社会性とは他者との時間、空間を共有すること。 実はこれは待つという行為とイコールで結ばれる。 しかし、産業や技術の発展と共に次第に待つという機会が減っている。 そこで待つという行為に対し多大なストレスを感じるようになった。 ネットワーク、SNSは人間を変化させながらネットワークのレベルまでおとしめ...続きを読むている。 人をWebに載せ、組み合わせて巨大なネットワークを作り、多くの収益を得ている。 本来人間一人一人は創造性の源として扱うべきである。 ネットサイトを見てみると、多くの文字に触れた錯覚に陥るが、実は短文を積み重ねただけのものが多い。 少し難解であったが幅広い所から現代社会にアプローチしており非常に面白い。 同世代の著者を素晴らしいと思う。 Posted by ブクログ インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 森田幸孝 言葉が慮れているいることがよくわかる。言葉を使わないと精神の弱体に繋がる。それほどまでに言葉というものが人間にとって大切なものでもある。 Posted by ブクログ インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 森田幸孝 「ネットの世界が現実で、リアル世界での関わりは避けたい。」そういう方向へ多くが流されていく気がする。 本当にそれで大丈夫か。 もちろん現実社会がいろいろな意味で恐ろしさを増していくように感じるのじ事実だ。 しかし、ネット世界でも炎上や詐欺など恐ろしいことも起きている。 ユートピアだと思っていた...続きを読むネット世界が一瞬にしてディストピアになったとき、どう対処するのだろう。 まずはネットを離れる時間を時々作って、著者の進める文学などの「紙本」とじっくり向き合うのがよさそうだ。 Posted by ブクログ 森田幸孝のレビューをもっと見る